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イーザリア王国編
ミゲルの仲間達
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あれから特に気になる依頼もなかったので、街の外にある平原をぶらぶらしてゴブリンやホーンラビットを狩った。
グレイセル王国と比べるとイーザリア王国は冬でもそこそこ魔物がいる。冬の間、冒険者活動が全く出来ずに破産ということにはならないだろう。
冒険者ギルドに戻り魔物の素材を換金する。怪我もなく適切に魔物狩りができている、期待の新人だと担当のエイダンさんに褒められた。
冒険者としての初仕事が終わった。冒険者の仕事終わりといえば、ギルド内の酒場で乾杯と相場が決まっている。
兄さんが心配するといけないので、早めに切り上げるつもりだ。
「兄さんごめんね。僕の分まで飲み物取ってもらって」
「あの人混みだと仕方ないさ」
乾杯!木のジョッキを鳴らす。中身は果実水だが心が躍る。本物の冒険者になったんだと実感する。
「兄さんエール美味しい?」
「まあまあだ」
「早く僕も飲めるようになりたいな」
「ルカの年齢くらいから飲んでるやつもいると思うが」
前世の感覚のせいで、成人していないのにお酒を飲むのは罪悪感がある。この世界は国によって多少の差があるが、大体16歳で成人だ。
「身体に負担はかけたくないし、16歳になってからお酒は解禁する」
「そのほうがいい。ルカが16歳になった日はふたりで飲もう」
「約束だよ」
「ああ、約束だ」
兄さんは僕が16歳になっても付き合いを続けてくれるらしい。純粋に嬉しい。
その時兄さんは26歳。兄さんが結婚して冒険者を辞める未来もあるかもしれないが、約束は約束だ。
未来のお嫁さんには悪いが、その日は兄さんを独占させてもらおう。
僕が兄さんとの約束を噛みしめていると、突然元気な声で呼びかけられた。
「ルカくん、お兄さん!約束通り仲間を連れてきたっす!」
「仲間を紹介するって本気だったんだ」
「お兄さんと呼ぶな。アイザックだ。ルカに近づくな」
まさかこんなに早く紹介されるとは思わなかった。兄さんがあからさまにミゲルを警戒している。
少しして、ミゲルと同年代くらいの男女3人がこちらのテーブルに駆け寄ってきた。
「ミゲル!あんた調査依頼の報告中にいきなりいなくなるって何考えてるのよ!エイダンが困ってたわよ」
「エイダンのあれはキレてたね。ミゲルあとで謝れよ」
「あれは、よくない」
ミゲルの仲間達が僕らのテーブルに集まってきた。話が通じそうな人達でよかった。
「エイダンにはあとで謝っておくっす!それよりもほら、さっき話してた子っす!」
「あなた達がミゲルが話してた新人冒険者ね。ミゲルが迷惑かけてない?私はカミラ。銅級パーティー『銀色の風』のリーダーで魔法使いよ。ミゲルのバカが何かしてきたら私に報告してちょうだい」
カミラは『銀色の風』の紅一点でリーダーなのか。ミゲルに振り回されて疲れ気味だ。
「俺は剣士のダリオ。俺よくここの酒場にいるからさ、何かあったら声かけてよ。よろしく」
ダリオは片手剣と盾を使う剣士みたいだ。ヤンチャそうな見た目をしている。
「トール。盾士」
大きな盾を背負っているからすぐにわかった。大柄で寡黙。盾のイメージにピッタリだ。
「そして俺ミゲル!斥候っす!ルカくんに仲間を紹介できてよかったっす!」
魔法使いに剣士に盾士、斥候か。バランスのいいパーティーだ。
「僕はルカ、魔法使い。アイザック兄さんは大剣士だよ。よろしくね」
「はい、はーい!」
急にミゲルが大声を上げて近寄ってきた。
「俺ルカくんのこと、ルカって呼びたいっす!仲良くしてほしいっす!」
「えーっと」
「お前はだめだ」
「お兄さん!?」
「お兄さんと呼ぶな。三度目はない。ルカから離れろ。お前は馴れ馴れしいからだめだ」
どう答えようか迷っていると兄さんが勝手に断ってきた。兄さんにとってミゲルの第一印象は最悪なので態度が頑なだ。
「俺はルカくんと仲良くなりたいだけなのにー!」
「ミゲルうるさい!でもなんでそんなにルカくんと仲良くなりたいの?いい子なのはわかるけど」
「それは俺の予知が、ルカくんと仲良くなると将来俺の能力が強化されるって告げたからっす!もちろん弟みたいでかわいいっていうのもあるっすよ!」
予知?どういうことだろう。
「俺は妖精と人間のクォーターで予知って能力を持ってるっす!なんとなーく予感がするって程度だけど今まで外したことがないっす!」
