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冒険の旅
難破の訳
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「ところで貴方の名前、今更だけど聞いて無かったんだけど。」
食堂で空席に着いた私は、すっごく今更ながらに素朴な疑問を投げかけている。
「ああ、これは失礼しました、俺は、難破したシンプルトン号の船長だった、オットーと言います。
貴女の名は他の方から聞き及んでおります、エリー殿。」
シンプルトンのオットーだとっ!?
お前ぜってぇオットー・スピノーラだな?
っつーか何故バッカスじゃ無くシンプルトン!?
船出して早々にセビリア行けよ!
バッカス貰えよ!
あの船つえぇぞ!?
お前ぜってぇ私掠許可証持ってるだろ!
口に出してツッコミてぇ~!
あのゲーム私の中では名作だよ?
大航〇時代2。
でも脱線間違いなしに成るから我慢我慢。
ってか、やっぱアスモデウスの奴、実は地球大好きだろ!なんかある程度一つの大陸の地図が出来上がりつつある今、雑に描いた地球の地図のように見えて来たんだけど気のせいか?
「オットーさんね、この端末に表示される物ならどれでも何時でも食べられるから好きなのをタップしてね。」と言って、テーブルのタブレット端末を渡した。
「これは、どんな魔道具なのですか?奇麗な食べ物の絵が入って居ますね。」
「ああ、魔道具っちゃ魔道具だね、化石燃料や発電の概念が未だあまり無い世界だから、私も効率良いから魔素駆動を主体にして発電してるし、その電力で動いてる端末だし。
兎に角、試しにこうやってスライドさせるとほら、次の料理に変わるでしょう?
で、食べたいのが出たら、こうやって、私はこれにしようっと。
ね、こうやってカートに追加を押すとコッチに入るから、食べたい物を探してカートに追加って所をタップね。」
「あ、あぁ、はい、っと~・・・すごく種類が多くて悩みますね・・・、お勧めとか在りますか?」
「ん~と、そうだね、海の男なら海産物は食べ飽きた?」
「ああ、そうだな、出来れば干し肉でも良いから肉が食いたい。」
「オッケー、じゃあこの辺はどう?」
私がタブレットに表示させたのはハンマーヘッドオックスのお肉がとろけるビーフシチュー。
何でかって、ステーキなんか食わしたら、三日程も遭難してたんだから食う物食って無いから胃がひっくり返る。
「これは?」
「ハンマーヘッドオックスのバラ肉のブロックを角切りにして、スプーンで切れるほど柔らかく煮込んだシチューよ。
何も食わずに三日も遭難してたのに急にステーキなんか食ったら勿体ない事になるでしょう?消化が良いこう言う料理の方が良いわよ?」
「ああ、そうですな、たしかに。
ではこれにしよう。」
タップしたのを確認して、次の操作を教える為にタブレットを見やすく構えて操作を教えてタップさせてみる事にした。
「っと、これで注文完了って事で良いのか?
何だか教わってやって見りゃ思ったより簡単すぎてほんとうに食べ物が出て来るのか疑問に思える程だ。」
「あははは、すぐ来るからね。」
2分ほどすると、ハコンダーZ 一号、KANAKOが赤いボディーをこれ見よがしにフリフリしながら料理を運んできた。
「なんかすごく旨そうな匂いがするな、食って良いのか?」
「ええ、どうぞ、お代は要らないし気にせず食べてね。」
「スプーン迄、お貴族様が使うような銀のスプーンじゃないか。」
「あはは、普通は木のスプーンだったよね、でもこのスプーンも銀では無いよ、ステンレスと言う合金なんだ、錆び難くて扱い易いんだ。
そんな事は良いから、食べて食べて。」
「ああ、頂きます。」
スプーン一すくいのシチューを口に入れたオットーの動きが完全に停止する。
10秒は固まって居ただろうか。
流石に声を掛けようかと思ったエリーが、声を掛けようとした瞬間、突然目を見開いて掻っ込み始めたオットー。
「こ、こらこら、急に食ったら胃袋が驚くだろう!ゆっくり食え!」
「ふまんう、ほんあうみゃひもにぉはひめれふったもんえ・・・」
「食うか喋るかどっちかにしなさいよ、美味しいのは解ったけど。」
「いやスマン、ここまで美味いもんは初めて食ったのでつい。
お代わり、良いか?」
「同じもの食っても良いが、こういう時はスープ物で色々試すのが良いと思うよ?
