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イーザリア王国編
冒険者登録
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兄さんが倒したグレートボアは街道の脇に避けて放置することになった。
乗合馬車がトリフェの街に到着次第、冒険者ギルドに回収を依頼するらしい。
兄さんは乗客全員にお礼を言われ続けて居心地が悪そうだ。
「坊主の兄ちゃん強いなぁ」
乗客のおじさんが話しかけてきた。
「うん。すごく強かった」
「こんなに強いのに今から冒険者になるっていうから驚いたよ」
「兄さんは僕が冒険者になりたいって言ったらついてきてくれたんだ」
「坊主が冒険者に?……兄ちゃんがいれば大丈夫だと思うが」
「うん、頑張る」
なぜ僕が冒険者になると言ったら皆似たような反応をするのだろうか。
「俺はトリフェの街で陶器の店をやってるんだ。冒険者には縁がないかもしれないが、坊主の兄ちゃんが来たらサービスしてやる」
「ありがとう。機会があったら兄さんを連れてくね」
「ルカ、そろそろ街に着くぞ」
兄さんが会話に入ってきた。ようやくお礼合戦から解放されたようだ。
「おお!大きい街だね」
「王都以外だと俺が見た中でも1番の規模かもしれない」
「探索が楽しみだ」
「だな」
街に着いたらさっそく冒険者登録だ!と言いたいところだがそんなことをしてたら夜になってしまう。今日は何もしないで宿に泊まることにした。
そしてトリフェについた翌日。僕達は冒険者ギルドの前にいた。
「緊張してきた」
「そろそろ入らないか?」
なんで兄さんはこんなに冷静なんだろう。大人の余裕ってやつかな。
思い切って扉を開ける。扉を開けたら真正面に長いカウンターがあって受付が並んでいた。
入り口から見て右側は酒場になっているようだ。朝からお酒を飲んでる人がちらほらいる。夜になったらここに冒険者が集まるのだろう。
入り口から見て左側は壁一面に依頼書が貼られている。壁の手前には談話スペースだろうか、机や椅子が並んでいる。
2階もあるけど入り口からだと何があるのかよくわからない。
想像していたものに近い冒険者ギルドだった。わくわくする。
「兄さん、受付に行こう。優しそうな人のところに並びたいな」
「よくわからないからルカが決めてくれ」
混雑する時間を避けたのに、順番が来るまでそこそこ待たされた。受付をしてくるのは、茶色の髪を低い位置で緩めのサイドテールにしている、タレ目の優しそうな男性だ。
「おはようございます!冒険者登録をしたいです。兄も登録します」
「おはようございます、おふたりの冒険者登録ですね。少々お待ちください」
また緊張してきた。すんなり登録できるといいな。
「お待たせしました。簡単に冒険者の仕事や説明を致します」
受付のお兄さんはいろいろ説明してくれた。
・冒険者は冒険者ギルドを通して依頼を受けること
・依頼は壁に貼られている依頼書を剥がして受付に持っていくこと
・どの階級の依頼を受けてもいいが依頼に失敗すると違約金が発生すること
・銅級以上の階級は魔物暴走などの緊急時に戦闘に必ず参加すること
・正式な決闘以外の冒険者同士の喧嘩は原則禁止されていること
以上が特に守ってほしいことのようだ。他にも細々としたルールを説明してくれた。その時に犯罪歴等も確認されたが特に問題なく終わった。
「あとは節度を持った行動をお願いしますといったところです。他に質問はありませんか?」
「お兄さんのお名前を教えてください」
「失礼しました。私はエイダンと申します。以後あなた達の担当になるのでよろしくお願いします。冒険者カードを発行しますね。登録料はひとり銀貨1枚です」
「よろしくお願いします!」
登録料をエイダンさんに渡す。
「お待たせしました。まずは、えーと」
「アイザックだ」
「ありがとうございます。年齢は」
「22だ」
「はい、冒険者登録完了いたしました。続いてあなたは」
「ルカです。12歳です」
「ありがとうございます。登録できましたよ。カードは失くさないように注意して下さいね。失くした場合、再発行料は銀貨3枚です。おふたりとも鉄級からのスタートです」
「ありがとうございます!エイダンさん、これからよろしくお願いします」
「ご丁寧にありがとうございます。さっそく依頼を受けていかれますか?」
「えーっと」
