48 / 59
本編
追い討ち ⭐︎
しおりを挟む
俺は座っていることもキツくなって、肘を床について肩で息をする。
「ヤバい、すっげぇ楽しい・・・あの女に初めて感謝したくなったな・・・」
アルフレッドは顔を抑えて何やら呟いている。そして、次の瞬間床にいた俺は宙に浮いていた。正確にはアルフレッドに抱えられてベッドへと運ばれた。
ドカッとベッドに降ろされ、アルフレッドに後ろから抱き抱えられるような体勢で足を開かされる。
「はは、ズボンまで滲みてる。なんだかお漏らししたみたいだな。」
「なっ!」
耳元で囁かれた声に媚薬とは関係なく顔が熱くなる。確かに、2度の射精でズボンまで濡れてしまっていた。
恥かしくなって足を閉じようとするが、そうはさせないとばかりにアルフレッドが自分の足を俺の内側に入れてくる。
既に力が入らない俺は、濡れた下半身を思いっきり晒すことになった。
「うう・・・もう無理、疲れた。頼むから休ませてくれ・・・」
「でも下半身は元気そうだぞ?」
「それは、媚薬のせい、で・・・!俺はもう限界なの!」
「じゃあ下が限界になるまで試してみようぜ。」
「試すって何を・・・」
「何回イケるか。」
「だ、だからもう無理だって・・・」
そう言い終わらない内にアルフレッドに俺の息子を掴まれる。
「ああっ!や、やめろ・・・掴むなっ!」
身を捩ってもがくも、もう片方の腕でがっちりと抱きしめられてびくともしない。服の上から触られて苦しいのに気持ちいい。
「あっ、んんっ・・・」
変な声が漏れそうになり慌てて手で口を押さえる。だがアルフレッドにその手を取られて、次の瞬間キスをされた。
まるで食べられているようなそのキスに頭が蕩ける。体から力が抜けてしまい、アルフレッドにされるがままの状態になる。
「っん!~~~~っ!」
そうして下も弄られ続けていた俺は、キスをしている状態でイッてしまった。唇を離したアルフレッド
は「気持ちよかったか?」なんて聞きながら俺の頬をなでてくる。
なんだか楽しそうなアルフレッドにムカつきつつ、俺はもう答える元気もなくぐったりとやつに寄りかかった。
するとやつの手がズボンのベルトに伸びきてきた。
「な、何を・・・」
「もう我慢できない。」
焦りを滲ませた俺に対し、アルフレッドは段々とベルトを外す。
「お、おい・・・もうイッたから・・・」
「誰が一回イッたら終わりなんて言った?」
「そんな・・・ま、待って・・・もう無理・・・」
脱がされそうになるズボンを押さえるが、既に力の入らない俺ではアルフレッドの力に敵わない。
あっという間にズボンとパンツを脱がされ、上だけ執事服を着ているなんとも間抜けな状態になってしまった。
そうして前に移動してきたアルフレッドに膝裏を持ち上げられる。
「はっ、もうトロトロだな。これならほぐす必要ないか。」
そう言って自分のものを押し当てたアルフレッドに思わず「ヒッ」と短い悲鳴が出る。
「本当に無理・・・やめ・・・」
そんな俺の嘆願も虚しく、アルフレッドのものが突っ込まれた。
「ぐっ」
(何がほぐす必要はない、だ。デカすぎてそもそも入らないんだよ・・・!)
