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20.イザベラと仲直り?しました
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「本当にごめんなさい。」
もう何度目か分からない謝罪をイザベラからもらって、私は苦笑いしているところ…本当はこんなに優しい子だったのね。
「本当にいいのよ。私も誤解が解けて嬉しいわ。それにこんなに素敵なハンカチを貰えたんですもの、ありがとうイザベラ。」
どうしましょう、イザベラが泣き出してしまったわ。
「イザベラ泣かないで、エマどうしましょう。」
「お嬢様大丈夫ですよ。イザベラ様が落ち着けるようにエマがカモミールティーを作ってまいりましたよ。さぁイザベラ様、ゆっくりお飲みくださいね。」
「エマありがとう。」
「どういたしまして、さぁどうぞ。お嬢様も飲んでください。」
本当に不思議、エマの淹れてくれるカモミールティーを飲むとふわって心が温かくなって落ち着くのよね。
それから私はイザベラからジルド様の色々な話を聞いて胸がキュンキュンしたわ。恋バナって楽しいわね…。
「お兄様はね、いつもいつもベラは可愛い、優しいね、大好きだよって言ってくれてたのよ。でもお兄様の場合は言い過ぎだなのよ。あれでは妹を溺愛するバカ兄だと勘違いしても仕方がないと思うのよ。」
「ジルド様の溺愛ぶりは凄かったものね。たしかにイザベラが何を言っても微笑んで許していたから私も妹が可愛くて仕方がないんだと誤解していたわ。」
「そうでしょう!何気ない朝の挨拶のように毎日言われていたら勘違いしても仕方ないと思うのよ。」
「でも羨ましいわ、私もそんな風に言われたいわ。」
「そう思うでしょ…。でもねロザリー、いままではお兄様の言葉として聞いていたからなんとも無かったけど、恋人からの言葉に変わった途端死にそうになったわ。」
「死にそうに…。」
「胸がキュン、ドキン、キュン、ドキンって煩くて死にそうよ。」
「ああ、ちょっとだけ分かる気がするわ。たしかに心臓に悪そうね。」
「お兄様はスキンシップも多いから…。」
「そうなの?」
「子供の頃から変わらないのよ。」
子供の頃?それはジルド様はわざとやってたのではないかしら?なんだかこちらまで恥ずかしくなってきたわ。それでも聞きたいし…。
「そうなのよ。いつも手を繋いで歩くでしょ。ご飯もすぐに食べさせようとするし、口も拭いてこようとするのよね。朝のおはようのキスは当たり前だし、夜は、お姫様抱っこされてベッドに入るのよ。どう思う?子供の頃からずっとよ。」
「恥ずかしい…イザベラよく耐えたわね。凄いわ。」
「そうでしょ!でもお兄様はスキンシップ不足になると仕事が出来ないって私を脅すのよ。」
「まぁ!ではいまは仕事は出来ているのかしら?」
「大丈夫みたい、今度は毎日お手紙を貰えるから頑張れるって言ってくれているから…。」
「伝書鳩さん大丈夫かしら?」
「それがお兄様ったら川の上だけ伝書鳩さんに頼んであとは我が家の公爵家の護衛を四人使って馬で運ばせてるのよ。呆れるでしょ。」
「でもよかったわ。ちゃんとお仕事が出来ているみたいで安心したわ。」
「ええ、私の前のお兄様と仕事の時のお兄様は別人みたいだものね。」
「本当よね。私はイザベラといる時のジルド様の方の印象が強かったから国王陛下の前で仕事の顔になっているジルド様を見てちょっと安心しちゃったもの。」
「そうでしょ。ふふふ、私もよ。こんなに優しい人が時期宰相様とか言われても絶対に無理だと思っていたもの。」
「分かるわ、ふふふ。」
それから、パーシュ国でおきた恐ろしかった話をしたり、カルロス様に助けてもらった話をしたり、今度一緒に刺繍をする約束をしたりしたわ。こんなに仲良くなれるなんて思ってもいなかったわね。でもイザベラはカルロス様のことだけは、どうしても納得いかないようで、あなたの趣味が悪くて良かったわ。お兄様は私のものよって冗談ぽく言っていたわね。失礼しちゃうわ。こういうところはやっぱりイザベラね。でもなんだか本当のお友達になれた気がして嬉しかったわ。