「あー!!珍しいー!エイダンがバカ丁寧に受付してるっす!新人くんに惚れちゃった感じっすかー?」
びっくりした。依頼書を見てから考えると答えようとしたら大きな声に割り込まれた。
「バカミゲル!ルカくんが困ってるだろうが!お前はいい加減周りをもっと見ろ!」
目の前にいるのは本当にエイダンさんだろうか?口調が全然違う。
ミゲルと呼ばれた青年は人懐っこい笑みを浮かべている。丸い顔と目が幼い印象を与える。身長は160センチくらいか?この国だと小柄の部類だ。
「ルカくん?よろしくっす!俺は銅級パーティー『銀色の風』のミゲル。ミゲルって呼んでくださいっす!趣味は諜報活動っす!ルカくんもギルドの噂話とか気になったら俺に聞いてほしいっす!」
「はあ、よろしくね」
ミゲルがいきなり僕の手を取って無理矢理握手をしてきた。ミゲルの手は見た目に反して、冒険者らしく皮が固くがっしりしている。
「ミゲル!バカ、おい本当いい加減にしろよ。お前が惚れたとかなんとか言ったせいで、さっきからルカくんのお兄さんがこわいんだよ!俺を巻き込まないでくれ!!」
兄さんが?ここでやっと僕は兄さんを見た。怖かった。目だけで人を殺せるんじゃないかと思うほどのオーラを放ってミゲルとエイダンさんを威圧していた。
「とりあえずお前はルカから手を離せ。話はそこからだ」
「えー?俺がなんか怒らせちゃった感じっすか?ねー?ルカくん」
ミゲルが僕の手を離して、次は肩を組んできた。ミゲルはおおらかすぎてこの状況がわかっていないようだ。
「あ゛?」
まずい。兄さんから初めて聞くタイプの低音が出た。ここは僕が収拾をつけないと。
「兄さん。さっき注意されたでしょ。冒険者同士の喧嘩は禁止だからね」
「なら正式に決闘を」
「登録したばかりだから依頼が見たい!あっちに行こう!じゃあミゲルまた今度話そうね」
「了解っす!次は俺のパーティーの仲間も紹介するっす!じゃあ俺はもう行くっす!またね!ルカくん」
ミゲルはエイダンさんに用事があって、ついでに僕に話しかけてきたと思っていたが、どうやら違ったようだ。さっさと冒険者ギルドから飛び出していった。ミゲルのパーティーかぁ。全員キャラが濃そうだな。
そんなことより今は兄さんだ。途中でグダグダしたが無事登録できたことだし、ゆっくり依頼書を確認しに行こう。
乗合馬車がトリフェの街に到着次第、冒険者ギルドに回収を依頼するらしい。
兄さんは乗客全員にお礼を言われ続けて居心地が悪そうだ。
「坊主の兄ちゃん強いなぁ」
乗客のおじさんが話しかけてきた。
「うん。すごく強かった」
「こんなに強いのに今から冒険者になるっていうから驚いたよ」
「兄さんは僕が冒険者になりたいって言ったらついてきてくれたんだ」
「坊主が冒険者に?……兄ちゃんがいれば大丈夫だと思うが」
「うん、頑張る」
なぜ僕が冒険者になると言ったら皆似たような反応をするのだろうか。
「俺はトリフェの街で陶器の店をやってるんだ。冒険者には縁がないかもしれないが、坊主の兄ちゃんが来たらサービスしてやる」
「ありがとう。機会があったら兄さんを連れてくね」
「ルカ、そろそろ街に着くぞ」
兄さんが会話に入ってきた。ようやくお礼合戦から解放されたようだ。
「おお!大きい街だね」
「王都以外だと俺が見た中でも1番の規模かもしれない」
「探索が楽しみだ」
「だな」
街に着いたらさっそく冒険者登録だ!と言いたいところだがそんなことをしてたら夜になってしまう。今日は何もしないで宿に泊まることにした。
そしてトリフェについた翌日。僕達は冒険者ギルドの前にいた。
「緊張してきた」
「そろそろ入らないか?」
なんで兄さんはこんなに冷静なんだろう。大人の余裕ってやつかな。
思い切って扉を開ける。扉を開けたら真正面に長いカウンターがあって受付が並んでいた。
入り口から見て右側は酒場になっているようだ。朝からお酒を飲んでる人がちらほらいる。夜になったらここに冒険者が集まるのだろう。
入り口から見て左側は壁一面に依頼書が貼られている。壁の手前には談話スペースだろうか、机や椅子が並んでいる。
2階もあるけど入り口からだと何があるのかよくわからない。
想像していたものに近い冒険者ギルドだった。わくわくする。
「兄さん、受付に行こう。優しそうな人のところに並びたいな」
「よくわからないからルカが決めてくれ」
