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第二章 メス化調教

第二十六話 はじめてのフェラ(3)

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 おちんちんの暖かい感触が手から伝わってくる。
 胸がキュンキュンして、優しそうに撫でてしまう。
 もっと先を想像して、胸がドキドキしてしまう。

 この固さ
 この弾力
 この脈動

 すべてが、訴えてくる。
 
 なんて、逞しいの。
 男らしいの。

 みなぎる生命力に、うっとりしてしまう。

(ちがう……。それは呪われた思考。あたしのじゃない)

 自然と口が近づいていく。
 ご主人様を上目遣いで見ると、気持ちよさそうに頷いている。

 好きにするがよい。

 そう目で言ってくれている。

(だったら、やめればいいの。抵抗すれば、もしかして呪いが解けるかも)

 いやよ、これ以上お預けされたくないの。

 あたしの唇が、おちんちんの竿の部分に近づいていく。

 ドキドキ

 初めてだから? 近づけば近づくほど、鼓動が激しくなる。

 耳で聞こえるくらい。

 もう、バクバクって言った方がいいかも。

(だめっ。もうこれ以上匂いをかがせないで。おちんちんに近づかないで。あたしをこれ以上変えないで)

「ほしい……」

 ぼそっとつぶやいてしまう。
 完全に発情したメスの声で。

 あたしは舌を伸ばして、ご主人様のペニスに近づいていく。

 チュ

 触れた瞬間、舌先からくすぐったいような快感が広がっていく。

 甘い快感は蠢きながら、あたしをもっと大胆に変えていく。

 レロ レロ

 気が付くと一心不乱にご主人様のあそこを舐めていた。

「もっとだ。お前は僕のメス奴隷なんだから、もっと上手く奉仕できるはずだ。考えろ。いや、本能で感じろ」

 あたしは首の角度や強さを変えながら、ご主人様のあそこを舐めじゃくる。
 ご主人様の表情をチラ見しながら、ツボを探る。

(いや。これ以上舐めたくない。気持ち悪い。気持ち悪……いはずなの)
 
 何やら声が聞こえてくるけど、気にしない。
 ご主人様にご奉仕している。

 それだけで、あたしは幸せなの。

「もっと、もっとあたしで気持ち良くなってくださいね」

 ご主人様が目を細めて、くぐもった声を出す。

 もしかして、あたしで感じてくれてるの。
 女の子初心者のあたしに。

 嬉しい。

(嬉しくなんかない)

 あたしは、「失礼します」と言って、ご主人様の敏感な亀頭を口に含んだ。
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