【R18】注文の多い料理店【TS】ー完結ー

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第三章 メスに染められて

第三十九話 女湯にて(4)

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 目の奥がチカチカする。
 力が入らない。
 腰が、手が、口が勝手に動く。

「あぁん……いくの……いっちゃうの……」

「いっしょに……あんっ……イくのよ……アカネ……女として……あぁん……一緒に……」

 おまんこが、ギュッギュッと絶え間なく動き続ける。
 体のムズムズが、集約していく。
 ビクビクと、より大きな体の揺れになっていく。
 快楽の洪水が……心と体を切り離していく。

「あぁぁん……いく……いっちゃ……いっちゃう……あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁーーーーーーーーーん」

 ビクン……ビクン……ビクッ、ビクン。

 キュンとした切なさが、股間から脳天まで突き抜ける。
 心が力を失い、上へ上へと舞い上がる。
 魂が切り離されて、極楽へと誘われる。

 メスの快楽そのものとなり、ふわふわと雲の上を流される。
 快楽の地獄へとゆったり堕ちていく。

 あたしの意識に、息を切らした声が届く。

「ぁ……すごい、イきっぷり……だったわ」

「……ねこひめ……さま……」

 あたしのうっとりとしたつぶやきに、猫姫様は髪をなでて応えてくれる。

「もう、すっかりは整ったわね。また体をキレイにしてから、出ましょうね」

「はい……」

 あたしは言いなり。
 もう、猫姫様とご主人様のペットだから。
 身も心も、全て女になってしまったから。

ーーーー

 猫姫様を追いかけて、脱衣所へと向かう。
 歩くたびに胸がぽわんぽわんと揺れる。
 お尻が広がったせいか、内また気味に脚が動く。
 無意識に、女の子走りになってしまう。

 脱衣所で、猫姫様が用意してくださったタオルを手に取る。

「胸の谷間はね、こう使うこともできるの。女の特権よ」

 あたしは、見よう見まねでふわふわのタオルで体を巻きつけ、胸のあたりで中に押し込む。

 猫姫様ほどではないけれど、あたしの胸も結構大きい。
 深い谷間のおかげで、簡単に固定できてしまう。

 でも、それを見て、「あぁ、あたしはやっぱり女なんだ」って感じちゃうのもたしか。

「だいぶ伸びたわね」

 大きな鏡の前に立ち、しっとりと濡れた髪を乾かす。
 あたしの髪はいつの間にか、肩に届くまで伸びている。
 ドライヤーの温風が、さらさらと髪を巻き上げて乾かしていく。
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