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第1話 かつて僕を振った彼女は一生の親友

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 今日は2021年5月26日の水曜日。
 「スーパームーン」と呼ばれる、満月が最も地球に近づく日。
 それでいて、皆既月食が重なった日。
 大きな満月が欠ける様子を全国で観測出来るらしい。
 まだ午後六時を過ぎたところで、空はオレンジに染まっている。

(くーちゃんは、何を思っているかな)

 今、僕が居るのは実家のあるマンションの屋上。
 今夜、である久遠くおんとお月見をしようと言ってある。
 彼女のことは、昔からくーちゃんと呼んでいる。
 もうお互い新米社会人だというのに、少し苦笑してしまう。

「仕事終わってからだから、ちょい遅れるかも」

 なんて彼女は言っていたけど、果てさて、いつ来るやら。

 僕、荒木遊真あらきゆうまと、彼女、矢崎久遠やざきくおんの間は複雑だ。
 分譲マンションの7Fで育った僕と、6Fで育った彼女。
 初めて顔を合わせたのは、幼稚園の頃だっただろうか。

 その頃の記憶はおぼろげだけど、一つ、はっきり覚えている事がある。
 くーちゃんは、お母さんの事を名前で「みっちゃん」と呼んでいた。
 本名は矢崎美智恵やざきみちえで、だからみっちゃん。
 母親をあだ名呼びする子なんて周囲に居なかったから、印象に残っている。

◆◆◆◆

 そういえば―

「くーちゃんは、なんでお母さんの事、みっちゃんって呼んでるの?」

 小学校の幼い僕が不思議に思って問いかけた言葉。

「私もわからないよ。でも、お母さんっていうより友達なのかな」

 答えを聞いて、ちょっと変わっているな、と感じた。
 そんな彼女と僕が仲良くなったきっかけは……今思うと黒歴史だ。

 母さんからも、周囲からも「賢いのね」と褒められて図に乗っていた僕。
 それが嬉しくて、くーちゃんによく薀蓄を披露していたのだ。
 もちろん、小学生の薀蓄なんて、程度が知れている。
 でも、興味深々で話をねだるくーちゃんを僕は好ましく思っていた。
 
 マンションで一階差という距離は近くて、よくお互いの部屋で遊んだ。
 彼女は小学生にして創作にのめり込んでいた。
 だから、彼女がお話を作って、僕が感想を言う、そんな事も多かった。

「今日は、学校の一日っていう小説書いてみたの」
「へー。どんなの?」

 彼女はお話作りは上手くなかったけど、観察眼は目を見張るものがあった。
 だから、繊細な風景描写や情景描写は、子ども心に唸ったのを覚えている。

 一方、僕はと言えば、昔から学者が夢だった。
 だから、くーちゃんによく、偉そうに講釈をたれていた。
 まあ、小学校高学年にもなれば、井のなかの蛙な事は理解していたけど。

「くーちゃんは、本当に何でも知ってるんだね!凄い!」
「あ、うん。それは僕は将来は学者になるんだからね」

 でも、目をキラキラさせる彼女を前に僕は見栄を張ったものだった。

 僕と彼女の性格はまるで違ったけど、ひとつ仲良くなった理由があるとすれば。
 それは、お互いに自分の世界を強くもっていて、流行に興味がなかったこと。

「なあなあ、昨日の少年ジャンプの新作見た?」
「見た見た。でも、ちょっと微妙じゃない?」

 そんな、本来なら普通であるはずの光景。

 でも、僕は横目で見ながら「なんで、流行りに乗ろうとするのかな」なんて。
 見下していたわけじゃなくて、流行りに乗る必要性がまるでわからなかった。
 それは、くーちゃんも同じだったらしい。だから、流行とかガン無視の
 僕とくーちゃんはとても気が合った。

「なんで、流行に敏感な人が多いのかな」

 首をかしげるくーちゃん。

「僕もわからない」

 と、僕も同じく首をかしげていた。

「ま、いっか。それより、昨日さ……」
「うんうん」

 なんて言い合うのが常だった。

 中学になっても、そんな光景は続いた。
 ただ、小学校の時は一学年一クラスだったから、ずっと一緒だった。
 中学以降はクラスが離れ離れになることも多かった。

【ねえねえ、くーちゃん。ちょっと対戦ゲームしない?】
【見つかると、先生に怒られるよ】
【大丈夫、大丈夫。別に適当に聞いててもわかるし】

 思えば、本当にクソガキだったと思う。
 とはいえ、自分でテキストをさっさと読み進めていたわけで。
 そして、中高の範囲内だと、授業を適当に聞いてても、高得点は難しくなかった。
 くーちゃんも、それは同じだったけど、これは努力の結果。