お勧めはこれな。」
コーンスープだ、これはこっそりとトリーシアに品種改良させて一足飛びに進化させた美味しいトウモロコシを使ってるので自慢の一品だったりする。
「判った、エリー殿に任せておけば美味い物が食えそうだし任せる。」
で、またしても出て来たコーンスープを皿ごと食っちゃうんじゃ無いかって勢いで飲み干したオットーが、次はこれにしようなどと自分の意思で他のスープ物を選び始めたので、私は注文したジェノベーゼをゆっくり頂きながらその様子を眺めている。
人が美味そうに食べてくれる姿を見ながらの食事はまた格別に旨いな。
そうしている内に、スープ物を完全制覇したオットーがビーフシチューを纏めて3皿注文したのを見てちょっと引いてしまった・・・
ここからそれ食えるのかよ! 船長じゃ無くてフードファイターだったか?w
三皿のビーフシチューを平らげて、ようやく満腹になったらしいオットーに、改めて聞く事にした。
「ところで、何で難破したのか教えて貰っても良いかな?」
「そうだったな、重要な事だ、実は、大型の魔物に襲われたんだ。」
「それって、クラーケンとか言う奴?」
「いや、この海域にはいない筈だ、この海域に居るとすれば、ドラゴンか、いずれかの亜竜だと思う。
深夜で明りも碌に無い状況だったからな、姿をちゃんと確認はしていないが、恐らくは海竜、最低でもシーサーペントの中でもでかい奴じゃ無いかと思う。」
「ドラゴン・・・もしもそれが名持の魔物だったとしたら、勝ち目は無いかも知れない、でも、この船ならばシーサーペント当たりの亜竜だとしたら、負ける事は無い。
実際に私は、これより低い火力でもポイズンサーペントを狩った事があるからね。」
「何だって!? サーペントを狩った事があるのか?
剣なんか一切通らないのにか?」
そこまで驚かなくても、この艦を見れば納得してくれても良いと思うんだよね。
食堂で空席に着いた私は、すっごく今更ながらに素朴な疑問を投げかけている。
「ああ、これは失礼しました、俺は、難破したシンプルトン号の船長だった、オットーと言います。
貴女の名は他の方から聞き及んでおります、エリー殿。」
シンプルトンのオットーだとっ!?
お前ぜってぇオットー・スピノーラだな?
っつーか何故バッカスじゃ無くシンプルトン!?
船出して早々にセビリア行けよ!
バッカス貰えよ!
あの船つえぇぞ!?
お前ぜってぇ私掠許可証持ってるだろ!
口に出してツッコミてぇ~!
あのゲーム私の中では名作だよ?
大航〇時代2。
でも脱線間違いなしに成るから我慢我慢。
ってか、やっぱアスモデウスの奴、実は地球大好きだろ!なんかある程度一つの大陸の地図が出来上がりつつある今、雑に描いた地球の地図のように見えて来たんだけど気のせいか?
「オットーさんね、この端末に表示される物ならどれでも何時でも食べられるから好きなのをタップしてね。」と言って、テーブルのタブレット端末を渡した。
「これは、どんな魔道具なのですか?奇麗な食べ物の絵が入って居ますね。」
「ああ、魔道具っちゃ魔道具だね、化石燃料や発電の概念が未だあまり無い世界だから、私も効率良いから魔素駆動を主体にして発電してるし、その電力で動いてる端末だし。
兎に角、試しにこうやってスライドさせるとほら、次の料理に変わるでしょう?
