【R18】美少女専門学園 強制"性転換"部 特別洗脳コース【TS】

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第三章 美少女学園一年目 芽吹き根付く乙女心

【第37話】 再教育(37)あおい◆

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■あおいサイド(13)

 BS学園の校舎は、リゾート地に建てられた白亜の宮殿だ。

 緑あふれる大きな庭園を越えると、バロック調の三階建ての建物が出迎える。
 静かな浜風が、アーチ形の窓を通して吹き込んでくる。 
 赤絨毯が敷かれた廊下から、トロピカルな海を一望できる。
 大理石でできた螺旋型の中央階段を上った先に、あおいが在籍する一年B組があった。

 一限目十分前、着いた時には既に生徒で賑わっていた。
 白いセーラー服を着た女子たちと、同じく白い貴族のような制服を着た男子で溢れている。

「あっ。おあいさん、ごきげんよう。お体はもう大丈夫?」

 女子生徒の一人が、あおいに気が付いて駆け寄ってきた。

「ごきげんよう。ご病気されていたのでしょう? 心配してたのよ」
「みんな、あおいさんの回復を心待ちにしてたのよ。またお会いできてうれしいわ」

 B組の女子たちは、一斉にあおいを取り囲んだ。
 皆大切に育てられたお嬢様だ。
 あおいも、お嬢様育ちとクラスメートに思われている。
 女子としての常識が足りないところが、逆に箱入り娘だったからと誤解されているのだ。
 実際は、お嬢様どころか女の子育ちですらないのだが。

「ごきげんよう。瑠璃さん、萌さん。心配かけてごめんなさい。もう、大丈夫」

 あおいは、学園の風習にならってお辞儀をする。
 どうやら、監禁されていたここ数日は、病欠扱いになっていたらしい。
 クリスティーナの席を見たが、彼女も来ていなかった。
 何かあったのだろうか。
 嫌な予感がする。
 無事だと良いのだけど。

 教室の窓際最後方の席には、つばさが座っていた。
 つばさはあおいに気が付くと、さらさらで長い黒髪をかき上げながら振り向いた。

「ごきげんよう。お元気そうで何より」

 まるで何事もなかったかのようなつばさの態度に、あおいは顔を引きつらせた。
 この娘は信用できない。
 友達のふりをして、自分とクリスティーナを売ったのだ。

 早紀に掴まったあの日のことは忘れはしない。
 つばさに教えてもらった場所へ行き、まんまと罠にはめられた時のことを。
 理事長の隣に立って蔑むような笑みを浮かべていたつばさの姿を、今でも覚えている。

 自分がどんな目に遭ったか、つばさは知っているのだろうか。
 クリスティーナがどうなっているか、何か知っているのだろうか。

「ごきげんよう」

 あおいは怒りを飲み込んで、平静を装う。
 問いただすとしたら、放課後だろう。

ーーーー

「それでは、今日は125ページからです」

(だ、だめ……声を出しちゃ……)

 一限目のフランス語の授業開始早々から、あおいは体を縮ませて、真っ赤な顔をして座っていた。
 スカートの上からギュッとショーツを押さえつける。

"on ne nait pas femme on le devient translation"

「それでは、あおいさん。このフランス語を英語と日本語に訳して下さい」

「ぁんっ……は、はぃ……」

 あおいはメスの顔を浮かべている。
 原因は、股間に装着されたローターだ。
 あおいのショーツの中で、ピンク色の大人の玩具がブルブルと振動していた。
 敏感なクリトリスに当たり、絶え間なく刺激が加えられる。
 外すわけにはいかないし、バレてはいけない。
 これがさくらとの約束だ。
 こらえながら、頭を授業に向けようとする。
 意識しないようにしても、股間から脳天を直撃するような甘い刺激は、延々と続く。
 
”One... is not born... but becomes a woman"
「人……は女に生まれるので……ぁん……はない、女になるのだ……ぁん」

「そうです。シモーヌ・ド・ボーボアールの言葉です。よくできました」

 なんとか切り抜けた。
 だが、授業はまだ終わっちない。
 五十分が永遠に感じられる。
 太ももに力が入らず、がくがくと震えている。
 ショーツは愛液でビショビショになっていた。

 あおいは、意識をあさっての方向に向けて、快感をやり過ごそうとする。
 それでも一時しのぎにすぎず、甘い痺れは骨盤全体へと広がっていく。

「ねぇ、あおいさん。顔が赤いですよ。大丈夫?」

 隣に座っている瑠璃が心配そうに話しかけてきた。

「だ、大丈夫。ぁん……ちょっと体が熱いだけで……ぁ」

 感じていないふりを貫こうとするが、どうしても、色っぽい吐息が漏れてしまう。
 それでも、今バレるわけにはいかない。

 あとニ十分……あと十分……。

 もじもじと股間をすり合わせ、火照った顔に涙を浮かべながら、あおいは耐え凌ぐ。
 もう限界に近い。

 キーンコーンカーンコーン

 授業の終わりを告げるチャイムが響く。
 何とか耐えきったと安堵の表情を浮かべるあおいに、更なる試練が待ち構えていた。

「フランス語はここまでです。特進生の方は、これから一年から三年生までの合同体育になりますので、移動してくださいね」
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