7 / 22
第七話 目玉がゼリー状
しおりを挟む
大木を切り倒す様子を故郷で見たことがある。
両側に切り込みを入れて、倒したい方向の切り込みを深くして、上手くできたら反対側から蹴り倒す。すると——大地を揺らすほどの衝撃と、近くの枝葉をバキバキと巻き込む音が広がり、たとえ変な方向に倒れてきても当たらないほど遠く離れていても、びっくりして言葉が出なかった。
タビは走馬灯を見ていた。それどころではないと我に返ったのは、じわじわと足になっている根っこを何本も動かして迫ってくる大木のモンスターの足音が、タビの足元まで響いてきていたからだ。
今、これが倒れてきたら、僕、潰される。
「つぶ、潰れ、いやあああ!?」
真っ青な顔をして、タビは脱兎のごとく、歩く大樹から反転して逃げ出した。ちらりと振り返ると、初めて見るモンスターは体である木の真ん中が蠢いて、ぎゅるんと大きな紫色の目玉を一つ出してみせた。
「ぎゃあ気持ち悪い! 無理ー!」
しかも、目玉が出てきてから大木のモンスターはタビにしっかり照準を合わせたようで、明らかに追ってきていた。人の歩く速さ程度だが、その足音が徐々に速くなってきている。
逃げる、その選択肢しか今のタビの頭の中にはない。
涙目になりつつ腕を振って走って逃げるタビは、『共鳴器』から漏れるイフィクラテスの声にやっと気付いた。
「聞こえるか? おーい。何だ、どうした」
タビは、さっきまでイフィクラテスと話していたことすら忘れていた。そうだ、イフィクラテスがいたのだ。助けを求めないと。
「大きな木が! 動いてます! 襲ってきてます!」
しかし、返ってきた答えは無慈悲だった。
「落ち着け。『共鳴器』の出力を制御して、木を切り倒せると言っていただろう。やってみろ」
「ええ~!?」
タビは後悔した。余計なことを言ってしまった、と。
確かにできる、『共鳴器』を使って振動を起こし——正確には、切断したい最小限の箇所にあらかじめ強くごく短い振動を当てて分解しておき、倒したい方向へ『共鳴器』によって倍加した衝撃を加える——ということはできる。タビはすでに何本も木を切り倒して実験済みだ、『共鳴器』の性能を考えれば全然できる。
だが、今でなくてもいいのでは? タビは泣きそうになった。もっと平和なときに落ち着いてやりたかった。
ただ、イフィクラテスが愉快げにタビを追い詰める情報を口にし続けるため、そんなことを言っている場合ではなかった。
「その木のモンスターは、ソクラテアという。歩く木として有名で、足となる根っこを増やしてどんどん動く。縄張り意識が強く、縄張りを守るために動くようになった、とも言われていてな。おそらくそこはそいつの縄張りだったんだろう。倒さないかぎり、ひたすら追いかけてくると思うぞ」
そこまで言われては、やらないという選択肢はついには消え失せてしまった。
タビは鼻声で叫ぶ。
「うわーん! 『共鳴器』、音声認識起動!」
立ち止まり、振り返って、紫色の目玉をぎょろつかせて追いかけてくる大木のモンスターへ、右手の人差し指に親指を添えて、向ける。
「切ってぇ!」
親指にはめた『共鳴器』を、人差し指の付け根で擦る。
『共鳴器』には、イフィクラテスが説明してくれない機能がまだまだ眠っている。やっとタビが見つけた機能の一つ——音声認識は、『共鳴器』に声で命令することができる機能だ。どうやら『共鳴器』は過去の使用例の記憶もしていて、同時にその命令の言葉を覚えさせることで短縮してその機能を再現させることができる。
唯一、タビが自力で発見して、『共鳴器』に記憶させている命令が『切る』ということだ。動作を覚えさせているので、『共鳴器』を向けるなどして対象を指定するだけで、最適な調整を自動で行い、『切る』。
一度『共鳴器』がエネルギーを発すれば、音速以上で飛んでいく。あまりにも速すぎて、人間の裸眼がそれを観察することはできない。
大木のモンスター・ソクラテアに振動が当たり、分解、切断されるまでにかかる時間は、瞬きの間ほどだ。
タビが『共鳴器』へ命じ、瞬きをすれば、あっという間にソクラテアは目玉ごと上下に切断され、後ろへ向けて倒れていった。後ろにあった木々を薙ぎ倒し、勢い余って足である無数の根っこが大地から離れて天へ放り出され、そしてまた土を撒き散らしながら地面に落ちる。
