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異世界の学園で愛され姫として王子たちから(性的に)溺愛されました
ありさのおしろと、おうじさま
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「……姫さん」
「おひい様……」
「姫様ぁ……」
サイラス、レアンドル、エーミールが口々に亜莉紗を呼ぶ。そして。
「アリサ、戻って来てくれるのを待ってるよ」
フェリクスも笑顔でそう言ってくれた。亜莉紗は頷いて、一人一人とキスを交わす。そして。
ソサエティルームの隣、寝室へと一人で向かったのだった。
ーーあの日。亜莉紗がこの世界へとやってきた日と同じ状況を作るために。
「彼」と自らの過去と決着をつけると決めた亜莉紗が考えたのは、どうやって元の世界へ戻るか、ということだった。
元の世界の住人である「彼」は、セフィロトと元の世界を自由に行き来しているようだ。なら、亜莉紗にだってやってやれないことはないだろう。
セフィロトへとやってきたあの日。亜莉紗は自室のベッドで自慰をしながら願った。
――あぁ、イケメンたちに愛されて、蕩けるようなエッチがしたいよぉ……っ!――
……と。
亜莉紗はこちらへやってきてからは一度たりとも自慰行為をしていない。ならば、それこそがキーになる筈だ。
(きっと、ひとりエッチしながら強く願って、イったときにトリップするんだろうな)
非常に単純明快ではあるが、それしか考えれない。「彼」がどうやっているのかはまだわからないけれど。
だから亜莉紗は、これから寝室でひとり行為に及ぶのだ。
「姫様、戻ってくるかな……」
「大丈夫だ、エーミール。姫さんは俺たちも、俺たちとするのも大好きだろ? きっと、戻ってくるさ」
「ええ、私もそう思います」
「…………」
四人の騎士たちは、亜莉紗の入っていった寝室のドアを見つめていた。皆が亜莉紗の帰還を信じている。その中で、フェリクスだけがただ黙っていた。
どれくらいの時間が経っただろうか。突如として寝室のドアから光が漏れ出し、四人は眩しさに目を眇めた。
光は徐々に明るさを増し、やがてはドア越しも関わらず辺り一面を白い光で満たすまでになった。
「アリ……サ」
フェリクスたちは眩しさを必死でこらえる。ひときわ明るく光り輝き、視界が真っ白に染まった――その次の瞬間。
何事もなかったかのように光は消え失せたのだ。
「アリサ!!」
「おひい様……!」
「姫様……っ」
「姫さん!!」
四人の騎士たちは、ドアを蹴破るようにして寝室へ飛び込む。
果たしてそこには――亜莉紗の姿は影も形もなかった。彼女の着ていた制服だけが、その存在の証とばかりに残っていた。
――――
――――――――
――――――――――――
「…………」
少しだけ黄ばんだ白い天井。ソサエティルームに備え付けの寝室とは比べ物にもならない質素なベッド。そして、窓際に揺れるカーテン。
戻ってきたのだ、元の世界に。
どうやら服装はトリップした時と同じものを着ているようだ。ベッドに備え付けの宮に手を伸ばして、スマホを確認する。ーー4月16日。
(志瑯の進学祝いがあった日だ――)
そして亜莉紗がこの部屋で自慰を行い、セフィロトへと召喚された日でもある。
――亜莉紗は、すべてを思い出していた。
志瑯は亜莉紗の三つ違いの弟だ。この春、亜莉紗が高校を卒業し専門学校へ入学したということは、すなわち志瑯も高校へと入学したのだ。
4月16日は、志瑯の進学祝いと称して実家に呼びつけられた日だ。亜莉紗は出席したくなかった。そもそも一人暮らしを始めたのだって、実家と距離を置きたかったからなのだ。
本当は、地元を出て東京へなりどこへなりと行ってしまいたかった。だがそれは許されなかったので、亜莉紗は地元の専門へと進学し、実家から4駅という微妙な距離にアパートを借りて一人暮らしをスタートさせたのだ。
その日、亜莉紗は朝から実家へ駆り出され、親戚たちにふるまう料理作りの手伝いをさせられた。見栄っ張りのくせにケータリングなどには頼まず、すべて自分たちで作ることに価値を見出す親なのだ。
