異世界の学園で愛され姫として王子たちから（性的に）溺愛されました

異世界の学園で愛され姫として王子たちから（性的に）溺愛されました

初体験はイケメン四人と異世界で

　――わたし、ひとりエッチしてただけなのに……！！

　櫟いちい亜莉紗ありさ・十八歳は叫んだ。ただし心で。

（どうしてこうなった……）

「ああ……アリサ、あなたの膣内なかはとても気持ちがいい……」
「姫さん、乳首ビンビンに勃たってるぜ。そんなに俺のテクがイイのか？」
「ふふ……おひい様はクリトリスも敏感でいらっしゃいますね」
「僕、僕……っ、姫様のいやらしい姿見てたら、手が止まらないよぉ……っ！」

　亜莉紗は今、四人の男たちに愛されている。しかもいずれ劣らぬイケメン揃いだ。
　亜莉紗の脚を抱え、ズンズンと深い抽送を繰り返すのは、金髪美形のフェリクス。ちなみに王子だ。
　背後からは赤髪の男、元近衛騎士のサイラスが亜莉紗を抱え込み、胸の尖りをこれでもかと刺激される。
　横からは中性的な美形、宰相候補レアンドルが身を乗り出し、舌で亜莉紗のクリトリスをねっとりと愛撫する。
　そんな亜莉紗の痴態を見つめ自らを激しく扱きたてるのは、わんこ系伯爵令息エーミールだ。

（ほんとにどうしてこうなった……わたし、初体験ハジメテなのに……！！）

　だが、そんな思いとは裏腹に。

「あぁんっ、あはぁ……ん……っっ、いいっ……！　きもち、いひぃいい……っっ！！」

　嬌声が止まらない。だってこれは、複数もののＴＬティーンズラブコミックを愛好する亜莉紗が夢にまでみたシチュエーション。感じないほうがおかしい。

　初体験がこんなでいいのだろうか、という思いが頭を掠めるが、快楽には抗えない。

「アリサ……っ、射だすよ、あなたの中に……っ！」
「ほらイけよ、四人の男に愛されて、ガチイキしろよ……ッ！」
「いっぱい気持ちよくなりましょうねっ、おひい様……っ」
「姫様……ッ、イくっ！　僕、イッちゃうよぉおおお……！！」

「あ、あ、あぁあああーーーーーーーーーーーーーッッッッ！！！！」

　ついに亜莉紗は絶頂を迎えた。
　全身が痙攣し、媚肉が膣内の雄おすを締め付ける。フェリクスが射精し、亜莉紗のなかを濡らしてゆく。
　同時に、自ら慰めていたエーミールも達し、亜莉紗の顔めがけて白濁が吐き出された。

（わたし、わたし……）

　――しあわせ。
　亜莉紗は確かに、そう思ったのだった。