Day Dream

谷山佳与

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第4章 スペシャルドラマ編

番外編 Happy New Year!。

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年明けまで後5分を切った今私はカウントダウンliveに参加していた。
事務所主催のliveの為、FRONTIERを筆頭に歌える人間は全員参加必須だ。


「さぁ今年も後5分切りました!皆さん準備はいいですかぁー?」

ひなの呼び掛けに会場は盛り上がりを見せる。
そんな様子を舞台袖のモニターで蒼介と見ていた私は、そろそろかな?と準備を始める。
年末恒例の第9。歌うのは皆。演奏は私達兄弟3人。

「ここでみんな揃います!」

かなちゃんの声に反応した今日参加したメンバーが全員出てくる。

「はるちゃん!」
「よし!やるか!!ひな準備いいかぁー?」
「うわ、ちょっと待って!待って!」

弦バスを抱えたひなが、私達の傍にやって来る。
私とはるちゃんはヴァイオリンだ。
ほかの楽器はちゃんとステージ近くで揃っている。
アーティストとして参加しているメンバーで演奏するのは私達だけだ。

合奏の部分だけなのでそんなに長くはない。
息を整え、私は相変わらずヒュンと1度弓を振る。

3人で目で合図を取れば、演奏を始めた。

みんな楽しそうに笑顔が見れて、こっちまで嬉しくなる。


「カウントダウン始めるぜ!10秒前!」

「9!8!7!6!5!4!3!2!1!!


HappyNEWYear!!」

「今年も愛してるぜ!お前ら~!!!」


かなちゃんが叫んだ後、全員で歌を一曲歌い、無事に終了することができた。

「ちぃ撮ろ~。」

と蒼介と写真を撮り、はるちゃん達を捕まえて事務所のSNS用に写真を撮った。

コメントには仲いい~とか、羨ましいーとか、好評だったらしい。
私も初めてみようかな?と思った年越しでした。



**********

皆様あけましておめでとうございます。
今年ものんびりまったり書かせて頂きますので、よろしくお願いします。
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