モフモフは正義

ナポ

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あ、おはようございます?

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んー、まだ眠い、、、、Zzz… 




「起きてー!朝だよ!」

「ちょっと今日はもう少し寝かせて、、」

「えー、昨日僕が寝てる時起こしてきたのにー」

「んん……」

「えー、お腹すいたよー……モフモフ」

「んー!」

「モフモフだぞー!グリグリ」

「モフモフ!!   バ!」

モフモフだ~!ワシャワシャ   サラサラ  ( * ॑꒳ ॑*)۶"ナデナデ

「起きた~?」

「うん!起きた!もうバッチリ目が覚めたよ!」でもそのままモフモフして眠りたい…。

「朝ごはんが食べたいな!」

「そうだね」

そう言って下に降りると……あ、



「お、お頭、あいつ……昨日の」

「あぁ?  あ!昨日のやつじゃねぇか!」

やっぱり!昨日のおじさん達…
(?どうしたの?知り合い?)
(はー、昨日間違えて転移しちゃった時のこと話しただろ?その時部屋にいた人達だよ。同じ宿だったのか、道理で部屋の中が似てるわけだ)
(へー)

「……、」

「「……」」

「おはようございます?」

「あ?おはようじゃねぇよ!なんで昨日俺たちの部屋にいたんだよ!!」

「いやその、転移したら、間違えてしまいまして」
昨日もそう言ったんだけど
「……確かに、急に現れて消えやがったな…」

「幽霊ですよ!お頭!」

「今考えてんだから、お前は黙ってろ」

「へぇい!」

「…俺たちのものを盗みに来たんじゃないんだな?」

「え?、はい」

「本当だな?」

「はい、」

「んー、確かに盗むなら、盗んでから逃げるか…」



どうやら誤解は溶けたようだ。俺はてっきり、勝手に部屋に入ったことを怒られてるのかと思っていたんだけど、どうやら泥棒と間違われたみたいだ。…いやどっちも最悪だけどね、

「よし!それなら許してやる!今度からは気おつけろよ!」

「はい!すみませんでした。」

「よし、じゃあ、いやまて、」

「?」
足を止めて振り返る

「なんでお前がここに居るんだ?まさか…」

「いやいや!違いますよ!俺もここに泊まってるだけですから!」

「なんだそうか。てっきり…いや、すまんな」

「いえ!俺が勝手に部屋に入ってしまったのがいけなかったので。ではこれで失礼します!   ドン!!、、いった、た」

自分で自分の足をふむなんて、

「おいおい、大丈夫か?」

「は、はい大丈夫です…」

そう言って手で支えてくれるおじさん。

いい人じゃん!

「!お、お頭、手!」

「は?なにいって「触れてる!バコ!いってて、何するんですか!」お前はもう少し頭が良くならないのか?」

「お頭が叩くからじゃないですか?」

「もう1発くらいたいのか?」

「い、いえ!とんでもない!」

「はぁー、それじゃ今度は気おつけて魔法使えよ」

「はい!ありがとうございました!」

「おう!」

ふー、どうなるかと思ったけど良い人だったんだね、いかつい からてっきりやばい人かと…人を見た目で判断しちゃダメだね!


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