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第3章 恋人たちの休息日。編
☆Trick or Treat
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「っ、つかれた~・・・・。」
お風呂からあがりお水を一気に飲み干し二杯目を注ぐとソファーの前のローテーブルに置きテレビを付けた。
特にみたい番組がある訳ではないのだが、チャンネルを変えながらボーっとする。
歌番組だったり、バラエティだったり、警察関係の密着取材とか色々だ。
適当にニュースにするとそのままソファにもたれかかると目を閉じった。
『フィー?』
お風呂から上がってくると珍しくソファに寄りかかって寝ているフィーがいた。
珍しいと思いながらも、声をかけるも起きる気配がない。
自身の髪の毛をタオルである程度ふくと、水を飲みにキッチンへとむかう。
たしかに今日は色々な意味で疲れたけど、フィーの場合は早朝のお菓子づくりも原因だと思う。
しかしながら、明日は学校はお休みで久々にフィーと触れ合いたかったのが本音で。
こうも、あっさり寝られるとは思っていなかった。
しばらく付けられているテレビを見ていたが、興味がある番組はなく電源を落とすと、フィーを膝に抱き上げる。
寝室まで運びベットに降ろすと、隣に寝転がる。
そして、そのままぎゅっと抱きしめる。
ふわりと香るフィー独特の甘い香りは、俺自身好きで落ち着く香りだ。
少し眉を寄せたが、額にキスを落とせばそのまま、起きることも無く再び規則正しい寝息が聞こえてきた。
『おやすみ、フィー。』
夜中寝苦しさに目を覚ますと、ディの腕の中にいた。
あれ?いつの間にベットにきたんだっけ?
曖昧な記憶を寝ぼけた頭で、考える。
結論は案外あっさりとでて、ディが運んでくれたんだろうの一択だった。
自力で来た記憶がないのだもの。
とりあえず、腕の力が少し緩んだところで体制を変える。
時計を見れば12時を少し過ぎたところで、寝ているディの頬にちゅっと軽くキスをする。
『ありがとう。』
『・・・・唇にはしてくれないの?』
少しかすれた声で話しかけられたと思ったら、体の上にディが覆いかぶさってきた。
『・・・起きてたの』
『お姫様のキスで目が覚めた』
『眠り姫か』
『男だけどね。』
にっこり笑ったディはお返しとばかりにキスをしてくる。
あっという間に、隙間から侵入した舌は口内を自由に動き、フィーの舌を絡め吸い上げる。
「はぅ・・・、んんっ。」
「かわいいっ。」
目元に唇を落とされれば、顔の横にあった手がパジャマ代わりに来ているワンピースの上から身体のラインをツーっとなぞり、裾を捲られると直に太ももを撫でられた。
『ねぇ、・・・抱きたい』
吐息まじりの声音を耳元で囁かれれば、ぞくりとしたものが背筋を走ると同時に下着の上から割れ目をなぞられれ、きゅっと足を閉じてしまう。
絶対赤いであろう顔を外らすと、返事を聞くまでもなく首筋に唇が落とされると同時に、指がするりと中に侵入してきた。
『っあ、・・・ディっ・・・』
『きゅうって締め付けてるのに?やめて欲しい?でも、やめてあげない。』
意地悪そうな笑を浮かべ、頬に首筋にリップ音を立てながらキスをする。
『あぁ、そうだ。少し過ぎちゃったけど、Trick or Treat。俺、龍と同じタイプのお菓子もらってないから、いたずらでいいよね?』
『あっ、ぅうんっ。』
指を増やされ、バラバラに動かされ、くちゅくちゅと水音が響き出す。
その音に顔をさらに赤らめる。
『ケーキ・・・、焼いたじゃない。あっ、・・ふぁ』
『龍みたくアクセ付きはもらってない。』
少し拗ねたような、怒ったような表情を浮かべているディに頭を抱えたくなった。
ディまで兄さんたちみたいな事を言い出した。
龍とのプレゼント交換は子供の頃からあの形状だったから、今でもそのままなのだが何がそんなにきにいらないのだろうか?