その無数の根っこが、四方八方に暴れて触手のように動くさまを目撃してしまったタビは「ひいっ!?」と悲鳴を上げたが、ダンジョンを揺らす震えとぎゃあぎゃあと飛んで喚く鳥の声にすっかりかき消されていた。
動かなくなったソクラテアの周りの土埃が落ち着いたころ、恐怖で固まっていたタビのもとにどこからともなくイフィクラテスが走ってやってきた。
「お、ここにいたか。暴れてくれたおかげで位置が特定できたぞ」
青い宝石の錫杖に、白いフードに仮面の癖っ毛。どこからどう見ても、イフィクラテスである。別れて三十分と経っていないのに、タビは心の底から会いたくて仕方がなくて、思いっきり抱きつこうとした。
だが、イフィクラテスはそっとタビの両肩を掴んでくるりと回し、ソクラテアへ向き直らせて背中を叩いた。
「師匠~何で~!?」
「泣くな、このくらいじゃ死なない。それより、核を取ってくるんだ」
核? タビは頭の中の辞書から、ようやくモンスターの核という単語を引っ張り出した。そして目の前にはソクラテアというモンスターの死骸がある。紫色の目玉が両断されて、ぷるんとゼリー状の何かが垂れている。怖い。
「核……どんなのですか」
「知らん! モンスターごとに違うからな!」
「うぅ」
背中を強引に押されては、タビも引き返せない。近くにあった長めの枝を拾って、恐る恐るソクラテアの死骸に近づく。
核といえば、宝石のようなものだろうか。タビはモンスターの核を見たことがない、もしかするとあるのかもしれないが、それがモンスターの核だとはきっと認識していなかったに違いない。
ソクラテアの体は、大半が空洞の多い大木だった。なぜこれであんなにも激しく動けたのだろう、とタビは疑問がいくつも浮かんでくるが、それよりも核の在処が問題だ。
当たってほしくはないが、タビの予想では、ソクラテアの核は——紫色の目玉の中だろう。というよりも、空洞ばかりある体には、生物学的に——モンスターは生物なのか何なのかはさておき——臓器の一種であろう核をポンと置くことはなさそうだ。
なので、タビはゼリー状の目玉の中身をかき回して、コツンと枝に当たったものを引っ張り出した。楕円形の紫色の、水晶のようなそれの大きさは、タビの頭ほどもある。
触りたくはない。触りたくはないが、取って帰る必要がある。
タビは、念のため、核の上から回復ポーションをかけて、近くの大きくて布代わりになる葉っぱで丁寧にゼリー状の液体を拭き取った。核を転がして何もついていないことを確認してから、両手で抱き上げる。十歳のタビが、ようやく持ち上げられる重さだ。
タビは、イフィクラテスへ叫んだ。
「これですか? これですよね? もういや!」
もう、タビは我慢ならない。恐怖や衝撃くらいならまだよかった、しかしモンスターの目玉をかき回して核を出して拭き取って持ち上げる、などと拷問のような仕打ちに、ついには泣き出した。巨石ほどの大きさの目玉の現状など見たくない、気持ち悪くてたまらないのだ。
イフィクラテスもさすがに鬼ではない。急いでやってきて、錫杖を持つ片手で核を受け取り、もう片方の手でタビの頭を撫でた。
「よしよし、大収穫だぞ、タビ。それに初陣は勝てたんだ、自信を持て」
「もう二度とやりたくないです!」
「分かった分かった」
タビが泣き止むまで、イフィクラテスは相槌を打ちながら、ひたすらになだめていた。
両側に切り込みを入れて、倒したい方向の切り込みを深くして、上手くできたら反対側から蹴り倒す。すると——大地を揺らすほどの衝撃と、近くの枝葉をバキバキと巻き込む音が広がり、たとえ変な方向に倒れてきても当たらないほど遠く離れていても、びっくりして言葉が出なかった。
タビは走馬灯を見ていた。それどころではないと我に返ったのは、じわじわと足になっている根っこを何本も動かして迫ってくる大木のモンスターの足音が、タビの足元まで響いてきていたからだ。
今、これが倒れてきたら、僕、潰される。
「つぶ、潰れ、いやあああ!?」
