46 / 54
第三章 メスに染められて
第四十六話 メスに染められて(1)
しおりを挟む
「本当にダメな女だな、アカネは。隣の部屋まで丸聞こえだよ」
後ろから声がした。その声、その姿にあたしの胸は、心臓が止まりそうなほどギュンとする。
「ご、ご主人さま……」
ドアに立っていたのは、まぎれもないご主人様だ。
一匹のメスとして求めてしまう、逞しいオス。
あたしの、想いの人。
心から求める男の人。
あたしは涙の溜まった目で、凛々しいご主人様のパジャマ姿を見つめている。
少しはだけたシャツから、胸板がのぞく。
見ているだけで体が火照ってしまう。
だけどタイミングが……。
今のあたしは、あられもない格好で、股間を慰めているときで。
女として発情しきった状態で。
腰を淫乱に振って、クリトリスを角にこすり付けている。
それは、どう取り繕っても、淫乱なメスそのもので。
意中の男性――ご主人様――にだけは、隠しておきたかった、あたしの本性そのもので。
あたしは、真っ赤になって痴態を止めてしまう。
恥ずかしい。
逃げ出したい。
できれば穴の中に入りたい。
布団に頭から飛び込んで、体を隠したい。
「アカネは本当にダメなメスだね」
ご主人様は繰り返す。
でも、あたしの目線は自然とご主人のあそこへと向かう。
ご主人様のあそこはテントを張っている。
おちんちんが元気に上を向いている。
意中の男性の股間の変化に、あたしは敏感。
だって、あたしはメスよ。
ご主人様の体のサイン、おちんちんが大きくなっているところ、見逃すわけないわ。
だって、これってあたしを女として見てくれているってことでしょ?
ペットだけじゃなくて、メスとして少なからず魅力を感じてくれているってことでしょ?
だって、それが反り立っているってことは、ご主人様の肉体は、あたしの中に入りたいって思ってくれているってことだから。
あたしを犯したいって思ってくれているってことだから。
嬉しいって思っちゃう。
あたしは、鏡の中の少女を確認する。
もうすっかり準備が整っているメスの顔をしている、自分の姿を。
すごくエッチな女の姿を。
「ダメなメスだね……」
ご主人様のお顔が赤い。
目に男の性欲が宿っている。
見せないように我慢してて、とっても可愛い。
異性として、ほしくて、愛おしくてたまらない。
ご主人様が、一歩一歩近づいてくるだけで、胸の高鳴りがおさまらない。
「ご主人様……好きです。あたし、ご主人様のことが」
どんなにひどいことをされても、あたしの心には刻まれてしまっている。
ご主人様にだったら、何をされてもいいの。
だって、あたしはもう、ご主人様の所有物だから。
オスに恋するメスだから。
発情期のメスネコになってしまったんだから。
後ろから声がした。その声、その姿にあたしの胸は、心臓が止まりそうなほどギュンとする。
「ご、ご主人さま……」
ドアに立っていたのは、まぎれもないご主人様だ。
一匹のメスとして求めてしまう、逞しいオス。
あたしの、想いの人。
心から求める男の人。
あたしは涙の溜まった目で、凛々しいご主人様のパジャマ姿を見つめている。
少しはだけたシャツから、胸板がのぞく。
見ているだけで体が火照ってしまう。
だけどタイミングが……。
今のあたしは、あられもない格好で、股間を慰めているときで。
女として発情しきった状態で。
腰を淫乱に振って、クリトリスを角にこすり付けている。
それは、どう取り繕っても、淫乱なメスそのもので。
意中の男性――ご主人様――にだけは、隠しておきたかった、あたしの本性そのもので。
あたしは、真っ赤になって痴態を止めてしまう。
恥ずかしい。
逃げ出したい。
できれば穴の中に入りたい。
布団に頭から飛び込んで、体を隠したい。
「アカネは本当にダメなメスだね」
ご主人様は繰り返す。
でも、あたしの目線は自然とご主人のあそこへと向かう。
ご主人様のあそこはテントを張っている。
おちんちんが元気に上を向いている。
意中の男性の股間の変化に、あたしは敏感。
だって、あたしはメスよ。
ご主人様の体のサイン、おちんちんが大きくなっているところ、見逃すわけないわ。
だって、これってあたしを女として見てくれているってことでしょ?
ペットだけじゃなくて、メスとして少なからず魅力を感じてくれているってことでしょ?
だって、それが反り立っているってことは、ご主人様の肉体は、あたしの中に入りたいって思ってくれているってことだから。
あたしを犯したいって思ってくれているってことだから。
嬉しいって思っちゃう。
あたしは、鏡の中の少女を確認する。
もうすっかり準備が整っているメスの顔をしている、自分の姿を。
すごくエッチな女の姿を。
「ダメなメスだね……」
ご主人様のお顔が赤い。
目に男の性欲が宿っている。
見せないように我慢してて、とっても可愛い。
異性として、ほしくて、愛おしくてたまらない。
ご主人様が、一歩一歩近づいてくるだけで、胸の高鳴りがおさまらない。
「ご主人様……好きです。あたし、ご主人様のことが」
どんなにひどいことをされても、あたしの心には刻まれてしまっている。
ご主人様にだったら、何をされてもいいの。
だって、あたしはもう、ご主人様の所有物だから。
オスに恋するメスだから。
発情期のメスネコになってしまったんだから。
0
お気に入りに追加
770
あなたにおすすめの小説


ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる