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第3章 Lady Commander
05.過去との対話
しおりを挟むステラはまず、ここで立ったまま待たせていたことを詫びた。
「部下たちの気が利かなくて申し訳ない。いま、応接室にご案内します」
この宿舎には客人を通すための部屋がいくつかある。黒鴎騎士団専用のものではないが、応接室に通さなくてはいけないような客が来るのは、多くの利益をあげている騎士団に限られていた。
だが、ピケット夫妻はそれを断った。息子との面会を終えて、もう帰るところだという。アリスターの父親はもう一度深々と頭を下げる。そして病室にいるのは、確かに自分たちの息子だったと告げた。
「ステラ殿……いや、ハサウェイ騎士団長には、いくら詫びても詫び足りません。息子はあなたにとんでもない無礼を働いた……それを、こういうかたちで救っていただいて……」
どうしようもない息子だが、彼がどこでどう過ごしているかはずっと気にかけていたのだと言う。ひょっとしたら遠い異国の地で亡くなっているかもしれない……悪い想像ばかりしていたが、こうしてもう一度会うことができてホッとしたとも言った。
「息子は自分の口からあなたに詫びたいそうです。息子のところへ行ってあげてください。私たちはもう帰りますので、どうか……」
夫妻は目に涙を浮かべながらまた何度もお辞儀をし、待たせていた馬車に乗り込んで宿舎を去って行った。
ピケット家の馬車を見送ったステラが振り返ると、そこにはラスキンが立っている。
「行くのかよ」
「貴様、聞いていたのか」
「行くなよ。詫びられたら、あんたは許さなきゃいけなくなる」
「……十年前のことは、すでに決着がついている。ハサウェイ家は賠償金を受け取った」
「それは家同士の話だろ。俺は、あんたと、アリスター・ピケット個人の話をしているんだ」
ラスキンの言うとおりであった。ステラは「貴様には関係のない話だ」と切り捨てようとして、躊躇した。そしてなぜ躊躇したのか不思議に思った。
彼に「王城の宿舎に帰れ」と言えなかったのもそうだ。ラスキンを切り捨て、追い出してしまうのは簡単なのに、それができないでいる。
戸惑うステラに、ラスキンが追い打ちをかけた。
「あいつら、ずるくねえか?」
「ずるい、とは……?」
「そりゃ、あんたに感謝してるのは本心だろうがよ……あんな風に泣いて頭を下げられたら、あんたはますます許さなきゃいけなくなる。それに、アリスター・ピケットは弱ってる……いくらあんただって、死にかけたやつにきついこと言えないだろ……」
「……どちらにしろ、私は騎士団長としてこの件を片づけねばならん」
そうだ。ぐだぐだと感情論を並べている場合ではない。ステラは思い直した。
アリスターがこれまでどこで何をしていたか……それこそ異国で犯罪に手を染めたりしていた場合は、国際問題にもなる。
「謝罪よりも、現時点でのアリスターの立ち位置を知ることが優先だ。アリスターの話を聞かなくてはならない」
「おい、けどよ……」
ラスキンが両手を広げて進路を塞ごうとしたので、ステラは息を吸い込んだ。
「ベネディクト!」
「……!!」
名前を呼ぶと、彼は腕を広げかけたまま固まった。
「話が終わったら、貴様のところへ行く。だから、黙って待ってろ」
「……わ、わかった……」
ステラはラスキンの脇をすり抜けてアリスターのいる病室へ向かった。
ほんとうに、犬みたいなやつだと思いながら。
アリスターの病室へ入ると、彼は身体を起こしてステラを待っていたようだった。
「やあ、ステラ……両親を呼んでくれて、ありがとう……」
「……私は騎士団長として、貴方の話を聞かねばならぬ。かなり弱っているように見えるが……話はできるだろうか」
「そう。そうだよね……僕は、君に伝えなくてはならない。この十年間のことを。どうか、君も座って」
アリスターが姿勢を正した。彼は一気に話してしまうつもりのようだ。
ステラもベッド脇のスツールに腰かけ、アリスターを見た。
両親に会って安心したせいもあるのだろうか、先ほどよりはずっと血色が良い。声にもハリがある気がした。
アリスターは大きく息を吸い込んでゆっくりとそれを吐き出し、訥々と語り始めた。
「十年前……僕には、将来を約束した女性がいた。彼女は、なじみの娼婦だった……」
それは学生時代にアリスターが「はじめて」を捧げた女性だったという。年季明けはまだ先のことだったが、アリスターは彼女を身請けしたいとずっと考えていた。
「でも僕はまだ自立できていなくて、そんなお金はなかった……どうやって稼ごうかを考えているときに、君との婚約を両親から聞かされた」
ステラと結婚すれば、祖父・ピケット公爵の領地の一部の管理を任せてもらえて、運営状況によってはアリスターに分割してくれるという話であった。ハサウェイ侯爵家と姻戚関係になり、さらには小さいけれども領地が手に入るかもしれない……アリスターの両親はこの縁談を熱心に息子に勧めた。
自分で稼ぐ術を持たないアリスターは頷くしかなかった。縁談を引き受けることによって暮らしていけるだけのお金は手に入ることになるが、結婚する以上、娼婦のことは諦めなくてはいけない。
「僕は彼女を諦めようとした……そして君との結婚前夜、彼女に会いに行ったんだ。もちろん、最後にするつもりで」
アリスターは独身最後の夜を友人たちと過ごすと言って、行方不明になった。彼の友人たちは、「日付が変わる前にアリスターは帰った」と言っていたが、パーティーがお開きになったあと、アリスターは娼館へ向かったのだ。
「そこで彼女に請われたんだ……『一緒に逃げよう』って。言い訳になるかもしれないけど……別の時に言われていたら、僕は、断っていたと思う」
だがその日は結婚前夜で、酒も飲んでいて、アリスターはやたらと感傷的になっていた。
「僕は自分の屋敷にこっそり戻ると、金庫を開けて、母の宝石を盗んだ……」
その宝石の一部で娼婦を身請けし、残りは彼女との新生活に使っていくつもりだった。その時は。
「彼女を手に入れて、僕は、すごく高揚していた……禁断の愛を貫いた気になっていたんだ」
フェルビア港からステラ宛てに手紙を出し、アリスターは愛人と船に乗り、ネドシア島を経由して異国へ向かった。
「はじめは言葉も通じなくて、大変だったよ」
だが、数か月経って日常会話に不自由しなくなってきた頃。
愛人は残りの宝石を持ってアリスターの前から姿を消した。
「彼女には、僕のほかにも男がいたんだ」
愛人の目的は、娼館から自由の身になり、本命の男と一緒になることだった。
「裏切られたと理解するまで、暫くかかったね……でも、さすがにフェルビアには戻れなかったよ」
無一物になったアリスターは船の清掃員をするという契約で、異国からネドシア島までなんとか戻ることができた。
ネドシアは今は独立しているが、かつてはフェルビアの植民地だったから、文化はそれほど違わない。言葉にも不自由しなかった。
「でも、ネドシア本島はフェルビアとの行き来も盛んだからね……僕を知っている人と会ってしまうかもしれない。僕は、さらに南下してネドシアの離島に身を落ち着けた……その時はまだ、『見つかって、連れ戻される』ことを恐れていたんだ。僕は、アリスター・フォークナーという偽名を使うことにした」
アリスター自体は珍しい名前ではない。しかし、ピケットの姓を名乗るわけにはいかない。彼なりに考えてのことらしかった。
そして、アリスターはサトウキビの栽培をしている農園で働き始めた。
その離島の住人たちは、小舟を使って個人個人が日用品をネドシア本島に仕入れに行く日々を送っていた。
ある時、アリスターは自分の日用品を買いに行く際、他の人たちの買い物も請け負った。そこで「手間賃」という名の僅かな報酬を得た。
「それで考えたんだ……みんなの買い物をまとめて請け負えば、ある程度の利益が得られるって」