真っ青な顔をして、タビは脱兎のごとく、歩く大樹から反転して逃げ出した。ちらりと振り返ると、初めて見るモンスターは体である木の真ん中が蠢いて、ぎゅるんと大きな紫色の目玉を一つ出してみせた。
「ぎゃあ気持ち悪い! 無理ー!」
しかも、目玉が出てきてから大木のモンスターはタビにしっかり照準を合わせたようで、明らかに追ってきていた。人の歩く速さ程度だが、その足音が徐々に速くなってきている。
逃げる、その選択肢しか今のタビの頭の中にはない。
涙目になりつつ腕を振って走って逃げるタビは、『共鳴器』から漏れるイフィクラテスの声にやっと気付いた。
「聞こえるか? おーい。何だ、どうした」
タビは、さっきまでイフィクラテスと話していたことすら忘れていた。そうだ、イフィクラテスがいたのだ。助けを求めないと。
「大きな木が! 動いてます! 襲ってきてます!」
しかし、返ってきた答えは無慈悲だった。
「落ち着け。『共鳴器』の出力を制御して、木を切り倒せると言っていただろう。やってみろ」
「ええ~!?」
タビは後悔した。余計なことを言ってしまった、と。
確かにできる、『共鳴器』を使って振動を起こし——正確には、切断したい最小限の箇所にあらかじめ強くごく短い振動を当てて分解しておき、倒したい方向へ『共鳴器』によって倍加した衝撃を加える——ということはできる。タビはすでに何本も木を切り倒して実験済みだ、『共鳴器』の性能を考えれば全然できる。
だが、今でなくてもいいのでは? タビは泣きそうになった。もっと平和なときに落ち着いてやりたかった。
ただ、イフィクラテスが愉快げにタビを追い詰める情報を口にし続けるため、そんなことを言っている場合ではなかった。
「その木のモンスターは、ソクラテアという。歩く木として有名で、足となる根っこを増やしてどんどん動く。縄張り意識が強く、縄張りを守るために動くようになった、とも言われていてな。おそらくそこはそいつの縄張りだったんだろう。倒さないかぎり、ひたすら追いかけてくると思うぞ」
そこまで言われては、やらないという選択肢はついには消え失せてしまった。
タビは鼻声で叫ぶ。
「うわーん! 『共鳴器』、音声認識起動!」
立ち止まり、振り返って、紫色の目玉をぎょろつかせて追いかけてくる大木のモンスターへ、右手の人差し指に親指を添えて、向ける。
「切ってぇ!」
親指にはめた『共鳴器』を、人差し指の付け根で擦る。
『共鳴器』には、イフィクラテスが説明してくれない機能がまだまだ眠っている。やっとタビが見つけた機能の一つ——音声認識は、『共鳴器』に声で命令することができる機能だ。どうやら『共鳴器』は過去の使用例の記憶もしていて、同時にその命令の言葉を覚えさせることで短縮してその機能を再現させることができる。
唯一、タビが自力で発見して、『共鳴器』に記憶させている命令が『切る』ということだ。動作を覚えさせているので、『共鳴器』を向けるなどして対象を指定するだけで、最適な調整を自動で行い、『切る』。
一度『共鳴器』がエネルギーを発すれば、音速以上で飛んでいく。あまりにも速すぎて、人間の裸眼がそれを観察することはできない。
大木のモンスター・ソクラテアに振動が当たり、分解、切断されるまでにかかる時間は、瞬きの間ほどだ。
タビが『共鳴器』へ命じ、瞬きをすれば、あっという間にソクラテアは目玉ごと上下に切断され、後ろへ向けて倒れていった。後ろにあった木々を薙ぎ倒し、勢い余って足である無数の根っこが大地から離れて天へ放り出され、そしてまた土を撒き散らしながら地面に落ちる。
その無数の根っこが、四方八方に暴れて触手のように動くさまを目撃してしまったタビは「ひいっ!?」と悲鳴を上げたが、ダンジョンを揺らす震えとぎゃあぎゃあと飛んで喚く鳥の声にすっかりかき消されていた。
動かなくなったソクラテアの周りの土埃が落ち着いたころ、恐怖で固まっていたタビのもとにどこからともなくイフィクラテスが走ってやってきた。
「お、ここにいたか。暴れてくれたおかげで位置が特定できたぞ」
青い宝石の錫杖に、白いフードに仮面の癖っ毛。どこからどう見ても、イフィクラテスである。別れて三十分と経っていないのに、タビは心の底から会いたくて仕方がなくて、思いっきり抱きつこうとした。
