98 / 158
アファルータ共和国編
初めての調査依頼④夜番
しおりを挟む
そろそろ夜番を担当する時間なのでテントから出ると、兄さんが既に焚き火のそばに座っていた。
「ごめんね。もう時間だった?起こしてくれてよかったのに」
「交代までもう少し時間はあるが、ギリギリまで寝かしておこうと思ってな」
「ありがとう。あんまり無理しないでね」
「俺なら大丈夫だ。リアムを起こしてくるから火を見ててくれ」
「了解」
交代はあと少し先のはずなのに夜番をしている冒険者が見当たらないなと思っていると疲れた様子で戻ってきた。
なんでも立て続けにゴブリンが現れて対処に追われたらしく、慌てて兄さんに火の番を頼んだとか。
あまりにも憔悴しきった様子だったので、まだ時間ではないが夜番を代わると伝えるとすごく感謝された。
運が悪いことに今夜は魔物の動きが活発なのかもしれない。このまま何も対策をしない場合、先ほどの彼らのようになるのが目に見えている。
この状況は最近力を入れている魔法技術の鍛練にちょうどいい。僕は広範囲に探知の魔法を展開させて今後に備えることにした。
探知の魔法を発動後、程なくして兄さんとリアムがこちらにやって来るのが見えた。
「ルカさん!アイザックさんがひどいんです。俺がなかなか起きないからって、全力で蹴ってきてその勢いでテントを倒したんですよ!時間がないから倒れたままにしてこっちに来ました」
「うるさい。お前が悪い」
「兄さん、手加減してるとはいえ暴力はだめだよ。起きないリアムも悪いけど」
「……すまない」
「あれが、手加減?」
リアムが納得いかない顔をしているけど、魔法で確認しても怪我はないので、かなり手加減しているはずだ。
夜番といっても魔物などの襲撃がなければやることはほとんどない。時間が経つにつれ、警戒はしつつも話に花が咲くのは自然の流れといえる。
退屈に耐えかねて最初に口を開いたのはリアムだった。
「実は最近気になる子がいまして……」
「あれ?パン屋の娘のオリビアと付き合ってなかった?」
「雑貨屋のエラじゃなかったか」
「そういえば新人受付嬢のスカーレットとはどうなったの?」
「全員付き合ってすぐにフラれました!はぁ……俺はいつも本気なのになんで長続きしないんだろ」
「呆れた。またフラれたのか」
「それで?今は誰が気になってるの?」
「冒険者のサバンナちゃんです!凛々しい美人っていいですよね」
「もしかして、鉄級冒険者で魔法使いの?」
「ルカさん知ってるんですか!ぜひ紹介してください」
「サバンナだったら3日前に恋人ができたよ」
「うわっ!やられたー!誰ですか?」
「鉄級のメイソン、弓使いの」
「意外だな。あいつとサバンナちゃん仲よかったですっけ?」
「僕の紹介で仲良くなったみたい」
「なんでですか!俺に紹介してくださいよ!」
「この前の飲み会で彼女にメイソンを紹介してほしいって頼まれてさ。リアムを紹介してほしいって言ってた女性冒険者教えようか?」
「いや、しばらく女性冒険者はいいです。気になる子はたくさんいるので。次は町娘にします」
「そういうところだぞ」
「だからすぐフラれるんだよ」
「そんなことより!」
リアムが周囲に気を遣いつつ一際大きな声を出して無理やり話を終わらせた。
「ルカさんの話が聞きたいです!今恋人はいますか?アイザックさんはいるみたいですけど」
兄さんはリアムと個人的な話もするみたいだ。兄さんが恋人がいると話したなら、僕もそう答えていいだろう。
「いるよ」
「どんな感じの方ですか?」
「えーっと」
「待ってください!当ててみせます……ルカさんの性格を考えると、恋人は経験豊富で積極的な年上女性がお似合いって感じがしますね。真面目で引っ張ってくれる長身美人!当たってますか?」
「おおむねその通りだ」
「あ、アイザックさんもご存知なんですね。いいなぁ、ルカさんの恋人絶対美人さんですよね」
「まあ、背は高いし顔は整ってると思うよ」
「やっぱり!羨ましいなぁ。年上っていいですよね。リードしてもらえるし甘えても嫌そうな顔しないし」
「うん、まあ……そうだね」
「ルカさんの恋愛話気になります!もっと聞かせてください。あ、惚気でもいいですよ」
嫌すぎる。恋人の前で惚気話をする状況って特殊すぎて聞いたことない。でもリアムに悪気はないから強い態度で拒否するのも申し訳ない。
