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戦争
精霊誕生1
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突然だけど、精霊が誕生した・・・
切っ掛けは、少し前に戻る。
ジュドーさんの動かすプロトタイプ起動試験の帰り道、私はセドリックさんにもう一つラボを作りたいとお願いした。
まぁ、あの性能を目の当たりにしたこともあって、二つ返事で了解をもらった私は、新しくラボの建物を建築した後、今度はヘリの作成の為のマザーマシンを組み上げる事にしたのだ。
そしてその間、相変わらず暇、何でってスキルとナノマシンが勝手にやってくれちゃうから。
私はプランとかデザインを考えただけだもんね。
その暇な間にやって居たゲームにも飽きていた。
そりゃ飽きるよね、ゲームクリエーターもプロデューサーもプログラマーやグラフィックデザイナーまで全部自分なんだもん。
で、丁度、探査用のナノマシンがとうとうこの惑星全体の探索を済ませて帰って来た事もあって私の知識もかなり蓄積されて居た。
精霊とかそう言った伝承は有るものの、本当に目撃したと言う例は皆無、そして魔法も存在を確認できなかった。魔法適性の在りそうな人は全体の1割程確認出来たものの、やはり魔法は存在して居ないのだ。
だけど存在する魔素・・・
やはり有効に使う為にはナノマシンにお手伝いをさせるのが良いのじゃ無いかと思った私は、周囲にある魔素を使って超常現象を起こせるように、魔素を使うナノマシンと言うのを研究始めたのだ。
もっと時間掛かると思ってたんだけど、魔素を集めて来るナノマシンは以前薬草の時に作ったので、魔素を認識でき、かつ捕獲できるのは判って居た。
それを突き詰める方向で開発を始めたら思ったより簡単に魔素を変質できることが判ってしまった。
その新たなナノマシンをアップデートしまくって、一時的に私の高性能電脳につないでクラウドで疑似人格を与える事に成功した。
そこで、とりあえずは、大気なら何処にでも有ると言う事で、風精霊なんツー基本的な精霊を作って見る事にした。
上位精霊【ジーン】と言いたい所なんだけど、私としては精霊は男では無く可愛らしい女性であって欲しい、ので、【レジーナ】って名前を考えてみた。
更に最上位精霊として、定番の名前の【シルフィード】を設定。
レジーナは可愛らしい幼女の姿、シルフィードは優しそうな美人のおねぃさんな姿で考え、ナノマシンをプログラミングした。
ナノマシン群体な彼女達はドンドン増殖して行き、大気中に一定量以上存在した場合のみ、呼ぶとその姿を群体を形成して現われる。
風精霊ナノマシンは、単体で存在する時は気まぐれな性格、集束しレジーナを形成した時は気まぐれではあるが甘えん坊な面が強く出る。
シルフィードの時はどこ吹く風なボンヤリ系でありながら芯のしっかりしたお姉さん的な人格となるようにプログラムになって居る。
それぞれの得意魔法は以下の通り。
私のこんな魔法が有れば良いなっつー願望から構成した魔法を使ってくれる訳だが、こんな感じ。
----レジーナ----
○エアーウォール、矢とかを風で阻む防御魔法、矢が防げたら良いかなって思ってただけだったのだけど、思いのほか風圧が強いために、達人級に達して居ない普通の剣士の剣撃位だったら防げそうなレベルだった。
○エアープレッシャー、所謂空気で押し退ける魔法、間合いを詰められてしまった時なんかにとっさに使うと相手を吹き飛ばして間合いを取り直す事が出来たり、足の裏から発射すると高ぁ~くジャンプ出来たりする便利魔法。 割とシンプルだけど使い方は注意が必要そうだね。
○エアーカッター、細かい風の刃を複数撃ち出し、対象を切り刻む。 所謂カマイタチみたいな?
正直こんなに威力のある物は想定して居なかったけどな・・・
○エンチャントエアーブレード、その名の通り、対象の武器に風の属性をエンチャント出来る、只の銅剣がミスリルじゃなかろうかと言う程の切れ味に・・・やっちゃった感が強い。
但し、剣の強度が下がりやすいので銅剣位の材質だと2~3回もエンチャントしたら折れちゃうだろう。
○エアースライサー、エアーカッターの収束版みたいなもの、大きな空気の刃が飛んでって何でも切っちゃう感じ、クロムモリブデンのインゴッドがスパッと切れた。
そうとうにヤバ目な性能だった。
----シルフィード----
○トルネードボール、つい好きだったアニメの技をイメージしたばっかりに出来上がったポイ魔法。
つい、○ARUTOの螺旋○に成っちゃった感じ、但しこっちはその球が飛んで行くので遠距離攻撃が可能。
威力はずっと上でとんでもなかった・・・当たった岩が粉々に消し飛んだんだよね、地面に向けたらクレーター出来るんじゃないかな。
○トルネードガード、一時的に対象の周囲に竜巻を発生させて物理も魔法もガードする防御魔法。
長時間維持しすぎると中心部が真空に近づく為、使い過ぎると呼吸不全に陥るので、敵を対象にして攻撃する事も出来る、当然内側からの攻撃も防ぐので内側に居る対象者はその間何も出来ない。
○エンチャントツイスター、攻守共に利用出来るエンチャント、小型の竜巻と言うかつむじ風が防御や攻撃をサポート、ってかこれで防御されると直接攻撃だと攻撃側がダメージ食らう。
逆に攻撃側で使うと、例えば槍撃が届かない筈の所へ届いてしまう感じ、とでも言おうか、要するに届かなくてもつむじ風が飛び出して切りつける。
エンチャントエアーブレードより使い勝手が良いかも知れないと思える仕える魔法になった。
○ハリケーン、そのまんま。
大型のハリケーンが突然発生して襲い掛かる。
○クロスハリケーン、もう何も言うまい、一つでもマップ兵器並みなのにね。
優しそうなおねぃさん風の容姿の精霊の魔法と思えない凶悪な物ばかりだ。
ちなみに怒ると般若のような恐ろしい形相に成ると言うネタもお約束にして見たけどねw
他に、生活魔法みたいな細かいのは設定して居るけどそれはそれは上位呼び出さなくても詠唱で集まって来る小さい精霊で使えるっつー設定をしてみた。
ア、後ね、沢の向こうの谷迄行く前の山地をそのまま頂上に向けて進む方角を替えると、かなりきれいな水を湛えた泉が有ったので水精霊も作ってみた。
切っ掛けは、少し前に戻る。
ジュドーさんの動かすプロトタイプ起動試験の帰り道、私はセドリックさんにもう一つラボを作りたいとお願いした。
まぁ、あの性能を目の当たりにしたこともあって、二つ返事で了解をもらった私は、新しくラボの建物を建築した後、今度はヘリの作成の為のマザーマシンを組み上げる事にしたのだ。
そしてその間、相変わらず暇、何でってスキルとナノマシンが勝手にやってくれちゃうから。
私はプランとかデザインを考えただけだもんね。
その暇な間にやって居たゲームにも飽きていた。
そりゃ飽きるよね、ゲームクリエーターもプロデューサーもプログラマーやグラフィックデザイナーまで全部自分なんだもん。
で、丁度、探査用のナノマシンがとうとうこの惑星全体の探索を済ませて帰って来た事もあって私の知識もかなり蓄積されて居た。
精霊とかそう言った伝承は有るものの、本当に目撃したと言う例は皆無、そして魔法も存在を確認できなかった。魔法適性の在りそうな人は全体の1割程確認出来たものの、やはり魔法は存在して居ないのだ。
だけど存在する魔素・・・
やはり有効に使う為にはナノマシンにお手伝いをさせるのが良いのじゃ無いかと思った私は、周囲にある魔素を使って超常現象を起こせるように、魔素を使うナノマシンと言うのを研究始めたのだ。
もっと時間掛かると思ってたんだけど、魔素を集めて来るナノマシンは以前薬草の時に作ったので、魔素を認識でき、かつ捕獲できるのは判って居た。
それを突き詰める方向で開発を始めたら思ったより簡単に魔素を変質できることが判ってしまった。
その新たなナノマシンをアップデートしまくって、一時的に私の高性能電脳につないでクラウドで疑似人格を与える事に成功した。
そこで、とりあえずは、大気なら何処にでも有ると言う事で、風精霊なんツー基本的な精霊を作って見る事にした。
