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第3章 勇気を持って一歩踏み出せば
凛々しくありたいとどこかで願ってる6。
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翌朝、王都を中心王太子殿下と六侯爵家の姫君の婚約発表の新聞が発行された。
幼いころからの初恋をそれぞれ実らせた姫君たちのロマンスは、国中の女の子達の憧れとなった。
また、絵姿も一緒に載せられ王太子殿下の婚約者、レティーシアの容姿についても触れられていた。
膨大な魔力を持つ王太子殿下と女神フレイアの祝福を一身に受けフレイアと同じ色彩と、魔力を持つ二人の婚約に国中が歓喜に包まれた。
「って、ちょっとこれハードル上がりすぎてませんか?まだ、魔力コントロールも精霊や妖精たちととの意思の疎通だってできていないのに。」
「まぁ、詳細は書かれて無いからまだマシじゃないかな?」
「公の人間なのだからある程度は想像してましたけどすごいものですわね。」
「すこしは規制を今度からかけるようにしようか。」
翌朝王太子宮に集まったのは、私とラズ様、ルイ兄様にリリー姉様の四人だ。
ヴィー姉様とレオ兄様は一度それぞれ侯爵家に戻っている。
そして、朝侍従が持って来た新聞を読みながら、どこで情報を仕入れたのか気になるくらいの正確さに驚いている。
そして渦中の人物ではないライに学院の様子と、城下の様子を見てくるように頼んだ。
ライにも一応身の安全を第一にある程度でということにしている。
侯爵家の婚約で次に注目されるのだ、男性陣だ。
ライとアル兄様でしょうけど。侯爵家で婚約者がいないのは後誰がいたかしら?
と思考を違うところへ向かわせる。
それくらいちょっと現実逃避をしたい位だ。
「・・・・この婚儀の日程について私初耳ですわ。」
「それは、俺もだ。ある程度は予想はできるが、詳しい日程など何も決まっていないはずだが」
「あらかた賭けの対象にでもなっているんじゃないかな?」
「まぁ国中が注目するものですし。私達もそうですけれどそれ以上にレティとラズの婚礼は盛大に行われるでしょうしね」
「王太子の婚礼など兄上以来だしな。そもそも兄上は即位と婚礼が同時だったが。」
「そう考えると王太子の婚礼は二世代ぶりの一大イベントだろうな。」
確かに、前回王太子の婚礼は記録によれば二代前、つまりラズ様の曽祖父の時代に一度行われている。
基本的に即位と婚礼が同時に行われる事が多いため、あまり王太子時代に婚礼を挙げるという事自体が少ないのだ。
そして、王子の婚礼も少ない。何せ王家はどちらかというと女系で、六侯爵家は男系。
王女の降嫁のほうが多いのだ。
「そう考えると王家と侯爵家ってうまくできてますわよね~」
と思わずつぶやいてしまったのは仕方が無い。
「そればかりは女神の気分しだいかな?」
「そうでしょうね。」
と、以前姿を見せてくれた女神フレイアの姿を思い浮かべたのはいうまでも無い。
幼いころからの初恋をそれぞれ実らせた姫君たちのロマンスは、国中の女の子達の憧れとなった。
また、絵姿も一緒に載せられ王太子殿下の婚約者、レティーシアの容姿についても触れられていた。
膨大な魔力を持つ王太子殿下と女神フレイアの祝福を一身に受けフレイアと同じ色彩と、魔力を持つ二人の婚約に国中が歓喜に包まれた。
「って、ちょっとこれハードル上がりすぎてませんか?まだ、魔力コントロールも精霊や妖精たちととの意思の疎通だってできていないのに。」
「まぁ、詳細は書かれて無いからまだマシじゃないかな?」
「公の人間なのだからある程度は想像してましたけどすごいものですわね。」
「すこしは規制を今度からかけるようにしようか。」
翌朝王太子宮に集まったのは、私とラズ様、ルイ兄様にリリー姉様の四人だ。
ヴィー姉様とレオ兄様は一度それぞれ侯爵家に戻っている。
そして、朝侍従が持って来た新聞を読みながら、どこで情報を仕入れたのか気になるくらいの正確さに驚いている。
そして渦中の人物ではないライに学院の様子と、城下の様子を見てくるように頼んだ。
ライにも一応身の安全を第一にある程度でということにしている。
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ライとアル兄様でしょうけど。侯爵家で婚約者がいないのは後誰がいたかしら?
と思考を違うところへ向かわせる。
それくらいちょっと現実逃避をしたい位だ。
「・・・・この婚儀の日程について私初耳ですわ。」
「それは、俺もだ。ある程度は予想はできるが、詳しい日程など何も決まっていないはずだが」
「あらかた賭けの対象にでもなっているんじゃないかな?」
「まぁ国中が注目するものですし。私達もそうですけれどそれ以上にレティとラズの婚礼は盛大に行われるでしょうしね」
「王太子の婚礼など兄上以来だしな。そもそも兄上は即位と婚礼が同時だったが。」
「そう考えると王太子の婚礼は二世代ぶりの一大イベントだろうな。」
確かに、前回王太子の婚礼は記録によれば二代前、つまりラズ様の曽祖父の時代に一度行われている。
基本的に即位と婚礼が同時に行われる事が多いため、あまり王太子時代に婚礼を挙げるという事自体が少ないのだ。
そして、王子の婚礼も少ない。何せ王家はどちらかというと女系で、六侯爵家は男系。
王女の降嫁のほうが多いのだ。
「そう考えると王家と侯爵家ってうまくできてますわよね~」
と思わずつぶやいてしまったのは仕方が無い。
「そればかりは女神の気分しだいかな?」
「そうでしょうね。」
と、以前姿を見せてくれた女神フレイアの姿を思い浮かべたのはいうまでも無い。
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主人公は隣国のお姫様ですがライラックのお話です。ご興味のあるかたはよろしくお願いいたします君がずっと好きでした。
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