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薬師編
第三十八話 理由
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スヴェインがガスォンの街にやって来て数日が経った。今日は特に予定もないため、朝食の後片付けを終えてテオドールと共にリビングのソファに座り寛いでいる。
恥ずかしいからテオドールには言わないけど、この時間がけっこう好きだ。
「そういえば、スヴェイン先生はいつまでこの街に滞在してますか? この前はご一緒できなかったので、もし時間があったらお話ししたいです」
「あと二週間くらい滞在するそうだ。長期休暇はほとんどここで過ごすって言ってた」
「それなら何回かお会いできそうですね。今は何を?」
「ああ、あいつならセルジュの使いっぱしりになってる」
「どうしてそんなことに?」
テオドールの疑問はもっともだ。だが、説明が難しい。ゾラさんを「ゾラ姐さん」と呼んだことがバレてセルジュの怒りを買ったと話したところで納得してもらえるとは思えないし。そもそもスヴェインのことで思考を割くのが面倒くさい。
「まあ、色々あったんだ。それよりも」
スヴェインの話題を適当に切り上げて、以前から伝えたかったことを告げる。
「春になったらこの街を出るぞ。まだ先の話だが心構えはしておけ」
「えっ、と。話はわかりました。赴任先はどちらへ?」
「まだ決定ではないが、南の方にある田舎町で希望を出した」
「あの、前々から思っていたことですが」
顔をこわばらせたテオドールが、恐る恐るといった様子で尋ねてきた。
「なぜ師匠は田舎を転々とするのですか? まだリルサニア王国から追われているとか、何か特別な事情があるのではないかと心配で」
テオドールは拳を強く握り締めていた。声も震えていて、よく見ると顔色も悪い。
俺が意地を張ったせいで余計な心配をさせてしまったようだ。
「逃げているわけではない。リルサニアの連中は俺のことをほとんど忘れているはずだ。目立ちさえしなければ大丈夫だ」
「では、なぜ?」
「回復薬が大衆に普及したのは何年前だ?」
唐突な問いかけにテオドールは目を見張る。
「およそ百五十年前です」
頭の中は疑問でいっぱいだろうに、すぐ答えてくれた。
「そうだ。回復薬が普及したことで、人々は病や怪我に対応できるようになった。医師や回復術士に頼らなくても、ある程度自分たちで治せる。それが当たり前になった」
「そうですね。学院で習いました」
「結果、医師と回復術士が減った。特に医師は上流階級が囲い込んでいて一般市民が診察を受けることはほとんどない。回復術士より医師が貴重な理由は?」
「医師は回復術士と違い、治療に魔力を介さないからです。大まかにいえば回復術と回復薬は魔力を用いるという点で同じですから」
話が思ったよりも長くなりそうだ。回りくどかったか。乾いた喉を紅茶で潤して話を続ける。
「その通りだ。上流階級が医師を囲い込んでいるのは、万が一回復薬が効かない病が流行った時の保険だ。だがそのせいで民間の医療は魔力頼みとなってしまった」
「はい。それは身に染みています」
テオドールは呪いにより魔力を受け付けない体質だ。怪我をしても回復薬や回復術に頼れない。
「それなら回復薬が普及する以前は? だれもが皆医師や回復術士の治療を受けていたと思うか?」
「いえ、それは考えにくいです。都市部以外、身近ではなかったと思います」
「そうだな。でも地方の人間が病や怪我に全く対処しなかった訳ではない。彼らは代々伝わる療法で生き延びてきた」
緊張から呼吸がわずかに乱れる。落ち着いて深呼吸をしてから口を開く。
「俺は、田舎を転々としながらその土地に伝わる療法を集めている。これが赴任先を田舎にしている理由だ」
「なんで、そこまで。今はともかく子どもの俺を連れて一人で田舎に赴任するのは大変だったのでは?」
ここまで話しておいて躊躇する自分がいる。遠慮がちに目線を上げると、テオドールの強い瞳とぶつかった。有無を言わさないような目つきに背中を押された。
「お前のためだ」
「俺の?」
テオドールは自身を指差したまま固まっている。
「お前が怪我や病気をした時に何もできないでいるなんて嫌だと思った。テオドールには、一分一秒でも長く生きてほしくて」