普段ならリアムの暴走を止める立場の兄さんが、楽しそうに話の行く末を見守っているのを見て少しだけいらっとする。
話が盛り上がりすぎたのがいけない。探知の魔法を発動していたはずなのに、ついうっかり迂闊にもゴブリン3体の接近を許してしまった。
今後は気を引き締めるためにもあまり話に参加しない方がいいだろう。油断禁物、魔法に頼りすぎるのもよくないな。いやー、勉強になった。
「ゴブリン3体接近中。リアム倒してきなよ」
「えぇー。援護してください」
「リアムの実力なら余裕でしょ。本当に危なくなったら援護するからいってらっしゃい」
「わかりました。いってきます」
ゴブリンの出現場所を詳しく教えるとリアムは駆け出していった。念のため魔法を使って見守るがリアムなら余裕だろう。
「今まで魔物が寄らなかったのはルカのおかげか?」
「ちょっと魔法でね。そんなにわかりやすかった?失敗かな」
「いや、魔法の痕跡は感じなかった。魔物の気配がしたのに動かず消えたのが不思議でな。警戒していたがルカの魔法だったのか」
「今魔法の遠隔発動を研究していてね。その鍛練で敵を倒してた」
「自分はその場に留まったまま遠くの敵を魔法で討伐するということか?」
「そうそう。今はバレないように火属性魔法で燃やし尽くしてるから、ホーンラビットとかゴブリンとかの弱くて小柄な魔物しか討伐できないけどね」
「じゃあゴブリンが接近したのは……」
「わざとに決まってるでしょ。兄さんも黙ってないで止めてよ」
「すまない。つい、ルカの惚気が気になって」
たしかに思い返せば、最近言葉で愛情を伝える機会が少なかったような気がする。その代わり態度で表しているつもりだったが足りなかったようだ。
「兄さんのそんな子どもっぽいところも好き」
「は?」
「僕の惚気を聞きたくて目をキラキラさせている兄さんがすごく可愛かった。ちょっといらっとしたけど」
「……」
「本当は抱きしめて頭を撫でたかったな。兄さんの可愛いところ見ると、この前の膝枕みたいにもっと甘やかしたくなる」
「ルカ、もう、その」
「普段はかっこいいのにたまに可愛くなるのずるいよね。さっきのリアムの話、年上の恋人は甘えても嫌な顔しないんだっけ?じゃあ手繋いで。はやく」
「あ、ああ。こうか?」
僕が手を差し出すと、兄さんが恋人繋ぎの要領で握ってきた。そのまま繋がれた手を僕の顔の高さに引き寄せて、兄さんの手の甲に唇を落とす。
「兄さんの手、大好き。昔から変わらない大きくて温かくて頼もしい手……ああ残念、リアムが戻ってくる。僕の想いちゃんと伝わった?まだ惚気話聞きたい?」
「もう十分だ。本当に」
「そう?今度は兄さんの話も聞かせてね」
「そうだな。覚悟しておけよ」
なぜか怒らせてしまったようだ。表情から怒気は感じなかったが、何か兄さんの気に障るようなことを言ってしまったのだろうか。
「アイザックさんどうですか?俺強くなったでしょ!」
「そうだな」
「アイザックさんとルカさんのおかげです!」
「リアムお疲れ。強くなったね」
「ありがとうございます!」
その後は何事もなく朝を迎えた。見上げると深い藍色と明るい黄赤色が織りなすグラデーションが目に飛び込む。日の出前のわずかな時間にしか見られない幻想的な空の色に心を奪われた。
「美しい夜明けだね。夜番の疲れが少しは癒されたかな」
「なら俺はいつも癒されてるな」
「どういうこと?」
兄さんの左手が僕の頬を押さえ、親指で僕の目元をなぞる。
「俺にとってルカはこの世の何よりも美しい」
「え?」
「たしかに綺麗な空だ。ルカの瞳に似ている」
「兄さんやめ」
「空を見てみろ。澄んだ赤と青が混じったような薄紫だ。神秘的なのに穏やかで優しいから思わず捕まえたくなる」
距離が近づいたと思ったら、いつものように左瞼にキスをされた。
「もう十分だから。勘弁して」
「まだ言い足りない。また今度俺の想いを聞いてくれ」
「もしかして怒ってる?さっきのやつ言い過ぎた?」
「怒るわけない。自分の不甲斐なさが悔しくてな。これからは俺もちゃんと言葉にしようと思って」
「お手柔らかにお願いします」
リアムが離れたところにいて助かった。いや、離れているからあんな恥ずかしいことを言ったのか?
