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川辺のきのこリゾット

3話

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 うめぼしのおかげですっかり目も覚めたので、昼食を終えるとすぐに出発した。
日が高いうちに湿地帯を抜けるべく、街道を駆け抜ける。
街道は固く地面を踏み固められているため問題はないが、少しでも道をそれると深い沼に足をとられるだろう。
ゲニアの針が沼地から飛び出している光景も度々見かけた。
それから、巨大な鋏と毒針を持つプテウスが少し離れた木陰でじっとしているのも見かけた。
よく見ると鋏に何かを挟んでいる。
哀れな獲物に長い尾の先の毒針を打ち込んでとどめを刺している所だった。
プテウスはこの辺りの生態系の頂点に立つ肉食の凶暴な在来生物だ。
狙われれば執拗に追跡されて厄介なので、丁度狩りを成功させたあとで助かった。
そのまま何事もなく無事に湿地帯を抜け、橋を何回か渡った。
丸太を組んだだけの簡素な橋だったが、崩れずに残っていて助かった。
もし橋がなかったら自動二輪車を押して川の中を歩くことになっていただろう。
川を渡るごとに風景は徐々に変わっていく。
柔らかく湿った地面に石が混じりはじめ、岩が点在する草原へと姿を変えていく。
どうやら無事に湿地帯を抜けたらしい。
時間もいつの間にか過ぎて、日が傾き始めていた。
後ろに乗っていたケイジュが、地図を広げて地形を確認する。

「……どうやら沼は抜けられたようだ。次の川を渡ったら、しばらく草原が広がっていて、その先は森になっているらしい。森に入る前にキャンプ地を決めておいたほうがいいだろう」

「了解!」

おれは風の音に負けないように返事をした。

 最後の川を渡った所で、おれは速度を落とした。
ケイジュの言うとおり、この先は背の高い草が茂る草原で、その先は山と森が見える。
キャンプをするならこの辺りだな。
おれは丁度いい場所がないか見回しながら、ゆっくりと自動二輪車を走らせる。
ちょっとした避難用の建物があったり、キャンプ跡が残っていたりしないだろうか。

「セオドア、あそこは?」

ケイジュがおれの肩を叩いて指差す。
そちらを見ると、こんもりとした丘のようなものがあった。
丘と言うには少し不自然で、人が作った塚のようにも見える。
近付いてみると、その塚の周囲には焚き火の跡や、石を組んだかまども残されていた。

「旅人が残したものかな?」

「おそらくな。おれが様子を見てくる。少しここで待て」

ケイジュは自動二輪車から降りて、槍斧に手をかけながら塚に歩み寄る。
塚には穴が開いており、中にも入れそうだ。
ケイジュは塚の周りをぐるりと歩いて点検すると、塚の穴に屈んで入っていった。
暗くてよく見えないが、そんなに広くはないらしい。
すぐに出てきて、おれを手招きした。

「良さそうだ。避難用の建物らしい」

おれはほっとして自動二輪車を停め、ケイジュに駆け寄った。
近くで見ると、塚は意外と大きい。
ケイジュに促されて塚の穴をのぞき込んだ。
入り口は少し狭いけど、中は案外明るかった。
よく見たら窓と煙突まである。
外からは見えないように草と土で巧妙に隠されていた。
天井は低いが、一人で住むなら充分な広さだ。
壁はレンガで、床はちゃんと板張りになっていて、簡素な椅子とテーブルと暖炉まで備え付けてある。
入り口は穴が開いているだけだったけど、暖炉のそばに1枚の板が立てかけられていた。
これを扉の代用にしろってことだろう。
ケイジュがおれを看病してくれた土のかまくらを思い出すな。

「へぇ、かなり立派だな。小屋を建てた後に、土と草を被せて隠したのか……」

「この辺りは在来生物も多いようだし、これぐらい隠しておかないとすぐに壊されてしまうんだろう。運良く見つけられてよかった」

ケイジュは暖炉に残った薪を確認し、床に荷物を置いた。

「今夜はここで休もう。残っている薪は湿気っているようだから、少し探してくる」

「わかった。気を付けろよ」

ケイジュを見送って、おれは部屋を見回した。
最近使った形跡はあるけど、少し埃っぽい。
折角快適な隠れ家になっているんだから、軽く掃除でもするか。
おれは荷物の中からボロ切れを引っ張り出すと、テーブルの上の埃を拭き取る作業を始めた。

 隠れ家の中があらかたきれいになったところで、ケイジュが枝を抱えて戻ってきた。
聞けば、街道を逆戻りして川のそばで拾ってきたらしい。
お疲れ様、と労うとケイジュは少し自慢げにニヤリとした。

