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第五十四話
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夕食もそこそこに、私とベルは倉庫にいた。部屋を丸ごと一つ棚を運び入れて物置にしただけだが、木箱が積まれすぎてもう倉庫と言っても過言ではないだろう。
私たちは手分けして、おじ様から預かった目録片手に品物をチェックしていく。ベルの担当は骨董品、もちろん自分用に取り分けていた箱も含めてちゃんとチェックさせている。私はそれ以外、空箱を片付けたり破損品の箱にラベルを貼って廃棄準備をしたり、おおよそ貴族令嬢のやることではないが、それなりに楽しくやっていた。
とはいえ、途中ベルのため息の回数が増えてきたので、一旦休憩を挟む。棚の向こうから聞こえてくるほどのため息には、予想はつくものの抱え込むべきではない感情が隠されているだろうからだ。
「ベル、こちらへ来て。休憩しましょう」
そう呼びかけると、ベルは素直にやってきた。エプロンを脱がせ、明るい月明かりの差し込む窓際で、水筒に用意していた水を一口飲ませる。
そして、ベルは重々しくつぶやく。
「ごめんなさい、レティ」
そのごめんなさいには多くの意味が含まれている。でも、本当にそれはベルのせいだけではないし、ベルを責めるだけで何とかなるなんて私は考えていない。
ベルに忠次の魂が乗り移ってから今まで、物事は大きく動いた。もはや、ベル一人がどうこうという段階を超えている。だから、謝る必要はないのだ。
とはいえ理論的に説明したって人情味もなく面倒くさいだけだし、私は省略する。
「まあ、分からないことだらけだから、しょうがないわ」
「でも、元はと言えば私が余計なことをしたから……うぅ」
「はいはい、泣かないの」
私はすかさず、ブラウスの袖を濡らしそうなベルへ別の話題を投げかけた。
「そういえば、昨日くらいから忠次と入れ替わる段取りがつくようになった?」
すると、ベルは涙声ながらも少し嬉しそうだった。
「あ、うん。ええ、そうなの。何となくだけれど、替わってほしいとか、何かあるときに注意を促してくれたりとか、少しずつだけれどコミュニケーションが取れるようになってきたの」
「すごいじゃない! じゃあ、えーと」
はた、と私は叩きそうだった手を止めて考える。
——それはひょっとして、進歩ではなく、異変では?
ベルに伝えるわけにはいかない。私はそれとなく、忠次に確かめることにした。
「ベル、忠次に替わってくれる?」
「分かったわ」
ベルは快く承諾し、目を閉じる。
数秒後、ベルの開かれた目は少しきつめの吊り目になっていた。忠次に替わった証拠、と捉えていいだろう。忠次はぺこりと頭を下げて、私へ伺いを立てる。
「何でしょう、姐さん」
「今のところ、どう? ベルとコミュニケーションを取れるってことは、いいこと……とも限らないと思うんだけれど」
私の予感は、どうやら当たったようだった。悪い方向に、だが。
「お察しのとおりでさァ。あくまで感覚的な説明になっちまいやすが」
「大丈夫、話してみて」
「へェ。今んところはあっしの魂とベルティーユお嬢の魂が、お嬢の体に同居している状態でしょう? 体を動かせるのはどっちかの魂が休んでるとき、意識があるほうができやす。しかし、ここ一両日の話ですがね、前ほどははっきりと魂の間に区切りが感じられなくなってまさァ」
やはりか、と思わざるをえない。
ベルの中で、恐れていた事態が起きそうになっている。私は、慎重にそれを口にする。
「魂が混ざる、っていうこと?」
忠次は一拍置いてから、『その事態が最悪である』ことを私と共有する。
「それがありえるのかどうかは分かりやせんが、その最悪の事態だけは避けたく思いやす。絶対に」
「そうね……でも、早くあなたの魂を移す体を探すとか、そういう根本的な解決方法を見つけないとどうにもならないわ。魂の仕切りを作るなんて芸当は無理でしょうし」
