上 下
25 / 28
異世界の愛され姫は追いかけてきた従兄からも(性的に)ヤンデレ執愛されました

ド淫乱姫は朝から晩まで従兄とセックス三昧です

しおりを挟む
 次の日は休日で、学園へ登校する必要はない。

(フェリクス、気にかかるなぁ……)

 亜莉紗ありさが物思いに耽っていると、光琉みつるが部屋に訪ねてきた。

「おはよう、亜莉紗」
「おはよう、お兄ちゃん」

 光琉の穏やかな笑顔を見ると、悩んでいてもなんだかほっとするものを感じる。

「亜莉紗、今日はお休みだから、ずっと亜莉紗といられるよ」
「ずっと?」
「うん。いっぱいセックスできるんだよ」

 そう言うと、光琉は亜莉紗を抱き寄せた。

(お兄ちゃんと、いっぱいセックス……そう思うと溢れてきちゃう……。悩んでたのに、わたし……)

「亜莉紗。彼のことなら気にすることないよ?」

 フェリクスのことを言っているのだろうか。

「知ってるの?」
「亜莉紗のことならなんでも知ってるって言ったよね」

(みんな、筒抜けなんだ……)

「お兄ちゃん、いくら創造主だからって、チートにも程がない?」
「嬉しいよね? 亜莉紗。ローターだってすっごく気持ちよさそうだった。今日は、もっと気持ちがいいものを持ってきたよ」

 そう言って光琉は、今度はローターよりも大きい性玩具を取り出した。

「これは……バイブ? 見たことない形だね」
「知らないんだ、亜莉紗。……クリバイブだよ」
「クリ……」
「亜莉紗のおまんこぐちゃぐちゃに掻きまわしながら、ここの部分でクリもバイブして刺激してくれるんだよ。……すごくさそうでしょ」
「……うん」
「ふふ、今も想像していっぱい溢れさせてるね。えっちな亜莉紗、大好きだよ」

 光琉は亜莉紗の脳天にキスを落としてから、そのままお姫様抱っこで抱え上げた。そして、そっとベッドに降ろす。

「ねぇ亜莉紗。バイブでひとりエッチ、して見せてよ」
「……!」
「ほら。ぼくがずっと見ててあげるから」
「……っあ……」

 ーー光琉に、いやらしいことをする自分を見てもらえる。舐めるように、視姦するように。そう思うだけで、下着がもう用をなさないくらいに濡れてしまう。

 亜莉紗は思い切って脚を開き、下着を脱ぎ捨てた。

「お兄ちゃあん……」
「ぐしょぐしょだね、亜莉紗。想像だけでこんなに濡らして……本当にいやらしいよ。バイブでひとりエッチしたら、きっととても気持ちいいよ?」

 そう言ってバイブを手渡される。
 亜莉紗は迷うことなく受け取り、スイッチを入れた。本体がぶるぶると震えだす。
 亜莉紗は導かれるように、バイブを秘所に押し当てた。

「ふぁ、あぁん……っ」
「そう、そっちのスイッチがバイブ。こっちが……スイングだよ。膣内なかれたら、スイングもさせようね」

 振動するバイブで蜜口と花芽、両方を刺激する。人の手では不可能な動きに、しとどに淫液が溢れ出た。

「もう、れちゃっていいんじゃない? 亜莉紗。ナカ、欲しそう……」
「うんっ、うん……っ、お兄、ちゃあん……っっ」
「ほら、バイブでおまんこずぽずぽするところ、ぼくに見せて?」

 亜莉紗はバイブを持ち替えると、ずぶずぶと膣内にうずめてゆく。

「あぁ……ん……っ、い、いいよぉ……っ」
「ぜんぶれて、ほら。先端でGスポット刺激しながら、クリバイブでクリも気持ちよくなれるからね」

 亜莉紗はごくりと唾を呑んでから、バイブをすべて膣内に沈めた。外部の突起部分がクリトリスに押し付けられて、亜莉紗は声をあげた。

「ひぁああん……っっ!」
「そう、そのままスイングのスイッチも入れて……」
「う……ん……っ」

 光琉の言う通りにすると、果たして目も眩むような快楽が亜莉紗を襲う。

「ひぁぁんっ! スゴイ、スゴイよぉお……っ! おに、ちゃ……っ、くるっちゃ、くるっちゃう……っっ!!」

 膣内で暴れまわるバイブをさらに感じようと、亜莉紗はぐちゃぐちゃに中を掻きまわした。

「もう狂ってるよ、亜莉紗は。セックスが何より大好きで、セックスより好きなことなんてなくて、沢山のおちんちんが欲しいド淫乱姫だ。……ぼくは、そんな亜莉紗を愛してるんだけどね」

 その言葉は何より亜莉紗を癒してくれる。元の世界では絶対に認められないようなセックス狂いの亜莉紗を認めてくれて、愛してくれる。それが何よりも嬉しい。

「おに、ちゃ……っ、嬉しい……! ね、光琉、お兄ちゃ……の、勃起おちんぽ、見せてぇ……っっ!」
「ぼくのを見ながらイきたいの?」
「うん、うん……っ」

 亜莉紗は必死に頷いた。光琉がズボンのジッパーを下げて、限界まで昂った雄を取り出す。先端から、先走りがとろりと溢れ出た。

(ああ……おちんちん……おちんちんいやらしいよぉ……大好き……っ!!)

 エーミールに次ぐおおきさを誇る光琉のそれをねっとりと眺めながら、亜莉紗は激しくバイブで自らを掻きまわした。

「いっちゃ……、いっちゃうっ、亜莉紗……いっちゃうよぉ……っっ!!」
「イって、亜莉紗。ぼくをオカズにして、オナニーでイっちゃえ……!」
「イく、イくイく、イっちゃうのぉ、いっ、いぁん……ッッ、アアアアああああ――――――――ッッッッ!!!!!!」

 亜莉紗の全身ががくんがくんと痙攣する。媚肉が激しく収縮してバイブを締め付け、その振動がさらなる快感を亜莉紗にもたらした。
 まぶたの裏でちかちかと光が弾けた。亜莉紗はぎゅっと目を瞑って、長い絶頂を味わう。――やがて。

「イっちゃった、ね、亜莉紗。すごくかったでしょう?」
「……うん、お兄ちゃん……、よかったよぉ……」

 亜莉紗は官能の余韻に、えぐえぐと泣きながら光琉に抱き着いた。

「落ち着くまでこうしててあげる、亜莉紗。でもその後は……今度はぼくのちんぽで気持ちよくなろうね?」
「うん、うん……っ! お兄ちゃんといっぱいセックスしたい……!!」
「ああ、してあげる、亜莉紗。亜莉紗のセックス狂いおまんこ、ちんぽで何度もずぽずぽしてあげるからね」

 その言葉通り、二人は昼が過ぎ陽が暮れるまで何度も何度も交わり、その度に深い絶頂を味わったのだった。
しおりを挟む
感想 5

あなたにおすすめの小説

女性が全く生まれない世界とか嘘ですよね?

青海 兎稀
恋愛
ただの一般人である主人公・ユヅキは、知らぬうちに全く知らない街の中にいた。ここがどこだかも分からず、ただ当てもなく歩いていた時、誰かにぶつかってしまい、そのまま意識を失う。 そして、意識を取り戻し、助けてくれたイケメンにこの世界には全く女性がいないことを知らされる。 そんなユヅキの逆ハーレムのお話。

【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。

三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎ 長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!? しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。 ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。 といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。 とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない! フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!

異世界は『一妻多夫制』!?溺愛にすら免疫がない私にたくさんの夫は無理です!?

