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第四話 奥様
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応接室で家令を待っていると、玄関で出迎えてくれた男性が現れた。執事だと思っていたけど家令だったのか。家令にしては歳が若い気がする。仕事ができる優秀な人物なのだろう。
先ほどは緊張で気づかなかったが、彼の顔には苦労が滲み出ていて、最上位の使用人としての過酷さが伝わってきた。
「ご案内します」
「よろしくね。隈すごいけど大丈夫?」
「お気遣いありがとうございます。慣れておりますので」
これは労働環境の改善が必要ではないだろうか。さっそく辺境伯の伴侶として仕事が一つできたことに気合が入る。
「頑張らないと!」
「いかがなさいましたか?」
「ごめんなさい。ちょっと決意を……」
家令によくわからないという顔をされたけど、今は屋敷の案内を優先したいから説明を控えることにした。
家令の説明はわかりやすくて、広い屋敷の間取りがだいたい把握できた。案内中にわかったことがいくつかある。
まず、家令の名前がレジスだということ。
それから、屋敷が三階建てであること。一階は大広間や応接室など来客用のフロア、二階は書斎や辺境伯の寝室など個人が使うフロア、三階は使用人の部屋があるフロアになっているようだ。
そして、使用人の人数が極端に少ないということ。特に女性の使用人が不足していて、家政婦長にメイドが二人で合計三人しかいない。男性の使用人も一般的な貴族家の半数以下だ。
使用人の問題も気になるが、まずは一番の疑問をレジスに質問する。
「ここが僕の寝室?」
「さようでございます」
「なんで一階に? 普通は旦那様と一緒じゃないの?」
「それは、私からは申し上げられません」
「わかった。案内ありがとう」
レジスの表情から何か事情があることを察したが、無理やり問いただすのも悪い気がしていったん話を終わらせた。
「夕食の時間になったらお呼びしますので、しばらくお部屋でお過ごしください……お答えできず申し訳ございません」
「うん、お願い。あんまり気にしないでね」
励ますように微笑みかけたけど、レジスは固い表情のまま深々と頭を下げて退室していった。
部屋に一人きりになると、やっと緊張が解けてきた。シンプルながら質のいい調度品に囲まれて目が癒される。
馬車での長旅に加えて、辺境伯との対面とめまぐるしい日だった。まだ夕食の時間があるけどすでに一日を終えた気分だ。
こんな時はベッドに飛び込んでゴロゴロしたい。一人用にしては大きすぎるベッドは、見るからに上質なシーツが敷かれていて、寝転ぶと気持ちよさそうだ。
疲れているとはいえ、外出着でベッドに入るのはよろしくない。着替えようとジャケットに手をかけた瞬間、遠慮気味なノック音が響いた。
「入ってもよろしいですか?」
聞こえてきたのは緊張を隠そうともしないぎこちない男性の声だ。どうぞ、と声をかけると静かに扉が開き、一人の青年が部屋に入ってきた。
ドアの隙間から滑り込んできたのは執事服に身を包んだ大柄の青年だった。僕とそこまで歳が離れていないように見える。
緊張のせいか表情がこわばっていて、垂れ目がちの瞳にはうっすらと涙が滲んでいる。髪と目が焦茶色で勝手に親近感を覚えた。
「本日より奥様の侍従を勤めさせていただきます、ジョゼフと申します。不束者ですが、どうぞよろしくお願い申し上げます」
「うん、よろしくね」
彼の緊張をほぐすように笑いかけると表情が和らいでいった。初対面の相手と話す時が一番「癒し」スキルの効果を実感できる。
レジスは生真面目な性格だからか変化がわかりにくかったけど、ジョゼフとはすぐに仲良くなれそうだ。
「ところでさ」
「はいっ!」
僕が話しかけると、ジョゼフが不自然なくらい背筋を伸ばした。
「奥様って僕のことだよね?」
「は、はい。あの、何か失礼がございましたか?」
ジョゼフの顔色が変わった。怖がらせてしまったようだ。
「違うよ。ただ、奥様って呼び方は違和感がね。実家でも母は使用人から名前で呼ばれてたし、そっちのほうが馴染みがあるというか」
「その、えっと」