混雑する時間を避けたのに、順番が来るまでそこそこ待たされた。受付をしてくるのは、茶色の髪を低い位置で緩めのサイドテールにしている、タレ目の優しそうな男性だ。
「おはようございます!冒険者登録をしたいです。兄も登録します」
「おはようございます、おふたりの冒険者登録ですね。少々お待ちください」
また緊張してきた。すんなり登録できるといいな。
「お待たせしました。簡単に冒険者の仕事や説明を致します」
受付のお兄さんはいろいろ説明してくれた。
・冒険者は冒険者ギルドを通して依頼を受けること
・依頼は壁に貼られている依頼書を剥がして受付に持っていくこと
・どの階級の依頼を受けてもいいが依頼に失敗すると違約金が発生すること
・銅級以上の階級は魔物暴走などの緊急時に戦闘に必ず参加すること
・正式な決闘以外の冒険者同士の喧嘩は原則禁止されていること
以上が特に守ってほしいことのようだ。他にも細々としたルールを説明してくれた。その時に犯罪歴等も確認されたが特に問題なく終わった。
「あとは節度を持った行動をお願いしますといったところです。他に質問はありませんか?」
「お兄さんのお名前を教えてください」
「失礼しました。私はエイダンと申します。以後あなた達の担当になるのでよろしくお願いします。冒険者カードを発行しますね。登録料はひとり銀貨1枚です」
「よろしくお願いします!」
登録料をエイダンさんに渡す。
「お待たせしました。まずは、えーと」
「アイザックだ」
「ありがとうございます。年齢は」
「22だ」
「はい、冒険者登録完了いたしました。続いてあなたは」
「ルカです。12歳です」
「ありがとうございます。登録できましたよ。カードは失くさないように注意して下さいね。失くした場合、再発行料は銀貨3枚です。おふたりとも鉄級からのスタートです」
「ありがとうございます!エイダンさん、これからよろしくお願いします」
「ご丁寧にありがとうございます。さっそく依頼を受けていかれますか?」
「えーっと」
「あー!!珍しいー!エイダンがバカ丁寧に受付してるっす!新人くんに惚れちゃった感じっすかー?」
びっくりした。依頼書を見てから考えると答えようとしたら大きな声に割り込まれた。
「バカミゲル!ルカくんが困ってるだろうが!お前はいい加減周りをもっと見ろ!」
目の前にいるのは本当にエイダンさんだろうか?口調が全然違う。
ミゲルと呼ばれた青年は人懐っこい笑みを浮かべている。丸い顔と目が幼い印象を与える。身長は160センチくらいか?この国だと小柄の部類だ。
「ルカくん?よろしくっす!俺は銅級パーティー『銀色の風』のミゲル。ミゲルって呼んでくださいっす!趣味は諜報活動っす!ルカくんもギルドの噂話とか気になったら俺に聞いてほしいっす!」
「はあ、よろしくね」
ミゲルがいきなり僕の手を取って無理矢理握手をしてきた。ミゲルの手は見た目に反して、冒険者らしく皮が固くがっしりしている。
「ミゲル!バカ、おい本当いい加減にしろよ。お前が惚れたとかなんとか言ったせいで、さっきからルカくんのお兄さんがこわいんだよ!俺を巻き込まないでくれ!!」
兄さんが?ここでやっと僕は兄さんを見た。怖かった。目だけで人を殺せるんじゃないかと思うほどのオーラを放ってミゲルとエイダンさんを威圧していた。
「とりあえずお前はルカから手を離せ。話はそこからだ」
「えー?俺がなんか怒らせちゃった感じっすか?ねー?ルカくん」
ミゲルが僕の手を離して、次は肩を組んできた。ミゲルはおおらかすぎてこの状況がわかっていないようだ。
「あ゛?」
まずい。兄さんから初めて聞くタイプの低音が出た。ここは僕が収拾をつけないと。
「兄さん。さっき注意されたでしょ。冒険者同士の喧嘩は禁止だからね」
「なら正式に決闘を」
「登録したばかりだから依頼が見たい!あっちに行こう!じゃあミゲルまた今度話そうね」
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ミゲルはエイダンさんに用事があって、ついでに僕に話しかけてきたと思っていたが、どうやら違ったようだ。さっさと冒険者ギルドから飛び出していった。ミゲルのパーティーかぁ。全員キャラが濃そうだな。
そんなことより今は兄さんだ。途中でグダグダしたが無事登録できたことだし、ゆっくり依頼書を確認しに行こう。
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