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16.学園は一日目からとても楽しいです
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式は在学生、学長、新入生の順に挨拶し、新入生代表は予想通り、王太子殿下だった。令嬢から沢山の黄色い声が響き、なぜかばたばたと倒れる音までした。朝ごはんちゃんと食べていないのかしら?
そして最後に、シルバー様が言っていた通り、王太子殿下の婚約者候補の発表もあり、今度は悲鳴が響いた。そしてまた、ばたばたと倒れる音がした。痛そうね。私はシルバー様に言われたように一応笑みを張り付けて貴族令嬢としてのお仕事中。
私には、いつまでも微笑んでいられる必殺技があるの。小さい頃、お兄様に大好きな人を思い出せば、絶対に笑顔になれると教えてもらって、小さい頃はお兄様を、いまはもちろん、アーサーを思い出しているの。これならいつまででも微笑んでいられるわ。
式も無事に終わって、教室で自己紹介中。まぁ名前と家名くらいだけど…。私はついでに、魔力の量は多いけど一度に放出できる量はすごく少ないからびっくりしないでくださいって伝えたわ。レッド様がそれは欠陥品とか、残念令嬢とか言ってたから、うまいこと言うわと思って感心してしまった。そうなのよ。私は悪役令嬢じゃなくて残念令嬢だわ。それなら、イベントも回避できそうね。言葉は魂を持つんだっけ?その言葉いただくわ。レッド様に私は感謝してたのに、他の生徒から散々叱られて、レッド様が謝ってきたわ。その後は今日の予定を聞いて、初日にも関わらず、結構盛り沢山の内容だわ。
一限目 入学式
二限目 自己紹介・グループ分け
三限目 学園内の説明
昼休憩
四限目 教科書配布・係決め
グループ分けはくじ引きだった。私はお菓子作りの好きなルナ嬢とアンナ嬢と攻略対象者のシルバー様とレッド様と同じグループになった。本当に偶然かしら、それともゲ-ムの強制力でも働いていたりする?ちょっと怖いわね。
三限目は学園内の説明。グループで用紙に書いてある順に回って説明を聞いた。楽しかった…。流石魔法学園って感じで、魔法訓練室とか、魔法無効化室とか、薬草室とか、聞いたことのない教室が沢山あった。調理室とか家庭科室とか前世であったものもあったけど…。
薬草室の中では、暗闇できらきらしているきらきら草や、ささやき声を真似してくるささやき草も見せてくれた。私が代表してささやき草にみんな友だちって囁いたら、ずっとささやき草が囁いてくれた。
ルナ嬢もアンナ嬢も男爵家のご令嬢で、お菓子作りの趣味が一緒で数年前からお友達だとか、私も頼んだら、もちろんってお友達に入れてもらえた。私は前世ではちゃんと、おじいちゃんのお手伝いで、料理もしていた。それにお菓子作りも好きだった。今は食べるの専門だけど、色々と落ち着いたら作る方にも混ぜて欲しいわ。
ルナ嬢は女の子としては珍しく、魔道具も好きなようで、お兄様のことも知っていた。意外とお兄様は有名人なのかしら?今日だけで三人もお友達ができたわ。私がにやにやしていると、シルバー様に声を掛けられた。
「そんなに嬉しいことがあったの?」
「はい、シルバー様、私、シルバー様の他に二人もお友達ができたんです。嬉しくって!」
聞いてきたシルバー様が真っ赤になってしまったわ?!
「マリー嬢、俺も友達に入れてよ。」
レッド様に友達追加をお願いされたので、
「もちろん、よろしくお願いします。」
ってつい答えちゃったけど、よくよく考えたら男子は攻略対象者だったわね。
友達枠だから大丈夫よね。
お昼は食堂でランチ。私はルナ嬢とアンナ嬢と行くことにした。すると、シルバー様が小さな声で婚約者候補なのに、王太子殿下と食べなくていいのかと心配して聞いてくれた。私は契約に入っていなかったから大丈夫だと思いますと、小さな声で答えた。すると、なぜか、にやっと笑って、
「ねぇ、僕たちも一緒に食堂に行ってもいい?」
って、ルナ嬢とアンナ嬢に聞いてOKをもらっていた。何かがおかしい気がするけど、まぁ大勢で食べたほうが美味しいからいいのかしら?