あまりの圧迫感に、悪態を吐きたいのに声が出ない。ひどい倦怠感の中、無理矢理突っ込まれたそれにまた感じ始めている自分が嫌になる。
「思ったよりキツ・・・」
そう言いながらなおも挿入を続けるアルフレッドをどうにか押し戻そうとささやかな抵抗をする。だがもちろんそんなことが叶うはずもなく、奥まで押し込まれた。
「は、やっと入った。」
満足げなアルフレッドに無性に腹が立つ。
「う、ぐ、苦しい・・・から。早く、終わらせろよ・・・」
「んー」
曖昧な返事をしたアルフレッドは、ゆっくりと挿入を繰り返す。もう射精する元気などないはずなのに気持ちよくて体が反応し始める。
「んっ、ふっ、んんっ」
怠さと気持ちよさで頭が混乱する。ゆるやかな刺激に追い詰められ、自然と目に涙が滲む。
「もう無理なんじゃなかったっけ?」
アルフレッドは動きを止めて、再び反り立っている俺の下半身に触れてくる。
「ちが・・・これ、は、媚薬のせい・・・で・・・」
「ふーん?」
何とか弁明するもアルフレッドはそんなことはどうでも良さそうだ。下の動きを止めた代わりに乳首や俺のものを優しく触ってくる。
それがひどくくすぐったくて、だが刺激に欠ける。
「アルフレッド、もう、それ、いいからっ・・・!」
「いいから?」
(早く突いてほしい・・・)
自分の中で浮かんだ言葉に顔が熱くなる。
「い、いいから、もう止めろ。」
「本当にやめて欲しいの?」
アルフレッドはそう言いながら、乳首を潰したり引っ張ったりしてくる。
「はっ、んっ・・・やめろって・・・」
「ははっ、強がるなあ。こんなにパンパンになってるのに。」
そう言ったアルフレッドに裏筋を撫でられ、思わず体がのけぞった。その反応にアルフレッドは笑っている。
「くっ、いい加減に・・・」
「まあ、お前にやめろって言われたところでやめるつもりはないけど。」
次の瞬間アルフレッドに思いっきり突かれた。そして間髪入れずに何度も挿入を繰り返される。先程のゆっくりとしたものではなく、打ちつける様なそれに、あっという間に追い詰められていく。
「あっ、あっ・・・だめ、だってぇ・・・」
溜まっていた涙が溢れだす。
もうイッてしまう。そう思った時に出てきたのは精液ではなく・・・
「は、え?あ、ああ・・・」
ジョロロという嫌な音をたてて俺は失禁していた。
「う、嘘、やめ・・・見るな・・・!」
俺は混乱しながら慌てて起きあがろうとするがうまく力が入らない。こんな姿を見られたくなくて、もう無駄だと分かっているのに必死にシーツを手繰り寄せて隠そうとする。
俺は半泣きの状態でどうにかシーツで自分を隠した。
「ヤバい、すっげぇ楽しい・・・あの女に初めて感謝したくなったな・・・」
アルフレッドは顔を抑えて何やら呟いている。そして、次の瞬間床にいた俺は宙に浮いていた。正確にはアルフレッドに抱えられてベッドへと運ばれた。
ドカッとベッドに降ろされ、アルフレッドに後ろから抱き抱えられるような体勢で足を開かされる。
「はは、ズボンまで滲みてる。なんだかお漏らししたみたいだな。」
「なっ!」
耳元で囁かれた声に媚薬とは関係なく顔が熱くなる。確かに、2度の射精でズボンまで濡れてしまっていた。
恥かしくなって足を閉じようとするが、そうはさせないとばかりにアルフレッドが自分の足を俺の内側に入れてくる。
既に力が入らない俺は、濡れた下半身を思いっきり晒すことになった。
「うう・・・もう無理、疲れた。頼むから休ませてくれ・・・」
「でも下半身は元気そうだぞ?」
「それは、媚薬のせい、で・・・!俺はもう限界なの!」
「じゃあ下が限界になるまで試してみようぜ。」
「試すって何を・・・」
「何回イケるか。」
「だ、だからもう無理だって・・・」
そう言い終わらない内にアルフレッドに俺の息子を掴まれる。
「ああっ!や、やめろ・・・掴むなっ!」
身を捩ってもがくも、もう片方の腕でがっちりと抱きしめられてびくともしない。服の上から触られて苦しいのに気持ちいい。
「あっ、んんっ・・・」
変な声が漏れそうになり慌てて手で口を押さえる。だがアルフレッドにその手を取られて、次の瞬間キスをされた。
まるで食べられているようなそのキスに頭が蕩ける。体から力が抜けてしまい、アルフレッドにされるがままの状態になる。
「っん!~~~~っ!」
そうして下も弄られ続けていた俺は、キスをしている状態でイッてしまった。唇を離したアルフレッド
は「気持ちよかったか?」なんて聞きながら俺の頬をなでてくる。
なんだか楽しそうなアルフレッドにムカつきつつ、俺はもう答える元気もなくぐったりとやつに寄りかかった。
するとやつの手がズボンのベルトに伸びきてきた。
「な、何を・・・」
「もう我慢できない。」
焦りを滲ませた俺に対し、アルフレッドは段々とベルトを外す。
「お、おい・・・もうイッたから・・・」
「誰が一回イッたら終わりなんて言った?」
「そんな・・・ま、待って・・・もう無理・・・」
脱がされそうになるズボンを押さえるが、既に力の入らない俺ではアルフレッドの力に敵わない。
あっという間にズボンとパンツを脱がされ、上だけ執事服を着ているなんとも間抜けな状態になってしまった。
そうして前に移動してきたアルフレッドに膝裏を持ち上げられる。
「はっ、もうトロトロだな。これならほぐす必要ないか。」
そう言って自分のものを押し当てたアルフレッドに思わず「ヒッ」と短い悲鳴が出る。
「本当に無理・・・やめ・・・」
そんな俺の嘆願も虚しく、アルフレッドのものが突っ込まれた。
「ぐっ」
(何がほぐす必要はない、だ。デカすぎてそもそも入らないんだよ・・・!)