欲しがってた本付けたのにっ。少し思考がずれた瞬間下着を剥ぎ取られ、そのまま膝を抱えられた。
秘所に当たるのは、ディ自身でズボンの上からでも十分大きいのが分かる。
その状態に若干腰が引けるものの、しっかりと逃がさないとばかりに腰を握られている。
空いている手でぐっと胸元までたくしあげられれば、胸の頂を舌先で舐められた。
『っつ~~~っ!!』
私の反応ににやりと笑を浮かべたディはそのまま胸元に顔を寄せた。
お風呂からあがりお水を一気に飲み干し二杯目を注ぐとソファーの前のローテーブルに置きテレビを付けた。
特にみたい番組がある訳ではないのだが、チャンネルを変えながらボーっとする。
歌番組だったり、バラエティだったり、警察関係の密着取材とか色々だ。
適当にニュースにするとそのままソファにもたれかかると目を閉じった。
『フィー?』
お風呂から上がってくると珍しくソファに寄りかかって寝ているフィーがいた。
珍しいと思いながらも、声をかけるも起きる気配がない。
自身の髪の毛をタオルである程度ふくと、水を飲みにキッチンへとむかう。
たしかに今日は色々な意味で疲れたけど、フィーの場合は早朝のお菓子づくりも原因だと思う。
しかしながら、明日は学校はお休みで久々にフィーと触れ合いたかったのが本音で。
こうも、あっさり寝られるとは思っていなかった。
しばらく付けられているテレビを見ていたが、興味がある番組はなく電源を落とすと、フィーを膝に抱き上げる。
寝室まで運びベットに降ろすと、隣に寝転がる。
そして、そのままぎゅっと抱きしめる。
ふわりと香るフィー独特の甘い香りは、俺自身好きで落ち着く香りだ。
少し眉を寄せたが、額にキスを落とせばそのまま、起きることも無く再び規則正しい寝息が聞こえてきた。
『おやすみ、フィー。』
夜中寝苦しさに目を覚ますと、ディの腕の中にいた。
あれ?いつの間にベットにきたんだっけ?
曖昧な記憶を寝ぼけた頭で、考える。
結論は案外あっさりとでて、ディが運んでくれたんだろうの一択だった。
自力で来た記憶がないのだもの。
とりあえず、腕の力が少し緩んだところで体制を変える。
時計を見れば12時を少し過ぎたところで、寝ているディの頬にちゅっと軽くキスをする。
『ありがとう。』
『・・・・唇にはしてくれないの?』
少しかすれた声で話しかけられたと思ったら、体の上にディが覆いかぶさってきた。
『・・・起きてたの』
『お姫様のキスで目が覚めた』
『眠り姫か』
『男だけどね。』
にっこり笑ったディはお返しとばかりにキスをしてくる。
あっという間に、隙間から侵入した舌は口内を自由に動き、フィーの舌を絡め吸い上げる。
「はぅ・・・、んんっ。」
「かわいいっ。」
目元に唇を落とされれば、顔の横にあった手がパジャマ代わりに来ているワンピースの上から身体のラインをツーっとなぞり、裾を捲られると直に太ももを撫でられた。
『ねぇ、・・・抱きたい』
吐息まじりの声音を耳元で囁かれれば、ぞくりとしたものが背筋を走ると同時に下着の上から割れ目をなぞられれ、きゅっと足を閉じてしまう。
絶対赤いであろう顔を外らすと、返事を聞くまでもなく首筋に唇が落とされると同時に、指がするりと中に侵入してきた。
『っあ、・・・ディっ・・・』
『きゅうって締め付けてるのに?やめて欲しい?でも、やめてあげない。』
意地悪そうな笑を浮かべ、頬に首筋にリップ音を立てながらキスをする。
『あぁ、そうだ。少し過ぎちゃったけど、Trick or Treat。俺、龍と同じタイプのお菓子もらってないから、いたずらでいいよね?』
『あっ、ぅうんっ。』
指を増やされ、バラバラに動かされ、くちゅくちゅと水音が響き出す。
その音に顔をさらに赤らめる。
『ケーキ・・・、焼いたじゃない。あっ、・・ふぁ』
『龍みたくアクセ付きはもらってない。』
少し拗ねたような、怒ったような表情を浮かべているディに頭を抱えたくなった。
ディまで兄さんたちみたいな事を言い出した。
龍とのプレゼント交換は子供の頃からあの形状だったから、今でもそのままなのだが何がそんなにきにいらないのだろうか?
欲しがってた本付けたのにっ。少し思考がずれた瞬間下着を剥ぎ取られ、そのまま膝を抱えられた。
秘所に当たるのは、ディ自身でズボンの上からでも十分大きいのが分かる。
その状態に若干腰が引けるものの、しっかりと逃がさないとばかりに腰を握られている。
空いている手でぐっと胸元までたくしあげられれば、胸の頂を舌先で舐められた。
『っつ~~~っ!!』
私の反応ににやりと笑を浮かべたディはそのまま胸元に顔を寄せた。
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