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番外編

ジャンク狂詩曲 3

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「まったく……」
「ごめんなさい……」

 事の次第──安っぽい食事が懐かしくて暴食し、太ってしまったこと──を聞いたヒューイはやはり呆れ顔だ。
 ヘザーは毛布に包まった状態で長椅子に座り、しゅんとしていた。
 ──節制できない者がバークレイ家に嫁ぐ資格はない!
 そう怒鳴られることを覚悟していたが、ヒューイは何かを考えながら広くはない部屋の中を歩き回り……最終的に、ヘザーのいる長椅子の前に立った。
「そんなに味付けの濃い不健康な料理が食べたかったのか」
「う、うん。一口食べたら、止まらなくなっちゃって……ごめんなさい……」
 彼はまた、腕を組んだ状態で部屋の中をぐるぐると歩き回った。
 そして、再びヘザーの元へ戻って来る。
「間食したせいで、家での食事が進まなかったということか」
「うん……」
「ウィルクス夫人は、君の食欲がないと心配していた」
「う、うう……」
 間食を始めたあたりから夕食が食べられなくなり、太ったことを自覚してからはコックに頼んで量を減らしてもらっていた。ウィルクス夫人はおかしいと思ってヒューイに報告していたようだ。
「僕は……僕は、君が妊娠したのではないかと」
「そ、それはない……」
 ヘザーの月の障りは、よほどのストレスや環境の変化がない限り、四週間ぴったりで訪れる。目に見えて遅れたり早まったりしたのは、剣士から騎士になって王都へやってきた時、それから母親がヘザーの前にやって来たあたり、あとは……兵舎を出てヒューイの用意した部屋に移った時くらいだ。
 でも、ヘザーの食欲がおかしいと聞いたヒューイは、真っ先に妊娠を疑ったようだった。だからやたらとヘザーの顔色や体調を気にかけていたのかと、今さらながら事の重大さに気付く。
「ご、ごめんね」
 彼は、イチャイチャしたいというヘザーの要望を聞き入れながらも、順番を違えないように注意を払ってくれている。
 今回の騒ぎでヒューイの胃に穴が開いてしまったのではないかと心配していると、彼はヘザーの前に膝をついた。
「僕が一番心配だったのは、世間体ではなかった」
「う、うん……?」
「君の身体だ。君に自覚がないのだとしたら……驚かせないように、だがなるべく早く話をしなくてはと考えていた」
「あ……」
 そこで、ヒューイの腕がヘザーの纏う毛布の中に入り込んだ。
「君の腹に、命が宿っているのではないかと考えると……不思議な気持ちがした」
 彼の手のひらが、ヘザーの腹を撫でる。
「わ、うわあ! だめ、だめ! やめてやめて!」
 せめて元に戻るまでは、この肥えた腹に触れないでほしい。
 ヘザーはヒューイの手を退けようと暴れたが、彼の手はしっかりとヘザーの腹に触れ、撫でている。
「……君は、嫌がっているところを無理やりされたいのではなかったか」
「そ! それは……! それはまた別のお話!」
 確かにちょっと嫌がる素振りを見せた時に、ヒューイに「よいではないか、よいではないか」と襲われたいと思ったこともあった。が、今は本気でやめてほしいのだ。行方不明のくびれが発見されるまでは、腹に触れないでほしいのだ。

 それなのに、ヘザーの気持ちもお構いなしにヒューイの手はヘザーの脇腹を辿っている。
「……確かに、以前はもっと骨っぽかったな」
「うっ、うう……だから太ったって言ってるのに……」
「以前に比べたら、と僕は言っているんだ。むしろ、このくらいが健康的で良いのではないか?」
「そ、そうなの……?」
「ああ」
 脇腹をさすっていた手のひらが、さらに上の方へやってきて、乳房の下の膨らみを支えるように撫でた。
「あっ」
 親指の腹で乳首を擦られ、ヘザーはぴくりと震える。
 これでは……これではまるで、今から身体を重ねる人たちみたいではないか? これ以上されたら、ヘザーは止まらなくなってしまう。こんな状況だから、いくらヒューイでも避妊薬なんて持っていないだろう。
「あっ……こ、こんな所で……」
「ああ。最後まではしない」
 ヒューイはそれでも良いのだろうが、ヘザーは我慢が出来ないのだ。自制できなくて暴食する女である。今だって途中までされたら、きっと最後までしたくなってしまうに違いない。

