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オクタロアルのチョコレート

13話

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 それから時が過ぎて、昼、夜の食事の時間も、同じように盗聴を行った。
まさか屋根裏にネズミが入り込んでいるとは予想もしていないアデルたち三人は、おれたちに様々な情報を与えてくれた。
三人は他の修道士たちには目的を隠しているらしく、必ず三人だけの時に会話をした。
そして夜が更け、教会の人間が寝静まった夜中、再び黒マントの諜報員に脱出を手助けされ、おれたちは教会を脱出した。
千鳥足のアナグマ亭にたどり着き、一日の成果をコンラッドとグンターに報告する。
おれが説明するよりも聞いてもらったほうが早いと、テーブルに録音水晶板を置いて会話を再生した。
朝に録音できた会話に加えて、昼食時にはこんな会話もあった。

“もうめぼしい冒険者には声をかけてしまったから、なかなかいい人は見つからないわね”

“俊足のドレイクはどうですか?彼なら力量も人柄も申し分ないと思いますが”

“……でも、彼は蛇人よ?寒さには弱いんじゃなかったかしら。ここの冬ぐらいならなんとか乗り切れるかもしれないけど、ちょっと不安だわ”

“サガンのツィリルは?あの人は白熊だし、雪国にはぴったりですよ”

“顔がむさ苦しくて好きになれないわ”

“もう、わがまま言っちゃ駄目ですよ”

“だって!今回の護衛は私が即位した後も騎士として残って貰う予定なのよ?顔が良くないと箔が付かないわ!ねえ、エリーとアルのままじゃだめなの?私二人なら何も文句言わないわ”

“……身に余る光栄です。ですが、我々はあくまで聖職者です。私の主は神と、そしてランバルト様なのです”

“鐘、使っちゃおうかしら”

“目的以外のことに使おうとしたら、即刻取り上げろと命じられておりますので……”

“ふんっ、もういいわ!もしギリギリまで探しても新しい騎士が見つからなかったら、私からランバルトに直接言うことにするわ。エリーとアルをちょうだいって”

衝撃的な事実がここでも明かされた。
どうやら彼女は北の方へ向かうために新しい護衛を探しているということ。
北というのが具体的にどこを指しているのかはわからない。
ハカイムか、会議が行われるセロニカか。
寒さを気にしているということは、やはり標高の高いハカイムのことだろうか。
そしてエリーとアルはリューエル公爵から借りている人間で、アデルはリューエル公爵とも対等に話ができる(少なくともアデル自身はそう思っている)ということ。
そして何よりおれたちに衝撃を与えたのは、即位という言葉。
アデルは王家の生き残りであるという仮説は、どうやら当たりらしい。
そして彼女は、25日までには新たな騎士を手に入れ、そしてエレグノア王家を再興するつもりでいる。
インゲルの福音を復活させ、亜人を従えて女王として君臨する。
その筋書きを、リューエル公爵が支援している。
コンラッドもグンターも、この会話を聞いたときには硬直して目を見開いていた。
更に夕食時に盗聴できた会話も続けて再生する。

“25日の会議には、イングラム公爵と長男のヴァージルが出席するそうです”

“ふぅん、親子で来るのね。長男は欠席させて、裏で私達の妨害をするんじゃないかと思っていたけど”

“どうやらその役目は次男のヴィンセントに任せるようですね。最近アルビエフ伯爵と婚約した彼ですよ”

“ええ、オクタロアルの夜会で早速顔見せに来ていたわ。じゃあ会議にはアルビエフ伯爵だけが出席して、婚約者のヴィンセントは欠席ってことね”

“イングラム家の次男と言えば病弱で有名でしたから、体調不良で会議には参加できないとでも言う気でしょう”

“そしてランバルトや私が会議に参加している間に、ヴィンセントが大鐘の場所を突き止めて復活を阻止する……そういう筋書きなのね”

“相手はあのイングラム公爵ですから油断はできませんが……おそらくそうでしょう”

“たしか、イングラム家にはもう一人息子が居なかったかしら?”

“ええ、三男のセオドアですね。しかし彼は随分前に家出して継承権を放棄しています。……しかも、つい先日、三男セオドアは死亡したとイングラム公爵が発表しました”

“それは本当かしら?”

“さて、どうでしょうね。セオドアは家出した後は運び屋として生計を立てていたようですから、殻の外で在来生物に遭遇し死亡、というのは有り得る話です。もしくは、家出した息子なんてそもそも居なかったことにするために、死んだことにしたのか。三男セオドアは父親と折り合いが悪かったそうですから、生きていたとしても彼はこの件に関わってこないでしょう”

“じゃあ、西島出身の人間で、大鐘に干渉することができるのは、イングラム公爵と、長男ヴァージル、次男ヴィンセントだけなのね。ヴァージルに子供は居ないの?”