アリスターはネドシア本島まで食料や日用品を仕入れに行き、最終的には自分の店を構えることになった。
「それで何とか生活していたよ。でも、噂も立ちはじめた。僕が……『訳ありのお坊ちゃん』なんじゃないかってね」
ネドシアの離島で小さな雑貨店を運営する男。しかし、物腰はやたらと柔らかで言葉遣いも庶民のそれとは違う……「事情のある貴人」なのではないかと、人々が噂し始めたのだ。
「訊かれるたびに笑ってごまかしていたし、これまでは『アリスター・ピケット』を探しにくる人もいなかったけれど……でも、数週間前……あれ? 今日って、何月何日?」
アリスターはそこでステラに今日の日付を訊ねた。ステラが答えると、彼は「ああ」と頷いた。長らく囚われていたから、日付の感覚がおかしくなってしまっているのだろう。
「うん、数週間前、ガラの悪い男たちが僕の店にやってきたんだ。そして僕に『あんたはアリスター・ピケットだろう』と言った」
アリスターは違うと言ったが、彼らは「アリスター・ピケットの母親が亡くなった」と嘘を告げた。
「そこで僕は動揺してしまって……本人だとばれてしまったみたいだ。彼らが襲い掛かってきて……気が付いたら、海賊船の船倉に閉じ込められていた。あとは、君の知るとおりだと思う」
海賊たちは黒鴎騎士団と戦うために、団長であるステラのこともそれなりに調べていたようだった。
そしてステラがジョンを捕らえるという出来事があった。海賊たちは「それならば」とアリスター・ピケットと思われる男を探し出して誘拐し、ジョンと交換しようとした……そういうことだった。
「では、いまの貴方は、ネドシアの離島で雑貨店を経営する善良な一般市民……そういうことなのだな」
とりあえず、犯罪者ではなくてホッとした。
「善良というわけではないよ。母の宝石を盗んで、家を、君を裏切った……僕に腹を立てているだろう?」
「……いや」
ステラは考えた。アリスターの裏切りに腹を立てていたこともあった。一方的に「可哀想」な立場に追い込まれ、家族が怒り、悲しみ、他人には好き勝手に噂され、好奇の目に晒されたのだから。
そして未だに誇張された噂話が出回っている。
自分と敵対した者は、過去の醜聞を持ち出してステラを悔しがらせようとする。
理不尽すぎる。なぜこんな目に遭わなくてはいけない。どす黒い澱みは、流れ出ていくことも浄化されることもなく、ステラの中にずっと存在していた。
だが、やり場のない怒りが、ステラを今の地位に押し上げてくれたことも確かである。結果論ではあるが、ピケット夫人になるよりは、騎士団長のほうが自分にずっと似合っている気もしていた。
それに、なにより……。
──行くなよ。詫びられたら、あんたは許さなきゃいけなくなる
「私よりも腹を立てているやつがいるからだろうか……今の私は、貴方に怒りは感じない」
「あの、黒髪の男の人?」
アリスターはふわっと微笑んだ。でも、そのあとで「彼にも悪いことをした」と悲しそうな顔になった。海賊たちはアリスターの身元に確信が持てないでいたから、黒鴎騎士団の誰かをもう一人人質にしようと目論み、アリスターに演技をさせたのだ。
「いや……結果的に海賊たちを捕らえることができた。貴方が詫びる必要はない」
「僕の頭上で坐薬がどうこう言い争っていたのって……君と、あの男の人だよね?」
「……起きていたのか?」
アリスターはくすくすと笑った。
「身体がひっくり返されたときに、意識が少し戻ったんだ。僕のお尻に薬を入れるなんて言ってるから、嫌だったんだけど……でも、あの時は苦しくて動けなくて」
彼はなす術もなく、ふたりの押し問答を聞いていたようだった。
「僕はね、恋人に裏切られて異国で一人きりになったとき、罰が下ったんだと思ったよ。君にしたことがそのまま僕に返ってきたんだからね。でも……こんなこと言ったら君はやっぱり腹を立てるかもしれないけれど……僕は、自分のしたことを後悔していないんだ」
そこでアリスターは枕に寄りかかり、天井を見上げた。