あまりの圧迫感に、悪態を吐きたいのに声が出ない。ひどい倦怠感の中、無理矢理突っ込まれたそれにまた感じ始めている自分が嫌になる。
「思ったよりキツ・・・」
そう言いながらなおも挿入を続けるアルフレッドをどうにか押し戻そうとささやかな抵抗をする。だがもちろんそんなことが叶うはずもなく、奥まで押し込まれた。
「は、やっと入った。」
満足げなアルフレッドに無性に腹が立つ。
「う、ぐ、苦しい・・・から。早く、終わらせろよ・・・」
「んー」
曖昧な返事をしたアルフレッドは、ゆっくりと挿入を繰り返す。もう射精する元気などないはずなのに気持ちよくて体が反応し始める。
「んっ、ふっ、んんっ」
怠さと気持ちよさで頭が混乱する。ゆるやかな刺激に追い詰められ、自然と目に涙が滲む。
「もう無理なんじゃなかったっけ?」
アルフレッドは動きを止めて、再び反り立っている俺の下半身に触れてくる。
「ちが・・・これ、は、媚薬のせい・・・で・・・」
「ふーん?」
何とか弁明するもアルフレッドはそんなことはどうでも良さそうだ。下の動きを止めた代わりに乳首や俺のものを優しく触ってくる。
それがひどくくすぐったくて、だが刺激に欠ける。
「アルフレッド、もう、それ、いいからっ・・・!」
「いいから?」
(早く突いてほしい・・・)
自分の中で浮かんだ言葉に顔が熱くなる。
「い、いいから、もう止めろ。」
「本当にやめて欲しいの?」
アルフレッドはそう言いながら、乳首を潰したり引っ張ったりしてくる。
「はっ、んっ・・・やめろって・・・」
「ははっ、強がるなあ。こんなにパンパンになってるのに。」
そう言ったアルフレッドに裏筋を撫でられ、思わず体がのけぞった。その反応にアルフレッドは笑っている。
「くっ、いい加減に・・・」
「まあ、お前にやめろって言われたところでやめるつもりはないけど。」
次の瞬間アルフレッドに思いっきり突かれた。そして間髪入れずに何度も挿入を繰り返される。先程のゆっくりとしたものではなく、打ちつける様なそれに、あっという間に追い詰められていく。
「あっ、あっ・・・だめ、だってぇ・・・」
溜まっていた涙が溢れだす。
もうイッてしまう。そう思った時に出てきたのは精液ではなく・・・
「は、え?あ、ああ・・・」
ジョロロという嫌な音をたてて俺は失禁していた。
「う、嘘、やめ・・・見るな・・・!」
俺は混乱しながら慌てて起きあがろうとするがうまく力が入らない。こんな姿を見られたくなくて、もう無駄だと分かっているのに必死にシーツを手繰り寄せて隠そうとする。
俺は半泣きの状態でどうにかシーツで自分を隠した。
43
お気に入りに追加
1,430
あなたにおすすめの小説
俺は勇者のお友だち
むぎごはん
BL
俺は王都の隅にある宿屋でバイトをして暮らしている。たまに訪ねてきてくれる騎士のイゼルさんに会えることが、唯一の心の支えとなっている。
2年前、突然この世界に転移してきてしまった主人公が、頑張って生きていくお話。
ハイスペックストーカーに追われています
たかつきよしき
BL
祐樹は美少女顔負けの美貌で、朝の通勤ラッシュアワーを、女性専用車両に乗ることで回避していた。しかし、そんなことをしたバチなのか、ハイスペック男子の昌磨に一目惚れされて求愛をうける。男に告白されるなんて、冗談じゃねぇ!!と思ったが、この昌磨という男なかなかのハイスペック。利用できる!と、判断して、近づいたのが失敗の始まり。とある切っ掛けで、男だとバラしても昌磨の愛は諦めることを知らず、ハイスペックぶりをフルに活用して迫ってくる!!
