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第二章
閑話 瀬名六花は弟に感化される 前編
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※このお話は「二十二~二十三話 女の人」のお話の瀬名六花視点です。
私の名前は瀬名六花。
瀬名家の次女であり、律樹の姉だ。
律樹とは二つ離れているが、私と六つ離れた長女よりも歳が近いとあって幼い頃からよく二人で遊んでいた。父親似の長女とは違い、私達二人は母親似だった為容姿もよく似ていて、小学生くらいまでは双子に間違えられることも多かった。小さい頃の律樹は本当に可愛かったのに、いつのまにかこんなにも大きく育っていて少し驚いた。
普段私はある企業で会社員として、オフィスビルが立ち並ぶ都会で日々働いている。今は実家から出て一人暮らしをしているが、家族とは頻繁に連絡をとっている為あまり寂しくはない。恋人に関してはこの間別れたばかりなので暫くはいいかななんて思っている。
そんな悠々自適におひとり様を満喫していた私に一件の連絡が入った。差出人は父親、要件は弟である律樹の家に行って様子を見て来てほしいとのことだったので、私も久々に律樹に会いたかったのもあり二つ返事で了承した。
弟の律樹は今、父方の祖父母から譲り受けた一軒家に住んでいる。未婚で持ち家もなく、さらに大学や職場がそれなりに近いという理由で譲り受けることになったそうだが、正直律樹に同情した。
幾ら一部リフォームやリノベーションをしたからといって築年数も広さもそれなりな物件の管理は大変だ。それをまだ社会人になりたてのペーペーが維持管理するのなんて難しいに決まっているのに、親戚連中は揃って律樹に押し付けたことが私は気に入らなかった。けれど当の本人は大して気にした風もなく、ただわかりましたと淡々と告げただけだった。
電車とタクシーを使って訪れた元祖父母の家は記憶にあるよりもずっと綺麗になっていた。以前は苔むしていた門柱や門も苔が綺麗に取り除かれ、昔は倉庫や離れがあった土地はコンクリート敷きの更地になっている。恐らく駐車場として使っているのだろうそこはそこそこの広さがあり、奥には大きめの物置があった。庭もしっかりと手入れされており、草もほとんど生えてはいなかった。
玄関横の呼び鈴を人差し指で押し、扉から一歩下がる。屋根があるお陰でまだマシだが、今日は気温が高いようでかなり暑い。ミーンミンミンミンやジーといった蝉の大合唱が周囲の音を飲み込むように鳴り響いている。
暫く待つと玄関の扉が開いた。久しぶりに会う弟になんて声をかけようかななんて思いながら顔を上げ、私は固まった。
「……」
「……」
出て来たのは弟ではなかった。
あれもしかして家を間違えたかとか色々頭の中で焦り散らかすが、いやあってるよねと頭の中で確認しながら目の前の人物を見る。
とても綺麗な顔立ちの可愛らしい青年だ。艶やかな黒髪に白魚のような肌、服を着たままでもわかる細さ。ヒールを履いているとは言え、目の前の彼は多分私よりも身長が低い。幼さの残る顔立ちから、おそらくまだ未成年だろうことが予想できる。
(え……ついにあいつ犯罪を犯した……?)