“娘が二人。しかし二人共幼いですし、穏やかで慈悲深いと評されている次期公爵がこの土壇場で使ってくる可能性は低いでしょう”

“とりあえず、ヴィンセントの動きに注意しておけば良さそうね”

“それがよろしいかと”

録音できた会話の中で、重要な情報が含まれていたのはこれだけだ。
真剣な面持ちで聞いていたコンラッドは腕を組んで瞑目し、グンターは大きなため息を吐き出した。

「いやはや、驚いたわい。まさか福音だけでなく王家の復活まで目論んでいたとはな」

「ですが、我々の計画が向こうには知られていないこともわかりました。情報戦ではこちらが優位に立っています。あとはハカイム城のどこに大鐘があるのか判明すれば……」

おれは頷いた。

「少し休んだら、また夜明け前に教会に潜入させてほしい。今日のやり方で十分敵の目から隠れられているようだし、体力もまだ余裕がある」

おれの訴えにコンラッドは眉をしかめてしばらく悩んだ後、ゆっくりと首を縦に振る。

「……わかりました。では、また夜明け前にここに戻ってきてください。数時間あるので、少しは眠れるでしょう」

明日に備えて、今は休むことが最優先か。
おれはコンラッドの言葉に従い、潜入に使ったボロ布や仮面やその他諜報員道具を一旦返却してホテルに戻ることにした。
トリアも昨夜から部屋に閉じ込めてしまっているので、世話をしてやらないと。


 丸一日ぶりにホテルの部屋に戻ると、清掃の人間が入ったのか部屋は綺麗に整えられていた。
そしてトリアには新しい湯たんぽが与えられて、長椅子で幸せそうに丸くなって眠っていた。
テーブルには餌やりや散歩なども代行しておいたとメモが残っている。
流石に高級ホテル、しかも親父が直々に手配しただけあっておれたちの事情はわかってくれているらしい。
もしかしたらこのホテルにもコンラッドの仲間が潜入しているのかもしれないな。
その配慮に甘え、おれとケイジュはトリアにただいまとだけ小さく声をかける。
トリアはゆっくり瞬きし、仕事がないのがわかると再び寝てしまった。
コンラッドに指定された時間まで、まだ数時間ある。
寝る気にはなれないけど、とりあえず横になっておこう。
ケイジュに浄化魔法をかけてもらい、外套だけを脱いでベッドに入る。
一日うずくまって聞き耳を立てていただけなのに、体が重い。
やっぱり緊張状態が続いていると、それだけで体は疲れてしまうらしい。
隣に横たわったケイジュも無言のままおれを抱き込んで、ふう、とため息を吐いていた。
体温がじわりと伝わってきて、浄化魔法を使った後の深い森を思わせる匂いに包まれる。
眠れないだろうな、というおれの予想には反して、おれはすぐに意識を失った。

 その数時間後、おれは目を覚ました。
慌てて体を起こすと、先に起きていたケイジュが宥めるようなキスを頬にしてくれた。

「大丈夫だ。まだ予定の時間まで余裕がある。少しは眠れたか?」

「ああ、うん。良かった、一瞬寝過ごしたかと思った」

おれは顔を擦る。
ヒヤッとしたので一気に眠気もどこかに行ってしまった。
時刻を確認すると、夜明けまであと二時間といったところか。
教会の人間が起きてくるのは夜明けとほぼ同時刻なので、急がなくても十分間に合う時間だ。
服も着たまま寝ていたので顔だけ洗い、トリアに再び留守番をお願いして部屋を出る。
千鳥足のアナグマ亭で夜通しで情報の精査をしていたらしいコンラッドと合流し、昨日と同じように諜報員の手を借りて教会の屋根裏に侵入した。
一度経験したおかげで勝手もわかってきたし、順調だ。
魔法薬と丸薬のおかげで、集中力も維持できている。
予想外の出来事が起きなければ、明日くらいまでは体力も持つだろう。
夜が明ける前に早々に録音水晶板も昨日と同じ場所に設置し、あとは再びアデルたちが現れるのを待つだけだ。