なるほどね。興味深い。
「つまり僕と仲良くなると能力が上がるって予知して知り合いになったと」
「そういうことっす!」
「ふざけるな!ルカは幸運のお守りじゃない。お遊びなら、ひとりでやってろ。帰るぞルカ」
兄さんが怒ってこの場を去ろうと僕の手を引いてきた。僕自身はミゲルの話をもっと聞きたいが、兄さんを止められそうにない。
うすうす感じていたけど、兄さんとミゲルは相性が悪い。
「待つっす!言葉が悪かったっす!俺は」
「あのさぁ、お兄さん過保護すぎじゃね?」
「は?」
ダリオがミゲルの話を遮って兄さんを咎める。
「ルカちゃん、もっと話したそうにしてたよ?弟の人間関係まで細かく口出しするの?そういうのウザくね?」
「なんだと?」
「ミゲルはさぁ頭軽そうだけど、いいやつで大事な仲間なんだよ。仲良くなりたい子に誤解されたままって可哀想だし。最後まで話聞いてやってくれない?」
「必要ない」
「あのさ、そんなガチガチに束縛してたらルカちゃんに嫌われるよ?今はいいかもしれないけどさぁ、将来ルカちゃんに恋人ができたらどうすんの?このままじゃ捨てられるのはお兄さんだよ」
兄さんがバッと僕の方を振り向いた。僕を見つめる兄さんは不安げな顔をしている。僕はたまらなくなってダリオを睨みつけた。
「ダリオ、言いすぎだ。僕達の関係を赤の他人がズケズケと踏み込むな」
「へぇ、ぽやぽやしてるだけのお荷物だと思ってたけど迫力あるね。美人は怒ると怖いな」
「茶化さないで」
「はいはい、すみませんでした」
「うわぁぁぁぁん。俺のせいでごめんなさぁぁぁい。謝るから皆仲良くしてほしいっすー!」
緊迫した空気が霧散した。ミゲルはいろいろと耐えられなかったみたいだ。
青年が幼子のように大声をあげて泣いている姿を見て何とも言えない気持ちになった。
ダリオも同じ気持ちなのだろう。人を食ったような態度から一変、頭を下げて謝罪した。
「アイザックさんすみませんでした。よく知らないのに言い過ぎました。ルカちゃんもごめん」
「こちらこそごめんなさい。ミゲル泣かせちゃった」
「ミゲルはあんな感じだけど、いいやつだからさ。今度話を聞いてやってよ」
「わかった。落ち着いたらまた話そうか」
「うん、よろしく」
ミゲルのおかげで落としどころを見つけた。
そのまま解散の流れになったが、僕は最後にどうしてもダリオに言いたいことがある。
「ダリオ、次ルカちゃんって言ったら魔法で痛い目見せるからね」
「そんなに嫌?いいと思ったんだけどなー」
グレイセル王国と比べるとイーザリア王国は冬でもそこそこ魔物がいる。冬の間、冒険者活動が全く出来ずに破産ということにはならないだろう。
冒険者ギルドに戻り魔物の素材を換金する。怪我もなく適切に魔物狩りができている、期待の新人だと担当のエイダンさんに褒められた。
冒険者としての初仕事が終わった。冒険者の仕事終わりといえば、ギルド内の酒場で乾杯と相場が決まっている。
兄さんが心配するといけないので、早めに切り上げるつもりだ。
「兄さんごめんね。僕の分まで飲み物取ってもらって」
「あの人混みだと仕方ないさ」
乾杯!木のジョッキを鳴らす。中身は果実水だが心が躍る。本物の冒険者になったんだと実感する。
「兄さんエール美味しい?」
「まあまあだ」
「早く僕も飲めるようになりたいな」
「ルカの年齢くらいから飲んでるやつもいると思うが」
前世の感覚のせいで、成人していないのにお酒を飲むのは罪悪感がある。この世界は国によって多少の差があるが、大体16歳で成人だ。
「身体に負担はかけたくないし、16歳になってからお酒は解禁する」
「そのほうがいい。ルカが16歳になった日はふたりで飲もう」
「約束だよ」
「ああ、約束だ」
兄さんは僕が16歳になっても付き合いを続けてくれるらしい。純粋に嬉しい。
その時兄さんは26歳。兄さんが結婚して冒険者を辞める未来もあるかもしれないが、約束は約束だ。
未来のお嫁さんには悪いが、その日は兄さんを独占させてもらおう。
僕が兄さんとの約束を噛みしめていると、突然元気な声で呼びかけられた。
「ルカくん、お兄さん!約束通り仲間を連れてきたっす!」
「仲間を紹介するって本気だったんだ」
「お兄さんと呼ぶな。アイザックだ。ルカに近づくな」
まさかこんなに早く紹介されるとは思わなかった。兄さんがあからさまにミゲルを警戒している。
少しして、ミゲルと同年代くらいの男女3人がこちらのテーブルに駆け寄ってきた。
「ミゲル!あんた調査依頼の報告中にいきなりいなくなるって何考えてるのよ!エイダンが困ってたわよ」
「エイダンのあれはキレてたね。ミゲルあとで謝れよ」
「あれは、よくない」
ミゲルの仲間達が僕らのテーブルに集まってきた。話が通じそうな人達でよかった。
「エイダンにはあとで謝っておくっす!それよりもほら、さっき話してた子っす!」
「あなた達がミゲルが話してた新人冒険者ね。ミゲルが迷惑かけてない?私はカミラ。銅級パーティー『銀色の風』のリーダーで魔法使いよ。ミゲルのバカが何かしてきたら私に報告してちょうだい」
カミラは『銀色の風』の紅一点でリーダーなのか。ミゲルに振り回されて疲れ気味だ。
「俺は剣士のダリオ。俺よくここの酒場にいるからさ、何かあったら声かけてよ。よろしく」
ダリオは片手剣と盾を使う剣士みたいだ。ヤンチャそうな見た目をしている。
「トール。盾士」
大きな盾を背負っているからすぐにわかった。大柄で寡黙。盾のイメージにピッタリだ。
「そして俺ミゲル!斥候っす!ルカくんに仲間を紹介できてよかったっす!」
魔法使いに剣士に盾士、斥候か。バランスのいいパーティーだ。
「僕はルカ、魔法使い。アイザック兄さんは大剣士だよ。よろしくね」
「はい、はーい!」
急にミゲルが大声を上げて近寄ってきた。
「俺ルカくんのこと、ルカって呼びたいっす!仲良くしてほしいっす!」
「えーっと」
「お前はだめだ」
「お兄さん!?」
「お兄さんと呼ぶな。三度目はない。ルカから離れろ。お前は馴れ馴れしいからだめだ」
どう答えようか迷っていると兄さんが勝手に断ってきた。兄さんにとってミゲルの第一印象は最悪なので態度が頑なだ。
「俺はルカくんと仲良くなりたいだけなのにー!」
「ミゲルうるさい!でもなんでそんなにルカくんと仲良くなりたいの?いい子なのはわかるけど」
「それは俺の予知が、ルカくんと仲良くなると将来俺の能力が強化されるって告げたからっす!もちろん弟みたいでかわいいっていうのもあるっすよ!」
予知?どういうことだろう。
「俺は妖精と人間のクォーターで予知って能力を持ってるっす!なんとなーく予感がするって程度だけど今まで外したことがないっす!」
なるほどね。興味深い。
「つまり僕と仲良くなると能力が上がるって予知して知り合いになったと」
「そういうことっす!」
「ふざけるな!ルカは幸運のお守りじゃない。お遊びなら、ひとりでやってろ。帰るぞルカ」
兄さんが怒ってこの場を去ろうと僕の手を引いてきた。僕自身はミゲルの話をもっと聞きたいが、兄さんを止められそうにない。
うすうす感じていたけど、兄さんとミゲルは相性が悪い。
「待つっす!言葉が悪かったっす!俺は」
「あのさぁ、お兄さん過保護すぎじゃね?」
「は?」
ダリオがミゲルの話を遮って兄さんを咎める。
「ルカちゃん、もっと話したそうにしてたよ?弟の人間関係まで細かく口出しするの?そういうのウザくね?」
「なんだと?」
「ミゲルはさぁ頭軽そうだけど、いいやつで大事な仲間なんだよ。仲良くなりたい子に誤解されたままって可哀想だし。最後まで話聞いてやってくれない?」
「必要ない」
「あのさ、そんなガチガチに束縛してたらルカちゃんに嫌われるよ?今はいいかもしれないけどさぁ、将来ルカちゃんに恋人ができたらどうすんの?このままじゃ捨てられるのはお兄さんだよ」
兄さんがバッと僕の方を振り向いた。僕を見つめる兄さんは不安げな顔をしている。僕はたまらなくなってダリオを睨みつけた。
「ダリオ、言いすぎだ。僕達の関係を赤の他人がズケズケと踏み込むな」
「へぇ、ぽやぽやしてるだけのお荷物だと思ってたけど迫力あるね。美人は怒ると怖いな」
「茶化さないで」
「はいはい、すみませんでした」
「うわぁぁぁぁん。俺のせいでごめんなさぁぁぁい。謝るから皆仲良くしてほしいっすー!」
緊迫した空気が霧散した。ミゲルはいろいろと耐えられなかったみたいだ。
青年が幼子のように大声をあげて泣いている姿を見て何とも言えない気持ちになった。
ダリオも同じ気持ちなのだろう。人を食ったような態度から一変、頭を下げて謝罪した。
「アイザックさんすみませんでした。よく知らないのに言い過ぎました。ルカちゃんもごめん」
「こちらこそごめんなさい。ミゲル泣かせちゃった」
「ミゲルはあんな感じだけど、いいやつだからさ。今度話を聞いてやってよ」
「わかった。落ち着いたらまた話そうか」
「うん、よろしく」
ミゲルのおかげで落としどころを見つけた。
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