【R18】注文の多い料理店【TS】ー完結ー

ジオラマ

文字の大きさ
上 下
49 / 54
第三章 メスに染められて

第四十九話 メスに染められて(4)

しおりを挟む
 あたしの柔らかな胸は、おちんちんに吸い付くように形を変える。
 乳房と胸骨を通して、はち切れんばかりに勃起したペニスの感覚が伝わってくる。
 ご主人様の腰が突き出されて、お射精の準備に入る。

「かけてください。アカネに。メス奴隷の、アカネの顔に、ご主人様のトロトロのお精子を」
 
 ご主人様のあそこが、キュッと収縮して、勢いよく白く濁った精液が向かってくる。

 ピュッ、ピュと弾みを付けながら、あたしの顔にかけられる。
 頬をゆっくりとご主人様の体液が流れていく。

 ご主人様の体液を浴びせられると、あたしはもう完全にご主人様のものなんだなって実感できて、うっとりとおちんちんを舐めてしまう。

「あむっ……あむっ……ありがとうございます」

 あたしに、男性器を舐めることに嫌悪感はない。
 あるのは、欲望の対象とされたことへの喜びだけ。
 女として求められていることへの、満足感だけ。

 もう、昔のあたしはいない。
 男のあたしは跡形なく消え失せている。

「アカネ。後ろを向け」

「はい……」

 うっとりとした声が漏れる。
 それは女の自分からしても、色気に満ちた声で、もうどうしようもないメスに堕ちたことを、教えてくれる。

 ここに来たこと、そして女に変えられたことに後悔はない。
 あるのは、漠然とした幸福感だけ。
 

 ご主人様からの言葉に、期待を込めて体を回転させる。

 三面鏡に両手をつき、お尻を高めに突き出して、ご主人様を誘惑するように左右に振る。

 あたしのショーツは簡単に、スルスルっと下げられる。

 服を脱がされる。
 生まれたままの姿を異性に晒される。
 想いの人に、恥ずかしい場所見られてしまう。
 それだけで、興奮が高まっていく。


 ここまで来てまた気付く。

 あたしはまだ処女ってことを。
 女としては初体験になるってことを。
 それに恐怖がないと言ったらウソになる。

 だけど、それ以上に湧いてくるのは、女にしてもらえるという期待感だ。

 いま、ここでご主人様のもので、あたしは女にしてもらえる。
 男を知った一人の女に変えられていく。
 一生に一度の、処女を捧げて、身も心も、正真正銘のメスに堕とされる。
 その期待感で、あそこはぐじゅぐじゅに濡れていく。

 ご主人様のいきり立ったペニスが、後ろからあたしの入り口に当てられる。

 ペシ、ペシと音を立てながら、焦らされると、体が期待感で疼いてしまう。
 挿れてほしいとばかりに、腰をペニスに近づけてしまう。

「アカネ、言ってごらん。何が欲しいか、正直に言ってごらん」

 ご主人様の言葉に、あたしの頭はピンクに染まる。

「ほしい……です」

 生娘としての恥じらいはあるけれど、それ以上におまんこされたいという欲望が勝る。

「もっと具体的に。エッチなメス奴隷のアカネは、何をどうしてほしいんだい?」

「あたしのあそこに……ご主人様の立派なあれを……」

「あそこ? あれ? 何それ? よく分からないな」

「だめ。遠ざけないで。意地悪しないで」

「じゃあ、ちゃんと言ってごらん。ダメなマゾメスのアカネは何をしてほしいかを」

 鏡の中の少女の顔は、もう限界までとろけている。
 もう、痛々しいほど発情してしまっている。

 何のために我慢しているんだろう。

 あたりまえなのに。

 女として、挿れられたいのは、当然の欲望なのに。

 素直に欲しがればいいの。

 だって、あなたあたしは、もう……。

「いれてください。アカネのグジュグジュになったイヤらしいおまんこに、ご主人様の立派なおちんちんを挿れてください」
 
しおりを挟む
感想 16

あなたにおすすめの小説

OLサラリーマン

廣瀬純一
ファンタジー
女性社員と体が入れ替わるサラリーマンの話

ビキニに恋した男

廣瀬純一
SF
ビキニを着たい男がビキニが似合う女性の体になる話

リアルフェイスマスク

廣瀬純一
ファンタジー
リアルなフェイスマスクで女性に変身する男の話

ゲート0 -zero- 自衛隊 銀座にて、斯く戦えり

柳内たくみ
ファンタジー
20XX年、うだるような暑さの8月某日―― 東京・銀座四丁目交差点中央に、突如巨大な『門(ゲート)』が現れた。 中からなだれ込んできたのは、見目醜悪な怪異の群れ、そして剣や弓を携えた謎の軍勢。 彼らは何の躊躇いもなく、奇声と雄叫びを上げながら、そこで戸惑う人々を殺戮しはじめる。 無慈悲で凄惨な殺戮劇によって、瞬く間に血の海と化した銀座。 政府も警察もマスコミも、誰もがこの状況になすすべもなく混乱するばかりだった。 「皇居だ! 皇居に逃げるんだ!」 ただ、一人を除いて―― これは、たまたま現場に居合わせたオタク自衛官が、 たまたま人々を救い出し、たまたま英雄になっちゃうまでを描いた、7日間の壮絶な物語。

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

ナースコール

wawabubu
青春
腹膜炎で緊急手術になったおれ。若い看護師さんに剃毛されるが…

令和の俺と昭和の私

廣瀬純一
ファンタジー
令和の男子と昭和の女子の体が入れ替わる話

小学生をもう一度

廣瀬純一
青春
大学生の松岡翔太が小学生の女の子の松岡翔子になって二度目の人生を始める話

処理中です...