夜番明けのハイテンションというやつだろうか。お互いだいぶはしゃいでいたようだ。恥ずかしくて顔が上げられない。兄さんも何も言ってこない。その後僕達は無言のまま出発の準備を始めるのであった。
「ごめんね。もう時間だった?起こしてくれてよかったのに」
「交代までもう少し時間はあるが、ギリギリまで寝かしておこうと思ってな」
「ありがとう。あんまり無理しないでね」
「俺なら大丈夫だ。リアムを起こしてくるから火を見ててくれ」
「了解」
交代はあと少し先のはずなのに夜番をしている冒険者が見当たらないなと思っていると疲れた様子で戻ってきた。
なんでも立て続けにゴブリンが現れて対処に追われたらしく、慌てて兄さんに火の番を頼んだとか。
あまりにも憔悴しきった様子だったので、まだ時間ではないが夜番を代わると伝えるとすごく感謝された。
運が悪いことに今夜は魔物の動きが活発なのかもしれない。このまま何も対策をしない場合、先ほどの彼らのようになるのが目に見えている。
この状況は最近力を入れている魔法技術の鍛練にちょうどいい。僕は広範囲に探知の魔法を展開させて今後に備えることにした。
探知の魔法を発動後、程なくして兄さんとリアムがこちらにやって来るのが見えた。
「ルカさん!アイザックさんがひどいんです。俺がなかなか起きないからって、全力で蹴ってきてその勢いでテントを倒したんですよ!時間がないから倒れたままにしてこっちに来ました」
「うるさい。お前が悪い」
「兄さん、手加減してるとはいえ暴力はだめだよ。起きないリアムも悪いけど」
「……すまない」
「あれが、手加減?」
リアムが納得いかない顔をしているけど、魔法で確認しても怪我はないので、かなり手加減しているはずだ。
夜番といっても魔物などの襲撃がなければやることはほとんどない。時間が経つにつれ、警戒はしつつも話に花が咲くのは自然の流れといえる。
退屈に耐えかねて最初に口を開いたのはリアムだった。
「実は最近気になる子がいまして……」
「あれ?パン屋の娘のオリビアと付き合ってなかった?」
「雑貨屋のエラじゃなかったか」
「そういえば新人受付嬢のスカーレットとはどうなったの?」
「全員付き合ってすぐにフラれました!はぁ……俺はいつも本気なのになんで長続きしないんだろ」
「呆れた。またフラれたのか」
「それで?今は誰が気になってるの?」
「冒険者のサバンナちゃんです!凛々しい美人っていいですよね」
「もしかして、鉄級冒険者で魔法使いの?」
「ルカさん知ってるんですか!ぜひ紹介してください」
「サバンナだったら3日前に恋人ができたよ」
「うわっ!やられたー!誰ですか?」
「鉄級のメイソン、弓使いの」
「意外だな。あいつとサバンナちゃん仲よかったですっけ?」
「僕の紹介で仲良くなったみたい」
「なんでですか!俺に紹介してくださいよ!」
「この前の飲み会で彼女にメイソンを紹介してほしいって頼まれてさ。リアムを紹介してほしいって言ってた女性冒険者教えようか?」
「いや、しばらく女性冒険者はいいです。気になる子はたくさんいるので。次は町娘にします」
「そういうところだぞ」
「だからすぐフラれるんだよ」
「そんなことより!」
リアムが周囲に気を遣いつつ一際大きな声を出して無理やり話を終わらせた。
「ルカさんの話が聞きたいです!今恋人はいますか?アイザックさんはいるみたいですけど」
兄さんはリアムと個人的な話もするみたいだ。兄さんが恋人がいると話したなら、僕もそう答えていいだろう。
「いるよ」
「どんな感じの方ですか?」
「えーっと」
「待ってください!当ててみせます……ルカさんの性格を考えると、恋人は経験豊富で積極的な年上女性がお似合いって感じがしますね。真面目で引っ張ってくれる長身美人!当たってますか?」
「おおむねその通りだ」
「あ、アイザックさんもご存知なんですね。いいなぁ、ルカさんの恋人絶対美人さんですよね」