 何とかやめてもらわなくてはと頭では思っているものの、ヘザーは自制できない女なので、口づけられると先へ先へと進みたくなってしまう。
 ヒューイの唇は、しばらくの間ヘザーの唇をついばむ様に動いていたが、やがて頬に移り、顎や首筋を辿り始めた。
 唇と唇を合わせるキスも大好きだが、こんな風に愛撫されると「自分は彼に愛され、労られているのだ」と、力が抜けてうっとりとしてしまう。
「今日は、君を満足させるだけだ」
 彼の唇が乳房に下りて、その先端を吸い上げる。
「あっ、ああ!」
 一方で手のひらは再び腹に戻り、そこを何度も優しく往復している。脇から、正面へと何度も。
 いつか宿るであろう命に対してなのか、多少の肉がついたくらいで嫌ったりしないという意思表明なのか。慈しむような動きにヘザーの身体が心地よく痺れる。
 軽く音を立てて臍にキスをされた時には、彼の指はヘザーの足の間に入り込んでいた。

「あ……!」
 舌で快楽の突起を舐め上げられ、ヘザーは身体を仰け反らせる。見知らぬ天井が目に入り、ここはチェンバレン氏の狩猟小屋なのだと思い出した。
 彼はさらにヘザーの足を開かせて、それを自分の肩に掛けると、指と唇での奉仕を再開した。
 指で襞を捲り、舌で溝を辿る。もう一方の指は、ヘザーの中に入ってお腹の裏側を擦っている。
「んんっ……」
 すごい。
 他人の小屋の中でヒューイはヘザーの足の間に跪いて、とんでもないことをしている。妙な背徳感に襲われ、ヘザーはますます身体を熱くした。



 何度か高みに持ち上げられて、ヘザーはぐったりと長椅子に身体を預けていた。
 チェンバレン氏の仕留めたものであろうか、壁の高い位置には立派な鹿の角が飾られている。ぼんやりとそれを見上げていると、小屋をノックする音がした。
「バークレイ様、キャシディ様。着替えをお持ちいたしました」
 若い女性の声が続く。チェンバレン氏の使用人が着替えを持って来てくれたのだ。

「ヘザー。扉を開けるが……大丈夫か」
「ん、うん……」
 耳元で囁かれて、水に濡れたヒューイの色っぽさに、彼の気遣いと優しさに再び身体がグニャグニャとなってしまいそうだった。ヘザーはなんとか身体を起こす。
 ヒューイはヘザーの纏っている毛布を整えると、自分の濡れたシャツの襟を正し──上着は、川へ飛び込む際にボートに置いてきてしまったらしい──また、濡れた髪の毛をビシッと手で直してから扉を開けた。

 外では二人の若い使用人が、着替えの入っているらしい大きなかごを抱えていた。二人の後ろにはチェンバレン家の馬車が控えている。
 残念ながらチェンバレン氏は背が低くずんぐりとした体型で、彼の奥さんもまた似たような感じだ。屋敷にある、なるべく大きめの衣装をいくつか持ってきたが、たぶんヒューイにもヘザーにも合わないだろう。そこで、客人用のガウンも持ってきたという。
「お二人にはうちで休んでいただいて、その間にバークレイ様の屋敷に連絡して着替えの手配を行ってはどうかと、旦那様からのご提案です」
「ああ。それは助かる」
 ヒューイは一瞬ヘザーを振り返り、また使用人に向き直った。
「先に彼女の身繕いを手伝ってくれたまえ。僕は外にいる」
「かしこまりました」

 ヒューイと入れ替わるように使用人がやって来て、ヘザーの毛布を剥ぎ取り、清潔なリネンで改めて髪や身体を拭いてくれる。
 婚約前のヘザーには、もちろん着替えを他人に手伝ってもらう習慣などなかった。ようやくアイリーンに手伝ってもらうことに慣れてきたところだが、さすがに初対面の二人にやって貰うのは、ちょっと居心地が悪い。
 どこに視線を留めたらよいか分からず、ヒューイの出て行った扉の方を見た。
 彼の気持ちの切り替えの早さは知っているが……今も、使用人への対応がすごかった。あれは、さっきまで女のあそこを舐めていた人の振る舞いではなかった。
 彼はくそ真面目な優等生かと思いきや、わりと大胆に嘘を吐いたり誤魔化したりする。偽るならば、それすらも完璧に。そういうことなのだろうか。
 か、かっこいい~……。
 ヒューイのことを考えただけでくらくらしてきて、ヘザーはよろめいてしまう。
「キャシディ様!? 大丈夫ですかっ?」
 使用人が焦ったようにヘザーの顔を覗き込んだ。
「水に落ちた際に、どこかお怪我でも……?」
「あ、いえ、いえ! 平気です」
 自分にはヒューイのように上手くやることは出来ない。ヘザーはなんとか姿勢を整えた。