ジョゼフはどのように返答するか迷っている様子だ。本当は奥様と呼ばれるべきなのだろうけど、今後の長い付き合いを考えると遠慮するのも違う気がする。
「僕のことは名前で呼んで」
「えっ! よろしいのですか?」
「正式な場ではだめだけど屋敷の中ならいいよ」
僕の言葉にジョゼフが暗い顔になる。レジスさんに怒られるかも、とかぶつぶつ呟いていたけど、やがて吹っ切れたように笑顔になった。
「かしこまりました。改めてよろしくお願い申し上げます、ノア様」
「ありがとう、ジョゼフ」
二人で顔を合わせて笑いあう。侍従が柔軟な性格でよかった。これから楽しくなりそうだ。
「さっそくいろいろ聞いてもいい?」
「はい! 僕に答えられることならなんでもどうぞ」
「旦那様って身長何センチ? 僕は一七〇なんだけど、高すぎて全然わからなかったよ。ジョゼフも背が高いけど、旦那様はもっとすごいよね」
ジョゼフの笑顔が引きつる。話のとっかかりとして身長の話題はよくなかったのかもしれない。
「すみません。ちょっと、想定してない質問でした」
「ごめんね。実は旦那様のことほとんど知らされてなくてさ。いろいろ伺いたかったけど、直接聞ける雰囲気でもなかったし」
婚姻が決まって絵姿以外の情報を集めようとしたけど、王弟殿下から「出会ってからのお楽しみ」と止められてほとんどわからなかった。
事前にわかっていたのは、旦那様の年齢が三十一歳で僕と十二歳差ということくらいだ。
「そういうことなら旦那様の侍従のアルチュールさんが詳しいですよ。乳兄弟でずっと一緒に育ったそうですから」
旦那様の侍従か。おそらく先ほど旦那様と一緒にいた人だな。どうしても身長が知りたいわけではないけど、他にも聞きたいことがあるから絶好の機会だ。
「わかった。仕事中なら無理に呼ばなくていいからね」
「お気遣いありがとうございます。この時間なら捕まると思いますので。一度失礼いたします」
ジョゼフは自信ありげに拳を握って退室した。
最初の緊張した様子からだいぶ打ち解けたな。あの感じだとすぐ連れてきてくれそうだ。
存在感のあるベッドに目を向ける。名残惜しいが横になる時間はないだろう。
ジャケットを脱いで近くの椅子に腰掛ける。旦那様は今何をされているのかなと思いながら、背もたれにそっと身体を預けた。
先ほどは緊張で気づかなかったが、彼の顔には苦労が滲み出ていて、最上位の使用人としての過酷さが伝わってきた。
「ご案内します」
「よろしくね。隈すごいけど大丈夫?」
「お気遣いありがとうございます。慣れておりますので」
これは労働環境の改善が必要ではないだろうか。さっそく辺境伯の伴侶として仕事が一つできたことに気合が入る。
「頑張らないと!」
「いかがなさいましたか?」
「ごめんなさい。ちょっと決意を……」
家令によくわからないという顔をされたけど、今は屋敷の案内を優先したいから説明を控えることにした。
家令の説明はわかりやすくて、広い屋敷の間取りがだいたい把握できた。案内中にわかったことがいくつかある。
まず、家令の名前がレジスだということ。
それから、屋敷が三階建てであること。一階は大広間や応接室など来客用のフロア、二階は書斎や辺境伯の寝室など個人が使うフロア、三階は使用人の部屋があるフロアになっているようだ。
そして、使用人の人数が極端に少ないということ。特に女性の使用人が不足していて、家政婦長にメイドが二人で合計三人しかいない。男性の使用人も一般的な貴族家の半数以下だ。
使用人の問題も気になるが、まずは一番の疑問をレジスに質問する。
「ここが僕の寝室?」
「さようでございます」
「なんで一階に? 普通は旦那様と一緒じゃないの?」
「それは、私からは申し上げられません」
「わかった。案内ありがとう」
レジスの表情から何か事情があることを察したが、無理やり問いただすのも悪い気がしていったん話を終わらせた。
「夕食の時間になったらお呼びしますので、しばらくお部屋でお過ごしください……お答えできず申し訳ございません」
「うん、お願い。あんまり気にしないでね」
励ますように微笑みかけたけど、レジスは固い表情のまま深々と頭を下げて退室していった。
部屋に一人きりになると、やっと緊張が解けてきた。シンプルながら質のいい調度品に囲まれて目が癒される。
