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本編
3話
しおりを挟む目が覚めた時、自分の身に何が起こったのかをすぐに理解することが出来なかった。
俺が聖女になったことは覚えているし、ここが聖女としての自分に与えられた部屋だというのもわかる。いつの間に寝てしまったのだろうかと身体を起こそうとすると、あらぬ所が激しく痛み、俺は漸く気を失う前のことを思い出した。
俺はあの男――ドミニクに犯されたのだ。
うぷ、と吐き気が込み上げ、咄嗟に口を押さえた。確かこの部屋の隣に洗面台やトイレ、そして風呂場があったはずだ。入り口とは別の扉まで壁に縋り付くように歩き、トイレの便器の前についた瞬間に口から手を離す。
「う……おえぇ……っ」
口の中から出たのは少量の液体。胃の中はすでに空っぽだったのか、出たのは苦くてつんとする胃液だけだった。
洗面台で口を濯いで顔を上げると、かなり酷い顔をした自分が写っていた。目は赤く腫れ、ブルーグレーの髪は――そこまで見て、俺の目は驚きに見開かれていく。
「……は?……え、なに、この色……?」
この世界では魔力属性によって髪色がある程度決まっている。勿論全く違う色をしている人もいるが、大体は魔力属性と似た色になる。例えば火属性だと赤みが掛かった髪色になり、水属性だと青や水色という感じだ。
俺の魔力属性が水なので生まれ持った髪の色は青みが掛かった灰色のような色だったはずだ。それがどうしてホワイトブロンドになっているのだろうか。
目を擦ってみても俺の髪色はホワイトブロンドのままだ。一体いつから俺の髪色は変わっていたのだろうか。よく考えてみれば聖属性が付与された後、この大聖堂に来るまでの何日間か鏡を見ていなかったような……いや、見ていなかったな。
「……これも、聖女になったからか?」
変わっていたのは髪の色だけで、瞳も肌も何の変化はない。元は髪色と同じだったブルーグレーの瞳が、鏡の中で不安そうに揺れていた。
犯された後ということもありどうしても気持ちの悪さが拭えず、洗面室の背後に設置されているお風呂場で念入りに全身を清めるため、用意されていた新品のボディタオルにボディソープを付けた。触れられていた感触を消したくてゴシゴシと必要以上に洗っていくが、中々取れない。そのうち涙が溢れ、ぽとりぽとりと床に落ちていく。
心が悲鳴を上げていた。怖くて痛くて苦しくて、気持ち悪いあの感覚がずっとずっと残っている。
あの男――ドミニクは言っていた。
これから皇族やこのルーン大聖堂内の聖職者たちに奉仕をし続けてもらうと。
「……怖い……帰りたい……」
ぽつりと本心が溢れる。
俺が住んでいた村はほとんどがベータだった。ちらほらと俺と同じオメガもいたが、アルファはいなかったためヒートの期間以外はあまり困っていなかったように思う。
しかしここは大聖堂、それも人口が最も多い帝都だ。アルファなんてそこら中にいるだろう。もしオメガである自分がアルファと接触した場合どうなるのか、俺にもわからない。知識もないし、どうすれば良いかもどうなるのかも全くわからない。だって村じゃ、知らなくてもよかったから。
それにこの首輪、とそっと首に嵌められた金色の金属の輪っかに触れる。これは何のために付けられているのだろうか。逃げ出さないため?いや、それなら鎖なり紐なりをこの首輪に付けないと逃げ出せてしまうと思うのだが。
正直、わからないことだらけだ。
一番わからないのは、何故男を男が抱くのかという所である。俺は男だけどオメガだから妊娠は可能だ。しかし例え妊娠可能なオメガであっても、誰が好き好んで男としたいと思うのだろうか。よくわからない。
ごしごしと強く擦り続けた身体は赤くなり、少しひりひりと痛む。それでも少しはましになった気がして、俺はやっとほぅ、と息を吐き出した。
シャワーを終えて歯磨きをし、用意されていた白いシャツとゆったりとした白いズボンを履いていく。あまりに全身が白すぎて少し眩しく思い、鏡から視線を逸らした。
部屋に戻った俺は、目を疑った。
「やあ、ラウルくん。調子はどうだい?」
「……何しに来やがった」
そこにいたのは気を失う前に俺を犯した人物――ドミニクだった。
今ここで逃げ出そうにも、入り口の近くにテーブルと椅子を出されているせいで出来ない。だからせめてもの抵抗で精一杯の威圧を込めて睨みつけてみるが、彼はくすくすと笑って「わあ、怖い」と全く怖くなさそうに言った。
「昨日の話の続きをしようと思ってね。さあ座って?……そんなに警戒しなくても今日はしないよ、多分」
「……多分って……する気満々じゃねえか」
「ラウルくんって意外に口悪いんだねえ、お兄さんびっくりだよ」
「……お前にだけだ」
別に口が悪いんじゃなくて、お前と話をしたくないからこうなっているんだと言外に告げると、何を勘違いしたのか目をぱちくりさせた後に頬を紅潮させていた。
出ていく素振りを全く見せないドミニクに根負けし、渋々用意された椅子に座ると一人の女性が室内に入ってきた。彼女はティーソーサーとカップのセット二客をテーブルの上に置き、手にしたティーポットからそれぞれに注いでいく。注ぎ終わると、テーブル中央にクッキーが乗ったお皿とその横にティーポットを置き、女性は退室していった。
紅茶のいい香りが鼻腔を擽るが、前回の一件があるため安易に口に運ぶことはしない。すると警戒していることに気付いたのか、ドミニクはティーカップを手に取ると一口飲んだ。
「何も入っていないから大丈夫だよ。同じティーポットから淹れたのを君も見ていただろう?」
そう言われても前回が前回なだけに警戒してしまう。
確かに同じティーポットから淹れられた紅茶だから安全……なのだろうか?
うーんとティーカップを見ながら真剣に悩んでいると、苦笑された。
「意外に用心深いんだね」
「……当たり前だろ」
「今回は本当に普通の紅茶だよ。神に誓う」
神に祈りを捧げるように手を合わせたドミニクを見て、俺は恐る恐る紅茶に口を付けた。
口に含んだ瞬間に広がる芳醇な茶葉と爽やかな柑橘系の香り。あまり紅茶を飲んだことのない俺でも飲みやすいと思えた。
クッキーも気になるところだが、とクッキーを見つめていると、俺の考えを読み取ったのかドミニクがスッと手を伸ばして一枚口に入れた。それを見て俺も一枚齧る。美味しい。程よい甘さが口いっぱいに広がり、思わず頬が緩む。
「やっぱりラウルくんは可愛いね。食べてる姿も可愛いし、ああ何で連れて帰れないんだろう」
「……それで、話の続きは?」
「クッキー頬張りながら頑張って睨んでくるラウルくんも可愛すぎてどうにかなりそうなんだけど……んー、でもそうだね、じゃあ昨日の聖女の役目の続きから話そうか」
早く話せと目で訴えると、ドミニクは急に真面目な顔になり、口を開いた。
「聖女の役目は三つあるってことは教えたよね?」
俺はその言葉にこくりと頷く。
情事の最中ではあったが、内容が衝撃だったため覚えていた。
「ふふ、いい子だ。じゃあそれぞれについて説明していこうか。まずは礼拝からだね。これは週に一度大聖堂内の礼拝室で祈りを捧げたり、訪れた人と交流をすることが目的だよ」
「一般の人も来るのか?」
「結構来るよ。例外はあるけれど、基本的には聖女全員が参加する決まりだからね。聖女見たさに来る人も少なくないよ」
ふうん、と言ってクッキーを一口齧った。例外について知りたかったが、それはまだ教えられないのだと言う。
「次は治療とポーションの作成についてだね。これは聖属性魔法を使う役目だよ」
「怪我人を治したりとか?」
「簡単にいえばそうだね。大聖堂へ依頼された要件の中でも治癒や浄化に関することは全て聖女が担当することになっているんだ。でもこれは負担軽減のために持ち回りですることになっているから、ラウルくんの番はまだまだかな?」
大聖堂が国民達から依頼を受けているとは知らなかった。
治癒や浄化の他にも病気快癒の祈りやら色々と受けているらしい。
ドミニクは息を吐き出して、ティーカップに手を伸ばした。俺は手に持っていた齧り掛けのクッキーを口に放り込み、口に広がる甘みを楽しみながら、話の続きに耳を傾けた。
ポーションに関しては、自分の天性の属性魔力と聖属性魔法を使って作成するそうだ。
治癒魔法を使えば傷を治したり、体力や魔力を回復できるポーションが、浄化魔法を使えば熱や毒などの状態異常を回復したり、綺麗に浄化できる浄化ポーションが作成できる。思い出したくもないが、俺の胎内に流し入れられた洗浄用のポーションもこの浄化ポーションの中の一種類らしい。
聖女が作るポーションは全て上級ポーションで、市井にで回っているポーションとは回復量が桁違いなのだとか。
「このポーションの作成にはひと月あたりのノルマがあるんだ。1種類ごとに10本、ポーションは全部で5種類あるから50本かな?」
「……ご、50本……」
「水属性のラウルくんならささっと作れてしまう量さ」
あまりのノルマの多さに呆然としてしまう。でもよくよく考えれば、聖女は5人しかいないのだから一人当たりの量が多くても当然なのかもしれない。
ちなみに5種類とは、体力回復ポーション、魔力回復ポーション、治癒ポーション、状態異常回復用ポーション、洗浄用ポーションのことである。治癒ポーションは割とオールマイティに使用可能のため、ノルマが増えることもあると言う。
「増えるのか……」
「まあラウルくんの作成スピード次第だけど、増えそうな気はするねぇ」
そう苦笑され、思わずため息が溢れた。
最後に三つ目、とドミニクが指を三本立てる。確か『皇族や大聖堂内の聖職者への奉仕』だったか。
これは聞いていて正直胸糞悪い話だった。
光と闇属性を持つ聖職者達は聖属性の聖女と交わることにより、魔力の最大保有量を上げることができるのだと言う。要約すると『聖女とセックスしたら強くなれる』らしい。
この国では聖職者は純潔でないといけない決まりはないらしく、かつて慰み者となって壊れてしまった聖女もいたようだ。
ただでさえ少ない聖女が簡単に壊れてしまってはいけないとアルファのみが奉仕を受けられるという規律を作ったそうなのだが、自分の魔力量や魔力の質を上げるために聖女を抱くと言うのは如何なものか。
「……胸糞悪いな」
「ふふ、耳が痛いねえ」
皇族も魔力量や魔力の質を上げるために聖女を抱くらしいが、皇族の場合はそれだけではないそうだ。皇族の中でもアルファの男女のみが奉仕を受ける権利を有しているのだとか。
稀に番になる者もいるようだが、番になってもこの奉仕の役目からは逃れられない。ただし皇族の子を孕み、互いが求め合えば聖女という立場でありながら皇族になることができるという。
「ここまででわからないことはあるかい?」
「……番ってなに?」
「おおっと?これはもしかして第二性についてほとんど知らない感じ?」
「……悪かったな」
「ねえ拗ねた顔も可愛すぎない??……そうだな、それじゃあ第二性についてからお話ししようか」
クッキーを一枚掴んでもそもそと食べる。目の前にいるドミニクが両手を顔に当てて天井を仰いでいるが、教えてくれるならさっさと教えて欲しい。
心の中の声が届いたのか、ごほんと咳払いしたドミニクは白いローブの中から三つのチェスの駒を出してきた。一つ目はポーン、二つ目はクイーン、三つ目はキング。ドミニクはまずポーンを真ん中に置き、ポーンを挟むようにクイーンとキングを配置した。
「この世界には男女の性の他に第二性と呼ばれる性別がある。大多数の人間がベータ、数が少なく生まれつきエリートと言われるのがアルファ、それよりも数が少なく希少種と呼ばれるのが君たちオメガだ」
序列的にはアルファ、ベータ、オメガの順と言われているけれど、大多数という意味で今回はベータをポーンで例えさせてもらっているという補足にこくりと頷く。
そうか、オメガって数が少ないのか。村にはアルファがいなかった代わりにオメガは俺を含めて数人いたから、アルファの方が少ないのだと勝手に思っていた。
「オメガには定期的にヒートと呼ばれる発情期が現れる。ラウルくんは何歳できたの?」
「まだ来てない」
「……へ?」