「良い物も見つけたぞ。川のそばの林に茸が沢山生えていた。食えるものを採ってきたから、今夜食べよう」

ケイジュは外套を脱ぐと、フードをひっくり返して中に入れていた茸を取り出す。
フォリオでも食用にされていた茸に見えるけど、殻の外の茸でも大丈夫なのか?
おれが感じた不安に答えるように、ケイジュは茸を持ち上げる。

「おそらくフォリオの近くで栽培されていたものだ。スラヤ村でもこの茸は栽培していた。人が運ぶ途中で胞子が飛んで、この辺の木にくっついたんだと思う。殻の外の茸は基本的に有毒だが、食用の茸とはまったく違う形をしているから見分けるのは容易い。念の為毒味もしておいたが、毒よけのお守りも反応しなかったし、体調に変化もない。安全だ」

おれはそれを聞いて胸を撫で下ろした。
これはまさに秋の恵みだな。

「うーん、どうやって食うのがいいかな……」

「焼いて塩を振るだけでも充分美味しいと思うがな」

「それもいいけど、折角暖炉もあるし……ふむ」

おれは持ってきた保存食を思い浮かべて頷いた。

「よし、ちょっと豪勢なきのこリゾットにしよう。そろそろチーズも使い切ってしまわないといけないし、米も持ってきたしな」

ケイジュの表情が明るくなる。
この間の昼食会でも茸のキッシュが気に入ったみたいだし、もしかしたら茸が好きなのかもしれない。

「楽しみだ。手伝えることはあるか?」

「そうだな、じゃあ火熾しと、水の生成を頼めるか?」

ケイジュは頷くと、早速拾ってきた枝を暖炉に積み上げ始める。
おれは一度外に出て、自動二輪車に括り付けた荷物を部屋の中に運び込んだ。
調理に使う鍋や食器や食材を取り出し、ケイジュが採集してくれた茸を手に取った。
傘の裏に虫がくっついていたら嫌なので丁寧に点検し、ゴミを取り除いて石づきをむしる。
茸の独特な香りが漂ってきて、おれも楽しくなってきた。
ケイジュが鍋を水で満たしてくれたので、持ってきた生米を入れて軽く研いでおく。
それから一旦米を取り出し、鍋に豚の塩漬け肉をナイフで削いで放り込んだ。
暖炉の火に鍋をくべて、じわじわ火を通して油を出す。
その油で茸を炒めると、香ばしい匂いが部屋の中に広がった。
ケイジュは薪を追加して火を調節しながら、鍋の中をチラチラと覗き見ている。

「いい匂いだな……ちょっとつまみ食いするか?」

おれがしんなりした茸をレードルですくって差し出すと、ケイジュは嬉しそうに近付いてきた。

「いいのか?」

「ちょっとくらい良いだろ」

おれとケイジュは味見と称して炒めた茸を摘む。
独特の歯ごたえと芳しい香り、油のコクと塩気がたまらない。
これだけでもビールが何杯も飲めそうだ。

「酒が飲めないのが惜しいな」

「ああ。ますます腹が減ってきた」

「もうちょっと我慢してくれ」

食欲に負けて全部食べてしまう前に、鍋の中に生米と水を投入した。
あとは焦げ付かないように混ぜながらじっくり煮込んで、仕上げにチーズを入れるだけだ。
外が段々と薄暗くなってきて、暖炉の炎が柔らかく隠れ家の中を照らす。
狭い部屋の中にコトコトとリゾットが煮える音が響き、殻の外に居るにもかかわらず安らいだ気持ちになった。
ケイジュも時折外の様子を気にしていたが、今の所何も近寄っていないようだ。
ゆったりと丸太の椅子に腰掛けておれが料理しているのを眺めている。
外が暗闇に覆われた頃、米が水分を吸ってふっくらしてきた。
残り少ないチーズを全部削り入れて、とろっとするまでかき混ぜて溶かす。
味見をすると、濃厚なチーズのコクと茸の旨味がしっかり米に絡みついて最高だった。

「うーん、我ながら天才。美味い」

おれは大満足で頷いて、そわそわして待っているケイジュから木の器を受け取りたっぷりとよそう。
夜になって寒くなってきたので、木の器から伝わる温かさがありがたい。
ケイジュが食卓を整えてくれたので、おれも座って手を合わせる。
ケイジュは早速スプーンでリゾットを掬うと、ふぅふぅと息を吹きかけてからはふはふと熱そうに頬張った。
ケイジュの表情が満足そうに緩んでいるので、言葉がなくても伝わってくる。
おれも火傷をしないように少しづつ食べ進めた。
茸の旨味は他に替えがきかないから不思議だ。肉とも魚とも違う出汁の味が、しっかり全体に行き渡って米と塩漬け肉とチーズをまとめ上げ、どっしりした満足感を与えてくれる。
おれが今まで野外で作ってきた料理の中では大成功の部類だろう。
これだけ美味かったら金取れるな……。
田舎の方なら店で出しても好評に違いない。
おれがこの料理の値段を妄想していると、今まで無言でがっついていたケイジュがハッと顔を上げた。

「……すまない、夢中になっていた。すごく美味しい」

「その様子見てたらわかるって。美味しく出来たのはケイジュが茸見つけてくれたおかげだ」

「……運良く目についただけだ……だが、その、おかわりしていいか?」

「まだ結構あるから、好きなだけ食べろよ」

「よし」

ケイジュはいそいそと立ち上がり、鍋に残っているリゾットを木の器に移していく。
あんまりうかうかしてたら、いつの間にかおれの分が無くなってしまいそうだ。
少しくらいはおれにも残せよとケイジュに声をかけ、おれはリゾットにふうふう息を吹きかける作業に戻った。

 綺麗にきのこリゾットを完食し、おれとケイジュは干しぶどうを摘みながら薬草茶を啜る。
野宿とは思えない穏やかな空気だ。
毎回こういう隠れ家が見つかればいいけど、明日の夜は森の中で野宿することになるかもしれない。
こんなに呑気にお茶を飲んでいられるのも今だけかもな。
薬草茶で腹の奥からポカポカしてきて、つい欠伸が出る。
ケイジュはおれを見て淡く微笑んだ。

「久々に一日中自動二輪車に乗ったから疲れただろう?もう寝床を準備してやろうか?」

「ん~、そんなに疲れてるわけじゃないんだけどな……お腹いっぱいで眠いだけだ」

そう言いながらまた欠伸が出る。
また明日も早めに出発して距離を稼ぎたいし、もう寝るか。
おれはのろのろと立ち上がって、荷物からテントと断熱膜を引っ張り出して床に敷いた。
暖炉もあるし、ケイジュも居るし、今夜はゆっくり眠れそうだ。
料理の後片付けはケイジュがやってくれるというので、おれはありがたく身支度を済ませて床に腰を下ろした。
ケイジュもおれの前に膝をつき、額に口付けを落とされる。
それと同時にぼそぼそと小さく呪文を唱える声が聞こえて、浄化魔法の淡い光がおれの頭から足まで流れていった。

「最近はしょっちゅう魔法使ってもらってるけど、大丈夫なのか?」

おれがケイジュを見上げて問うと、ケイジュの瞳がじっとおれをのぞき込んでいた。
夜空の中に吸い込まれそうな感覚があって、ケイジュは恍惚としたため息をつく。

「魔力を気にせず魔法が使えるのは、セオドアから精気をもらっているおかげだ。生活魔法程度なら回数を気にしなくても良くなった。精気の対価だと思って受け取ってくれ」

「おれには自覚がないんだけどな……」

「もし、体を入れ替えることが出来たら、おれのこの満たされた感覚もわかる……セオドアの精気は春風に似ている。温かくて優しい、甘い香りだ」

首筋に顔を近付けたケイジュが囁く。
気障なセリフとともに匂いを嗅ぐような仕草をされて、おれはじわじわと恥ずかしくなってきた。
けど押し返すこともできず、おれは迷いながらケイジュの背中に手を伸ばす。
ケイジュの唇が柔くおれの首筋を吸い上げる。
そうすることで精気を吸っているんじゃないかと思えるくらい、視界がくらりと揺れる。
実際は、おれの興奮が作り出した幻覚だ。
おれが腕に力を込めると、ケイジュはゆっくりおれを床に押し倒した。
暖炉の火はいつの間にか小さくなっていて、隠れ家の中は暗い。
外から虫の鳴き声や在来生物の遠吠えがかすかに聞こえていたが、どれもが遠くから聞こえてくる。
多分、しばらくは安全、だよな?

「……少しだけ、触れさせてくれ」

おれと同じことを思っていたらしいケイジュは、おれのシャツの中に手を差し込みながら告げる。
おれも負けじとケイジュの背中を撫でながら頷いた。
すぐに唇をキスによって塞がれて、熱い舌がねろりといやらしく唇を舐めていく。
おれは官能的な水音と情熱的なキスにすぐに夢中になった。
休暇中は寝る間も惜しんで身体を求めあったのに、それでも足りない。
いや、存分に悦びを味わってしまったせいで、貪欲になっているんだ。
おれはじんじんと切なさを訴える腰をケイジュに押し付けた。
ケイジュは嬉しそうにその腰を撫でまわしながらも、時折耳を澄ませて動きを止める。
おれはその時間のもどかしさすら興奮材料にして、息を潜めてケイジュを求めた。




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