イザベラが帰って少しした頃に、カルロス様からお手紙が届いたの。明後日空いていたらカルロス様のご実家のビハンド伯爵家の皆様を私に紹介したいと書いてあったわ。どうしましょう、すごく緊張してきたわ。最近私の心臓は忙しいけど大丈夫かしら?エマにもう一度カモミールティーを作ってもらってやっと少し落ち着いてきたところなの。
「エマ、第一印象は大事よね。好印象を持ってもらうにはどんなドレスがいいのかしら?」
「お嬢様、あちらはカルロス様をもらってくださるだけでお嬢様のことを女神だと思っていらっしゃるでしょうから、始めから好印象しかございませんよ。」
「エマ、女神なんてありえないわ。それに私がカルロス様にもらっていただくのよ。」
「そうですわね。世間一般的な考え方としてはお嬢様の考え方で合っておりますわ。ただ麗しのご令嬢の場合はちょっと違ってくるのです。」
「エマの話はちょっと難しすぎて私には分からないのだけど、結局ドレスはどうしたらいいのかしら?」
「たぶん心配なさらなくても、そろそろ届くのではないですかね…。」
「えっ?」
「そう言えば、お嬢様に言い忘れておりましたが、パーシュ国にお嬢様が行ってみえる間に私、カルロス様のお祖母様と仲良くなりました。」
「ええ⁉そ、そうなの?びっくりしたわ。」
「その時にお嬢様のドレスのサイズを聞かれましたのでお伝えしましたわ。」
「そんなことが、でもどこでお会いしたの?」
「いつもお嬢様がドレスを買うお店ですよ。そこでそろそろ冬の服を頼もうと思って日にちの確認に行ったのですわ。」
「そうだったのね。偶然ってあるのね。」
「・・・お嬢様はいつまでもそのままで、いてくださいね。」
エマの言っている意味は時々難しすぎて本当によく分からないのだけど、その後カルロス様のお祖母様からドレスが届いたの。エマは本当に凄い侍女だわ。ドレスはカルロス様の瞳の紫色のドレスだったの。レースが沢山ついていて、可愛らしい感じのデザインでとても気に入ったわ。私もお礼がしたいわね。
もう何度目か分からない謝罪をイザベラからもらって、私は苦笑いしているところ…本当はこんなに優しい子だったのね。
「本当にいいのよ。私も誤解が解けて嬉しいわ。それにこんなに素敵なハンカチを貰えたんですもの、ありがとうイザベラ。」
どうしましょう、イザベラが泣き出してしまったわ。
「イザベラ泣かないで、エマどうしましょう。」
「お嬢様大丈夫ですよ。イザベラ様が落ち着けるようにエマがカモミールティーを作ってまいりましたよ。さぁイザベラ様、ゆっくりお飲みくださいね。」
「エマありがとう。」
「どういたしまして、さぁどうぞ。お嬢様も飲んでください。」
本当に不思議、エマの淹れてくれるカモミールティーを飲むとふわって心が温かくなって落ち着くのよね。
それから私はイザベラからジルド様の色々な話を聞いて胸がキュンキュンしたわ。恋バナって楽しいわね…。
「お兄様はね、いつもいつもベラは可愛い、優しいね、大好きだよって言ってくれてたのよ。でもお兄様の場合は言い過ぎだなのよ。あれでは妹を溺愛するバカ兄だと勘違いしても仕方がないと思うのよ。」
「ジルド様の溺愛ぶりは凄かったものね。たしかにイザベラが何を言っても微笑んで許していたから私も妹が可愛くて仕方がないんだと誤解していたわ。」
「そうでしょう!何気ない朝の挨拶のように毎日言われていたら勘違いしても仕方ないと思うのよ。」
「でも羨ましいわ、私もそんな風に言われたいわ。」
「そう思うでしょ…。でもねロザリー、いままではお兄様の言葉として聞いていたからなんとも無かったけど、恋人からの言葉に変わった途端死にそうになったわ。」
「死にそうに…。」
「胸がキュン、ドキン、キュン、ドキンって煩くて死にそうよ。」
「ああ、ちょっとだけ分かる気がするわ。たしかに心臓に悪そうね。」
「お兄様はスキンシップも多いから…。」
「そうなの?」
「子供の頃から変わらないのよ。」