「荒木はさあ。なんで、勉強してないのに、テスト高得点なんだ?」
 
 と、友達に不思議そうに聞かれたことがある。

「なんか、コツとかあるのか?俺も適当に授業聞いて、高得点取りて―」

 なんて、聞かれたこともあるけど。

「うーん。基礎から、一歩ずつやっていけば、普通にわからない?」

 別に馬鹿にしてたわけじゃなくて、単なる本音だった。

「あー、荒木は天才って奴なんだな」
「いや、別に普通だと思うけど」
「気づいてないことが性質が悪いぞ」

 と微妙そうな顔をされた事が、一体何度あったことか。

 一生懸命な友達を見て、楽をしてる僕が後ろめたくなったこともあったっけ。
 ある日の帰り道、僕はそんな気持ちをくーちゃんにぶつけた事があった。

「なんかさ、僕は普通だと思うんだけどさ」
「うん?」

 何を言うんだろうと、不思議そうな顔のくーちゃん。
 当時から、セーラー服の彼女を見て、「可愛いな」なんて思ってたっけ。
 中学にもなれば、体つきも女性らしくなっていったし。
 黒髪を伸ばした彼女は、制服ととてもマッチしていた。

「周りが、頭いいとか天才とか言うんだけど。その……何か変なのかな?」

 そう言われる度に、生まれつき違う世界の住人だって言われてる気がした。
 もちろん、そんな意図がないのは百も承知。
 でも、なんだか、寂しく思う事も多かったのだ。

「他の人に、そう見えちゃうのは仕方がない……かも。私だって、無理だよ」
「あ、そうだよね。ごめん。別に馬鹿にするとかじゃなくて」

 嫌味のように聞こえてしまったかと慌てて訂正しようとしたけど。

「もう、慌てなくてもわかってるから。ゆうちゃんは寂しいんだよね」

 僕を見据えて放った一言は、思いっきり的を得ていた。
 本当に、昔から、彼女は鋭い。

「まあ、そういうことになるのかな」

 わかられてしまった恥ずかしさと、見ていてくれた嬉しさ。
 そんな感情が混ぜこぜになったものだった。

「でも、ゆーちゃんは、ゆーちゃんだよ。私は、そんな事関係なく、好き」

 微笑みながらのその一言に、僕はなんだか泣きそうになっていた。

「そ、そうだよ、ね。ありがとう、くーちゃん」

 泣いてたら不審がられると思って、そんなお礼だけを言った。

「別に泣く程じゃないと思うけど?」

 少し悪戯めいた微笑み。

「別に泣いてるわけじゃないよ。ちょっとあくびが出ただけ」
「ふふ。下手な誤魔化し方なんだから」

 その夜、僕はなかなか眠れなかった。
 「好き」の意味をつい考えてしまったのだ。
 くーちゃんには、きっと深い意図はなかったんだろう。
 ただ、勉強の出来以外は、普通の思春期男子の僕には重く響いた。

(あ、そっか。僕は、くーちゃんの事を好きなんだ)

 遅まきながら、気持ちを自覚したのが高一になってからだった。
 ただ、それからが問題だった。

 糠に釘と言えばいいのか。
 彼女は友達としての好意は頻繁に示してくれた。
 でも、僕の異性としてのアピールは大体スルーされた。

(僕は、仲のいい友達扱いなのかな)

 なんて、何度落ち込んだことか。
 ましてや、高校になった彼女は美しく成長していた。
 スリムで居て、出るところは出ている体型。
 しかも、ほわほわとしていて、いつも笑顔。
 そして、天然属性持ち。

 彼女を狙う男子は跡を絶たなかったのを覚えている。
 
「なあ、お前、久遠ちゃんとデキてるんだろ?な?」
「いやいや、デキてないよ」
「ほんとかー?」
「ほんとだよ」
「なら、アプローチしてもいいんだな?」

 その言葉に、僕は心がズキンと痛むのを感じた。
 ただ、僕の好意が届いていないのは事実。
 彼の言う事は否定できなかった。

 不幸中の幸いか、彼女は全てをお断りしてたけど。

「私はまだ恋愛とか早いと思うから。ごめんなさい」

 なんて言葉で、何人もの男子を泣かせて来たことか。
 普通の男子にとってみれば、傷つけないための言葉だと思うだろう。
 しかし、僕はよく知っていた。その言葉が本気なことを。