「まあ、背は高いし顔は整ってると思うよ」
「やっぱり!羨ましいなぁ。年上っていいですよね。リードしてもらえるし甘えても嫌そうな顔しないし」
「うん、まあ……そうだね」
「ルカさんの恋愛話気になります!もっと聞かせてください。あ、惚気でもいいですよ」
嫌すぎる。恋人の前で惚気話をする状況って特殊すぎて聞いたことない。でもリアムに悪気はないから強い態度で拒否するのも申し訳ない。
普段ならリアムの暴走を止める立場の兄さんが、楽しそうに話の行く末を見守っているのを見て少しだけいらっとする。
話が盛り上がりすぎたのがいけない。探知の魔法を発動していたはずなのに、ついうっかり迂闊にもゴブリン3体の接近を許してしまった。
今後は気を引き締めるためにもあまり話に参加しない方がいいだろう。油断禁物、魔法に頼りすぎるのもよくないな。いやー、勉強になった。
「ゴブリン3体接近中。リアム倒してきなよ」
「えぇー。援護してください」
「リアムの実力なら余裕でしょ。本当に危なくなったら援護するからいってらっしゃい」
「わかりました。いってきます」
ゴブリンの出現場所を詳しく教えるとリアムは駆け出していった。念のため魔法を使って見守るがリアムなら余裕だろう。
「今まで魔物が寄らなかったのはルカのおかげか?」
「ちょっと魔法でね。そんなにわかりやすかった?失敗かな」
「いや、魔法の痕跡は感じなかった。魔物の気配がしたのに動かず消えたのが不思議でな。警戒していたがルカの魔法だったのか」
「今魔法の遠隔発動を研究していてね。その鍛練で敵を倒してた」
「自分はその場に留まったまま遠くの敵を魔法で討伐するということか?」
「そうそう。今はバレないように火属性魔法で燃やし尽くしてるから、ホーンラビットとかゴブリンとかの弱くて小柄な魔物しか討伐できないけどね」
「じゃあゴブリンが接近したのは……」
「わざとに決まってるでしょ。兄さんも黙ってないで止めてよ」
「すまない。つい、ルカの惚気が気になって」
たしかに思い返せば、最近言葉で愛情を伝える機会が少なかったような気がする。その代わり態度で表しているつもりだったが足りなかったようだ。
「兄さんのそんな子どもっぽいところも好き」
「は?」
「僕の惚気を聞きたくて目をキラキラさせている兄さんがすごく可愛かった。ちょっといらっとしたけど」
「……」
「本当は抱きしめて頭を撫でたかったな。兄さんの可愛いところ見ると、この前の膝枕みたいにもっと甘やかしたくなる」
「ルカ、もう、その」
「普段はかっこいいのにたまに可愛くなるのずるいよね。さっきのリアムの話、年上の恋人は甘えても嫌な顔しないんだっけ?じゃあ手繋いで。はやく」
「あ、ああ。こうか?」
僕が手を差し出すと、兄さんが恋人繋ぎの要領で握ってきた。そのまま繋がれた手を僕の顔の高さに引き寄せて、兄さんの手の甲に唇を落とす。
「兄さんの手、大好き。昔から変わらない大きくて温かくて頼もしい手……ああ残念、リアムが戻ってくる。僕の想いちゃんと伝わった?まだ惚気話聞きたい?」
「もう十分だ。本当に」
「そう?今度は兄さんの話も聞かせてね」
「そうだな。覚悟しておけよ」
なぜか怒らせてしまったようだ。表情から怒気は感じなかったが、何か兄さんの気に障るようなことを言ってしまったのだろうか。
「アイザックさんどうですか?俺強くなったでしょ!」
「そうだな」
「アイザックさんとルカさんのおかげです!」
「リアムお疲れ。強くなったね」
「ありがとうございます!」
その後は何事もなく朝を迎えた。見上げると深い藍色と明るい黄赤色が織りなすグラデーションが目に飛び込む。日の出前のわずかな時間にしか見られない幻想的な空の色に心を奪われた。
「美しい夜明けだね。夜番の疲れが少しは癒されたかな」
「なら俺はいつも癒されてるな」
「どういうこと?」
兄さんの左手が僕の頬を押さえ、親指で僕の目元をなぞる。
