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最果ての鐘

7話

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 そうしておれたちは再び地下通路を抜けて地上へと戻った。
薪の束で穴の入り口を隠し、雪でおれたちの足跡も隠しながら大通りに向かう。
いつの間にか太陽は傾き、冬の短い昼がもう半分以上過ぎてしまっていることを告げていた。
雲も厚くなってきているので、また雪が降りそうだ。
まだ日暮れまでは時間があるし、腹も減ってきたけど、流石に大事な情報を抱えたまま呑気に飲み食いする気にはなれない。
もう一度森に戻って、ユリエやフランと合流しよう。
大通りを引き返し、また居眠りしている検問所の老人に一応片手を上げて殻壁を抜けた。

 森の中に戻り、倒木の陰に隠していた自動二輪車を引っ張り出したり、トリアと荷物の無事を確かめていると森の奥からガサガサと音が聞こえた。
人に見られたかと、咄嗟に腰に手をやってナイフの所在を確かめる。
その直後、雪の積もった枝葉を押しのけて現れたのは、フランだった。
ほっと息を吐いて腰から手を離す。

「フラン、良かった、無事に移動できていたのですね」

「ああ、セオドア、ケイジュ。おかえりなさい」

フランは朝に見かけたときよりかなり顔色が良くなっている。
雪の中を歩いているとは思えないほど軽装だが、鼻の頭が赤くなったりすることもなく平然としているので竜人は気候の変化に強いのだろう。

「ユリエもこちらに居ます。それから、吹雪ではぐれてしまった鳥人の仲間とも合流できました。簡易ですが拠点も作りましたので、良ければこちらに来てください」

フランは柔らかい微笑みを浮かべてそう告げた。
良かった、もうコンラッドも到着したんだな。
おれは猫のように丸くなっているトリアを荷物ごと抱え上げ、自動二輪車の荷台に乗せた。
フランに手助けされながら森を進むこと数分。
到底簡易とは思えない、巨大なテントのようなものの前でフランは立ち止まった。
つる植物が絡み合って木と木の間をつなぎ、その上にテントをいくつもつなぎ合わせた天幕をかぶせているようだ。
丁寧なことに、入り口には細い蔓が垂れ下がって暖簾のようになっている。
ケイジュも感心したようにため息を吐いていた。

「流石に木を成長させるほどの力がなかったので、鳥人たちが持参したテントをお借りすることにしました。どうぞ、皆中に居ます」

フランが屈んで蔓の暖簾を持ち上げてくれたので、自動二輪車をテントの側に停めて中に入る。
中には、何人かの鳥人たちが翼を折りたたみ、輪を作って座っていた。
中央にはランタンが置かれているのでぼんやり明るいのだが、目付きの鋭い男ばかりなのでちょっと尻込みしてしまいそうになった。
ユリエはそんな男たちの輪から外れて、隅の壁際に居心地悪そうにちょこんと座っている。
しかしおれたちを見ると、少しだけ手を挙げてくれた。
鳥人の中に見覚えのある顔を見つけ、おれはようやく足を踏み出す。

「コンラッド!合流できて良かった!」

しかしコンラッドは、彼らしからぬキョトンとした表情でおれを見つめ返し、その後悪ガキのようにニヤァと笑った。

「ああ、どうも。お互い無事で何よりだ。まあ座れよ」

声や姿は確かにコンラッドだと思うのだが、表情も口調も違いすぎる。
あの印象的な翠色の瞳も、黒髪も、黒い翼も見覚えがあるのにまるで別人だ。
おれが混乱していると、おれとケイジュの後ろから追加でテントに入ってくる人影があった。

「ジェラルド、また人をからかって遊んでいるのか?こんな非常事態によくそんなに呑気でいられるな?」

その人影はいきなりそう発言し、おれたちの前に回り込んできた。
こっちもコンラッドだ。

「お久しぶりです。遅くなってしまい、ご迷惑をおかけしました。あっちは双子の弟のジェラルドです。来て早々、混乱を招いて申し訳ありません」

この丁寧な言葉づかいは、間違いなくコンラッドだ。
双子の弟がいたのか……。
それにしてもよく似ている。

「別に初対面でも無いんだから、そんなに堅苦しくやる必要ないと思うけどな~。そうだろ、フォスターセンセ?」

おれはジェラルドの方を凝視して、どこかで会ったことがあるか思い出そうとした。
オクタロアルで会ったっけ?
コンラッドと同じ顔だから、彼個人のことは全く思い出せない。