 そんな感じで、ずっと一緒に居て、一番仲が良かった僕とくーちゃん。
 その関係が変わったのは、高校の卒業式の翌日だった。

 僕は僕でやりたいことがあったから、遠方の大学に進学を決めた。
 だから、悔いがないように。そう思って、桜が咲く公園に呼び出した。

「それで、ゆーちゃん、話って何?」

 首をかしげる仕草がまた可愛らしいんだ。ほんとに。

「……あのね。これは、本当に真剣な話だから。そのつもりで聞いて」

 僕は、めちゃくちゃ緊張していた。

「うん。真剣なのはよくわかるよ。ずっと見てきたんだから」

 「ずっと見てきたんだから」。その言葉は、男殺しだぞ。
 そう言いたくなったけど、こらえた。

「あのね。いつからかな。くーちゃんの事、好きになってた」

 あれこれ、回り道をしても仕方ない。
 一言で、思いを告げた。

「大学になると、会える機会は減るけど、交際してもらえない?」

 実のところ、卒業式の翌日という機会を選んだのは理由があった。
 もし、振られても、遠方なら、気まずくならずに済むだろうと。

「ありがとう、ゆーちゃん。でも、ごめんなさい。無理だよ」

 なぜだか、悲しそうな顔をして、首を振られた。
 その顔を見て、ただ単に振られるのとは違う何かがあると直感した。
 だって、彼女はお断りの返事をする時は、単に申し訳ないと言った顔だったのだ。
 でも、今、彼女は悲しんでいる。それも、少し涙が出ている。

「理由を聞いても、いい?」
「あのね。みっちゃんがね、肺がんだって」
「え?」

 みっちゃん。彼女が母を呼ぶ時の愛称。

「それなりに進行してるらしくて、五年生存率は20%だって」

 彼女の母親の体調が、ここ数ヶ月思わしくない事は聞いていた。
 でも、まさか、そんなことになっているなんて。

「ゆーちゃんは知ってるよね。私とみっちゃんの関係」
「まあね。友達といえばいいのか、姉妹みたいなって言えばいいのか」

 しかも、彼女のお母さんは年齢の割に若々しかった。
 だから、本当に友達同士に見られることもあるくらい。
 特に、高校になってからは、そうだった。
 ある日、僕がくーちゃんちに遊びに行ったときのことだ。
 確か、晩ごはんをご馳走になったのだった。

「みっちゃんは本当に、料理が下手なんだから」
「くーちゃんは昔から料理上手だものね。とっくに抜かされちゃったわよ」

 なんて、母娘仲睦まじく、料理を一緒に作っていたものだった。

「うん。でも、お母さんな事も事実だし、私はお母さんのことが大好き。たぶん、これから、みっちゃんは入退院を繰り返す事になると思う」
「そう、なのかもね……」

 僕にガンに関する知識は無い。
 でも、助かる確率が低いということは、そうなるんだろうとも想像がついた。

「だから、これからは私が、お母さんを看病する」

 決然とした表情で言い放った言葉に、僕はびっくりしていた。

「うん。それはそうだと思うけど。でも、看病くらいで……」
「あのね。みっちゃんの状態は、ほんとに良くないの。お医者さんにも、「看病は生易しいものじゃない。ヘルパーさん雇うなり、施設に預けた方がいい」ってすっごく反対されたの。お父さんも、青春の時間を犠牲にすることはないって」

 看病がどれだけ重い負担なのかは知らない。
 ただ、お医者さんが言うのだから、よっぽどなのだろう。

「でも、みっちゃんの事を他の人任せにして、病気の中で生活を楽しめないまま、亡くなっちゃたら、私は、みっちゃんが死んだ後、絶対に後悔する」

 そして、泣きながらごめんね、とつぶやいて。

「本当はね。私も、ゆーちゃんの事がずっと好きだった。気づいたのは、お母さんが肺がんだって知ってからだけど。本当に、私、どうしようもないよね」

 いつも明るい彼女らしくない、悲壮な言葉。
 僕か、母か、それを選ばなければいけないから、気づいた、ということか。
 不思議と彼女のその言葉は腑に落ちた。 

「だから、本当に嬉しいし、問題が距離だけなら、きっと、私は「はい、喜んで」と言っていたと思う。でも、容態が悪化して、看病で手一杯になっちゃったら、まともな交際はきっと出来ないよ。重病の人を介護するって本当に大変で、心を病む人も多いんだよ」

 僕はといえば、苦しげな独白を黙って聞くしかなかった。

「でも、それでも、僕は付き合いたいよ……!」
「もし、交際して、お母さんの容態が悪化したとするよね。私が介護に手一杯で、ゆうちゃんとろくに連絡取れなくなったら、きっと、私達、続かないよ」

 なんとか言い募ろうとしたけど、くーちゃんの決意は固いようだった。
 
(本当、なんてことだ)

 ただ、「男の人として見られない」とそう言ってくれれば。
 一時の傷心で済んだだろう。
 でも、好きだけど、看病で手一杯だから、無理だって。
 胸がとても苦しい。

「だから、本当は、私も付き合いたいけど。無理」
「そっか……苦しいけど、くーちゃんが言うなら」

 だって、僕は、彼女の母への愛がどれくらい強いか、前から知っている。
 僕を優先して、なんて言えるはずがなかった。

「でも、これはすっごいわがままなんだけど。さよならはしたくない。だから、だから……ひどいことを言うね。くーちゃん。私の一生の親友で居てくれないかな?」
「……」

 本当に、自分勝手だ。そう言われて僕が断れるはずがないじゃないか。
 嘘でも、普通に振ってくれた方が何倍も良かったか。
 でも、本当に彼女の幸せを思うなら。
 僕は、親友でいるのが精いっぱいなんだろう。

