嫌われ女騎士は塩対応だった堅物騎士様と蜜愛中! 愚者の花道

Canaan

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番外編

君のためにできること(物理) 5

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 ヒューイはオリヴィエとともに馬車の床に座らされていた。
 王都を出る際に声を出さないよう猿轡もされていたが、街道に出ると取り払われた。しかし手足は縛られたままだ。

 床に直接腰を下ろしているので、揺れが響いて少し気分が悪い。そして精神的な意味では大いに気分が悪かった。
 人質を取られたせいとはいえ、なす術もなく捕まり、連れ去られているのだから情けないことこの上ない。
 ヒューイの帰りが遅いと、さすがにベネディクトは何かあったことに気付いているだろう。美術店の壁に残してきた傷に、注意を払う者がいれば良いのだが。

 悪ガキ三人のうち、一人は御者台で馬車を操作している。
 別の二人は、ヒューイを見張りつつも代わる代わるオリヴィエを尋問していた。だが……

「言えよ。マドルカスの、誰に売ったんだ?」
「何度も言っているが、マドルカスにはないよ」
「じゃあ、誰が持ってるんだよ」
「……少し時間をもらえないか。私が話をつけて、返してもらってくるから」
「だから、持ってる奴を教えろって言ってるんだよ!」

 だが、先ほどからこの繰り返しである。
 自分と彼の立場が逆だったとしても、やはりヒューイもペンダントの在処は吐かないだろう。婚約者を危険に晒すわけにはいかないのだから。
 ……かといって、このままマドルカスに到着したらどうなるのだろう。
 今のところ犯人たちは殴る蹴るといった暴力は振るわないが、それも時間の問題かもしれない。

 その時、馬車が大きく揺れた。
「ぁあ? なんだ!?」
 御者台の男が妙な声を上げる。
 ヒューイは床に肩を打ち付けたし、悪ガキ二人も大きくバランスを崩した。
「どうした! 危ないじゃないか!」
 一人が御者台に向かって叫んだとき、

「止まれ! 止まりなさい!」

 ヒューイの良く知る声が続いた。
 馬車の窓を見上げると、暗闇の中にちらりとオレンジ色の髪が靡いた気がした。



「こらーっ、止まりなさい!」
「なんだ? 女? 女か?」
 ヘザーは並走を続けているようだ。
 御者は彼女を引き離すつもりなのか避けるつもりなのか、またまた馬車が軋んだ音を立てて大きく揺れる。

「ヒューイ! オリヴィエ殿! 二人とも中にいる?」
「ヘザー、君なのか……!?」
 彼女の声に答えると、「伏せて!」と聞こえ、その直後窓ガラスに何か──おそらくは剣の鞘──が叩きつけられて、辺りに破片が散らばった。
 その音に馬車馬が怯えたのだろうか、馬たちが嘶き、馬車が止まる。

「おい、何があったんだ!」
 中にいた犯人の一人が扉を開けると、円に近い月が出ていたこともあって、ヒューイからも外の様子がよく見えるようになる。
 そこでは御者を務めていた男とヘザーが対峙していた。

「あんたらのお仲間が助けに来たってところか?」
「けど、女に何が出来るってんだ」
「おいおい。生意気にも剣を構えちゃってるぜ」
 馬車の中にいた青年二人は、女に何が出来るのかと鼻で笑った。
 さらにヒューイから没収した剣を、御者役の男に投げて渡す。
「軽く相手してやって、その女も縛り上げようぜ」

 ヘザーが金持ちのドラ息子に負けるわけがない。
 それは分かっていたが、自分とオリヴィエは身動きできない状態である。
 ヘザーの方が強いとみるや、青年たちは自分を人質に使うのではないか。
 ヒューイはそこを懸念し……ふと気づく。
 馬車の床にガラスの破片が散乱していることに。
 オリヴィエもほぼ同時に気づいたらしく、じっと床を見つめていた。

 いきなりガラスを割るなんて、なぜ危ないことをしたのだろうと不思議に思っていた。
 扉の掛け金は下りているから、ガラスを割ったくらいではヒューイたちは外に出られないのにと。
 ヘザーはヒューイたちが中で拘束されていることを見越していて、ガラスの破片を作りたかったのだ。
 犯人の青年たちに感づかれないよう、だが手ごろな破片をこっそりと吟味した。



 ヘザーと向き合った青年は、肩をぐるぐると回す。
「へへへ。剣振り回すのは久しぶりだな」
「あら、奇遇ね。私もなの」
 ヘザーは青年がどんな動きをしても対応できるような構えをとっていた。
 ヒューイからすればそれは万能の構えに近かったが、青年は「女、しかもドレスを纏った女に負けるわけがない」と決めつけていて、ヘザーの科白を鼻で笑った。

 打ち合いが始まると、オリヴィエが「おお……」と呟いた。
 ヘザーの剣が月明かりを反射し、この世のものとは思えぬ美しい光を放つのだ。
 やがてヘザーの動きに青年が後れを取るようになると、馬車の中の一人が痺れを切らして外へ出て行った。
「その女、結構出来るぞ。剣を貸せ、俺がやる!」
 今名乗りをあげたのが、この三人組のリーダーであり、オリヴィエにペンダントを売った男だ。
 自分の方が強いと、自分ならばヘザーを叩きのめせるという自己顕示欲に駆られたようだが、やはり彼は大馬鹿者だ。
 今ヒューイたちに刃を向けて脅迫すれば、ヘザーの動きを止められたのに。
 彼が大馬鹿者だったことに感謝しつつ、ヒューイはガラス片で手首のロープを擦る。完全に切るのではなく、少し力を入れた時にロープがちぎれる様に加減しながら。



 剣のぶつかる金属音が辺りに響いている。
 ヘザー・キャシディは根っからのエンターテイナーだった。

 男の攻撃を剣で受け止め、次の攻撃を左手に持った鞘で受け止める。相手の攻撃のリズムを掴んでくると、今度はふいに自分から攻撃を仕掛け、そのペースを乱した。
 はっきり言って彼女は楽しそうでもあった。

「お、おお……」
 もう一度、オリヴィエの唇から言葉にならぬ呻き声が漏れる。彼はヘザーの動きに見入っていた。
 先ほど戦線離脱した男も、馬車の中にいる男も、息をのんで見つめている。

 リーダー格の青年はなんとか攻撃を受け止めているが、ヘザーの動きの方がずっと早い。
 彼女が身に纏ったドレスは不利な条件の一つであるはずなのに、ヘザーはそれすら利用している。
 足元を見せないようにして、ぎりぎりまで攻撃のコースを読ませない。相手はヘザーの身体が開いたときにコースを予測するしかなく、それでは後れを取ってしまうのだ。

 鞘を持った左手はドレスに隠れるように下ろしていて、甘い攻撃が来た瞬間にそちらの鞘で受け止める。相手は虚を突かれ、ますますペースを乱した。

 ヘザーが身体を返すたびにドレスの裾が舞い上がる。
 不利なはずのドレスは、この見世物のための衣装なのではないかと錯覚するほどだった。

「うあっ」
 リーダーの青年の叫びとともに、彼の手にした剣が弾き飛ばされる。
 それはくるくると回転しながら、街道脇の草むらに落ちた。ザザッ、という音で馬車の中にいた男が気を取り直したようだ。
 彼はヒューイかオリヴィエ、どちらかにナイフを当ててヘザーの動きを止めなくてはならないとやっと気づいたのだ。青年がオリヴィエ──彼はまだロープを切れずにいた──の首根っこを掴もうとしたとき、ヒューイはロープをちぎって立ち上がった。
 そして驚く青年の顎に、素早く一発入れる。
 これでこちらも人質を手に入れたことになる。栄えあるフェルビア王国の騎士が人質を取るなど……と思わぬわけではなかったが、この場合は致し方ない。気を失った彼を引きずりながら馬車を出ると、