*


 ヒューイは、自分の屋敷でウィルクス夫人との打ち合わせを行っていた。
「隠れて間食していたですって……!?」
「はい。以前の食事が懐かしかったようです。それで一度口にしたら、止まらなくなったらしく」
「んまあ……呆れた……」
 ヘザーの様子がおかしかった理由を知ったウィルクス夫人は、もちろん怒ったような呆れたような反応をした。
 ヒューイとしては夫人には黙っておく選択肢もあった訳だが、敢えて話したのはある提案をするためだ。

「そこで、週に一回程度、彼女に外食の機会を与えたいのですが」
 外食と言っても、上流階級のご婦人たちの間で評判の料理店……そういう場所ではなく、ヘザーの食べたいものを出してくれる店のことだ。
「んまあ! そういうお店の味付けは上品とは言えません。油だって、どんな安物を使っているのだか……」
 ウィルクス夫人は考えただけでもぞっとするというように、肩を竦めて首を振った。
 それに関してはヒューイも同じ考えだ。濃い味付け、くず肉、品質の悪い油……進んで食べたいものではない。だが、ヘザーはそういうものが好きなのだ。
「確かに身体には良くありません。しかし週に一食程度ならば、まあ、大丈夫でしょう」
「ヒューイ様……少し、甘やかしすぎではありませんか」
 ウィルクス夫人は、ヒューイの見たことのない表情になった。眉を上げて半目になって、珍しい生き物でも見るようにヒューイを観察している。へーえ。そんなにお好きですか、彼女のことが。そういった類の言葉が今にも続きそうだった。

 夫人が何かを口にする前に、慌てて取り繕う。
「嫁ぎ先の食事が口に合わずに、心を病んだ女性の話を聞いたことがあります」
「多くは異国へ嫁いだ場合でしょうけれどね」
「それもそうですが……ヘザーの場合、抑制させると、また今回のような隠れ食いに走るでしょうから」
 どう理由をつけても、自分はヘザーの肩を持ってしまっているような気がした。
 だが最後の「我慢させるとまた隠れて暴食する」説には、夫人も頷いたのだった。
「ええ。結婚式のドレスのサイズが変わってしまっては困りますからね」



 夫人が帰り、ヒューイは一人になると、腕を組んで窓の外を見た。

 ヘザーの様子がおかしかった理由を知った時、暴食に走る前に何故自分に申し出てくれなかったのだろうとヒューイは考えたのだった。
 そして暴食を──または肥えたことを──詫びるヘザーに対して、ヒューイも申し訳なく思った。
 もっと前に彼女に「以前口にしていた料理も食べたい」と申請されていたら、自分はヘザーの願いをすっぱりと退けていたかもしれない。だめだ、身体に悪い! と、そう言って。
 夫婦になる以上は調和を大切にしたいと言いながら、健康や栄養を盾にして、自分のやり方を押し付けてしまっていたのではないだろうか。
 ヘザーはそれを予測していたから、ヒューイに言えないまま、秘密の食事を続けてしまったのだ。可哀想なことをした。

 そこでヒューイは天井を見上げる。
 恋愛とは。結婚とは。
「……発見と反省の連続だな」
 仕事においても発見と反省は多いが、新人騎士相手に、彼らに嫌われたくないだなんて、考えたことがない。むしろ鬼教官への怒りや恨みをばねにして立派に巣立っていってほしいと願っている。
 だがヘザーが相手では、根底にあるものがまるで違うのだ。

 それから今回の騒ぎでは、意外な発見もあった。
 自分は、伴侶の中に新しい命が宿ったと知った時……おそらくは頭の中が真っ白になって、床に座り込むタイプだということだ。
 このことを知っていれば「ほんとうにそうなった時」、少しは余裕が生まれるのではないか。ヘザーの前で情けない姿を晒さずに済むのではないか。
 「その時」を想像してみようとしたが、上手くいかない。
 やはり自分は座り込んで呆然としてしまう気がする。

 情けない姿を晒す、そちらの覚悟をしておいた方が早いかもしれない。
 ヒューイは目を閉じ、そう考えた。



(番外編:ジャンク狂詩曲 了)

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