再び交わる僕らの思い

世界にはクルイモノという化け物が蔓延っていた。クルイモノは人を食らうことで力をつけている。ここ日本もその例外ではない

「せせらぎ‼‼どうして......。」
「光希、ごめんね。私がまた壊してしまう前にあなたから離れなくちゃいけない」

 光希という少年は喋るときにどもってしまうことがあり、孤独だった。しかし、せせらぎという水神と出会ってからは孤独ではなくなった。
 そして、彼は陰陽師としてせせらぎとともにクルイモノと戦っている。

 これはそんな二人が一度は途切れ、またつながる物語である。
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