「ジェラルド、暇なのはわかりますが、それ以上口を開いたらテントの外にほっぽり出しますよ」

コンラッドの口調が珍しく砕けている。
そしてため息をついたコンラッドは、鳥人たちの輪に加わって腰を下ろし、おれたちにも座るように促した。

「とりあえず座ってください。ジェラルドのことは無視して構いません」

「ひで~の」

なおもおどけるジェラルドに鋭い視線を向けるコンラッドの隣に、おれも腰を下ろす。

「いや、申し訳ない。双子だとは知らなかったから、驚いた」

「ええ、あなたは知らなくて当然です。オクタロアルでは、ジェラルドと私は同一人物として潜入していましたので。オクタロアルの検問係を、二人で交代しながら演じていました」

なるほど、よく似た双子ならではのやり方だ。
確かに、黒い翼を持つ憲兵が居た気がする。

「さっさと本題に入りましょう。我々は到着したばかりでまだなにも出来ていませんが、あなたはすでにトゴルゴに足を踏み入れたのですよね?何かわかりましたか?」

コンラッドが話を戻してくれたので、おれはポケットからメモ帳を取り出した。
それをなるべく他の鳥人にも見えるように前に置いてページを開く。
ちょうどその時、フランも中に入ってきた気配があったが、一旦気にせず話を始める。

「まずは、トゴルゴの街の簡易な地図です。あまり大きな都市ではなく、村ほどの規模しか無いので、道に迷ったりすることはないでしょう。この大通りの先に、聖殻教の教会とトゴルゴ城があります。そして、大鐘は、この教会の塔の天辺にあることがわかりました」

テントの中に、小さいどよめきが起きる。
おれも初めてみた時は、あんなわかりやすい場所に置くか?と疑ったが、大鐘の魔導具としての特性上高いところに置く必要があり、更に聖殻教の象徴としても強い意味を持っている。
だから、一番目立つ所に置かざるを得なかったのだろう。

「それは、確かな情報ですか?ハカイムのときのように、模造品である可能性は?」

「その可能性は限りなく低いと思います。大鐘についての情報を提供してくれた人物は、インゲルの福音に精通した人物です。彼が大鐘は塔の上にあると言ったのだから、ほぼ間違いないです」

「その彼ってのは誰だ?まさかこの短時間でトゴルゴの中枢に潜入したってのかよ?」

ジェラルドが焦れたように体を揺らしながら発言する。
他の鳥人たちもまだ訝しげな表情をしていたので、おれはアトラスについて説明した。
ネレウスの叔父で、トゴルゴで歴史を研究していた学者だったこと。
しかしここ数年はネレウスとも連絡を取り合わず消息不明になっていたこと。
トゴルゴのギルドで偶然出会い、色々と話を聞けたこと。

「ちょっとそれは話が出来すぎてる気もするけどなあ。ほんとに本人か?」

未だに首を傾げているジェラルドに、おれはしっかり頷いてみせた。

「間違いなく本人だ。おれがネレウスからの手紙を渡したときの態度は、とても演技には見えなかった」

おれの隣でケイジュも頷いて同意してくれる。

「それに、核の色も確認した。ネレウスと同じ、鮮やかな水色の核だ。神話時代の遺物である核まで偽造できるとは思えない」

「ふぅん、なるほど……で、そんな重要な情報を握ってる貴族が、わざわざトゴルゴのギルドに居たってのか」

「アトラスは、ギルドで外部の人間が訪れるのを待っていた。アトラスや他数名の学者が、トゴルゴ城に監禁されている。なんとか城を脱出したアトラスは、助けを求めるために、トゴルゴの外からやってきたおれたちを頼った」

ケイジュの補足に再び小さいどよめきが起き、コンラッドは鋭い眼差しでおれに話の続きを促した。

「8年前からインゲルの福音について研究せよと圧力があり、6年前にはついに人質まで使って、研究を強要するようになったそうです。外部との繋がりを絶たれ、城の地下に監禁されて、福音の解析や強化するための方法を研究させられていたと話していました。約1年前にその研究が実を結び、インゲルの福音を復活させる方法が確立。しかし、多くを知りすぎた学者たちがそのまま解放されるわけもなく、今現在もトゴルゴ城に13名の学者と10名の人質、計23名が囚われています。新たな福音が行き渡り、反抗する意志が消えれば解放されるかも知れませんが、アトラスは純粋な人間で、福音が効かない立場です。このまま消されてしまう前になんとか助け出してほしいと、おれに言いました」