「俺にとってルカはこの世の何よりも美しい」
「え?」
「たしかに綺麗な空だ。ルカの瞳に似ている」
「兄さんやめ」
「空を見てみろ。澄んだ赤と青が混じったような薄紫だ。神秘的なのに穏やかで優しいから思わず捕まえたくなる」
距離が近づいたと思ったら、いつものように左瞼にキスをされた。
「もう十分だから。勘弁して」
「まだ言い足りない。また今度俺の想いを聞いてくれ」
「もしかして怒ってる?さっきのやつ言い過ぎた?」
「怒るわけない。自分の不甲斐なさが悔しくてな。これからは俺もちゃんと言葉にしようと思って」
「お手柔らかにお願いします」
リアムが離れたところにいて助かった。いや、離れているからあんな恥ずかしいことを言ったのか?
夜番明けのハイテンションというやつだろうか。お互いだいぶはしゃいでいたようだ。恥ずかしくて顔が上げられない。兄さんも何も言ってこない。その後僕達は無言のまま出発の準備を始めるのであった。
104
お気に入りに追加
1,076
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。

男子高校に入学したらハーレムでした!
はやしかわともえ
BL
閲覧ありがとうございます。
ゆっくり書いていきます。
毎日19時更新です。
よろしくお願い致します。
2022.04.28
お気に入り、栞ありがとうございます。
とても励みになります。
引き続き宜しくお願いします。
2022.05.01
近々番外編SSをあげます。
よければ覗いてみてください。
2022.05.10
お気に入りしてくれてる方、閲覧くださってる方、ありがとうございます。
精一杯書いていきます。
2022.05.15
閲覧、お気に入り、ありがとうございます。
読んでいただけてとても嬉しいです。
近々番外編をあげます。
良ければ覗いてみてください。
2022.05.28
今日で完結です。閲覧、お気に入り本当にありがとうございました。
次作も頑張って書きます。
よろしくおねがいします。

【完結】兄の事を皆が期待していたので僕は離れます
まりぃべる
ファンタジー
一つ年上の兄は、国の為にと言われて意気揚々と村を離れた。お伽話にある、奇跡の聖人だと幼き頃より誰からも言われていた為、それは必然だと。
貧しい村で育った弟は、小さな頃より家の事を兄の分までせねばならず、兄は素晴らしい人物で対して自分は凡人であると思い込まされ、自分は必要ないのだからと弟は村を離れる事にした。
そんな弟が、自分を必要としてくれる人に会い、幸せを掴むお話。
☆まりぃべるの世界観です。緩い設定で、現実世界とは違う部分も多々ありますがそこをあえて楽しんでいただけると幸いです。
☆現実世界にも同じような名前、地名、言葉などがありますが、関係ありません。

推しの完璧超人お兄様になっちゃった
紫 もくれん
BL
『君の心臓にたどりつけたら』というゲーム。体が弱くて一生の大半をベットの上で過ごした僕が命を賭けてやり込んだゲーム。
そのクラウス・フォン・シルヴェスターという推しの大好きな完璧超人兄貴に成り代わってしまった。
ずっと好きで好きでたまらなかった推し。その推しに好かれるためならなんだってできるよ。
そんなBLゲーム世界で生きる僕のお話。

愛され末っ子
西条ネア
BL
本サイトでの感想欄は感想のみでお願いします。全ての感想に返答します。
リクエストはTwitter(@NeaSaijou)にて受付中です。また、小説のストーリーに関するアンケートもTwitterにて行います。
(お知らせは本編で行います。)
********
上園琉架(うえぞの るか)四男 理斗の双子の弟 虚弱 前髪は後々左に流し始めます。髪の毛の色はご想像にお任せします。深い赤みたいなのアースアイ 後々髪の毛を肩口くらいまで伸ばしてゆるく結びます。アレルギー多め。その他の設定は各話で出てきます!