脳裏にちらつく未成年誘拐の文字。そんなことをする奴じゃないと頭ではわかっているのに、目の前の現実がそんな言葉を過らせる。
多分この時には私の頭も大分混乱していたに違いない。気付いた時には扉の隙間に足先を突っ込んでいた。
目の前の子は呆然と私を見上げながら何か言いたげな顔をしている。私も私で何か言わないとと思いながら何も言えずにただただ二人ともその場に立ち尽くすだけだった。
「……律樹は?」
先に声を出したのは私の方だった。このまま黙っていても埒があかないとそう聞いたのだが、相手は頭をふるふると横に振るだけでその後は黙りだ。
これは「律樹の家ではない」という否定か、はたまた「今家に律樹がいない」という否定なのか。前者であれば恐らく首を傾げたりと何かしらのアクションがあるだろう。だから多分この否定は後者の意味だと思う。だがやはり不安は残る為、ここは律樹の家であっているかと聞いたところ、目の前の華奢な青年はこくりと不安そうに頷いた。
相談を持ちかけて来た父親の話によれば律樹は高校の教師をしているらしい。たまに土曜日や日曜日も出勤になることがあるらしいとは聞いていたが、まさかそれが今日だとは思わなかった。一応ここに来る前に電車の中で律樹に今から行きますという旨のメッセージを送ってはいたが、あいつからの返事はない。これはいつものことだからあまり気にしていなかったが、どうやらタイミングが悪かったようだ。
「……」
目の前の青年が胸に手を当てて首を傾げる。突然のその行動に私は驚きつつ、どこか痛むのかと聞いてみた。もし彼が今押さえている場所が痛むのならあまりいい傾向ではないと思う。私は医師でも看護師でもないからよくわからないし、本当に痛んでいたのだとしてもどうこうすることはできない。だから確認のためだったのだが、相手は呆然と私を見上げるだけで答えは返ってこなかった。
「あの……何か反応くらいして欲しいんだけど」
何も反応がないとこちらもどうしていいかがわからない。別に答える必要はないんだけども、それでもこのまま黙りは少しきつい。相手はそんな私の視線にオロオロと視線を彷徨わせて俯いた。
……なんだか私がいじめているみたいじゃない。
そんな居た堪れないような、居心地の悪いような気持ちになってわざと話題を変えることにした。
「そういえば……貴方は誰?どうして律樹の家に?」
そう聞いたものの、やはり答えは返ってこない。いや違う、聞いた瞬間は彼は確かに顔を上げて何かを答えようと口を開いたのだ。しかしその口から何かが発せられることはなく、徐々に閉じていってしまった。そうして再び二人の間に沈黙が落ちる。
私は普段からお喋りな方でも賑やかな方でもない。どちらかというと内向的で、家族以外には自分から話に行くことは殆どないのだが今はそうも言ってられない。
じわじわと額や全身に汗が出てくる。喧しいくらいの蝉の声が耳について気分は最悪だ。
「取り敢えず、上がらせてもらえないかしら?」
努めて上品な声を作ってそう聞いてみた。我ながら中々に図々しいお願いだとは思っている。しかし一応この場所には二時間以上もかけて来たし、家を出てすぐとはいえ連絡も入れているのだ。この辺にカフェなどがあればいいが、生憎この元祖父母の家に最後に来たのは小学生の頃だったためにこの周りのことなんてほとんど覚えていない。だから駄目元で聞いてみたのだが、彼からの返事はやっぱりなかった。
……いや、違う。目の前の青年は見るからにあわあわと慌て出した。私を家に上げるのが嫌という雰囲気ではなく、上げていいのかどうかわからなくて慌てているように見える。その様子がなんとも可愛らしく見えて、思わずふふっと笑ってしまった。
「律樹が帰ってくるまでこの家で待たせてくれない?一応律樹に連絡は入れているから大丈夫よ。……もし心配なら送ったメッセージ見る?」
「……!」