 昨日のようにいきなり重要な会話が聞けるのではと心のどこかで期待していたのだが、現実はそう甘くなかった。
アデルたちは会話こそするものの、おれたちが求めている情報はなかなか話題に出してくれない。
やはり、何かきっかけのようなものがないと核心を突くような話はしてくれないのか。
だけど、ここは辛抱だ。
何の成果が得られないまま時間を過ごし、夕暮れ。
アデルたちが食堂に姿を現した。
昨日より随分早い時間だ。
壁に寄りかかって体力を温存していたケイジュに手招きし、床に這いつくばって聞き耳を立てる。

「やっと私の騎士にふさわしい人が見つかったわね!」

アデルの声は明るく弾んでいる。
やっとお眼鏡に適うような冒険者が見つかったらしい。

「ええ、人狼ならば身体能力も申し分ないですし、歳もアデル様に近いので良き話し相手にもなれるかと」

「でもちょっと若すぎるのが心配です。いくら鐘の力で忠誠を誓わせても、経験まで上乗せできるわけじゃないんですから」

「そうですね。もう一人ぐらい、経験豊富な用心棒が欲しいところですが……」

「もう!だったらエリーとアルが私に付いてくればいいじゃない!わがまま言うなって私には言うくせに」

「……もしこのまま適当な人材が見つからない場合、私かエリーが居残ることも本腰を入れて考えてみましょうか。どちらか一人であれば、ランバルト様の許可がおりるかもしれません」

「ほんとに?!どうせなら二人共残ってよ、お願い。私からもランバルトにお願いするから」

「わかりました、わかりましたから飛び跳ねるのはやめてください。淑女らしくありませんよ」

「まあまあ、とりあえず一歩前進ってことで、今日はぱあっと美味しいもの食べませんか?私、美味しい店知ってるんです」

おれは焦った。
外で食事をしてくるのなら、ここに張り込んだ意味がなくなってしまう。

「駄目です。お忘れですか?あくまで私達は清貧な聖職者。布教の旅に出る準備をしているだけなのに、派手に飲み食いしていたら目立ちますよ」

「え~~、アルは融通効かないなあ」

「目立たないように大人しくしていても、駄目かしら?」

「…………そんな顔をしても、駄目なものは駄目です。しかし……持ち帰りの料理を買ってくるくらいなら許しましょう」

「やった!」

「アル、ありがとう!私、串焼きが食べたいわ。教会の料理も美味しいけど、たまにはお肉を食べたいの」

「姫様は育ち盛りですもんね~」

「食べるのは他の方々が食事を終えた後にしてください。私達は客人とは言え、節制している修行中の人たちに好き放題食べているのが見つかったら気まずいでしょう」

「はーいわかってますよ。じゃあ私後で買い出しに行ってきます」

おれの願いが通じたのか、三人はここでささやかな祝宴を開くことに決めたようだ。
おれは胸をなでおろした。
その後、夕食の調理担当の修道士が来たので、三人はそれ以上会話することなく、それぞれの部屋に戻っていった。
新しい護衛が一人決まって、アデルも司祭二人もかなり気が緩んでいるようだ。
今夜の祝宴で大鐘の在り処についても口を滑らせてくれるかもしれない。
人が居ない隙に録音水晶板を回収し、魔力の残量を確かめる。
今夜まで十分保ちそうだ。
おれはケイジュと顔を見合わせ、深く頷きあった。

 日が暮れてすぐに、まずは修道士たちが食堂で夕食をとった。
板の隙間から一部しか確認できなかったけど、確かに質素な料理が並んでいる。
働いて生きていくには十分な量が用意されているけど、手が込んだものはなく茹で野菜や豆料理が中心なので、確かに育ち盛りの若者には物足りないだろう。
修道士たちが食事を終え、食卓も綺麗に片付いて食堂が静けさを取り戻した頃、紙袋を両手に抱えたエリーが食堂に現れた。
その後ろにはアデルの姿もある。
二人で色々買い込んできたようだ。
しばらくしてアルも合流し、ささやかな宴会が始まった。
少量ではあるが酒も飲んでいるようだ。
三人は和やかな雰囲気で飲み食いし、今日確保できた新しい護衛についてあれこれ話し始める。

「彼、リル・クーロ出身だって言ってたわ」

「ギルドの身分証にもそう記載されていましたね。寒さに関しては心配ないでしょう」

「なんて言っても最北端ですもんね、トゴルゴは。私も寒さには強いはずなんですけど、流石に厳しかったですもん」

「一年の半分くらいは冬で、春と夏はほんの一瞬だもの。一度出てしまうと戻るのが嫌になるわ」

アデルの口からついに具体的な地名が出た。
トゴルゴは、東島の最北に位置する十番目の殻都。
エレグノア王家の姫が落ち延びた地であり、アデルの故郷でもあるようだ。
殻壁の崩壊が進んでおり、殻都の中で唯一転送装置が使えない都市だ。
街道が一応繋がっているものの、寒さが厳しく人の往来が少ない。
エレグノアの秘境とも言える殻都だ。