馬車での長旅に加えて、辺境伯との対面とめまぐるしい日だった。まだ夕食の時間があるけどすでに一日を終えた気分だ。
こんな時はベッドに飛び込んでゴロゴロしたい。一人用にしては大きすぎるベッドは、見るからに上質なシーツが敷かれていて、寝転ぶと気持ちよさそうだ。
疲れているとはいえ、外出着でベッドに入るのはよろしくない。着替えようとジャケットに手をかけた瞬間、遠慮気味なノック音が響いた。
「入ってもよろしいですか?」
聞こえてきたのは緊張を隠そうともしないぎこちない男性の声だ。どうぞ、と声をかけると静かに扉が開き、一人の青年が部屋に入ってきた。
ドアの隙間から滑り込んできたのは執事服に身を包んだ大柄の青年だった。僕とそこまで歳が離れていないように見える。
緊張のせいか表情がこわばっていて、垂れ目がちの瞳にはうっすらと涙が滲んでいる。髪と目が焦茶色で勝手に親近感を覚えた。
「本日より奥様の侍従を勤めさせていただきます、ジョゼフと申します。不束者ですが、どうぞよろしくお願い申し上げます」
「うん、よろしくね」
彼の緊張をほぐすように笑いかけると表情が和らいでいった。初対面の相手と話す時が一番「癒し」スキルの効果を実感できる。
レジスは生真面目な性格だからか変化がわかりにくかったけど、ジョゼフとはすぐに仲良くなれそうだ。
「ところでさ」
「はいっ!」
僕が話しかけると、ジョゼフが不自然なくらい背筋を伸ばした。
「奥様って僕のことだよね?」
「は、はい。あの、何か失礼がございましたか?」
ジョゼフの顔色が変わった。怖がらせてしまったようだ。
「違うよ。ただ、奥様って呼び方は違和感がね。実家でも母は使用人から名前で呼ばれてたし、そっちのほうが馴染みがあるというか」
「その、えっと」
ジョゼフはどのように返答するか迷っている様子だ。本当は奥様と呼ばれるべきなのだろうけど、今後の長い付き合いを考えると遠慮するのも違う気がする。
「僕のことは名前で呼んで」
「えっ! よろしいのですか?」
「正式な場ではだめだけど屋敷の中ならいいよ」
僕の言葉にジョゼフが暗い顔になる。レジスさんに怒られるかも、とかぶつぶつ呟いていたけど、やがて吹っ切れたように笑顔になった。
「かしこまりました。改めてよろしくお願い申し上げます、ノア様」
「ありがとう、ジョゼフ」
二人で顔を合わせて笑いあう。侍従が柔軟な性格でよかった。これから楽しくなりそうだ。
「さっそくいろいろ聞いてもいい?」
「はい! 僕に答えられることならなんでもどうぞ」
「旦那様って身長何センチ? 僕は一七〇なんだけど、高すぎて全然わからなかったよ。ジョゼフも背が高いけど、旦那様はもっとすごいよね」
ジョゼフの笑顔が引きつる。話のとっかかりとして身長の話題はよくなかったのかもしれない。
「すみません。ちょっと、想定してない質問でした」
「ごめんね。実は旦那様のことほとんど知らされてなくてさ。いろいろ伺いたかったけど、直接聞ける雰囲気でもなかったし」
婚姻が決まって絵姿以外の情報を集めようとしたけど、王弟殿下から「出会ってからのお楽しみ」と止められてほとんどわからなかった。
事前にわかっていたのは、旦那様の年齢が三十一歳で僕と十二歳差ということくらいだ。
「そういうことなら旦那様の侍従のアルチュールさんが詳しいですよ。乳兄弟でずっと一緒に育ったそうですから」
旦那様の侍従か。おそらく先ほど旦那様と一緒にいた人だな。どうしても身長が知りたいわけではないけど、他にも聞きたいことがあるから絶好の機会だ。
「わかった。仕事中なら無理に呼ばなくていいからね」
「お気遣いありがとうございます。この時間なら捕まると思いますので。一度失礼いたします」
ジョゼフは自信ありげに拳を握って退室した。
最初の緊張した様子からだいぶ打ち解けたな。あの感じだとすぐ連れてきてくれそうだ。
存在感のあるベッドに目を向ける。名残惜しいが横になる時間はないだろう。
ジャケットを脱いで近くの椅子に腰掛ける。旦那様は今何をされているのかなと思いながら、背もたれにそっと身体を預けた。
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