だが、イフィクラテスはそっとタビの両肩を掴んでくるりと回し、ソクラテアへ向き直らせて背中を叩いた。
「師匠~何で~!?」
「泣くな、このくらいじゃ死なない。それより、核を取ってくるんだ」
核? タビは頭の中の辞書から、ようやくモンスターの核という単語を引っ張り出した。そして目の前にはソクラテアというモンスターの死骸がある。紫色の目玉が両断されて、ぷるんとゼリー状の何かが垂れている。怖い。
「核……どんなのですか」
「知らん! モンスターごとに違うからな!」
「うぅ」
背中を強引に押されては、タビも引き返せない。近くにあった長めの枝を拾って、恐る恐るソクラテアの死骸に近づく。
核といえば、宝石のようなものだろうか。タビはモンスターの核を見たことがない、もしかするとあるのかもしれないが、それがモンスターの核だとはきっと認識していなかったに違いない。
ソクラテアの体は、大半が空洞の多い大木だった。なぜこれであんなにも激しく動けたのだろう、とタビは疑問がいくつも浮かんでくるが、それよりも核の在処が問題だ。
当たってほしくはないが、タビの予想では、ソクラテアの核は——紫色の目玉の中だろう。というよりも、空洞ばかりある体には、生物学的に——モンスターは生物なのか何なのかはさておき——臓器の一種であろう核をポンと置くことはなさそうだ。
なので、タビはゼリー状の目玉の中身をかき回して、コツンと枝に当たったものを引っ張り出した。楕円形の紫色の、水晶のようなそれの大きさは、タビの頭ほどもある。
触りたくはない。触りたくはないが、取って帰る必要がある。
タビは、念のため、核の上から回復ポーションをかけて、近くの大きくて布代わりになる葉っぱで丁寧にゼリー状の液体を拭き取った。核を転がして何もついていないことを確認してから、両手で抱き上げる。十歳のタビが、ようやく持ち上げられる重さだ。
タビは、イフィクラテスへ叫んだ。
「これですか? これですよね? もういや!」
もう、タビは我慢ならない。恐怖や衝撃くらいならまだよかった、しかしモンスターの目玉をかき回して核を出して拭き取って持ち上げる、などと拷問のような仕打ちに、ついには泣き出した。巨石ほどの大きさの目玉の現状など見たくない、気持ち悪くてたまらないのだ。
イフィクラテスもさすがに鬼ではない。急いでやってきて、錫杖を持つ片手で核を受け取り、もう片方の手でタビの頭を撫でた。
「よしよし、大収穫だぞ、タビ。それに初陣は勝てたんだ、自信を持て」
「もう二度とやりたくないです!」
「分かった分かった」
タビが泣き止むまで、イフィクラテスは相槌を打ちながら、ひたすらになだめていた。
0
お気に入りに追加
53
あなたにおすすめの小説
俺のギフト【草】は草を食うほど強くなるようです ~クズギフトの息子はいらないと追放された先が樹海で助かった~
草乃葉オウル
ファンタジー
★お気に入り登録お願いします!★
男性向けHOTランキングトップ10入り感謝!
王国騎士団長の父に自慢の息子として育てられた少年ウォルト。
だが、彼は14歳の時に行われる儀式で【草】という謎のギフトを授かってしまう。
周囲の人間はウォルトを嘲笑し、強力なギフトを求めていた父は大激怒。
そんな父を「顔真っ赤で草」と煽った結果、ウォルトは最果ての樹海へ追放されてしまう。
しかし、【草】には草が持つ効能を増幅する力があった。
そこらへんの薬草でも、ウォルトが食べれば伝説級の薬草と同じ効果を発揮する。
しかも樹海には高額で取引される薬草や、絶滅したはずの幻の草もそこら中に生えていた。
あらゆる草を食べまくり最強の力を手に入れたウォルトが樹海を旅立つ時、王国は思い知ることになる。
自分たちがとんでもない人間を解き放ってしまったことを。
蘇生魔法を授かった僕は戦闘不能の前衛(♀)を何度も復活させる
フルーツパフェ
大衆娯楽
転移した異世界で唯一、蘇生魔法を授かった僕。
一緒にパーティーを組めば絶対に死ぬ(死んだままになる)ことがない。
そんな口コミがいつの間にか広まって、同じく異世界転移した同業者(多くは女子)から引っ張りだこに!
