上 下
34 / 54
第二章 メス化調教

第三十四話 できていくあそこ(2)

しおりを挟む
 キュン、キュン、キュン

 幻のおまんこが、収縮する。

 入口を叩く侵入者を招き入れるように、涎を垂らしながら、
 ショーツ越しに感じる、おちんちんに吸い付くように、
 メスとして、犯されることを求めて、
 女として男を求めて、
 ギュッギュと、
 収縮する。

 暖かいディルドで股間の湿った部分を突く度に、切なさが充満していく。
 股間の奥が、ギュッ、ギュッと収縮を繰り返す。

「ほら、左手がお留守になっているよ。胸も同時に揉んでごらん」

「はい……」

 あたしは火照った頭で、気の抜けた返事をする。
 無抵抗で、ご主人様の指示に従ってしまう。
 言われたセリフを、何も考えずそのまま追唱してしまう。
 
「『あたしのおまんこ、おちんちんが欲しいの。もっともっと、突いてほしいの』だよ」

「あたしのおまんこ、おちんちんが欲しいの。もっともっと、突いてほしいの」

「『おちんちんを捨てて、おまんこになるの。犯されたい、おまんこになるの』」

「おちんちんを捨てて、おまんこになるの。犯されたい、おまんこになるの」

 外からおちんちんに突き上げられる刺激と、内側からおちんちんを求める動きとが重なり、一点に集中していく。
 二つの距離が近づいていく。

「『おまんこできるの嬉しいの。いらないおちんちん絞って、おまんこになるの』」

「おまんこできるの嬉しいの。ぁぁん……いらない……はぁん……おちんちん絞って、おまんこになるの」

「『おまんこ突かれて嬉しいの。男が消えるの嬉しいの』」

「お、おまんこ……ぁぁん……突かれて……あんっ……嬉しいの。男……あっ……が消える……はわぁん……の嬉しいの」

 手に握るおちんちんが、より深く股間に練り込んでいく。
 股間がふやけて、柔らかくなっていく。
 かゆみに似た甘さで満ちていく。

「『おまんこできて、アカネはイクの。おまんこ突かれて、アカネはイクの』」

「おまんこ……あんっあんっ……できて、アカネはイクの……おまんこ……はぁん……突かれて、アカネはイクの」

「ふふっ。もう暴走は止まらないね。あとは、気が向くまで快楽の言葉を、自分の心の言葉を叫ぶんだ」

(いやっ……できちゃう。これ以上やったら、おちんちんがなくなって、おまんこができちゃうのに。女の子になっちゃうのに)

「いくっ……あそこ……あんっ……おんなのこ……あん……の……あぁぁん……あそこで……イッチャウ……あぁあああああん」

ーーーー
次話公開予定:2019-12-05 12:10:00
しおりを挟む
1 / 5

この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!

あなたの運命の番になれますか?

BL / 連載中 24h.ポイント:15,122pt お気に入り:538

俺のパソコンに王女様がやってきた

ファンタジー / 連載中 24h.ポイント:0pt お気に入り:71

【羞恥】全身VR高額モニターに応募した巨乳フリーライター桃香

大衆娯楽 / 完結 24h.ポイント:92pt お気に入り:44

【R18】 義理の弟は私を偏愛する

恋愛 / 完結 24h.ポイント:85pt お気に入り:1,528

貴方様に大事なお話があります ~正直に答えてください~     

ファンタジー / 連載中 24h.ポイント:21pt お気に入り:242

先生を誰が先に孕ませるかゲーム

BL / 連載中 24h.ポイント:163pt お気に入り:322

処理中です...