結論からいうと、すごく楽しかった。こんなに短時間で敬称なしで呼ぶくらい仲良くなれた。しばらくは嬉しくて何回も呼んじゃった。シルバーにレッドにアンナにルナ!アンナに静かに食べなさいって言われちゃったけどね。
肉ばかり食べていたレッドにアンナがサラダをあげたらレッドが子供みたいに嫌な顔して、お返しにとばかりにレッドがアンナに大きなステーキを一枚あげたり、ふふふ、思い出しても面白かったわ。
ただ予想外のこともあって、たまたまだとは思うのだけど、私たちのテーブルのすぐ横で、王太子殿下とルル嬢とララ嬢が食べ始めたのよね。王太子殿下のことはあの二人に任せればいいわよね。あー楽しかった。
四限目は係決め、ルナとアンナと食堂係になった。食堂係は年に四回あるデザートの日のメニューを考える係。私たちにぴったりの係になれたわ。今から楽しみで仕方ないわ。
「うふふ。」
一日目からこんなに楽しくていいのかしら。私はルナとアンナと話したことやランチの出来事を思い出してはへらへらと笑っていた。
「そんなに楽しかったかい。」
馬車乗り場で待っていた私にお兄様が話しかけてきた。
「はい、すごく楽しかったです。」
馬車の中で私は興奮して今日あったことを話し始めた。しかしとても疲れていたようで、半分も話さないうちにうとうとし出し、アーサーにもたれて、寝てしまったらしい。邸宅についても、へらへらと笑いながら寝ていたらしく、そのままアーサーが部屋まで運んでくれたらしい。よっぽど疲れていたのか、私はそのまま朝まで寝てしまった。
アーサーは、明日は休みで、午後から王宮でお茶会だからしっかり休んだ方がいいって、サリーに言ってくれたとか。本当に優しくて大好き。
ちなみにこちらの世界の曜日や時間などは前世の日本と全く変わりません。前世のパパとママらしいわ。だから前世の記憶が戻ってもそこは違和感なくやれているからありがたい。食べ物だってほとんど一緒だしね。
明日(土曜日)はお茶会・日曜日は王妃教育…。うんざりね…。
そして最後に、シルバー様が言っていた通り、王太子殿下の婚約者候補の発表もあり、今度は悲鳴が響いた。そしてまた、ばたばたと倒れる音がした。痛そうね。私はシルバー様に言われたように一応笑みを張り付けて貴族令嬢としてのお仕事中。
私には、いつまでも微笑んでいられる必殺技があるの。小さい頃、お兄様に大好きな人を思い出せば、絶対に笑顔になれると教えてもらって、小さい頃はお兄様を、いまはもちろん、アーサーを思い出しているの。これならいつまででも微笑んでいられるわ。
式も無事に終わって、教室で自己紹介中。まぁ名前と家名くらいだけど…。私はついでに、魔力の量は多いけど一度に放出できる量はすごく少ないからびっくりしないでくださいって伝えたわ。レッド様がそれは欠陥品とか、残念令嬢とか言ってたから、うまいこと言うわと思って感心してしまった。そうなのよ。私は悪役令嬢じゃなくて残念令嬢だわ。それなら、イベントも回避できそうね。言葉は魂を持つんだっけ?その言葉いただくわ。レッド様に私は感謝してたのに、他の生徒から散々叱られて、レッド様が謝ってきたわ。その後は今日の予定を聞いて、初日にも関わらず、結構盛り沢山の内容だわ。
一限目 入学式
二限目 自己紹介・グループ分け
三限目 学園内の説明
昼休憩
四限目 教科書配布・係決め
グループ分けはくじ引きだった。私はお菓子作りの好きなルナ嬢とアンナ嬢と攻略対象者のシルバー様とレッド様と同じグループになった。本当に偶然かしら、それともゲ-ムの強制力でも働いていたりする?ちょっと怖いわね。
三限目は学園内の説明。グループで用紙に書いてある順に回って説明を聞いた。楽しかった…。流石魔法学園って感じで、魔法訓練室とか、魔法無効化室とか、薬草室とか、聞いたことのない教室が沢山あった。調理室とか家庭科室とか前世であったものもあったけど…。
薬草室の中では、暗闇できらきらしているきらきら草や、ささやき声を真似してくるささやき草も見せてくれた。私が代表してささやき草にみんな友だちって囁いたら、ずっとささやき草が囁いてくれた。
ルナ嬢もアンナ嬢も男爵家のご令嬢で、お菓子作りの趣味が一緒で数年前からお友達だとか、私も頼んだら、もちろんってお友達に入れてもらえた。私は前世ではちゃんと、おじいちゃんのお手伝いで、料理もしていた。それにお菓子作りも好きだった。今は食べるの専門だけど、色々と落ち着いたら作る方にも混ぜて欲しいわ。
ルナ嬢は女の子としては珍しく、魔道具も好きなようで、お兄様のことも知っていた。意外とお兄様は有名人なのかしら?今日だけで三人もお友達ができたわ。私がにやにやしていると、シルバー様に声を掛けられた。
「そんなに嬉しいことがあったの?」
「はい、シルバー様、私、シルバー様の他に二人もお友達ができたんです。嬉しくって!」
聞いてきたシルバー様が真っ赤になってしまったわ?!
