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第5章 その後のお話編。
ご招待 3。
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イベント当日リハーサルが終わり、お昼を食べている頃愛美から電話が掛かってきた。
「やっほ~。もう着いたの?……うん。うん、そうそう。いいや、今休憩だから迎えに行くよ。そこに居て~。」
電話がを切ると、水を飲み干す。
「ちぃ、どっか行くのか?」
「あ、うん。親友迎えに。」
「俺も行く!」
と勢いよく立ち上がったのは、たつでそれに続くように蒼介も立ち上がった。
二人して着いてくる気だな。
まど、着替えもしてないので、Tシャツにデニムのみんなラフな格好だ。
「まぁ、いいけど。」
2人を引き連れて、愛美達のまつ関係者入口へと向かった。
「まっ、なみ~!!」
入口付近で見つけた親友に勢いよく抱きつこうとするが、ひらりと交わされた。
「ちょ!酷い!昔恋人役もやったのに!」
「何年前の話よ?ちなみにあれ、両片想い。恋人のシーンなんてあったかしら?」
「あれ?そうだっけ?こちら妹ちゃん?はじめまして~岡崎千春です。あと、お誕生日おめでとう!」
「そう、妹の愛梨。」
「あ、ありがとうございます!」
「妹良いよね!同性の姉妹憧れる!」
「おいちぃ、お前今度からはるの事文句言えねぇからな。」
「今の一連の行動、はるにそっくり。全一緒。さすが双子だな。」
私が急に走り出して、愛美にハグしに行こうとした所から見ていた2人は、笑いを堪えながらも、愛美達から引き離すように両腕を引っ張られた。
「"ところで、ロッティ恋人役ってなんだ?"」
「"あら?ジョージ様はご存知じゃ無かったのかしら?ヴァン私話したと記憶してるのだけど。"」
「"いやー、あの時将軍殿は珍しく酔いつぶれていらしたので。"」
「"あぁ、覚えてないのね。過去の記事を調べればお分かりにならりますわよ?"第2回のイベント記事読もうか、たつ。」
「まじ、お前らいきなり何してくれんの?」
「蒼介、ノリよノリ。頑張って付いてきて!」
「おじさんには無理だ。」
「あぁ、愛美も愛梨ちゃんもとりあえず私の楽屋においでませ。この2人もなぜか 一緒だけどね。」
「「え?!」」
「え?」
「俺とちぃの仲だもんなー」
きゅうっと抱きついてきた蒼介の頬を引っ張る。
「くされ縁と言って。」
「そうそう、それなら俺ともだよな。」
「事務所違うけどねー」
「ちぃ。」
「冗談よ。」
蒼介から引っぺがされたつの方に引き寄せられれば、赤くなった2人が目に入る。
ははぁん。なるへそ。
「まぁ、とりあえず二人共行くよ?私達まだご飯途中何だから。」
「それを早く言いなさいよ!」
「食べるの早いから平気。」
にやりと笑えば、呆れ顔の愛美がいた。
ふたりを連れて楽屋に入れば、今更ながら互いに紹介させた。
うん!2人とも年上好きなんだね、と親友の新たな一面を見つけました。
「やっほ~。もう着いたの?……うん。うん、そうそう。いいや、今休憩だから迎えに行くよ。そこに居て~。」
電話がを切ると、水を飲み干す。
「ちぃ、どっか行くのか?」
「あ、うん。親友迎えに。」
「俺も行く!」
と勢いよく立ち上がったのは、たつでそれに続くように蒼介も立ち上がった。
二人して着いてくる気だな。
まど、着替えもしてないので、Tシャツにデニムのみんなラフな格好だ。
「まぁ、いいけど。」
2人を引き連れて、愛美達のまつ関係者入口へと向かった。
「まっ、なみ~!!」
入口付近で見つけた親友に勢いよく抱きつこうとするが、ひらりと交わされた。
「ちょ!酷い!昔恋人役もやったのに!」
「何年前の話よ?ちなみにあれ、両片想い。恋人のシーンなんてあったかしら?」
「あれ?そうだっけ?こちら妹ちゃん?はじめまして~岡崎千春です。あと、お誕生日おめでとう!」
「そう、妹の愛梨。」
「あ、ありがとうございます!」
「妹良いよね!同性の姉妹憧れる!」
「おいちぃ、お前今度からはるの事文句言えねぇからな。」
「今の一連の行動、はるにそっくり。全一緒。さすが双子だな。」
私が急に走り出して、愛美にハグしに行こうとした所から見ていた2人は、笑いを堪えながらも、愛美達から引き離すように両腕を引っ張られた。
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「"いやー、あの時将軍殿は珍しく酔いつぶれていらしたので。"」
「"あぁ、覚えてないのね。過去の記事を調べればお分かりにならりますわよ?"第2回のイベント記事読もうか、たつ。」
「まじ、お前らいきなり何してくれんの?」
「蒼介、ノリよノリ。頑張って付いてきて!」
「おじさんには無理だ。」
「あぁ、愛美も愛梨ちゃんもとりあえず私の楽屋においでませ。この2人もなぜか 一緒だけどね。」
「「え?!」」
「え?」
「俺とちぃの仲だもんなー」
きゅうっと抱きついてきた蒼介の頬を引っ張る。
「くされ縁と言って。」
「そうそう、それなら俺ともだよな。」
「事務所違うけどねー」
「ちぃ。」
「冗談よ。」
蒼介から引っぺがされたつの方に引き寄せられれば、赤くなった2人が目に入る。
ははぁん。なるへそ。
「まぁ、とりあえず二人共行くよ?私達まだご飯途中何だから。」
「それを早く言いなさいよ!」
「食べるの早いから平気。」
にやりと笑えば、呆れ顔の愛美がいた。
ふたりを連れて楽屋に入れば、今更ながら互いに紹介させた。
うん!2人とも年上好きなんだね、と親友の新たな一面を見つけました。
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