で、食べたいのが出たら、こうやって、私はこれにしようっと。
ね、こうやってカートに追加を押すとコッチに入るから、食べたい物を探してカートに追加って所をタップね。」
「あ、あぁ、はい、っと~・・・すごく種類が多くて悩みますね・・・、お勧めとか在りますか?」
「ん~と、そうだね、海の男なら海産物は食べ飽きた?」
「ああ、そうだな、出来れば干し肉でも良いから肉が食いたい。」
「オッケー、じゃあこの辺はどう?」
私がタブレットに表示させたのはハンマーヘッドオックスのお肉がとろけるビーフシチュー。
何でかって、ステーキなんか食わしたら、三日程も遭難してたんだから食う物食って無いから胃がひっくり返る。
「これは?」
「ハンマーヘッドオックスのバラ肉のブロックを角切りにして、スプーンで切れるほど柔らかく煮込んだシチューよ。
何も食わずに三日も遭難してたのに急にステーキなんか食ったら勿体ない事になるでしょう?消化が良いこう言う料理の方が良いわよ?」
「ああ、そうですな、たしかに。
ではこれにしよう。」
タップしたのを確認して、次の操作を教える為にタブレットを見やすく構えて操作を教えてタップさせてみる事にした。
「っと、これで注文完了って事で良いのか?
何だか教わってやって見りゃ思ったより簡単すぎてほんとうに食べ物が出て来るのか疑問に思える程だ。」
「あははは、すぐ来るからね。」
2分ほどすると、ハコンダーZ 一号、KANAKOが赤いボディーをこれ見よがしにフリフリしながら料理を運んできた。
「なんかすごく旨そうな匂いがするな、食って良いのか?」
「ええ、どうぞ、お代は要らないし気にせず食べてね。」
「スプーン迄、お貴族様が使うような銀のスプーンじゃないか。」
「あはは、普通は木のスプーンだったよね、でもこのスプーンも銀では無いよ、ステンレスと言う合金なんだ、錆び難くて扱い易いんだ。
そんな事は良いから、食べて食べて。」
「ああ、頂きます。」
スプーン一すくいのシチューを口に入れたオットーの動きが完全に停止する。
10秒は固まって居ただろうか。
流石に声を掛けようかと思ったエリーが、声を掛けようとした瞬間、突然目を見開いて掻っ込み始めたオットー。
「こ、こらこら、急に食ったら胃袋が驚くだろう!ゆっくり食え!」
「ふまんう、ほんあうみゃひもにぉはひめれふったもんえ・・・」
「食うか喋るかどっちかにしなさいよ、美味しいのは解ったけど。」
「いやスマン、ここまで美味いもんは初めて食ったのでつい。
お代わり、良いか?」
「同じもの食っても良いが、こういう時はスープ物で色々試すのが良いと思うよ?
お勧めはこれな。」
コーンスープだ、これはこっそりとトリーシアに品種改良させて一足飛びに進化させた美味しいトウモロコシを使ってるので自慢の一品だったりする。
「判った、エリー殿に任せておけば美味い物が食えそうだし任せる。」
で、またしても出て来たコーンスープを皿ごと食っちゃうんじゃ無いかって勢いで飲み干したオットーが、次はこれにしようなどと自分の意思で他のスープ物を選び始めたので、私は注文したジェノベーゼをゆっくり頂きながらその様子を眺めている。
人が美味そうに食べてくれる姿を見ながらの食事はまた格別に旨いな。
そうしている内に、スープ物を完全制覇したオットーがビーフシチューを纏めて3皿注文したのを見てちょっと引いてしまった・・・
ここからそれ食えるのかよ! 船長じゃ無くてフードファイターだったか?w
三皿のビーフシチューを平らげて、ようやく満腹になったらしいオットーに、改めて聞く事にした。
「ところで、何で難破したのか教えて貰っても良いかな?」
「そうだったな、重要な事だ、実は、大型の魔物に襲われたんだ。」
「それって、クラーケンとか言う奴?」
「いや、この海域にはいない筈だ、この海域に居るとすれば、ドラゴンか、いずれかの亜竜だと思う。
深夜で明りも碌に無い状況だったからな、姿をちゃんと確認はしていないが、恐らくは海竜、最低でもシーサーペントの中でもでかい奴じゃ無いかと思う。」
「ドラゴン・・・もしもそれが名持の魔物だったとしたら、勝ち目は無いかも知れない、でも、この船ならばシーサーペント当たりの亜竜だとしたら、負ける事は無い。
実際に私は、これより低い火力でもポイズンサーペントを狩った事があるからね。」
「何だって!? サーペントを狩った事があるのか?
剣なんか一切通らないのにか?」
そこまで驚かなくても、この艦を見れば納得してくれても良いと思うんだよね。
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