「マリー嬢、俺も友達に入れてよ。」
レッド様に友達追加をお願いされたので、
「もちろん、よろしくお願いします。」
ってつい答えちゃったけど、よくよく考えたら男子は攻略対象者だったわね。
友達枠だから大丈夫よね。
お昼は食堂でランチ。私はルナ嬢とアンナ嬢と行くことにした。すると、シルバー様が小さな声で婚約者候補なのに、王太子殿下と食べなくていいのかと心配して聞いてくれた。私は契約に入っていなかったから大丈夫だと思いますと、小さな声で答えた。すると、なぜか、にやっと笑って、
「ねぇ、僕たちも一緒に食堂に行ってもいい?」
って、ルナ嬢とアンナ嬢に聞いてOKをもらっていた。何かがおかしい気がするけど、まぁ大勢で食べたほうが美味しいからいいのかしら?
結論からいうと、すごく楽しかった。こんなに短時間で敬称なしで呼ぶくらい仲良くなれた。しばらくは嬉しくて何回も呼んじゃった。シルバーにレッドにアンナにルナ!アンナに静かに食べなさいって言われちゃったけどね。
肉ばかり食べていたレッドにアンナがサラダをあげたらレッドが子供みたいに嫌な顔して、お返しにとばかりにレッドがアンナに大きなステーキを一枚あげたり、ふふふ、思い出しても面白かったわ。
ただ予想外のこともあって、たまたまだとは思うのだけど、私たちのテーブルのすぐ横で、王太子殿下とルル嬢とララ嬢が食べ始めたのよね。王太子殿下のことはあの二人に任せればいいわよね。あー楽しかった。
四限目は係決め、ルナとアンナと食堂係になった。食堂係は年に四回あるデザートの日のメニューを考える係。私たちにぴったりの係になれたわ。今から楽しみで仕方ないわ。
「うふふ。」
一日目からこんなに楽しくていいのかしら。私はルナとアンナと話したことやランチの出来事を思い出してはへらへらと笑っていた。
「そんなに楽しかったかい。」
馬車乗り場で待っていた私にお兄様が話しかけてきた。
「はい、すごく楽しかったです。」
馬車の中で私は興奮して今日あったことを話し始めた。しかしとても疲れていたようで、半分も話さないうちにうとうとし出し、アーサーにもたれて、寝てしまったらしい。邸宅についても、へらへらと笑いながら寝ていたらしく、そのままアーサーが部屋まで運んでくれたらしい。よっぽど疲れていたのか、私はそのまま朝まで寝てしまった。
アーサーは、明日は休みで、午後から王宮でお茶会だからしっかり休んだ方がいいって、サリーに言ってくれたとか。本当に優しくて大好き。
ちなみにこちらの世界の曜日や時間などは前世の日本と全く変わりません。前世のパパとママらしいわ。だから前世の記憶が戻ってもそこは違和感なくやれているからありがたい。食べ物だってほとんど一緒だしね。
明日(土曜日)はお茶会・日曜日は王妃教育…。うんざりね…。
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