結局、二人してうーん、と頭を突き合わせて悩む羽目になる。おそらくプランタン王国でもその方面にもっとも詳しい一人であろうフロコン大司教様でさえ、対処に困る現状、もはやこの国にいてはベルと忠次を分離する方法を見つけることは叶わないだろう。
一刻も早く、異国で手がかりを。そのための準備は着々と進んでいるが、ベルと忠次の魂が混ざりつつある——その早さは想定以上だ。間に合うかどうか、それでもやるしかない、私たちが悲壮な覚悟を決めようとしていたそのときだった。
「ベルティーユお嬢様、よろしいでしょうか?」
倉庫の扉の外から、使用人が訪ねてきた。
忠次は慌ててベルに体を返し、ベルが声だけで応対する。
「ええ、何かしら?」
「実は……今、お嬢様を訪ねて、外国の方がいらっしゃったのですが」
私とベルはまた顔を見合わせた。今は何時だ? 私は窓の外を見る。月の昇り具合からしても、午後十時は過ぎているだろう。
こんな深夜に訪ねてくる、ベルの客。それも、外国の人物。ベルは首を傾げ、心当たりはないと私へ無言で伝えてくる。
黙っているわけにもいかず、私は扉のほうへ手を差し示し、頷く。詳細を聞いて、会ってみよう、と。
察したベルが、使用人へ問う。
「その方のお名前は伺ったの?」
「はい。ザンジュ、とおっしゃっておりました。身分のほうは、旅の僧侶とのことです」
ザンジュ。まったく聞いたことのない言葉、しかも旅の僧侶。伯爵令嬢であるベルの知り合いのわけがない。
ところが、私が顔を上げた瞬間、ベルの表情が、目つきが変化していた。
「残寿……ひょっとして、いや、ひょっとすると!」
——あ、これ、忠次だ。
止める暇もなく、忠次inベルは倉庫から飛び出していった。私はもう、必死になって追いかける。使用人が驚きのあまり差し示しているエントランスの方向へと、私はベルを追いかけて走る。
——今度からもっと走りやすい服がいい。そうしよう。私はそう思った。
私たちは手分けして、おじ様から預かった目録片手に品物をチェックしていく。ベルの担当は骨董品、もちろん自分用に取り分けていた箱も含めてちゃんとチェックさせている。私はそれ以外、空箱を片付けたり破損品の箱にラベルを貼って廃棄準備をしたり、おおよそ貴族令嬢のやることではないが、それなりに楽しくやっていた。
とはいえ、途中ベルのため息の回数が増えてきたので、一旦休憩を挟む。棚の向こうから聞こえてくるほどのため息には、予想はつくものの抱え込むべきではない感情が隠されているだろうからだ。
「ベル、こちらへ来て。休憩しましょう」
そう呼びかけると、ベルは素直にやってきた。エプロンを脱がせ、明るい月明かりの差し込む窓際で、水筒に用意していた水を一口飲ませる。
そして、ベルは重々しくつぶやく。
「ごめんなさい、レティ」
そのごめんなさいには多くの意味が含まれている。でも、本当にそれはベルのせいだけではないし、ベルを責めるだけで何とかなるなんて私は考えていない。
ベルに忠次の魂が乗り移ってから今まで、物事は大きく動いた。もはや、ベル一人がどうこうという段階を超えている。だから、謝る必要はないのだ。
とはいえ理論的に説明したって人情味もなく面倒くさいだけだし、私は省略する。
「まあ、分からないことだらけだから、しょうがないわ」
「でも、元はと言えば私が余計なことをしたから……うぅ」
「はいはい、泣かないの」
私はすかさず、ブラウスの袖を濡らしそうなベルへ別の話題を投げかけた。
「そういえば、昨日くらいから忠次と入れ替わる段取りがつくようになった?」
すると、ベルは涙声ながらも少し嬉しそうだった。
「あ、うん。ええ、そうなの。何となくだけれど、替わってほしいとか、何かあるときに注意を促してくれたりとか、少しずつだけれどコミュニケーションが取れるようになってきたの」
「すごいじゃない! じゃあ、えーと」
はた、と私は叩きそうだった手を止めて考える。
——それはひょっとして、進歩ではなく、異変では?