「彼女と二人で逃げたとき、僕は『生きてる』ってすごく感じてた。自分は彼女のために生まれてきたんだって、そう思ってた。彼女と出会わなければ、自分にあんな情熱があったなんて知らないままだったと思う。だから……」
「そうだな。私と貴方では、上手くいかなかった。私もそう思う」
「お互いの両親はピッタリだと思っていたらしいんだけどね。君は他人の名前が覚えられないし、僕はあまり身体が丈夫じゃなかったから、舞踏会のお誘いを断る口実がある……ネドシアの空気が合っているのか、これでも寝込む機会は減ったんだけど」
それは知らなかった。
なぜ両親や兄はステラの結婚を勝手に決めてしまったのだろうと思っていたが……彼らは、ステラが夜会の席で誰かに失礼を働くことを危惧していたのだ。だから、早々に縁談を纏めてしまった。社交行事にあまり顔を出さなくてもいい理由がある相手と。
「そういうことだったのか……」
「それに君は騎士団を率いるような能力を秘めた女性だったってことだろう? 僕では君を、その、ごめん……持て余していたと思うし、黒髪の彼みたいに、君に向かってぽんぽん言い返したりできないよ。怖くて、黙っちゃうと思う……」
「そうだな。あいつのああいうところは、わりと気に入っている」
「じゃあ、僕の手紙のとおりになったんだ」
「……手紙?」
「うん。僕が君に書いた……」
”いつか君が心から愛する男性と結ばれるよう願うばかりだ”
教会に届いた手紙は、そんな言葉で締めくくられていた。
手紙を読んだステラの父や兄は「なにを、調子のいいことを」「罪悪感を減らすための薄っぺらな言葉に過ぎない」と怒っていたものだ。
ステラも自分を欲しがる男などいるわけがないと、そう思っていた。
だが、ベネディクト・ラスキンが現れた。はじめのうちこそ彼は反抗的だったが、あれこれ言いつつも、ずっとステラに寄り添い、助けてくれていた気がする。
「ああ……」
ステラの唇からこぼれたため息のような相槌に、アリスターは「そうでしょ?」と笑った。
病室を出たあと、ステラはラスキンに貸した部屋へと向かった。
扉を開けると、彼は腕を組んだ状態で部屋の中をうろうろとしていた。ずっとそうしていたのだろうか。
「呆れたな。犬だってもっと落ち着いて待てるぞ」
「は? 犬……?」
「なんでもない」
「……で?」
ラスキンは恐々とした様子で訊ねてくる。新人騎士たちには頼れる先輩として慕われているようだし、海賊を投げ飛ばせるほど立派な体格をしているというのに、今は主人の機嫌を窺う犬みたいに見えるから不思議だ。
「話は終わった」
「終わった、って……それだけ?」
「なかなか有意義な話し合いであった」
「え……え? 有意義って、どういうことだよ!?」
彼に告げたとおり、たいへん有意義な話し合いであった。
アリスターがどこでどうしていたのか、十年にわたる謎が解けたし、家族がステラを嫁がせようとしていた理由もわかった。
ステラはラスキンを見上げた。
ステラに従い、時には意見をぶつけ、ステラがステラであることを受け止めてくれて、ステラの代わりに怒ってくれる、唯一無二の男……ベネディクト。
ステラは、あの時自分の中に突然現れた扉の先を、覗いてみようと思ったのだ。
「私は貴様に待っていろと言った。そして言葉のとおりに戻ってきた」
「……意味が、よくわかんねえんだけど」
「過去に決着をつけて貴様のところへ戻ってきたと言っているんだ。不満でもあるのか」
ベネディクトは眉を顰めて瞬きを繰り返し、くどい顔をますますくどくしていたが、彼の上着の襟を引っ張ると、ステラの言葉がどんな意味を持ち、ステラが何を要求しているのかを悟ったようだった。
「ベネディクト」
さらに促すようにその名を呼ぶと、彼は大きな手でステラの頬を挟み、ゆっくりと力強い口づけを落としたのだった。
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