私は優しい声を意識しながらそう言うと、彼は瞳をきらりと輝かせて一歩横にずれた。突然のことに目を瞬かせる私を彼は不思議そうに見ている。
どうしてかこのやり取りに既視感があった。昔同じ光景というよりやり取りをしたような気がする――そんなことを思っていると、まるで入らないの?と言いたげに目の前の彼が首を傾げる。その様子にはっと我に返った私は慌てて笑みを繕いつつ、お邪魔しますと小さく口にしながら足を踏み出した。
私が玄関の中に入るとカラカラカラと音を立てて引き戸が閉まっていく。そしてカタンと音を立てて閉まった玄関扉。ひんやりとした空気が外気で熱った体をすぅと撫でていくように通り過ぎ、私はほぅと息を吐き出した。
扉一枚を隔てた背後では蝉たちがまだまだ元気に声を上げている。私は上り框まで歩みを進め、不意に振り返った。未だ青年は玄関扉の横で私をじっと見つめながら立ち尽くしている。どこか見覚えのあるような気がしないでもないその青年を、私もじっと見返した。
私の名前は瀬名六花。
瀬名家の次女であり、律樹の姉だ。
律樹とは二つ離れているが、私と六つ離れた長女よりも歳が近いとあって幼い頃からよく二人で遊んでいた。父親似の長女とは違い、私達二人は母親似だった為容姿もよく似ていて、小学生くらいまでは双子に間違えられることも多かった。小さい頃の律樹は本当に可愛かったのに、いつのまにかこんなにも大きく育っていて少し驚いた。
普段私はある企業で会社員として、オフィスビルが立ち並ぶ都会で日々働いている。今は実家から出て一人暮らしをしているが、家族とは頻繁に連絡をとっている為あまり寂しくはない。恋人に関してはこの間別れたばかりなので暫くはいいかななんて思っている。
そんな悠々自適におひとり様を満喫していた私に一件の連絡が入った。差出人は父親、要件は弟である律樹の家に行って様子を見て来てほしいとのことだったので、私も久々に律樹に会いたかったのもあり二つ返事で了承した。
弟の律樹は今、父方の祖父母から譲り受けた一軒家に住んでいる。未婚で持ち家もなく、さらに大学や職場がそれなりに近いという理由で譲り受けることになったそうだが、正直律樹に同情した。
幾ら一部リフォームやリノベーションをしたからといって築年数も広さもそれなりな物件の管理は大変だ。それをまだ社会人になりたてのペーペーが維持管理するのなんて難しいに決まっているのに、親戚連中は揃って律樹に押し付けたことが私は気に入らなかった。けれど当の本人は大して気にした風もなく、ただわかりましたと淡々と告げただけだった。
電車とタクシーを使って訪れた元祖父母の家は記憶にあるよりもずっと綺麗になっていた。以前は苔むしていた門柱や門も苔が綺麗に取り除かれ、昔は倉庫や離れがあった土地はコンクリート敷きの更地になっている。恐らく駐車場として使っているのだろうそこはそこそこの広さがあり、奥には大きめの物置があった。庭もしっかりと手入れされており、草もほとんど生えてはいなかった。
玄関横の呼び鈴を人差し指で押し、扉から一歩下がる。屋根があるお陰でまだマシだが、今日は気温が高いようでかなり暑い。ミーンミンミンミンやジーといった蝉の大合唱が周囲の音を飲み込むように鳴り響いている。
暫く待つと玄関の扉が開いた。久しぶりに会う弟になんて声をかけようかななんて思いながら顔を上げ、私は固まった。
「……」
「……」
出て来たのは弟ではなかった。
あれもしかして家を間違えたかとか色々頭の中で焦り散らかすが、いやあってるよねと頭の中で確認しながら目の前の人物を見る。
とても綺麗な顔立ちの可愛らしい青年だ。艶やかな黒髪に白魚のような肌、服を着たままでもわかる細さ。ヒールを履いているとは言え、目の前の彼は多分私よりも身長が低い。幼さの残る顔立ちから、おそらくまだ未成年だろうことが予想できる。
(え……ついにあいつ犯罪を犯した……?)