ベルに伝えるわけにはいかない。私はそれとなく、忠次に確かめることにした。
「ベル、忠次に替わってくれる?」
「分かったわ」
ベルは快く承諾し、目を閉じる。
数秒後、ベルの開かれた目は少しきつめの吊り目になっていた。忠次に替わった証拠、と捉えていいだろう。忠次はぺこりと頭を下げて、私へ伺いを立てる。
「何でしょう、姐さん」
「今のところ、どう? ベルとコミュニケーションを取れるってことは、いいこと……とも限らないと思うんだけれど」
私の予感は、どうやら当たったようだった。悪い方向に、だが。
「お察しのとおりでさァ。あくまで感覚的な説明になっちまいやすが」
「大丈夫、話してみて」
「へェ。今んところはあっしの魂とベルティーユお嬢の魂が、お嬢の体に同居している状態でしょう? 体を動かせるのはどっちかの魂が休んでるとき、意識があるほうができやす。しかし、ここ一両日の話ですがね、前ほどははっきりと魂の間に区切りが感じられなくなってまさァ」
やはりか、と思わざるをえない。
ベルの中で、恐れていた事態が起きそうになっている。私は、慎重にそれを口にする。
「魂が混ざる、っていうこと?」
忠次は一拍置いてから、『その事態が最悪である』ことを私と共有する。
「それがありえるのかどうかは分かりやせんが、その最悪の事態だけは避けたく思いやす。絶対に」
「そうね……でも、早くあなたの魂を移す体を探すとか、そういう根本的な解決方法を見つけないとどうにもならないわ。魂の仕切りを作るなんて芸当は無理でしょうし」
結局、二人してうーん、と頭を突き合わせて悩む羽目になる。おそらくプランタン王国でもその方面にもっとも詳しい一人であろうフロコン大司教様でさえ、対処に困る現状、もはやこの国にいてはベルと忠次を分離する方法を見つけることは叶わないだろう。
一刻も早く、異国で手がかりを。そのための準備は着々と進んでいるが、ベルと忠次の魂が混ざりつつある——その早さは想定以上だ。間に合うかどうか、それでもやるしかない、私たちが悲壮な覚悟を決めようとしていたそのときだった。
「ベルティーユお嬢様、よろしいでしょうか?」
倉庫の扉の外から、使用人が訪ねてきた。
忠次は慌ててベルに体を返し、ベルが声だけで応対する。
「ええ、何かしら?」
「実は……今、お嬢様を訪ねて、外国の方がいらっしゃったのですが」
私とベルはまた顔を見合わせた。今は何時だ? 私は窓の外を見る。月の昇り具合からしても、午後十時は過ぎているだろう。
こんな深夜に訪ねてくる、ベルの客。それも、外国の人物。ベルは首を傾げ、心当たりはないと私へ無言で伝えてくる。
黙っているわけにもいかず、私は扉のほうへ手を差し示し、頷く。詳細を聞いて、会ってみよう、と。
察したベルが、使用人へ問う。
「その方のお名前は伺ったの?」
「はい。ザンジュ、とおっしゃっておりました。身分のほうは、旅の僧侶とのことです」
ザンジュ。まったく聞いたことのない言葉、しかも旅の僧侶。伯爵令嬢であるベルの知り合いのわけがない。
ところが、私が顔を上げた瞬間、ベルの表情が、目つきが変化していた。
「残寿……ひょっとして、いや、ひょっとすると!」
——あ、これ、忠次だ。
止める暇もなく、忠次inベルは倉庫から飛び出していった。私はもう、必死になって追いかける。使用人が驚きのあまり差し示しているエントランスの方向へと、私はベルを追いかけて走る。
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