親戚たちに会うのは苦痛だった。なにしろ志瑯は東大合格者を多数輩出している地元の進学校へと入学したのだ。比べて亜莉紗は――いや、そうでなくてもこの日は「志瑯の進学祝い」と称して親戚たちが集められたのだ。亜莉紗はおまけ扱いですらなく、雑用係として呼ばれたにすぎない。
それでも、それだけなら我慢できたかもしれない。だが両親は、なるべく目立たず隅で雑用をこなす亜莉紗を志瑯と並べさせ、親戚たちの前で言ったのだ。
「志瑯はこんなに立派に親孝行してくれてるのに、まったく姉のこの子ときたら出来が悪くてねぇ」
「どうせ嫁に行くのに、デザインの専門学校なんて無駄遣いさせて」
親戚たちの前で、親は亜莉紗をそう腐したのだ。
亜莉紗の横で志瑯が姉を見下す表情をしていたのも、はっきりとわかった。
(わたしから選択肢をすべて奪っておいて、まだそんなことを言うの……?)
幼いころから、志瑯に何もかも奪われてきた。「お姉ちゃんだから」「女の子なんだから」その二つの言葉で、すべては志瑯の後回しにされてきた。
それでもまだ高校一年までは、両親を多少は信じていた。だから亜莉紗は決死の思いで伝えたのだ。初めて両親に伝えた、亜莉紗自身の希望だった。
「美大に行きたい」――と。
返ってきた言葉は「お前は志瑯の将来を潰す気か」「ウチにはそんなお金はない」だった。志瑯には、幾らだってお金をかける癖に。
亜莉紗が一人暮らしを決意したのはこの頃だ。そうしてこの春専門学校に進学した亜莉紗だったが、地元から離れることは許されなった。
それでも、両親と志瑯と離れて暮らせる、それだけで亜莉紗は心が安らぐのを感じた。
亜莉紗は両親に、虐待とかネグレクトといったほどには虐げられていないと思っている。自由になるお金や時間も多少は与えられたし、オタク趣味だって無駄遣いしない限りはさほど咎められなかった。
だから、もうこのままひっそりと生きていこう。幸いTLコミックを愛読するという癒しもあるし、できるだけ家族と距離をとって生きていこう、そう思っていたのだ。
それなのに。親は亜莉紗などに興味はないくせに手放したがらない。いつまでもその支配下に置いて、都合よく利用したいのだ。
亜莉紗からすべての選択肢を奪っておいて、亜莉紗には何もないことを馬鹿にするのだ。親戚たちの前でさえ!
だからあの日――4月16日。亜莉紗は本気で絶望したのだ。自分の生きるこの世界に。この世界から抜け出させてくれない周囲の環境に。
それまでにも逆ハー願望はあったが、きっとあの日、本気で二次元に行ってしまいたいと願ったのだろう。それくらい、亜莉紗は追い詰められていたのだ。
「――――っ」
怒涛のようによみがえる記憶に、亜莉紗は胸を搔きむしった。
苦しい、苦しい、苦しい――。
やはり、戻ってくるべきじゃなかったのだ。こんな気持ち、思い出していったい何になると言うのだろう。帰りたい、セフィロトに。亜莉紗に優しいあの世界に……。
「あ……」
そこまで考えて、亜莉紗は思い出した。ベッドから降りて、壁に設置したカラーボックスから小学校の卒業アルバムを取り出す。確か、ここに挟んであった筈。
――現れたのは、画用紙に描かれた一枚の絵だった。
『ありさのおしろ』
そう題された絵には、城――それは幼い亜莉紗が城として描いたものだけれど、どこか学校らしい風情がある。大きな建物といえば小学校しか知らなかったのだ。
そして、4人の男性らしき人物が描かれている。
『ありさのきしたち』
そして、その中のひとりには矢印がひかれていて――
『ありさのおうじさま』
そう、幼い字で書かれていたのだった。
「おひい様……」
「姫様ぁ……」
サイラス、レアンドル、エーミールが口々に亜莉紗を呼ぶ。そして。
「アリサ、戻って来てくれるのを待ってるよ」
フェリクスも笑顔でそう言ってくれた。亜莉紗は頷いて、一人一人とキスを交わす。そして。
ソサエティルームの隣、寝室へと一人で向かったのだった。
ーーあの日。亜莉紗がこの世界へとやってきた日と同じ状況を作るために。
「彼」と自らの過去と決着をつけると決めた亜莉紗が考えたのは、どうやって元の世界へ戻るか、ということだった。