寛容な僕は彼女達の申し出に快諾するが条件が一つだけ。
――実は僕、他の戦闘スキルは皆無なんです
そういうわけでパーティーメンバーが前衛に立って死ぬ気で僕を守ることになる。
大丈夫、一度死んでも蘇生魔法で復活させてあげるから。
相互利益はあるはずなのに、どこか鬼畜な匂いがするファンタジー、ここに開幕。
Facters 宇宙へ挑む者達 ~ 初代当主と仲間と共に
國上 絢女
ファンタジー
その昔、人々は宇宙(フロンティア)に挑んだ。
己の夢を叶えるため、そして、世界の真理を知るために……
神もまた、人々に力を与えた。
探求心(トゥルース)という名の真理を追い求める力を・・・
人界に亜神が降りてきて数千年。
未だに世界の真理へと辿り着いた者はいない。
その宇宙にまた一人、挑もうとしている者がいた。
その名は リオ・クロード。
これは、リオ・クロードと初代当主、そして仲間そしてたちによる、世界の真理を追い求めた物語
【超速爆速レベルアップ】~俺だけ入れるダンジョンはゴールドメタルスライムの狩り場でした~
シオヤマ琴@『最強最速』発売中
ファンタジー
ダンジョンが出現し20年。
木崎賢吾、22歳は子どもの頃からダンジョンに憧れていた。
しかし、ダンジョンは最初に足を踏み入れた者の所有物となるため、もうこの世界にはどこを探しても未発見のダンジョンなどないと思われていた。
そんな矢先、バイト帰りに彼が目にしたものは――。
【自分だけのダンジョンを夢見ていた青年のレベリング冒険譚が今幕を開ける!】
千年王国 魔王再臨
yahimoti
ファンタジー
ロストヒストリーワールド ファーストバージョンの世界の魔王に転生した。いきなり勇者に討伐された。
1000年後に復活はした。
でも集めた魔核の欠片が少なかったせいでなんかちっちゃい。
3人の人化した魔物お姉ちゃんに育てられ、平穏に暮らしたいのになぜか勇者に懐かれちゃう。
まずいよー。
魔王ってバレたらまた討伐されちゃうよー。
倒したモンスターをカード化!~二重取りスキルで報酬倍増! デミゴッドが行く異世界旅~
乃神レンガ
ファンタジー
謎の白い空間で、神から異世界に送られることになった主人公。
二重取りの神授スキルを与えられ、その効果により追加でカード召喚術の神授スキルを手に入れる。
更にキャラクターメイキングのポイントも、二重取りによって他の人よりも倍手に入れることができた。
それにより主人公は、本来ポイント不足で選択できないデミゴッドの種族を選び、ジンという名前で異世界へと降り立つ。
異世界でジンは倒したモンスターをカード化して、最強の軍団を作ることを目標に、世界を放浪し始めた。
しかし次第に世界のルールを知り、争いへと巻き込まれていく。
国境門が数カ月に一度ランダムに他国と繋がる世界で、ジンは様々な選択を迫られるのであった。
果たしてジンの行きつく先は魔王か神か、それとも別の何かであろうか。
現在毎日更新中。
※この作品は『カクヨム』『ノベルアップ+』にも投稿されています。
追放された武闘派令嬢の異世界生活
新川キナ
ファンタジー
異世界の記憶を有し、転生者であるがゆえに幼少の頃より文武に秀でた令嬢が居た。
名をエレスティーナという。そんな彼女には婚約者が居た。
気乗りのしない十五歳のデビュタントで初めて婚約者に会ったエレスティーナだったが、そこで素行の悪い婚約者をぶん殴る。
追放された彼女だったが、逆に清々したと言わんばかりに自由を謳歌。冒険者家業に邁進する。
ダンジョンに潜ったり護衛をしたり恋をしたり。仲間と酒を飲み歌って踊る毎日。気が向くままに生きていたが冒険者は若い間だけの仕事だ。そこで将来を考えて錬金術師の道へ進むことに。
一流の錬金術師になるべく頑張るのだった
キャラ交換で大商人を目指します
杵築しゅん
ファンタジー
捨て子のアコルは、元Aランク冒険者の両親にスパルタ式で育てられ、少しばかり常識外れに育ってしまった。9歳で父を亡くし商団で働くことになり、早く商売を覚えて一人前になろうと頑張る。母親の言い付けで、自分の本当の力を隠し、別人格のキャラで地味に生きていく。が、しかし、何故かぽろぽろと地が出てしまい苦労する。天才的頭脳と魔法の力で、こっそりのはずが大胆に、アコルは成り上がっていく。そして王立高学院で、運命の出会いをしてしまう。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる