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東のダンジョン
東のダンジョン 地下
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「どりゃぁ!」
そう言ってライラはハクホウカブトに張り手を連続でして前進む。
ハクホウカブトは押されて行き、土俵際まで押された。
土俵際でハクホウカブトは持ちこたえ組み合おうとする。
「どすこい!!!」
ライラの最後の一撃でハクホウカブトは土俵から落とされた。
これによりライラが勝った。
それを見ていた面々は、
「女性が『どりゃぁ』とか『どすこい』とかいうのはどうかと」
「押し出しか、彼女なら投げることができると思ったがのう」
「勝ちは勝ち。ハクホウカブトのアイテムが手に入るぞ」
「BOSSモンスターは増殖の魔法陣の影響を受けないのでしょうか」
と言っていた。
ライラたちはハクホウカブトからアイテムを受け取り、毒草畑の探索を再開する。
その時、ハクホウカブトが消滅する寸前に森の中の方向を差した。
それはいったい何を意味するのか。
ライラたちはハクホウカブトの指した方へ進んで調べることにした。
一方、テレサはというと、蟻たちと戦っている。
爆弾を投げまくる姿はボンバー〇ンと言っても過言ではないかもしれない。
今の俺は女だからウーマンが世界だと思う。
アイスボムの使い過ぎにより、アイスボムの残りが少なくなってきたところで地下からの増援が無くなった。
こちらの攻撃してこようとしているのはワークアントとアントソルジャーだった。
この2種の属性は土属性だ。投げる爆弾をアイスボムからフレアボムに変えて投げる。
アイスボムの影響でこの辺り一帯の木々から葉が無くなって剥げている。
木々はそう簡単に燃えないから、この場でフレアボムを投げても木々は燃えない。
だから俺はフレアボムを手あたり次第投げまくる。
本当にどこのボン〇ーマンだろうか。
爆弾をばらまいたおかげで蟻たちは数を減らしていった。
たくさんいた蟻たちが少しぐらいまで数を減らす減らした。
そこから戦い方を変えた。
爆弾による殲滅はもはや必要ない。あとは叩きのめすだけでいい。
リンクのおかげで俺を倒すまで蟻たちは止まらない。
俺は右で銃を持ち、左にハイレーザーソードを持って一つ一つ倒していった。
うんざりするほどの数を倒して、地上に出て来た蟻たちは倒した。
今度は地下へ。
地下になると爆弾は使いづらくなる。早く増殖の魔法陣を破壊してダンジョンを正常化させたほうが戦いやすくなるだろう。
「地下へ、行くぞ!」
そして、俺は地下へと降りた。
地下は暗く、光になるようなものが何もない。
アイテムボックスから松明を取り出してつける。
明かりを灯すなら魔法の《フラッシュ》でもいいけど。
俺の場合MAG値が高いために《フラッシュ》を使うと明るいどころの問題ではなくなりそうだ。
明るいじゃなくて眩しいになること間違いなし。そんな事したら、補助が攻撃になって地下にいる蟻を呼び寄せること間違いなし。呼び寄せて戦うことになったら、今のダンジョンの状態だとここを崩してしまう可能性がある。そんなことしないために地下での戦闘はできる限り回避、回避。
蟻たちを呼ばないために隠れながら目的地に行こう。
地下の構造は北東ブロック、北西ブロック、南東ブロック、南西ブロックの4つのブロックに分かれており、他のブロックへ行くためには必ず中央へ行く必要がある。
今俺がいるのは南東ブロックだ。目的地は北東ブロックにある。
ところどころに部屋がある。中央は大部屋になっている。
まさか、と思うが、ここにこの地下ダンジョンのBOSSいないよな。
まぁ、BOSSがいたら逃げるだけだけど。
今は下手に戦わないのが吉。三十六計逃げるが勝ちってね。
どれだけの数の敵が残っているのか。
俺は目的地へ向かうため中央に向かう。
向かう途中にワークアントを見つける。
リンクで俺を襲ってこなかった個体だろう。数は3匹。
思ったより少ない。まぁ、あれだけぞろぞろ出てくれば少ないのは当たり前か。
ワークアントはゲーム時代だとノンアクティブモンスターだった。こちら攻撃しなければ何もしてこない。
異性化したらどうか?
俺はワークアントのそばをこそこそと通った。
ワークアントは俺に反応しなかった。ゲーム時代と同じだった。
それならワークアント近くを通っても襲ってこないだろう。
ふう、緊張したぜ。
やはり地上で倒したせいか南東ブロックで見かけた蟻の数は少なかった。
そのおかげで蟻たちを見かけたのは先ほど3匹だけだった。
警戒しながら突き進んで中央へ近づいた。
中央へ近づくと蟻の数が増え始めた。
ワークアントばかりがおり、ソルジャーやらサムライアント系の蟻たちは見かけなかった。
中央の大部屋まで近づくと、アントソルジャーが門番のように立っていた。
ここからはもう見つからずに行くことはできないだろう。
ワークアントには見つかっていだろうけど・・・。
さて、ここからは速さ勝負、一気に中央を駆け抜けて北東ブロックへ行くぞ。
一度、深呼吸していくぞ!!!
俺は一気に駆け抜け中央の大部屋に入る。
予想通り中央の大部屋はBOSS部屋だった。
ここにいたBOSSはアントクイーン4匹、サムライアントクイーン2匹、エンプレスアント1匹の計7匹もいた。
BOSSだけならよかったもののこいつらにはやっぱり取り巻きが存在する。
ノーマルアント系にサムライアント系、もうやだ。数えること自体が億劫になるくらいにいやがる。
全力で戦えない以上、ここにいるわけにはいかない。
すぐに北東ブロックに向かって走る。
俺が逃がさないように蟻たちは立ちふさがる。
今の俺は誰にも止められないぜ。
ショルダーチャージしながら、すぐに中央の大部屋を出た。
蟻たちは俺を追いかけて北東ブロックへ向かってきた。
特性リンクのせいで北東ブロックの蟻たちが俺を攻撃しようと集まってくる。
俺は全力で逃げ出した。しかし、回り込まれた。
なんてことはなく突破して目的地へと逃げた。
そう言ってライラはハクホウカブトに張り手を連続でして前進む。
ハクホウカブトは押されて行き、土俵際まで押された。
土俵際でハクホウカブトは持ちこたえ組み合おうとする。
「どすこい!!!」
ライラの最後の一撃でハクホウカブトは土俵から落とされた。
これによりライラが勝った。
それを見ていた面々は、
「女性が『どりゃぁ』とか『どすこい』とかいうのはどうかと」
「押し出しか、彼女なら投げることができると思ったがのう」
「勝ちは勝ち。ハクホウカブトのアイテムが手に入るぞ」
「BOSSモンスターは増殖の魔法陣の影響を受けないのでしょうか」
と言っていた。
ライラたちはハクホウカブトからアイテムを受け取り、毒草畑の探索を再開する。
その時、ハクホウカブトが消滅する寸前に森の中の方向を差した。
それはいったい何を意味するのか。
ライラたちはハクホウカブトの指した方へ進んで調べることにした。
一方、テレサはというと、蟻たちと戦っている。
爆弾を投げまくる姿はボンバー〇ンと言っても過言ではないかもしれない。
今の俺は女だからウーマンが世界だと思う。
アイスボムの使い過ぎにより、アイスボムの残りが少なくなってきたところで地下からの増援が無くなった。
こちらの攻撃してこようとしているのはワークアントとアントソルジャーだった。
この2種の属性は土属性だ。投げる爆弾をアイスボムからフレアボムに変えて投げる。
アイスボムの影響でこの辺り一帯の木々から葉が無くなって剥げている。
木々はそう簡単に燃えないから、この場でフレアボムを投げても木々は燃えない。
だから俺はフレアボムを手あたり次第投げまくる。
本当にどこのボン〇ーマンだろうか。
爆弾をばらまいたおかげで蟻たちは数を減らしていった。
たくさんいた蟻たちが少しぐらいまで数を減らす減らした。
そこから戦い方を変えた。
爆弾による殲滅はもはや必要ない。あとは叩きのめすだけでいい。
リンクのおかげで俺を倒すまで蟻たちは止まらない。
俺は右で銃を持ち、左にハイレーザーソードを持って一つ一つ倒していった。
うんざりするほどの数を倒して、地上に出て来た蟻たちは倒した。
今度は地下へ。
地下になると爆弾は使いづらくなる。早く増殖の魔法陣を破壊してダンジョンを正常化させたほうが戦いやすくなるだろう。
「地下へ、行くぞ!」
そして、俺は地下へと降りた。
地下は暗く、光になるようなものが何もない。
アイテムボックスから松明を取り出してつける。
明かりを灯すなら魔法の《フラッシュ》でもいいけど。
俺の場合MAG値が高いために《フラッシュ》を使うと明るいどころの問題ではなくなりそうだ。
明るいじゃなくて眩しいになること間違いなし。そんな事したら、補助が攻撃になって地下にいる蟻を呼び寄せること間違いなし。呼び寄せて戦うことになったら、今のダンジョンの状態だとここを崩してしまう可能性がある。そんなことしないために地下での戦闘はできる限り回避、回避。
蟻たちを呼ばないために隠れながら目的地に行こう。
地下の構造は北東ブロック、北西ブロック、南東ブロック、南西ブロックの4つのブロックに分かれており、他のブロックへ行くためには必ず中央へ行く必要がある。
今俺がいるのは南東ブロックだ。目的地は北東ブロックにある。
ところどころに部屋がある。中央は大部屋になっている。
まさか、と思うが、ここにこの地下ダンジョンのBOSSいないよな。
まぁ、BOSSがいたら逃げるだけだけど。
今は下手に戦わないのが吉。三十六計逃げるが勝ちってね。
どれだけの数の敵が残っているのか。
俺は目的地へ向かうため中央に向かう。
向かう途中にワークアントを見つける。
リンクで俺を襲ってこなかった個体だろう。数は3匹。
思ったより少ない。まぁ、あれだけぞろぞろ出てくれば少ないのは当たり前か。
ワークアントはゲーム時代だとノンアクティブモンスターだった。こちら攻撃しなければ何もしてこない。
異性化したらどうか?
俺はワークアントのそばをこそこそと通った。
ワークアントは俺に反応しなかった。ゲーム時代と同じだった。
それならワークアント近くを通っても襲ってこないだろう。
ふう、緊張したぜ。
やはり地上で倒したせいか南東ブロックで見かけた蟻の数は少なかった。
そのおかげで蟻たちを見かけたのは先ほど3匹だけだった。
警戒しながら突き進んで中央へ近づいた。
中央へ近づくと蟻の数が増え始めた。
ワークアントばかりがおり、ソルジャーやらサムライアント系の蟻たちは見かけなかった。
中央の大部屋まで近づくと、アントソルジャーが門番のように立っていた。
ここからはもう見つからずに行くことはできないだろう。
ワークアントには見つかっていだろうけど・・・。
さて、ここからは速さ勝負、一気に中央を駆け抜けて北東ブロックへ行くぞ。
一度、深呼吸していくぞ!!!
俺は一気に駆け抜け中央の大部屋に入る。
予想通り中央の大部屋はBOSS部屋だった。
ここにいたBOSSはアントクイーン4匹、サムライアントクイーン2匹、エンプレスアント1匹の計7匹もいた。
BOSSだけならよかったもののこいつらにはやっぱり取り巻きが存在する。
ノーマルアント系にサムライアント系、もうやだ。数えること自体が億劫になるくらいにいやがる。
全力で戦えない以上、ここにいるわけにはいかない。
すぐに北東ブロックに向かって走る。
俺が逃がさないように蟻たちは立ちふさがる。
今の俺は誰にも止められないぜ。
ショルダーチャージしながら、すぐに中央の大部屋を出た。
蟻たちは俺を追いかけて北東ブロックへ向かってきた。
特性リンクのせいで北東ブロックの蟻たちが俺を攻撃しようと集まってくる。
俺は全力で逃げ出した。しかし、回り込まれた。
なんてことはなく突破して目的地へと逃げた。
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