上園理斗(うえぞの りと)三男 琉架の双子の兄 琉架が心配 琉架第一&大好き 前髪は後々右に流します。髪の毛の色はご想像にお任せします。深い緑みたいなアースアイ 髪型はずっと短いままです。 琉架の元気もお母さんのお腹の中で取っちゃった、、、
上園静矢 (うえぞの せいや)長男 普通にサラッとイケメン。なんでもできちゃうマン。でも弟(特に琉架)絡むと残念。弟達溺愛。深い青色の瞳。髪の毛の色はご想像にお任せします。
上園竜葵(うえぞの りゅうき)次男 ツンデレみたいな、考えと行動が一致しないマン。でも弟達大好きで奮闘して玉砕する。弟達傷つけられたら、、、 深い青色の瞳。兄貴(静矢)と一個差 ケンカ強い でも勉強できる。料理は壊滅的
上園理玖斗(うえぞの りくと)父 息子達大好き 藍羅(あいら・妻)も愛してる 家族傷つけるやつ許さんマジ 琉架の身体が弱すぎて心配 深い緑の瞳。普通にイケメン
上園藍羅(うえぞの あいら) 母 子供達、夫大好き 母は強し、の具現化版 美人さん 息子達(特に琉架)傷つけるやつ許さんマジ。
てか普通に上園家の皆さんは顔面偏差値馬鹿高いです。
(特に琉架)の部分は家族の中で順列ができているわけではなく、特に琉架になる場面が多いという意味です。
琉架の従者
遼(はる)琉架の10歳上
理斗の従者
蘭(らん)理斗の10歳上
その他の従者は後々出します。
虚弱体質な末っ子・琉架が家族からの寵愛、溺愛を受ける物語です。
前半、BL要素少なめです。
この作品は作者の前作と違い毎日更新(予定)です。
できないな、と悟ったらこの文は消します。
※琉架はある一定の時期から体の成長(精神も若干)がなくなる設定です。詳しくはその時に補足します。
皆様にとって最高の作品になりますように。
※作者の近況状況欄は要チェックです!
西条ネア

ある日、人気俳優の弟になりました。
雪 いつき
BL
母の再婚を期に、立花優斗は人気若手俳優、橘直柾の弟になった。顔良し性格良し真面目で穏やかで王子様のような人。そんな評判だったはずが……。
「俺の命は、君のものだよ」
初顔合わせの日、兄になる人はそう言って綺麗に笑った。とんでもない人が兄になってしまった……と思ったら、何故か大学の先輩も優斗を可愛いと言い出して……?
平凡に生きたい19歳大学生と、24歳人気若手俳優、21歳文武両道大学生の三角関係のお話。
主人公の兄になったなんて知らない
さつき
BL
レインは知らない弟があるゲームの主人公だったという事を
レインは知らないゲームでは自分が登場しなかった事を
レインは知らない自分が神に愛されている事を
表紙イラストは マサキさんの「キミの世界メーカー」で作成してお借りしています⬇ https://picrew.me/image_maker/54346
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる