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幼少期編
モブ王子ショック
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異世界転生して3年経った。
少しずつ言葉がわかるようになり、もう歩く事もできる。まだオムツは卒業していないが、3年も世話されていたら嫌でも慣れる。
今じゃオムツ交換の時、下半身スッポンポンでも平気なもの。
食事はもう普通に食べられるので子どもにも食べられるパンとオムレツとソーセージみたいなシンプルな料理を毎日食べている。
今のところ平和な日を送っており、この国が争いもなく平和である事もわかった。
父は王様で母は王妃様、
夫婦仲は大変良くて、子供の目の前だというのにイチャイチャしているので正直ウザい。
だからか、
僕が3歳になる頃に弟が生まれた。
名前はイスタルだそうだ。
弟の顔立ちを見ると赤ちゃんだからか、生まれた時の顔はお猿さんみたいだ。でもそれだけではわからないが僕とは違って両親に似ていそうな顔立ちに見える。
なんで僕は、違うんだろう。
この気持ちは、
憂いなのか、
悲しみなのか、
薄暗く先行きも見えない、
希望も無い、
そうした憂鬱な気持ちが心を支配する。
そう、つい最近、僕は将来の夢(異世界ハーレム)が潰される大きな出来事があったのだ。
それは僕が2歳になった頃のこと、
僕は乳母と共に母の部屋に入ると、ベッドの近くに姿見の大きな鏡があった。
母のお気に入りの鏡なのだそうで、嫁入りの際に持ち込んだ私物らしい。かなり年季の入った鏡で木枠が丁寧に彫刻されており、植物の蔦のような木枠と小さな薔薇の花びらが所々に彫り込まれており、花びら一枚一枚丁寧に彫られている。
そんな綺麗な姿見の鏡を見て僕は今の自分の姿を見てみたくなったので鏡に近づいてみた。
(自分の顔ってどんなんだろ。ちょっと見てみよ)
父はイケメン国王、母は超絶美女。
きっと自分の顔は幼いながらも美しく整っているに違いない。
(どれどれ)
僕は鏡の前に立ち鏡を覗き込んだ。
すると鏡に映った自分の姿は綺麗に整った顔どころか、前世の子供の頃の自分の姿そのものだったのだ。
「ふ、ふぇぇぇぇぇぇ!?」
(な、なんでだーーーー!?)
違うのは髪の色と目の色だけだ。
顔や髪型もほとんど前世の顔立ちと同じだったのだ。
「う、嘘だ・・・・・・」
これは、
わ、悪い夢だ。
現実逃避してみたものの、試しにほっぺたをつねってみると確かに痛かった。
ぼ、僕の、
異世界ハーレムが・・・・・・。
大きくなったらイケメンになって、
数多くの美女たちと戯れる・・・・・・、
僕の、野望が・・・・・・、
打ちひしがれる自分の眼前には煌めくドレスを纏う幻の美女たちが優雅に舞い踊っている。
いつしか僕の姿は長身イケメンの大人の姿になっており、アレクの両腕には美女が絡み付き、目の前にはアラビアンな映画に出てくる褐色の美女が妖艶に微笑みながらアレクの持つグラスにワインを注いでくれる。
アッハッハ!!
キャッキャうふふ・・・・・・。
美女と戯れるナイスガイな僕。
そんな儚い妄想はヒビ割れた鏡の前に立つ己の姿と共に打ち砕かれた。
その鏡に映る己の姿と共に現実へと引き戻され、目を覆う涙と共に美女たちは蜃気楼のように消えていく・・・・・・。
くっ!
「う、うう、ううう・・・・・・」
その日、僕はガチで泣いた。
それから数日間、僕はショックのあまり、自室に籠もり、毎晩おねしょではなく涙で枕を濡らした。
それ以来、僕は鏡を見ていない。
自室にも鏡は置かないように頼んだほどだ。
自分の姿を知ってしまったこと。
それは今まで異世界転生で浮かれていた僕にはとてもショックだった。
それと同時に新たな不安がよぎった。
あまりにも両親に似ていないのだ。
おそらく母の不貞を疑われ、僕は成人前に廃嫡されてしまうのでないかと思っている。
最悪処刑、もしくは出家して教会に、運良く廃嫡とならなくても、この屋敷の片隅に幽閉されて一生を過ごすことになるのではないか。
「お先真っ暗じゃん」
いや、ここは異世界。
バッドエンドを選ばなければいいんだ!
王様じゃなくても自ら望んで冒険者になればモンスターを倒しながら生活していくことも出来るかもしれない。
強くなれば……。
なんとかして生きる道と術を身に付けなくては。
異世界ならではの唯一の希望が一気に絶望へと変わる。
しかし、僕は諦めない。
今のうちに強くなって生きる術を身に付けなくては。
弟が出来たのなら僕は国王にはなれないかもしれないし、たしかに今の僕なんかに王様なんて出来る気がしない。
だから強くなって独立しよう。
そうだ!異世界といえば魔法だろう。
剣と魔法をたくさん鍛えれば大丈夫なんじゃないかな。
この世界には魔法があるんだ!
一流の魔法使いになればこの世界でもきっと生きていける!
そういえば・・・・・・、
異世界にあるべき肝心の事を忘れていた。
異世界転生の定番中の定番。
そう、アレだ。
僕は手のひらを前に出して小さな声で言ってみた。
「すていたす・おーぷん」
・
・・
・・・。
シーン……。
「あ、あら?」
おかしいな。呼びかけ方が違うのかな?
「すてーたす!」
もう一度、僕は手のひらを前に出して大きな声で言ってみた。
・
・・
・・・。
「いでよ!すていたす!」
「のうりょくみたい!」
「のうりょくのまどおーぷん!」
・
・・
・・・。
「すてーたすでろ!」
「すてーたすみたい!」
「すてーたすみさせて!」
「おねがい!」
「おねがいしますぅ!」
シーン……。
う、うそだ。
ここ、異世界だろ?
なんで出ないんだ?
あの窓というか、あれ、ゲームっぽいやつ、
ウィンドウだっけ、カーソル?
条件が必要とか?
ひょっとして、ステータスを見られるようになるにはレベルとか必要とか?
それともそもそも存在しないのか?
そんなの異世界転生じゃないじゃん!!
いや待て、
結論を急ぐな、
とりあえず、まだ結果はわからないだけかもしれない。
どうしよう……、
は!そうだ!
き、気合い、気合いだ!
「気合いを入れたらなんとかなるかもしれない!」
僕は気合いを込め、拳を握りしめて、できる限り大きな声を出した。
「すてぇぇぇたぁぁぁあす、うぉぉぉぉぷぅぅぅんんん!!!」
ガチャ、
タイミング良くドアが開き、専属メイドのサーシャが部屋へと入ってきた。
「アレク様、お食事の時間になりましたのでお迎えに上がりました。」
僕は手を前に出したままの怪しい姿勢で固まってしまうと、そのまま彼女と目が合った。
見つめ合う二人。
シーン・・・・・・、
僕はその後すぐ羞恥で真っ赤になって涙目になってしまう。
メイドのサーシャは空気を読んだのか、すぐに後ろへと振り返る。
「ア、アレク様、外でお待ちしておりますね」
サーシャはそう言ってスーッと部屋から出ていってくれた。
バタン、
扉が閉まると僕は一人でまた絶望に打ちひしがれた。
「ウッ・・・・涙が」
その後僕とサーシャはお互い、気を使いながら両親の待つ食事の間へと移動した。
しばらくアレ(ステータス)は封印しよう。
僕は心からそう誓った。
少しずつ言葉がわかるようになり、もう歩く事もできる。まだオムツは卒業していないが、3年も世話されていたら嫌でも慣れる。
今じゃオムツ交換の時、下半身スッポンポンでも平気なもの。
食事はもう普通に食べられるので子どもにも食べられるパンとオムレツとソーセージみたいなシンプルな料理を毎日食べている。
今のところ平和な日を送っており、この国が争いもなく平和である事もわかった。
父は王様で母は王妃様、
夫婦仲は大変良くて、子供の目の前だというのにイチャイチャしているので正直ウザい。
だからか、
僕が3歳になる頃に弟が生まれた。
名前はイスタルだそうだ。
弟の顔立ちを見ると赤ちゃんだからか、生まれた時の顔はお猿さんみたいだ。でもそれだけではわからないが僕とは違って両親に似ていそうな顔立ちに見える。
なんで僕は、違うんだろう。
この気持ちは、
憂いなのか、
悲しみなのか、
薄暗く先行きも見えない、
希望も無い、
そうした憂鬱な気持ちが心を支配する。
そう、つい最近、僕は将来の夢(異世界ハーレム)が潰される大きな出来事があったのだ。
それは僕が2歳になった頃のこと、
僕は乳母と共に母の部屋に入ると、ベッドの近くに姿見の大きな鏡があった。
母のお気に入りの鏡なのだそうで、嫁入りの際に持ち込んだ私物らしい。かなり年季の入った鏡で木枠が丁寧に彫刻されており、植物の蔦のような木枠と小さな薔薇の花びらが所々に彫り込まれており、花びら一枚一枚丁寧に彫られている。
そんな綺麗な姿見の鏡を見て僕は今の自分の姿を見てみたくなったので鏡に近づいてみた。
(自分の顔ってどんなんだろ。ちょっと見てみよ)
父はイケメン国王、母は超絶美女。
きっと自分の顔は幼いながらも美しく整っているに違いない。
(どれどれ)
僕は鏡の前に立ち鏡を覗き込んだ。
すると鏡に映った自分の姿は綺麗に整った顔どころか、前世の子供の頃の自分の姿そのものだったのだ。
「ふ、ふぇぇぇぇぇぇ!?」
(な、なんでだーーーー!?)
違うのは髪の色と目の色だけだ。
顔や髪型もほとんど前世の顔立ちと同じだったのだ。
「う、嘘だ・・・・・・」
これは、
わ、悪い夢だ。
現実逃避してみたものの、試しにほっぺたをつねってみると確かに痛かった。
ぼ、僕の、
異世界ハーレムが・・・・・・。
大きくなったらイケメンになって、
数多くの美女たちと戯れる・・・・・・、
僕の、野望が・・・・・・、
打ちひしがれる自分の眼前には煌めくドレスを纏う幻の美女たちが優雅に舞い踊っている。
いつしか僕の姿は長身イケメンの大人の姿になっており、アレクの両腕には美女が絡み付き、目の前にはアラビアンな映画に出てくる褐色の美女が妖艶に微笑みながらアレクの持つグラスにワインを注いでくれる。
アッハッハ!!
キャッキャうふふ・・・・・・。
美女と戯れるナイスガイな僕。
そんな儚い妄想はヒビ割れた鏡の前に立つ己の姿と共に打ち砕かれた。
その鏡に映る己の姿と共に現実へと引き戻され、目を覆う涙と共に美女たちは蜃気楼のように消えていく・・・・・・。
くっ!
「う、うう、ううう・・・・・・」
その日、僕はガチで泣いた。
それから数日間、僕はショックのあまり、自室に籠もり、毎晩おねしょではなく涙で枕を濡らした。
それ以来、僕は鏡を見ていない。
自室にも鏡は置かないように頼んだほどだ。
自分の姿を知ってしまったこと。
それは今まで異世界転生で浮かれていた僕にはとてもショックだった。
それと同時に新たな不安がよぎった。
あまりにも両親に似ていないのだ。
おそらく母の不貞を疑われ、僕は成人前に廃嫡されてしまうのでないかと思っている。
最悪処刑、もしくは出家して教会に、運良く廃嫡とならなくても、この屋敷の片隅に幽閉されて一生を過ごすことになるのではないか。
「お先真っ暗じゃん」
いや、ここは異世界。
バッドエンドを選ばなければいいんだ!
王様じゃなくても自ら望んで冒険者になればモンスターを倒しながら生活していくことも出来るかもしれない。
強くなれば……。
なんとかして生きる道と術を身に付けなくては。
異世界ならではの唯一の希望が一気に絶望へと変わる。
しかし、僕は諦めない。
今のうちに強くなって生きる術を身に付けなくては。
弟が出来たのなら僕は国王にはなれないかもしれないし、たしかに今の僕なんかに王様なんて出来る気がしない。
だから強くなって独立しよう。
そうだ!異世界といえば魔法だろう。
剣と魔法をたくさん鍛えれば大丈夫なんじゃないかな。
この世界には魔法があるんだ!
一流の魔法使いになればこの世界でもきっと生きていける!
そういえば・・・・・・、
異世界にあるべき肝心の事を忘れていた。
異世界転生の定番中の定番。
そう、アレだ。
僕は手のひらを前に出して小さな声で言ってみた。
「すていたす・おーぷん」
・
・・
・・・。
シーン……。
「あ、あら?」
おかしいな。呼びかけ方が違うのかな?
「すてーたす!」
もう一度、僕は手のひらを前に出して大きな声で言ってみた。
・
・・
・・・。
「いでよ!すていたす!」
「のうりょくみたい!」
「のうりょくのまどおーぷん!」
・
・・
・・・。
「すてーたすでろ!」
「すてーたすみたい!」
「すてーたすみさせて!」
「おねがい!」
「おねがいしますぅ!」
シーン……。
う、うそだ。
ここ、異世界だろ?
なんで出ないんだ?
あの窓というか、あれ、ゲームっぽいやつ、
ウィンドウだっけ、カーソル?
条件が必要とか?
ひょっとして、ステータスを見られるようになるにはレベルとか必要とか?
それともそもそも存在しないのか?
そんなの異世界転生じゃないじゃん!!
いや待て、
結論を急ぐな、
とりあえず、まだ結果はわからないだけかもしれない。
どうしよう……、
は!そうだ!
き、気合い、気合いだ!
「気合いを入れたらなんとかなるかもしれない!」
僕は気合いを込め、拳を握りしめて、できる限り大きな声を出した。
「すてぇぇぇたぁぁぁあす、うぉぉぉぉぷぅぅぅんんん!!!」
ガチャ、
タイミング良くドアが開き、専属メイドのサーシャが部屋へと入ってきた。
「アレク様、お食事の時間になりましたのでお迎えに上がりました。」
僕は手を前に出したままの怪しい姿勢で固まってしまうと、そのまま彼女と目が合った。
見つめ合う二人。
シーン・・・・・・、
僕はその後すぐ羞恥で真っ赤になって涙目になってしまう。
メイドのサーシャは空気を読んだのか、すぐに後ろへと振り返る。
「ア、アレク様、外でお待ちしておりますね」
サーシャはそう言ってスーッと部屋から出ていってくれた。
バタン、
扉が閉まると僕は一人でまた絶望に打ちひしがれた。
「ウッ・・・・涙が」
その後僕とサーシャはお互い、気を使いながら両親の待つ食事の間へと移動した。
しばらくアレ(ステータス)は封印しよう。
僕は心からそう誓った。
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