「まだヒートになったことがない」
大体ヒートって10代後半から現れるんじゃなかったか?と聞けば、驚いたように年齢を聞かれたので16歳だと答えるとさらに驚いた顔をされた。
「……いやあ、幼く見えるなとは思っていたけど、まさか本当に幼いとは思わなかったよ」
「……そっちは何歳なんだよ?」
「俺?俺はもうすぐ20歳だよ。でもそっか……16歳だったらキスもその先もまだなことが多いよねぇ……なるほど」
この国では16歳で成人とみなされるが、アルコールや煙草等は20歳から許可となっている。俺は先月16歳になったばかりだが、未だヒートは現れていない。
「じゃあこれからヒートが現れるんだね。それじゃあヒートについても説明しておこうか」
近い将来必ず自分の身に起こる現象なのに、発情期中は外に出られないこと以外はわからなかったので、説明してくれるのは正直ありがたい。そう思って素直に頷くと、またしてもドミニクはぐうっと変な声を上げて顔を覆って上を向いてしまった。
彼の名前を呼ぶと、口許を抑えたまま少し待ってねと言われたので大人しく待つ。チョコチップクッキーを手に取って一口齧ると、チョコの食感とクッキーのサクッとした食感で口が楽しい。勿論味も美味しいので頬は緩んでいくばっかりだ。
こほんと咳払いが聞こえてドミニクを見ると、先程の様子とは打って変わって真面目な様相をしていた。
「気を取り直して」
そう言って説明されたのはオメガに現れる発情期のことだった。
ヒートは本人の意思に関係なく三ヶ月に一度くらいのペースで現れ、個人差はあれど発情期間はおおよそ一週間ほど。その期間は強いフェロモンを撒き散らして手近なベータやアルファに見境なく欲情してしまうため、この期間は絶対に外に出てはいけないし、誰とも接触してはいけないらしい。
「オメガが欲情したなら、ベータもアルファも逃げればいいんじゃないか?」
「まあそう思うよね。でもヒート中のフェロモンはかなりキツくて、特にアルファは逆らうことがほぼ不可能だ」
アルファにもオメガと同じくラットと呼ばれる発情期があり、オメガのヒート時に撒き散らされるフェロモンはこのラットを誘発してしまうらしい。どんなに理性的なアルファだったとしても、ヒート時のフェロモンには抗い切れるものではないようで、本能のままにオメガを手酷く抱いてしまう事も多いようだ。
ではベータなら?と聞けば、ベータもフェロモンに抗える人もいるけどそうじゃない人もいるという事だった。大抵のベータは抗うことができるが、オメガによっては絶対的な誘惑フェロモンを撒き散らすこともあるらしく、それも絶対とは言い切れないらしい。
「でも、これだけ聞くとオメガが悪とされるかもしれないけれどそうじゃないんだ。だからオメガが全て悪いわけじゃないってことだけは覚えておいてね」
正直これだけ聞けばオメガが誘惑するのが悪いとか言われそうなのに、ドミニクはただの一言もそうは言わなかった。この人はもしかしたら本当は優しい人なのかもしれないと思い掛けて、ハッとした。
いやなに絆されかけているんだ、こいつに犯されたんだぞ、しっかりしろよ俺。
「ここまでで質問は?」
「……あんたの第二の性ってなに?」
「俺はねぇ、アルファだよ」
アルファ……ドミニクがアルファ?
んん?と首を捻ると、くすくすと笑われてしまった。どう見てもアルファには見えないというのが顔に出ていたそうで、ドミニクは頬を掻きながら困ったように笑う。
「んー、どうやって今この場で証明したらいいのかわからないんだけど、ラウルくんの匂いはとってもいい匂いだと感じてるよ。フェロモンかな?」
本当は学校や習い場で教えてもらうはずなんだけどという呟きが聞こえたが、生憎俺が生まれ育った村にはそんなものはなかったので、知らないのも当たり前なのかもしれない。オメガにはヒートがあって、男でも妊娠するということしか知らなかった俺にはどこか別世界のように感じた。
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