「……ハカイムだけでなく、トゴルゴでも研究を……ならば、そのアトラス殿はどうやって脱出したのですか?」

「これを見てください」

おれはメモ帳のページを捲り、アトラスが書いてくれた地下通路の地図を指差す。

「トゴルゴにはこのような地下通路があります。神話時代の船室の名残りだそうで、この四角い空間を中心に、東西南北に通路がのびています。いくつかは土砂に埋まっていて、今すぐ使用するのは難しいようですが……ここの通路が城の地下、アトラスたちが監禁されている部屋の真下に続いているそうです。そしてここ、郊外の納屋の裏に、通り抜けられる穴があります。アトラスはここを使って、城から脱出、ギルドに移動したそうです。更に、この地下通路は教会の中庭にも一箇所出口があります。実際に使ったことはないそうですが、土魔法が使えるなら強引に外に出ることも可能だろう、という見立てでした」

小さな地図を覗き込んだ鳥人たちは、思い思いの表情で思案を続けている。
この通路をどのように使えばいいか、それぞれ作戦を考えてくれているのだろう。

「そして、こちらはトゴルゴ城の地図です。ここがアトラスら学者が監禁されている地下室、そしてここ、上の階のこの辺りの部屋に人質となっている女性や子供が閉じ込められているだろう、という話でした」

「ふむ……彼らは大鐘のことをよく知る、重要な証人となりそうですね……なるべく早くに保護しなければ、証拠隠滅として処分されてしまうかもしれません……」

「アトラスはアデルが持っていた手持ちの鐘についても開発に関わっていたらしく、あの鐘の精神操作魔法についても情報を提供してくれました。彼の見立てによれば、手持ちの鐘は魅了の効果時間が短く、飛竜を操るならば一日に何度か鐘を聞かせる必要があるそうです。その時間を加味すると、アデルたちが25日の朝にセロニカを出発していたとしても、到着は明日の夜、もしくは明後日の明け方頃になるだろう、と」

「……明日の夜、か……自動四輪車に乗ってくる奴らは、明日の昼までにはここにたどり着けるはずだ。間に合うか?」

「中に潜り込むだけならそう苦労はしないんじゃないか?不意を突ければ、警備が集まる前にカタが付く」

「先に学者と人質の解放が先だ。騒ぎが起こった後に、非戦闘員を連れて移動するのは厳しいぞ」

他の鳥人たちの意見も飛び交い、作戦会議は長く続いた。
おれはアトラスから聞いた他の情報、教会の僧兵の人数や、教会の構造、トゴルゴ市街の人の様子などを補足し、徐々に形になっていく大鐘破壊作戦に武者震いを起こしていた。

 おれとケイジュ、ユリエとフランを除いたこちらの戦力は、53名。
鳥人は12名で、そのうち二人はコンラッドとジェラルド、他の10名はヘレントスの傭兵隊の鳥人だ。
まだここに居ない残り41名のうち、11名はグンター率いるドルンゾーシェの工兵隊で、25名はヘレントスの傭兵、5名がフォリオの工作員という構成になっている。
自動四輪車でこちらに向かっている組に何も問題なく、一人も欠けることなくたどり着ければ、明日の昼頃にはこの戦力を使えるようなる。
作戦としては、まず、おれやケイジュ、ヘレントスの傭兵隊たちがド派手にトゴルゴに突入する。
自動二輪車や四輪車で真正面から突撃するのだ。
これはもちろん陽動で、教会の僧兵たちの注目をなるべく引きつけておくためである。
そういうことなら、自動二輪車の爆音は大いに役立つだろう。
その隙に、潜入に長けたフォリオの工作員が地下通路を使い、学者たちと人質を確保。
次は工兵隊が地下通路を通って教会の地下に向かい、魔法でも爆破でもなんでも使って通り抜けられる穴を作る。
その穴を抜け、ユリエとフランが真っ直ぐに塔に向かい、天辺の大鐘を破壊する。
おれではなくユリエが大鐘破壊の実行役に選ばれたのは、いざという時にフランが竜体に変身して塔から飛んで脱出できるからだ。
僧兵の中には鳥人もいるので、最初から飛んで塔の天辺を目指すのはリスクが高い。
途中でフランが撃ち落とされでもしたら、そこで作戦は失敗となってしまう。
しかし脱出だけならば、使用する魔力も最小限に抑えられるので可能だろう、というフランの判断だ。
もし、ユリエとフランが塔を突破することが出来なければ、今度はおれが塔をのぼることになる。
ユリエにはその合図として、照明弾を打ち上げてもらうことになった。
赤い光なら役割を交代し、大鐘破壊はおれがやることになる。
緑の光なら援護の要請だ。
思った以上に僧兵の数が多く、行く手を阻まれた場合や負傷した場合はこの緑の照明弾を使ってもらい、それを確認したらおれや傭兵隊たちは急いで塔に援護に向かう。
ユリエは照明弾とそれを打ち上げるための小型の銃を受け取ると、緊張した面持ちで何度も使い方を確認していた。



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