上位精霊【ジーン】と言いたい所なんだけど、私としては精霊は男では無く可愛らしい女性であって欲しい、ので、【レジーナ】って名前を考えてみた。
更に最上位精霊として、定番の名前の【シルフィード】を設定。
レジーナは可愛らしい幼女の姿、シルフィードは優しそうな美人のおねぃさんな姿で考え、ナノマシンをプログラミングした。
ナノマシン群体な彼女達はドンドン増殖して行き、大気中に一定量以上存在した場合のみ、呼ぶとその姿を群体を形成して現われる。
風精霊ナノマシンは、単体で存在する時は気まぐれな性格、集束しレジーナを形成した時は気まぐれではあるが甘えん坊な面が強く出る。
シルフィードの時はどこ吹く風なボンヤリ系でありながら芯のしっかりしたお姉さん的な人格となるようにプログラムになって居る。
それぞれの得意魔法は以下の通り。
私のこんな魔法が有れば良いなっつー願望から構成した魔法を使ってくれる訳だが、こんな感じ。
----レジーナ----
○エアーウォール、矢とかを風で阻む防御魔法、矢が防げたら良いかなって思ってただけだったのだけど、思いのほか風圧が強いために、達人級に達して居ない普通の剣士の剣撃位だったら防げそうなレベルだった。
○エアープレッシャー、所謂空気で押し退ける魔法、間合いを詰められてしまった時なんかにとっさに使うと相手を吹き飛ばして間合いを取り直す事が出来たり、足の裏から発射すると高ぁ~くジャンプ出来たりする便利魔法。 割とシンプルだけど使い方は注意が必要そうだね。
○エアーカッター、細かい風の刃を複数撃ち出し、対象を切り刻む。 所謂カマイタチみたいな?
正直こんなに威力のある物は想定して居なかったけどな・・・
○エンチャントエアーブレード、その名の通り、対象の武器に風の属性をエンチャント出来る、只の銅剣がミスリルじゃなかろうかと言う程の切れ味に・・・やっちゃった感が強い。
但し、剣の強度が下がりやすいので銅剣位の材質だと2~3回もエンチャントしたら折れちゃうだろう。
○エアースライサー、エアーカッターの収束版みたいなもの、大きな空気の刃が飛んでって何でも切っちゃう感じ、クロムモリブデンのインゴッドがスパッと切れた。
そうとうにヤバ目な性能だった。
----シルフィード----
○トルネードボール、つい好きだったアニメの技をイメージしたばっかりに出来上がったポイ魔法。
つい、○ARUTOの螺旋○に成っちゃった感じ、但しこっちはその球が飛んで行くので遠距離攻撃が可能。
威力はずっと上でとんでもなかった・・・当たった岩が粉々に消し飛んだんだよね、地面に向けたらクレーター出来るんじゃないかな。
○トルネードガード、一時的に対象の周囲に竜巻を発生させて物理も魔法もガードする防御魔法。
長時間維持しすぎると中心部が真空に近づく為、使い過ぎると呼吸不全に陥るので、敵を対象にして攻撃する事も出来る、当然内側からの攻撃も防ぐので内側に居る対象者はその間何も出来ない。
○エンチャントツイスター、攻守共に利用出来るエンチャント、小型の竜巻と言うかつむじ風が防御や攻撃をサポート、ってかこれで防御されると直接攻撃だと攻撃側がダメージ食らう。
逆に攻撃側で使うと、例えば槍撃が届かない筈の所へ届いてしまう感じ、とでも言おうか、要するに届かなくてもつむじ風が飛び出して切りつける。
エンチャントエアーブレードより使い勝手が良いかも知れないと思える仕える魔法になった。
○ハリケーン、そのまんま。
大型のハリケーンが突然発生して襲い掛かる。
○クロスハリケーン、もう何も言うまい、一つでもマップ兵器並みなのにね。
優しそうなおねぃさん風の容姿の精霊の魔法と思えない凶悪な物ばかりだ。
ちなみに怒ると般若のような恐ろしい形相に成ると言うネタもお約束にして見たけどねw
他に、生活魔法みたいな細かいのは設定して居るけどそれはそれは上位呼び出さなくても詠唱で集まって来る小さい精霊で使えるっつー設定をしてみた。
ア、後ね、沢の向こうの谷迄行く前の山地をそのまま頂上に向けて進む方角を替えると、かなりきれいな水を湛えた泉が有ったので水精霊も作ってみた。
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