重い言葉を口にした自覚はある。田舎を転々としているのは薬師になった直後からで、テオドールと番いになる前の話だ。番いが特別だからという言い訳は使えない。
恥ずかしさが込み上げて顔を背ける。すると、テオドールが覆い被さり力強く抱きしめてきた。
「俺、師匠と出会えて幸せです」
テオドールが噛み締めるように言った。
「俺も」
テオドールの体温が心地よくて口元が緩む。そのまま背中に腕を回して温もりを分け合った。
しばらく抱き合っていると、テオドールが俺の肩を掴み身体を離した。そのことに少し寂しさを覚えていたら、テオドールの顔が近づき唇が重なった。
触れるだけの、戯れのような口付けだ。だが不思議と充足感に包まれて、夢中で唇を合わせていた。
「クラウス師匠」
テオドールが優しくソファに押し倒した。肘置きに頭を預け、テオドールの首筋に腕を回す。
「来て」
そう囁くと、目の前の男がごくりと喉を鳴らした。期待に胸が高まり、視界が蕩ける。剣ダコのある大きな手がシャツのボタンにかかった瞬間、けたたましい鐘の音が耳に飛び込んだ。途切れることなく響く音に焦燥を煽られる。
「この鐘は、魔物ですね」
「とりあえず薬師ギルドに行こう。怪我人がいるかもしれない」
いい雰囲気だったのにタイミングが悪すぎる。テオドールも同じ気持ちだったようで、ぶつぶつと文句を言いながらソファから立ち上がった。
足早に玄関を飛び出すと、狭い路地は人の波でごった返していた。
「魔物の群れだ! 早く避難を!」
悲鳴や怒声が飛び交い、混乱が渦巻いている。
「これは、通れそうにないですね」
「どこか別の道を」
「いい案があります」
テオドールはそう言うと、俺の身体を持ち上げ横抱きにした。
「おい! ふざけてる場合か!」
「俺は真剣です。地上がだめなら上から行きましょう」
テオドールは俺を抱えたまま通路の階段を上がり大きく跳躍した。体験したことのない浮遊感に、思わず情けない声が出る。
驚いたことにテオドールは助走をつけず三メートル先の建物の屋上へ着地した。
「あの、テオドール。俺は浮遊魔法を使うから下ろしてほしいというか。お前も俺を抱えるのは大変だろ?」
「ご心配なく! 危ないので口を閉じていてください」
テオドールに必死でしがみついて、建物の屋上から屋上を進んでいく。結局、薬師ギルドに到着するまで解放されることはなかった。
人に口を閉じていろと指示していたわりに、テオドールは道中ずっと「涙目の師匠かわいい」と呟いていて、何度か悲鳴を上げそうになった。
恥ずかしいからテオドールには言わないけど、この時間がけっこう好きだ。
「そういえば、スヴェイン先生はいつまでこの街に滞在してますか? この前はご一緒できなかったので、もし時間があったらお話ししたいです」
「あと二週間くらい滞在するそうだ。長期休暇はほとんどここで過ごすって言ってた」
「それなら何回かお会いできそうですね。今は何を?」
「ああ、あいつならセルジュの使いっぱしりになってる」
「どうしてそんなことに?」
テオドールの疑問はもっともだ。だが、説明が難しい。ゾラさんを「ゾラ姐さん」と呼んだことがバレてセルジュの怒りを買ったと話したところで納得してもらえるとは思えないし。そもそもスヴェインのことで思考を割くのが面倒くさい。
「まあ、色々あったんだ。それよりも」
スヴェインの話題を適当に切り上げて、以前から伝えたかったことを告げる。
「春になったらこの街を出るぞ。まだ先の話だが心構えはしておけ」
「えっ、と。話はわかりました。赴任先はどちらへ?」
「まだ決定ではないが、南の方にある田舎町で希望を出した」
「あの、前々から思っていたことですが」
顔をこわばらせたテオドールが、恐る恐るといった様子で尋ねてきた。
「なぜ師匠は田舎を転々とするのですか? まだリルサニア王国から追われているとか、何か特別な事情があるのではないかと心配で」
テオドールは拳を強く握り締めていた。声も震えていて、よく見ると顔色も悪い。
俺が意地を張ったせいで余計な心配をさせてしまったようだ。
「逃げているわけではない。リルサニアの連中は俺のことをほとんど忘れているはずだ。目立ちさえしなければ大丈夫だ」
「では、なぜ?」
「回復薬が大衆に普及したのは何年前だ?」
唐突な問いかけにテオドールは目を見張る。
「およそ百五十年前です」
頭の中は疑問でいっぱいだろうに、すぐ答えてくれた。