「うん。じゃあ、これからも親友で居よう。くーちゃん」
「ごめん、ね。ひどいこと頼んじゃって」
「いいよ。考えてみれば、一生、関係が切られないから、むしろ幸運かも」

 半分以上は強がりだった。でも、壊れるかもしれない恋人関係と。
 ずっと、続く友人関係のどちらが尊いのだろうか。

「じゃあ、約束。私は、生涯、荒木遊真の親友でいることを誓います」

 たとえ、どんな事があっても。と。
 喜んでいいのか、泣けばいいのか。ほんと、歪な約束もあったもんだ。

「僕も誓うよ。一生、矢崎久遠の親友でいるよ」

 こうして、僕と彼女は、恋人でなく、でも、一番近い位置に居る関係になった。

◇◇◇◇

 それから、彼女のお母さんの容態は徐々に悪化していった。
 時には、動けなくなって、救急車を呼んだこともあったらしい。

「お母さん、まだまだ若いのに、なんでこんなことになるのかな……」

 珍しく、お母さん、と呼んで、僕にだけ漏らした泣き言。

「僕もわからないよ。世の中は不条理……なのかもね」
「うん。本当に、不条理だよ」

 そんな中でも、彼女は懸命に母親を看護していた。

「あのね。お医者さんが、余命は一ヶ月くらいだって」

 僕が大学四年生になる直前のことだった。

「しかも、良くて一ヶ月で、実際には一週間くらいで容態が悪化するかも、って」
「……」

 愛する母親の死。そんな状態を聞かされて、僕は満足な慰めも言えなかった。

「でも、せめて、みっちゃんには残りの人生を楽しんでもらわないと」

 空元気なのが丸わかりだった。

 そして、それから半月して、彼女の母親は危篤状態になって。
 翌日、息を引き取ったのだった。
 僕もお世話になっていたから、お通夜と葬式は参列した。

 死に顔は安らかそうに見えたけど、それはくーちゃんのおかげだろうか。
 なんてことを思ったけど、世の中はそんなに都合よく行かないだろう。

「私、出来ることを全部してあげられたかな」

 葬式の日の夜。電話越しにこぼした言葉。

「そうに決まってるよ。だって、友達付き合いとかも全部犠牲にしてたでしょ?」

 彼女は大学を途中で退学した。看病に専念するため、と言って。
 お父さんもお母さんも反対したけど、譲らなかったらしい。
 遊びに行こうという誘いも「私が居ない間に、容態が急変したら」と言って、
 大体を断っていたと聞いた。
 
「でも、しんどくて、友達と遊びに行っちゃったこともあるし……」
「そんなこと当然だよ。そんな完璧に人間は出来てないよ!」

 自分を責め続ける彼女が痛々しかった。

「僕はさ。親友として、くーちゃんが、ずっと、お母さんと真剣に向き合って来たのを見てる。だから、もう、自分を責めなくていいから」
「うん。そういえば、亡くなる一ヶ月前だったかな。銭湯に連れて行ってあげたんだよ。あの時の、みっちゃん、本当に楽しそうだったなあ」

 こうして、彼女の看病の日々は終わりを告げた。母の死をもって。
 ただ、それから、彼女は糸が切れたように、元気をなくしてしまった。
 だから、僕は決めた。地元に戻って就職しようと。
 それに、彼女のお母さんからのもある。

 そうして、就職を決めて、故郷に帰ってきたのが、今年の四月。
 幸い、その頃には、明るさが戻って、僕と一緒に遊んだり、
 お父さんと遊びに行ったりするようになった。

◇◇◇◇

(戻ってきてから、もう二ヶ月なんだよね)

 帰郷した時に、自問自答してみたことがある。
 僕は、今、彼女とどうなりたいのか、と。
 答えはすぐ出てきた。今度は恋人として一緒に居たいと。
 いや、恋人だけで終われないかもしれない。

 今夜はいい機会だから、改めて想いを告げる予定だ。

「不思議と緊張しないもんだね」

 再度の告白なんて、普通はもっと緊張しそうなものなのに。
 振られても、それでも、関係は続くと確信を持てたからだろうか。
 皮肉にも、四年間に渡る日々を遠くで共有し続けたから。

 そんな事を考えていると、気がつくと、

「遅れてごめん、ゆーちゃん」

 屋上で座っている僕のとなりに、気がつけば彼女が居た。
 スーツは着替えたのか、白いワンピースの格好で。
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