と言うタイトル通りの内容。前半は笑ってもらえたらなぁと言う気持ちで、後半はシリアスにBLらしく萌えると感じて頂けるように書きました。
完結しました。
光る穴に落ちたら、そこは異世界でした。
みぃ
BL
自宅マンションへ帰る途中の道に淡い光を見つけ、なに? と確かめるために近づいてみると気付けば落ちていて、ぽん、と異世界に放り出された大学生が、年下の騎士に拾われる話。
生活脳力のある主人公が、生活能力のない年下騎士の抜けてるとこや、美しく格好いいのにかわいいってなんだ!? とギャップにもだえながら、ゆるく仲良く暮らしていきます。
何もかも、ふわふわゆるゆる。ですが、描写はなくても主人公は受け、騎士は攻めです。
迷子の僕の異世界生活
クローナ
BL
高校を卒業と同時に長年暮らした養護施設を出て働き始めて半年。18歳の桜木冬夜は休日に買い物に出たはずなのに突然異世界へ迷い込んでしまった。
通りかかった子供に助けられついていった先は人手不足の宿屋で、衣食住を求め臨時で働く事になった。
その宿屋で出逢ったのは冒険者のクラウス。
冒険者を辞めて騎士に復帰すると言うクラウスに誘われ仕事を求め一緒に王都へ向かい今度は馴染み深い孤児院で働く事に。
神様からの啓示もなく、なぜ自分が迷い込んだのか理由もわからないまま周りの人に助けられながら異世界で幸せになるお話です。
2022,04,02 第二部を始めることに加え読みやすくなればと第一部に章を追加しました。
美少年に転生したらヤンデレ婚約者が出来ました
SEKISUI
BL
ブラック企業に勤めていたOLが寝てそのまま永眠したら美少年に転生していた
見た目は勝ち組
中身は社畜
斜めな思考の持ち主
なのでもう働くのは嫌なので怠惰に生きようと思う
そんな主人公はやばい公爵令息に目を付けられて翻弄される
俺の義兄弟が凄いんだが
kogyoku
BL
母親の再婚で俺に兄弟ができたんだがそれがどいつもこいつもハイスペックで、その上転校することになって俺の平凡な日常はいったいどこへ・・・
初投稿です。感想などお待ちしています。
異世界転生先でアホのふりしてたら執着された俺の話
深山恐竜
BL
俺はよくあるBL魔法学園ゲームの世界に異世界転生したらしい。よりにもよって、役どころは作中最悪の悪役令息だ。何重にも張られた没落エンドフラグをへし折る日々……なんてまっぴらごめんなので、前世のスキル(引きこもり)を最大限活用して平和を勝ち取る! ……はずだったのだが、どういうわけか俺の従者が「坊ちゃんの足すべすべ~」なんて言い出して!?
ある日、人気俳優の弟になりました。
樹 ゆき
BL
母の再婚を期に、立花優斗は人気若手俳優、橘直柾の弟になった。顔良し性格良し真面目で穏やかで王子様のような人。そんな評判だったはずが……。
「俺の命は、君のものだよ」
初顔合わせの日、兄になる人はそう言って綺麗に笑った。とんでもない人が兄になってしまった……と思ったら、何故か大学の先輩も優斗を可愛いと言い出して……?
平凡に生きたい19歳大学生と、24歳人気若手俳優、21歳文武両道大学生の三角関係のお話。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる