【R18】注文の多い料理店【TS】ー完結ー

ジオラマ

文字の大きさ
上 下
24 / 54
第二章 メス化調教

第二十四話 はじめてのフェラ(1)

しおりを挟む
 あたしはハイハイしながら、椅子に腰かけるご主人様へと近づいていく。
 ご主人様は股を開いている。
 おズボンの近くまで来ると、殿方の匂いがしてきて、頭がくらくらする。

 なんであたし、こんなにドキドキしているの?

 これから何をやらされるの?

 ご主人様は、あたしの方を楽しそうに見下ろしている。

 何を考えているの?

「よし、優しいニャン太様は、卑しいメス奴隷のアカネが股間に触れることを許す」

 えっ? 股間に触れることを許すって?

「まったく、頭の悪いペットだなぁ。僕のおちんちんに触れていいって言っているんだぞ」

 そ、そんな。人のおちんちんなんて気持ち悪い……。
 しかも、それを触るなんて。

 それなのに、あたしの口から出てきた言葉は、

「ありがとうございます。アカネ、嬉しいです」

 手がジッパーの方に伸びる。

 嫌、触れたくない。お願い、止まって。あたしの体。

「失礼いたします」

 ジッパーを下ろして、ご主人様のおズボンを緩める。
 トランクスは、もっこりと真ん中が盛り上がっている。

 より強いオスの香りが襲ってきて、胸のドキドキが止まらなくなる。

 なんで、どうしてあたし、こんなことしてるの?

「そうだ、アカネ。お前は淫乱なメスだから、欲しくて欲しくてたまらないんだろう」

 そ、そんなことない……。おちんちんが欲しいなんて、そんなこと……。

「はい。アカネはご主人様の雄々しいおちんちんを見て、お股を濡らしちゃう悪い娘なんです」

 違う。そんなことない。
 口が勝手に動いただけで、そんなこと思ってないの。
 でも、お股は言葉の通り濡れていて、あたしのあそこもムックリと起き上がって……。

 パチン

 あたしの頬に平手が飛んでくる。

 どうして、ご主人様、どうして?

「ちょっと違う。アカネはメス奴隷なんだから、僕がいいと言うまでお預けだよ。ペットなんだから、『待て』もできるようにならないと」

 そ、そんな……さっきは触れていいって言ってくれたのに。

 今すぐほしいのに。触りたいのに。

 って違うの。あたしは、欲しいなんて……そんなこと考えてないの。
しおりを挟む
感想 16

あなたにおすすめの小説

OLサラリーマン

廣瀬純一
ファンタジー
女性社員と体が入れ替わるサラリーマンの話

リアルフェイスマスク

廣瀬純一
ファンタジー
リアルなフェイスマスクで女性に変身する男の話

ビキニに恋した男

廣瀬純一
SF
ビキニを着たい男がビキニが似合う女性の体になる話

ゲート0 -zero- 自衛隊 銀座にて、斯く戦えり

柳内たくみ
ファンタジー
20XX年、うだるような暑さの8月某日―― 東京・銀座四丁目交差点中央に、突如巨大な『門(ゲート)』が現れた。 中からなだれ込んできたのは、見目醜悪な怪異の群れ、そして剣や弓を携えた謎の軍勢。 彼らは何の躊躇いもなく、奇声と雄叫びを上げながら、そこで戸惑う人々を殺戮しはじめる。 無慈悲で凄惨な殺戮劇によって、瞬く間に血の海と化した銀座。 政府も警察もマスコミも、誰もがこの状況になすすべもなく混乱するばかりだった。 「皇居だ! 皇居に逃げるんだ!」 ただ、一人を除いて―― これは、たまたま現場に居合わせたオタク自衛官が、 たまたま人々を救い出し、たまたま英雄になっちゃうまでを描いた、7日間の壮絶な物語。

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

奇妙な日常

廣瀬純一
大衆娯楽
新婚夫婦の体が入れ替わる話

ナースコール

wawabubu
青春
腹膜炎で緊急手術になったおれ。若い看護師さんに剃毛されるが…

入れ替わった恋人

廣瀬純一
ファンタジー
大学生の恋人同士の入れ替わりの話

処理中です...