「おおい! 何があった!」
「大丈夫か!」

 マドルカスの街の方向から、蹄の音が聞こえた。マドルカス騎士団である。
 彼らの集団の中から、女性の声も聞こえる。
「オリヴィエ様ー! ご無事ですかー!!」
「……シンシア? 君も……君もいるのかい!?」
 どのようにしたのか分からないが、なんとシンシア・マードックがマドルカス騎士団を連れてきてくれたらしい。

 騎士団に囲まれた青年たちは大人しく縄をかけられている。
「ヒューイ!」
 ヘザーはこちらへ走ってきた。
「大丈夫だった? 怪我はない?」
「ああ。来てくれたのか……」
 女性に助けられたこともあって、やや気が重かった。
「あら、当たり前でしょう!」
 しかしヘザーが間髪入れずにそう返してきたのでヒューイも考え直す。
 後ろめたく思う必要などなかった。彼女はただの女性ではない。なんといってもヘザー・キャシディなのだと。

 少し離れた場所でも、シンシアとオリヴィエが無事の再会を喜び合っていた。
 シンシア・マードックの首元には、今回の件の発端となったペンダントがぶら下がっているようだ。
 ヒューイはヘザーに軽く説明をする。あのペンダントの売り主と揉めて、こんなことになったのだと。
 それからヘザーが犯人グループの相手をしている間に、マドルカスまでひとっ走りしてきたのはシンシアらしい。
 その外見はか弱く儚げだが、意外と芯の強い女性なのかもしれない。

「ヘザー・キャシディ! やはり君は私のヒーローだった!」
 少年のころにヘザーの試合を観戦し、すっかりファンになったというオリヴィエはヘザーの前までやって来ると跪き、崇めるようにその手を取った。
「君の剣技……本当に素晴らしかった!」
「やだなあ、そんなに褒められると、照れちゃう」
「謙遜する必要はないよ! さすが私のヒーロー! カナルヴィルの朝焼け……暁のヘザー!」
「え。えへへ……」
 絶賛されてヘザーは照れまくっているが、彼女のパフォーマンスは金をとるに値すると、ヒューイも改めて思ったところだ。

 他の街の騎士を巻き込んだこと、王都では騒ぎになっているであろうことからして、この件に終止符を打つわけにはまだまだいかないが、山場は越えたと言っても良いだろう。

 マドルカス騎士団に犯人グループの護送と、オリヴィエとシンシアの護衛を頼み──このまま引き返せば、どこかの地点で王都の騎士たちと行き会うだろうから、そこまでの護送と護衛だ──ヒューイはいったんマドルカスの街に入ることに決めた。
 彼らの戦闘行為はなかったとはいえ、他の街の騎士団に動いてもらったのだから説明する義務もある。
 ヘザーはもちろんヒューイについてくると言った。



 護送と護衛に向かわなかった数人のマドルカス騎士の後に続き、街へと向かう。
 ヒューイは気になっていたことを訊ねた。
「ヘザー」
「うん?」
「先ほどオリヴィエ殿が言っていた……朝焼けとか、暁がどうとか……あれは、どういう意味なんだ?」
 ──カナルヴィルの朝焼け……暁のヘザー!
 ヘザーの髪の色と朝焼けの色をかけた即興の詩歌かなにかだろうかとも考えたが、今は真夜中であり、朝日が昇る気配はまだない。だから不思議に思ったのだ。

 すると、ヘザーはぴたりと止まって俯いた。
「え、あ、ああ。あの……」
 彼女にしては珍しく何かもじもじしている。月明かりだけの中でも、ヘザーが非常に恥ずかしそうにしているのが分かった。
「えーと、あの……私の……」
「ヘザー?」
「私の、昔の……」
 促すと、彼女は観念したようにぽつりと呟いた。

「……リングネーム。」


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