子供の頃?それはジルド様はわざとやってたのではないかしら?なんだかこちらまで恥ずかしくなってきたわ。それでも聞きたいし…。
「そうなのよ。いつも手を繋いで歩くでしょ。ご飯もすぐに食べさせようとするし、口も拭いてこようとするのよね。朝のおはようのキスは当たり前だし、夜は、お姫様抱っこされてベッドに入るのよ。どう思う?子供の頃からずっとよ。」
「恥ずかしい…イザベラよく耐えたわね。凄いわ。」
「そうでしょ!でもお兄様はスキンシップ不足になると仕事が出来ないって私を脅すのよ。」
「まぁ!ではいまは仕事は出来ているのかしら?」
「大丈夫みたい、今度は毎日お手紙を貰えるから頑張れるって言ってくれているから…。」
「伝書鳩さん大丈夫かしら?」
「それがお兄様ったら川の上だけ伝書鳩さんに頼んであとは我が家の公爵家の護衛を四人使って馬で運ばせてるのよ。呆れるでしょ。」
「でもよかったわ。ちゃんとお仕事が出来ているみたいで安心したわ。」
「ええ、私の前のお兄様と仕事の時のお兄様は別人みたいだものね。」
「本当よね。私はイザベラといる時のジルド様の方の印象が強かったから国王陛下の前で仕事の顔になっているジルド様を見てちょっと安心しちゃったもの。」
「そうでしょ。ふふふ、私もよ。こんなに優しい人が時期宰相様とか言われても絶対に無理だと思っていたもの。」
「分かるわ、ふふふ。」
それから、パーシュ国でおきた恐ろしかった話をしたり、カルロス様に助けてもらった話をしたり、今度一緒に刺繍をする約束をしたりしたわ。こんなに仲良くなれるなんて思ってもいなかったわね。でもイザベラはカルロス様のことだけは、どうしても納得いかないようで、あなたの趣味が悪くて良かったわ。お兄様は私のものよって冗談ぽく言っていたわね。失礼しちゃうわ。こういうところはやっぱりイザベラね。でもなんだか本当のお友達になれた気がして嬉しかったわ。
イザベラが帰って少しした頃に、カルロス様からお手紙が届いたの。明後日空いていたらカルロス様のご実家のビハンド伯爵家の皆様を私に紹介したいと書いてあったわ。どうしましょう、すごく緊張してきたわ。最近私の心臓は忙しいけど大丈夫かしら?エマにもう一度カモミールティーを作ってもらってやっと少し落ち着いてきたところなの。
「エマ、第一印象は大事よね。好印象を持ってもらうにはどんなドレスがいいのかしら?」
「お嬢様、あちらはカルロス様をもらってくださるだけでお嬢様のことを女神だと思っていらっしゃるでしょうから、始めから好印象しかございませんよ。」
「エマ、女神なんてありえないわ。それに私がカルロス様にもらっていただくのよ。」
「そうですわね。世間一般的な考え方としてはお嬢様の考え方で合っておりますわ。ただ麗しのご令嬢の場合はちょっと違ってくるのです。」
「エマの話はちょっと難しすぎて私には分からないのだけど、結局ドレスはどうしたらいいのかしら?」
「たぶん心配なさらなくても、そろそろ届くのではないですかね…。」
「えっ?」
「そう言えば、お嬢様に言い忘れておりましたが、パーシュ国にお嬢様が行ってみえる間に私、カルロス様のお祖母様と仲良くなりました。」
「ええ⁉そ、そうなの?びっくりしたわ。」
「その時にお嬢様のドレスのサイズを聞かれましたのでお伝えしましたわ。」
「そんなことが、でもどこでお会いしたの?」
「いつもお嬢様がドレスを買うお店ですよ。そこでそろそろ冬の服を頼もうと思って日にちの確認に行ったのですわ。」
「そうだったのね。偶然ってあるのね。」
「・・・お嬢様はいつまでもそのままで、いてくださいね。」
エマの言っている意味は時々難しすぎて本当によく分からないのだけど、その後カルロス様のお祖母様からドレスが届いたの。エマは本当に凄い侍女だわ。ドレスはカルロス様の瞳の紫色のドレスだったの。レースが沢山ついていて、可愛らしい感じのデザインでとても気に入ったわ。私もお礼がしたいわね。
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