元の世界の住人である「彼」は、セフィロトと元の世界を自由に行き来しているようだ。なら、亜莉紗にだってやってやれないことはないだろう。
セフィロトへとやってきたあの日。亜莉紗は自室のベッドで自慰をしながら願った。
――あぁ、イケメンたちに愛されて、蕩けるようなエッチがしたいよぉ……っ!――
……と。
亜莉紗はこちらへやってきてからは一度たりとも自慰行為をしていない。ならば、それこそがキーになる筈だ。
(きっと、ひとりエッチしながら強く願って、イったときにトリップするんだろうな)
非常に単純明快ではあるが、それしか考えれない。「彼」がどうやっているのかはまだわからないけれど。
だから亜莉紗は、これから寝室でひとり行為に及ぶのだ。
「姫様、戻ってくるかな……」
「大丈夫だ、エーミール。姫さんは俺たちも、俺たちとするのも大好きだろ? きっと、戻ってくるさ」
「ええ、私もそう思います」
「…………」
四人の騎士たちは、亜莉紗の入っていった寝室のドアを見つめていた。皆が亜莉紗の帰還を信じている。その中で、フェリクスだけがただ黙っていた。
どれくらいの時間が経っただろうか。突如として寝室のドアから光が漏れ出し、四人は眩しさに目を眇めた。
光は徐々に明るさを増し、やがてはドア越しも関わらず辺り一面を白い光で満たすまでになった。
「アリ……サ」
フェリクスたちは眩しさを必死でこらえる。ひときわ明るく光り輝き、視界が真っ白に染まった――その次の瞬間。
何事もなかったかのように光は消え失せたのだ。
「アリサ!!」
「おひい様……!」
「姫様……っ」
「姫さん!!」
四人の騎士たちは、ドアを蹴破るようにして寝室へ飛び込む。
果たしてそこには――亜莉紗の姿は影も形もなかった。彼女の着ていた制服だけが、その存在の証とばかりに残っていた。
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少しだけ黄ばんだ白い天井。ソサエティルームに備え付けの寝室とは比べ物にもならない質素なベッド。そして、窓際に揺れるカーテン。
戻ってきたのだ、元の世界に。
どうやら服装はトリップした時と同じものを着ているようだ。ベッドに備え付けの宮に手を伸ばして、スマホを確認する。ーー4月16日。
(志瑯の進学祝いがあった日だ――)
そして亜莉紗がこの部屋で自慰を行い、セフィロトへと召喚された日でもある。
――亜莉紗は、すべてを思い出していた。
志瑯は亜莉紗の三つ違いの弟だ。この春、亜莉紗が高校を卒業し専門学校へ入学したということは、すなわち志瑯も高校へと入学したのだ。
4月16日は、志瑯の進学祝いと称して実家に呼びつけられた日だ。亜莉紗は出席したくなかった。そもそも一人暮らしを始めたのだって、実家と距離を置きたかったからなのだ。
本当は、地元を出て東京へなりどこへなりと行ってしまいたかった。だがそれは許されなかったので、亜莉紗は地元の専門へと進学し、実家から4駅という微妙な距離にアパートを借りて一人暮らしをスタートさせたのだ。
その日、亜莉紗は朝から実家へ駆り出され、親戚たちにふるまう料理作りの手伝いをさせられた。見栄っ張りのくせにケータリングなどには頼まず、すべて自分たちで作ることに価値を見出す親なのだ。
親戚たちに会うのは苦痛だった。なにしろ志瑯は東大合格者を多数輩出している地元の進学校へと入学したのだ。比べて亜莉紗は――いや、そうでなくてもこの日は「志瑯の進学祝い」と称して親戚たちが集められたのだ。亜莉紗はおまけ扱いですらなく、雑用係として呼ばれたにすぎない。
それでも、それだけなら我慢できたかもしれない。だが両親は、なるべく目立たず隅で雑用をこなす亜莉紗を志瑯と並べさせ、親戚たちの前で言ったのだ。
「志瑯はこんなに立派に親孝行してくれてるのに、まったく姉のこの子ときたら出来が悪くてねぇ」
「どうせ嫁に行くのに、デザインの専門学校なんて無駄遣いさせて」
親戚たちの前で、親は亜莉紗をそう腐したのだ。
亜莉紗の横で志瑯が姉を見下す表情をしていたのも、はっきりとわかった。
(わたしから選択肢をすべて奪っておいて、まだそんなことを言うの……?)