「そうだ。回復薬が普及したことで、人々は病や怪我に対応できるようになった。医師や回復術士に頼らなくても、ある程度自分たちで治せる。それが当たり前になった」
「そうですね。学院で習いました」
「結果、医師と回復術士が減った。特に医師は上流階級が囲い込んでいて一般市民が診察を受けることはほとんどない。回復術士より医師が貴重な理由は?」
「医師は回復術士と違い、治療に魔力を介さないからです。大まかにいえば回復術と回復薬は魔力を用いるという点で同じですから」
話が思ったよりも長くなりそうだ。回りくどかったか。乾いた喉を紅茶で潤して話を続ける。
「その通りだ。上流階級が医師を囲い込んでいるのは、万が一回復薬が効かない病が流行った時の保険だ。だがそのせいで民間の医療は魔力頼みとなってしまった」
「はい。それは身に染みています」
テオドールは呪いにより魔力を受け付けない体質だ。怪我をしても回復薬や回復術に頼れない。
「それなら回復薬が普及する以前は? だれもが皆医師や回復術士の治療を受けていたと思うか?」
「いえ、それは考えにくいです。都市部以外、身近ではなかったと思います」
「そうだな。でも地方の人間が病や怪我に全く対処しなかった訳ではない。彼らは代々伝わる療法で生き延びてきた」
緊張から呼吸がわずかに乱れる。落ち着いて深呼吸をしてから口を開く。
「俺は、田舎を転々としながらその土地に伝わる療法を集めている。これが赴任先を田舎にしている理由だ」
「なんで、そこまで。今はともかく子どもの俺を連れて一人で田舎に赴任するのは大変だったのでは?」
ここまで話しておいて躊躇する自分がいる。遠慮がちに目線を上げると、テオドールの強い瞳とぶつかった。有無を言わさないような目つきに背中を押された。
「お前のためだ」
「俺の?」
テオドールは自身を指差したまま固まっている。
「お前が怪我や病気をした時に何もできないでいるなんて嫌だと思った。テオドールには、一分一秒でも長く生きてほしくて」
重い言葉を口にした自覚はある。田舎を転々としているのは薬師になった直後からで、テオドールと番いになる前の話だ。番いが特別だからという言い訳は使えない。
恥ずかしさが込み上げて顔を背ける。すると、テオドールが覆い被さり力強く抱きしめてきた。
「俺、師匠と出会えて幸せです」
テオドールが噛み締めるように言った。
「俺も」
テオドールの体温が心地よくて口元が緩む。そのまま背中に腕を回して温もりを分け合った。
しばらく抱き合っていると、テオドールが俺の肩を掴み身体を離した。そのことに少し寂しさを覚えていたら、テオドールの顔が近づき唇が重なった。
触れるだけの、戯れのような口付けだ。だが不思議と充足感に包まれて、夢中で唇を合わせていた。
「クラウス師匠」
テオドールが優しくソファに押し倒した。肘置きに頭を預け、テオドールの首筋に腕を回す。
「来て」
そう囁くと、目の前の男がごくりと喉を鳴らした。期待に胸が高まり、視界が蕩ける。剣ダコのある大きな手がシャツのボタンにかかった瞬間、けたたましい鐘の音が耳に飛び込んだ。途切れることなく響く音に焦燥を煽られる。
「この鐘は、魔物ですね」
「とりあえず薬師ギルドに行こう。怪我人がいるかもしれない」
いい雰囲気だったのにタイミングが悪すぎる。テオドールも同じ気持ちだったようで、ぶつぶつと文句を言いながらソファから立ち上がった。
足早に玄関を飛び出すと、狭い路地は人の波でごった返していた。
「魔物の群れだ! 早く避難を!」
悲鳴や怒声が飛び交い、混乱が渦巻いている。
「これは、通れそうにないですね」
「どこか別の道を」
「いい案があります」
テオドールはそう言うと、俺の身体を持ち上げ横抱きにした。
「おい! ふざけてる場合か!」
「俺は真剣です。地上がだめなら上から行きましょう」
テオドールは俺を抱えたまま通路の階段を上がり大きく跳躍した。体験したことのない浮遊感に、思わず情けない声が出る。
驚いたことにテオドールは助走をつけず三メートル先の建物の屋上へ着地した。
「あの、テオドール。俺は浮遊魔法を使うから下ろしてほしいというか。お前も俺を抱えるのは大変だろ?」
「ご心配なく! 危ないので口を閉じていてください」
テオドールに必死でしがみついて、建物の屋上から屋上を進んでいく。結局、薬師ギルドに到着するまで解放されることはなかった。
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