「自分の故郷をそんなふうに言ってはいけませんよ。それに、トゴルゴを新たな王都にするのが、アデル様の夢なのでしょう?」

「ええ……でも、他の街を見ているとどうしても羨ましくなるの。殻壁も崩れていないし、神話時代の遺物もちゃんと機能していて、何より暖かくて……もしお父様やお母様も、トゴルゴに生まれなければ、今頃もきっと生きていらしたはずなのに」

「……アデル様……」

「ごめんなさい。弱音は言わないって決めていたのに。大丈夫よ。私が女王になったら、まずはトゴルゴの壁を修復するところから始めるわ。街道も、航路も整備して、立派な家を建てられるようにたくさん木材や石材を運び込んで、トゴルゴをエレグノアで一番豊かな都市にするの。お父様やお母様も、きっと喜んでくださるはず」

「はい……私たちがアデル様をお支えします。きっとアデル様なら成し遂げられますよ」

「ありがとう、エリー。アルも。私、忘れないわ」

おれたちが盗聴のためにここに忍び込んでいなければ、感動的な場面だっただろう。
両親のために王家の復活を決意する姫と、姫を守る二人の司祭。
まるで芝居に出てくるような美談だ。
しかし、アデルは本当にわかっているのだろうか。
大鐘を使えば、大切に思っているであろうエリーとアルの二人の自由意志も奪ってしまうことを。
神話時代の人間を崇める聖殻教の信者にとっては、大鐘はまさしく福音でしかない、ということなのか。
それとも、福音の効果から逃れる方法が何かあるのか……。
おれが思考に沈む前に、アデルは明るい声で告げる。

「でも、今は、福音のことを考えなくちゃね。私の夢も、大鐘を鳴らさないことには始まりようもないのだから。明日はどうしようかしら……やっぱりもう一人護衛を雇ったほうがいいの?」

「ええ、そうですね……明日は西島からの船がもう一隻到着するそうですから、新たに魔人の冒険者も見つかるかもしれませんよ」

「運が良ければ、ね。まあいいわ。人狼の彼とももう少し話しておきたいのだけど、時間はあるわよね?ハカイムには20日に行けばいいんでしょう?」

「はい。転送装置を使えば移動は一瞬ですから、もう少し遅くても構わないとランバルト様が言っておられましたよ」

「転送装置、まだ苦手だわ……」

「でも雪山を登るよりは安全ですよ。一緒に寝込みましょう、アデル様」

「そうね……その後はランバルトと一緒に25日の会議に出席して……まだスピーチの内容考えてないわ……」

「ハカイムに戻ったら一緒に原稿を作りましょう。大丈夫ですよ。たとえ反対意見が多くても、ランバルト様がなんとかしてくださいます」

「そうね……まだ時間もあるし、大丈夫よね……」

「アデル様の一番のお仕事は、トゴルゴで鐘を鳴らすことなんですから、それ以外はそんなに気合い入れなくても大丈夫ですよ~」

「わかってるわよ。でもやっぱり緊張するじゃない……会議の後トゴルゴに帰って、年明けと共に鐘を鳴らして……その後はランバルトもトゴルゴに来てくれるのよね?」

「その予定ですが……ランバルト様もハカイムで鐘を鳴らさなければいけませんので、到着は早くても白月5日になるかと」

「ランバルトも鐘を?ハカイムの大鐘は、ただの鐘でしょう?」

「ええ、しかしランバルト様は神官でもありますので、新白祭の儀式として参加しなければならないのです。それに、福音の復活を邪魔するような輩は、まずハカイムの鐘を狙って来るでしょうから……ランバルト様が自ら囮となってくださるのですよ」

「そう……本物の鐘は、私にしか……」

「ほらほら、まだ先のことなんですから、今から緊張したって仕方ないですよ。冷える前に食べましょ~」

三人の会話が途切れる。
おれとケイジュは下を覗き込んだまま、動けずにただ息をのんでいた。
なんてことだ。
おれたちが必死に在り処を探していたハカイムの大鐘……それが、偽物だと?!
すぐにでもこの事実をコンラッドやグンターたちに知らせなければ。
親父にも羽トカゲを飛ばして、ミンシェン伯爵やネレウスたちにも……。
いや、それを考えるのは後だ。
とにかく、ここを無事に脱出しなければ。
おれは静かに息を吐きだした。
まずは録音水晶板の回収だな。


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