脳裏にちらつく未成年誘拐の文字。そんなことをする奴じゃないと頭ではわかっているのに、目の前の現実がそんな言葉を過らせる。
多分この時には私の頭も大分混乱していたに違いない。気付いた時には扉の隙間に足先を突っ込んでいた。
目の前の子は呆然と私を見上げながら何か言いたげな顔をしている。私も私で何か言わないとと思いながら何も言えずにただただ二人ともその場に立ち尽くすだけだった。
「……律樹は?」
先に声を出したのは私の方だった。このまま黙っていても埒があかないとそう聞いたのだが、相手は頭をふるふると横に振るだけでその後は黙りだ。
これは「律樹の家ではない」という否定か、はたまた「今家に律樹がいない」という否定なのか。前者であれば恐らく首を傾げたりと何かしらのアクションがあるだろう。だから多分この否定は後者の意味だと思う。だがやはり不安は残る為、ここは律樹の家であっているかと聞いたところ、目の前の華奢な青年はこくりと不安そうに頷いた。
相談を持ちかけて来た父親の話によれば律樹は高校の教師をしているらしい。たまに土曜日や日曜日も出勤になることがあるらしいとは聞いていたが、まさかそれが今日だとは思わなかった。一応ここに来る前に電車の中で律樹に今から行きますという旨のメッセージを送ってはいたが、あいつからの返事はない。これはいつものことだからあまり気にしていなかったが、どうやらタイミングが悪かったようだ。
「……」
目の前の青年が胸に手を当てて首を傾げる。突然のその行動に私は驚きつつ、どこか痛むのかと聞いてみた。もし彼が今押さえている場所が痛むのならあまりいい傾向ではないと思う。私は医師でも看護師でもないからよくわからないし、本当に痛んでいたのだとしてもどうこうすることはできない。だから確認のためだったのだが、相手は呆然と私を見上げるだけで答えは返ってこなかった。
「あの……何か反応くらいして欲しいんだけど」
何も反応がないとこちらもどうしていいかがわからない。別に答える必要はないんだけども、それでもこのまま黙りは少しきつい。相手はそんな私の視線にオロオロと視線を彷徨わせて俯いた。
……なんだか私がいじめているみたいじゃない。
そんな居た堪れないような、居心地の悪いような気持ちになってわざと話題を変えることにした。
「そういえば……貴方は誰?どうして律樹の家に?」
そう聞いたものの、やはり答えは返ってこない。いや違う、聞いた瞬間は彼は確かに顔を上げて何かを答えようと口を開いたのだ。しかしその口から何かが発せられることはなく、徐々に閉じていってしまった。そうして再び二人の間に沈黙が落ちる。
私は普段からお喋りな方でも賑やかな方でもない。どちらかというと内向的で、家族以外には自分から話に行くことは殆どないのだが今はそうも言ってられない。
じわじわと額や全身に汗が出てくる。喧しいくらいの蝉の声が耳について気分は最悪だ。
「取り敢えず、上がらせてもらえないかしら?」
努めて上品な声を作ってそう聞いてみた。我ながら中々に図々しいお願いだとは思っている。しかし一応この場所には二時間以上もかけて来たし、家を出てすぐとはいえ連絡も入れているのだ。この辺にカフェなどがあればいいが、生憎この元祖父母の家に最後に来たのは小学生の頃だったためにこの周りのことなんてほとんど覚えていない。だから駄目元で聞いてみたのだが、彼からの返事はやっぱりなかった。
……いや、違う。目の前の青年は見るからにあわあわと慌て出した。私を家に上げるのが嫌という雰囲気ではなく、上げていいのかどうかわからなくて慌てているように見える。その様子がなんとも可愛らしく見えて、思わずふふっと笑ってしまった。
「律樹が帰ってくるまでこの家で待たせてくれない?一応律樹に連絡は入れているから大丈夫よ。……もし心配なら送ったメッセージ見る?」
「……!」
私は優しい声を意識しながらそう言うと、彼は瞳をきらりと輝かせて一歩横にずれた。突然のことに目を瞬かせる私を彼は不思議そうに見ている。
どうしてかこのやり取りに既視感があった。昔同じ光景というよりやり取りをしたような気がする――そんなことを思っていると、まるで入らないの?と言いたげに目の前の彼が首を傾げる。その様子にはっと我に返った私は慌てて笑みを繕いつつ、お邪魔しますと小さく口にしながら足を踏み出した。
私が玄関の中に入るとカラカラカラと音を立てて引き戸が閉まっていく。そしてカタンと音を立てて閉まった玄関扉。ひんやりとした空気が外気で熱った体をすぅと撫でていくように通り過ぎ、私はほぅと息を吐き出した。
扉一枚を隔てた背後では蝉たちがまだまだ元気に声を上げている。私は上り框まで歩みを進め、不意に振り返った。未だ青年は玄関扉の横で私をじっと見つめながら立ち尽くしている。どこか見覚えのあるような気がしないでもないその青年を、私もじっと見返した。
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