幼いころから、志瑯に何もかも奪われてきた。「お姉ちゃんだから」「女の子なんだから」その二つの言葉で、すべては志瑯の後回しにされてきた。
それでもまだ高校一年までは、両親を多少は信じていた。だから亜莉紗は決死の思いで伝えたのだ。初めて両親に伝えた、亜莉紗自身の希望だった。
「美大に行きたい」――と。
返ってきた言葉は「お前は志瑯の将来を潰す気か」「ウチにはそんなお金はない」だった。志瑯には、幾らだってお金をかける癖に。
亜莉紗が一人暮らしを決意したのはこの頃だ。そうしてこの春専門学校に進学した亜莉紗だったが、地元から離れることは許されなった。
それでも、両親と志瑯と離れて暮らせる、それだけで亜莉紗は心が安らぐのを感じた。
亜莉紗は両親に、虐待とかネグレクトといったほどには虐げられていないと思っている。自由になるお金や時間も多少は与えられたし、オタク趣味だって無駄遣いしない限りはさほど咎められなかった。
だから、もうこのままひっそりと生きていこう。幸いTLコミックを愛読するという癒しもあるし、できるだけ家族と距離をとって生きていこう、そう思っていたのだ。
それなのに。親は亜莉紗などに興味はないくせに手放したがらない。いつまでもその支配下に置いて、都合よく利用したいのだ。
亜莉紗からすべての選択肢を奪っておいて、亜莉紗には何もないことを馬鹿にするのだ。親戚たちの前でさえ!
だからあの日――4月16日。亜莉紗は本気で絶望したのだ。自分の生きるこの世界に。この世界から抜け出させてくれない周囲の環境に。
それまでにも逆ハー願望はあったが、きっとあの日、本気で二次元に行ってしまいたいと願ったのだろう。それくらい、亜莉紗は追い詰められていたのだ。
「――――っ」
怒涛のようによみがえる記憶に、亜莉紗は胸を搔きむしった。
苦しい、苦しい、苦しい――。
やはり、戻ってくるべきじゃなかったのだ。こんな気持ち、思い出していったい何になると言うのだろう。帰りたい、セフィロトに。亜莉紗に優しいあの世界に……。
「あ……」
そこまで考えて、亜莉紗は思い出した。ベッドから降りて、壁に設置したカラーボックスから小学校の卒業アルバムを取り出す。確か、ここに挟んであった筈。
――現れたのは、画用紙に描かれた一枚の絵だった。
『ありさのおしろ』
そう題された絵には、城――それは幼い亜莉紗が城として描いたものだけれど、どこか学校らしい風情がある。大きな建物といえば小学校しか知らなかったのだ。
そして、4人の男性らしき人物が描かれている。
『ありさのきしたち』
そして、その中のひとりには矢印がひかれていて――
『ありさのおうじさま』
そう、幼い字で書かれていたのだった。
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