すずなり。
恋愛
ひょんなことから異世界で赤ちゃんに生まれ変わった私。 一人の男の人に拾われて育ててもらうけど・・・成人するくらいから回りがなんだかおかしなことに・・・。 「俺とデートしない?」 「僕と一緒にいようよ。」 「俺だけがお前を守れる。」 (なんでそんなことを私にばっかり言うの!?) そんなことを思ってる時、父親である『シャガ』が口を開いた。 「何言ってんだ?この世界は男が多くて女が少ない。たくさん子供を産んでもらうために、何人とでも結婚していいんだぞ?」 「・・・・へ!?」 『一妻多夫制』の世界で私はどうなるの!? ※お話は全て想像の世界になります。現実世界とはなんの関係もありません。 ※誤字脱字・表現不足は重々承知しております。日々精進いたしますのでご容赦ください。 ただただ暇つぶしに楽しんでいただけると幸いです。すずなり。

転生したら、6人の最強旦那様に溺愛されてます!?~6人の愛が重すぎて困ってます!~

恋愛
ある日、女子高生だった白川凛(しらかわりん) は学校の帰り道、バイトに遅刻しそうになったのでスピードを上げすぎ、そのまま階段から落ちて死亡した。 しかし、目が覚めるとそこは異世界だった!? (もしかして、私、転生してる!!?) そして、なんと凛が転生した世界は女性が少なく、一妻多夫制だった!!! そんな世界に転生した凛と、将来の旦那様は一体誰!?

最愛の番~300年後の未来は一妻多夫の逆ハーレム!!? イケメン旦那様たちに溺愛されまくる~

ちえり
恋愛
幼い頃から可愛い幼馴染と比較されてきて、自分に自信がない高坂 栞(コウサカシオリ)17歳。 ある日、学校帰りに事故に巻き込まれ目が覚めると300年後の時が経ち、女性だけ死に至る病の流行や、年々女子の出生率の低下で女は2割ほどしか存在しない世界になっていた。 一妻多夫が認められ、女性はフェロモンだして男性を虜にするのだが、栞のフェロモンは世の男性を虜にできるほどの力を持つ『α+』(アルファプラス)に認定されてイケメン達が栞に番を結んでもらおうと近寄ってくる。 目が覚めたばかりなのに、旦那候補が5人もいて初めて会うのに溺愛されまくる。さらに、自分と番になりたい男性がまだまだいっぱいいるの!!? 「恋愛経験0の私にはイケメンに愛されるなんてハードすぎるよ~」

明智さんちの旦那さんたちR

明智 颯茄
恋愛
 あの小高い丘の上に建つ大きなお屋敷には、一風変わった夫婦が住んでいる。それは、妻一人に夫十人のいわゆる逆ハーレム婚だ。  奥さんは何かと大変かと思いきやそうではないらしい。旦那さんたちは全員神がかりな美しさを持つイケメンで、奥さんはニヤケ放題らしい。  ほのぼのとしながらも、複数婚が巻き起こすおかしな日常が満載。  *BL描写あり  毎週月曜日と隔週の日曜日お休みします。

美幼女に転生したら地獄のような逆ハーレム状態になりました

市森 唯
恋愛
極々普通の学生だった私は……目が覚めたら美幼女になっていました。 私は侯爵令嬢らしく多分異世界転生してるし、そして何故か婚約者が2人?! しかも婚約者達との関係も最悪で…… まぁ転生しちゃったのでなんとか上手く生きていけるよう頑張ります!

女性の少ない異世界に生まれ変わったら

Azuki
恋愛
高校に登校している途中、道路に飛び出した子供を助ける形でトラックに轢かれてそのまま意識を失った私。 目を覚ますと、私はベッドに寝ていて、目の前にも周りにもイケメン、イケメン、イケメンだらけーーー!? なんと私は幼女に生まれ変わっており、しかもお嬢様だった!! ーーやった〜!勝ち組人生来た〜〜〜!!! そう、心の中で思いっきり歓喜していた私だけど、この世界はとんでもない世界で・・・!? これは、女性が圧倒的に少ない異世界に転生した私が、家族や周りから溺愛されながら様々な問題を解決して、更に溺愛されていく物語。

処理中です...