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第三章 美少女学園一年目 芽吹き根付く乙女心
【第6話】 再教育(6)クリスティーナ◆
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■クリスティーナサイド(2)
クリスティーナと聡の体に媚薬が充満していく。
クリスティーナはへなへなとベッドに座り込む。脚が痺れて力が入らないようだ。
そんなクリスティーナを聡は心配そうに支える。
「大丈夫か? ティーナ」
「さ、聡くん……あたし……熱いの……とっても……体が……助けて……あんっ」
クリスティーナは自分の胸を聡の腕に押し当てる。恐らく無意識なのだろう。
聡は彼女の熱い吐息を、近くに感じる。さらさらとした金髪が聡の首に触れる。
無垢な目でクリスティーナは聡を見上げてくる。
彼女の息が荒く、呼吸が短い。どうやら余裕はなさそうだ。
たどたどしい口調から判断して、意識がもうろうとしているのだろう。
この媚薬は女に強く作用すると、イリスが言っていたのを思い出す。
こんな無防備な彼女の姿を、聡は初めて見た。
いたずらっぽく快活な美少女の、大人の女としての一面を見た気がした。
発情したクリスティーナの表情は、じっと見ているだけで理性を吹き飛ばされてしまう。
(ごくり)
聡はつばを飲む。こんなに近くで彼女を見たことはない。
その美しさと、可愛らしさに、あらためて圧倒される。
パッチリした青い目と、スッキリと伸びた鼻筋、吸い込まれそうな口、きめ細かく真っ白な肌。
どんな言葉も不十分に感じるほど、女の魅力にあふれている。
聡は、入学式で見かけたその瞬間から、クリスティーナに強く心を惹かれていた。
いや、惹かれたというよりも、頭を撃ち抜かれたような衝撃に見舞われた。
この娘には特別な何かがある。彼女のミステリアスな雰囲気に、そう感じた。
同じ教室で過ごしているせいだろうか。
金髪碧眼の少女の存在は聡の中でますます特別になっていた。
気が付くと、クリスティーナのことをずっと考えている自分がいた。
だから、あの日「聡くん、お願いがあるんだけど」と彼女から話しかけられた時は、嬉しくて堪らなかった。
彼女に頼られていると思うだけで、気分が高揚した。
「ティーナと呼んでいいよ」と、いたずらっ子のような笑顔で言われて、胸が熱くなった。
二人で閉じ込められた今、クリスティーナへの想いは強まるばかりだ。
聡は、クリスティーナが性転換真っ最中であることを知らない。
あくまでクラスに三人いる、とびっきり可愛い女の子の一人という認識だ。
媚薬の効果で、聡の性欲は際限なく高まっていく。
この穢れのない美少女を犯したい。白い精液で汚したい。暴発しそうなペニスはそう訴える。
「負けない。オレは、ティーナに卑怯なことなんて絶対にしない。だってオレは、ティーナのことが……」
「さとし……くん。苦しい……の。胸が……」
クリスティーナは、Aカップのブラを無理して着けている。
女になっていく体への彼女のささやかな抵抗だったが、そろそろきつくなってきていた。
「胸が苦しいのか? どうすればいい?」
「外してほしいの……ブラを……お願い……後ろのホックを……さとし……くん」
それを聞いて、聡は真っ赤になる。女性の下着に触ったことはない。
しかも、お願いしてきているのは他ならぬクリスティーナだ。
ただの女の子ではない。
表面では冷静そうに装っていても、気持ちは余裕がなくなってきている。
ジッとしていても、クリスティーナを犯したいという欲望は膨れ上がる一方なのだ。
意中の少女が、自分に全てを預けて無防備になっている。
ちょっとでも理性を失えば、動物的に彼女を犯してしまいかねない。
でもイリスの思い通りには絶対にしたくない。
「ティーナ。オレなんかが本当に触って……」
「いいの……さとしくん……だから……信じているから……だから、外して」
ここまでお願いされたら、言うことを聞かざるを得ない。
クリスティーナのためだ。決して自分の欲望を満たすためではない。
そう、自分に言い聞かせる。
聡の手がぎこちなくワンピースのすそを通って、ブラのフックに触れる。
(すっごくやわらかい)
聡はクリスティーナの暖かい柔肌に触れて、そのデリケートな感触に思わず息をのむ。
喉元が熱くなり、呼吸が浅くなる。
この儚く美しい妖精の生の体に触れているという実感が、手を通して伝わってくる。
ブラのホックを外すと、クリスティーナは体をよじった。
彼女の濡れた唇から、吐息が漏れる。
「あぁん……」
「痛かったか? ごめんな」
「ちがうの……やさしくして……くれて……うれしい……の」
そう言って、クリスティーナは聡の頬っぺたにキスをした。
聡の体はかーっと熱くなる。
理性の限界に近いことを知ってか知らずか、クリスティーナは聡に抱き着いてくる。
シャンプーの香りが鼻孔に充満する。
聡がギュッとクリスティーナを抱き返す。が、必死にそれ以上進むことを耐えている。
そんな理性のダムを突き崩すように、クリスティーナは聡の耳元で囁く。
彼女の顔は既にのぼせて真っ赤になっている。しどろもどろになりながら、言葉を紡いでいく。
「さとし……くん……あたし……熱いの……とってもせつないの……あそこが……へんなの……ほしいの……あんっ……おねがい……」
そしてクリスティーナは、体を聡に完全に預けて、禁断の一言を口にする。
「おか……して」
その声の色っぽさと、媚薬と意中の美少女からの度重なる誘惑に、聡の理性は焼け切れてしまう。
聡は、言葉にならないうめき声をあげる。
そして野生のオスさながらに、クリスティーナと重なり合うようにベッドに倒れ込んだ。
クリスティーナと聡の体に媚薬が充満していく。
クリスティーナはへなへなとベッドに座り込む。脚が痺れて力が入らないようだ。
そんなクリスティーナを聡は心配そうに支える。
「大丈夫か? ティーナ」
「さ、聡くん……あたし……熱いの……とっても……体が……助けて……あんっ」
クリスティーナは自分の胸を聡の腕に押し当てる。恐らく無意識なのだろう。
聡は彼女の熱い吐息を、近くに感じる。さらさらとした金髪が聡の首に触れる。
無垢な目でクリスティーナは聡を見上げてくる。
彼女の息が荒く、呼吸が短い。どうやら余裕はなさそうだ。
たどたどしい口調から判断して、意識がもうろうとしているのだろう。
この媚薬は女に強く作用すると、イリスが言っていたのを思い出す。
こんな無防備な彼女の姿を、聡は初めて見た。
いたずらっぽく快活な美少女の、大人の女としての一面を見た気がした。
発情したクリスティーナの表情は、じっと見ているだけで理性を吹き飛ばされてしまう。
(ごくり)
聡はつばを飲む。こんなに近くで彼女を見たことはない。
その美しさと、可愛らしさに、あらためて圧倒される。
パッチリした青い目と、スッキリと伸びた鼻筋、吸い込まれそうな口、きめ細かく真っ白な肌。
どんな言葉も不十分に感じるほど、女の魅力にあふれている。
聡は、入学式で見かけたその瞬間から、クリスティーナに強く心を惹かれていた。
いや、惹かれたというよりも、頭を撃ち抜かれたような衝撃に見舞われた。
この娘には特別な何かがある。彼女のミステリアスな雰囲気に、そう感じた。
同じ教室で過ごしているせいだろうか。
金髪碧眼の少女の存在は聡の中でますます特別になっていた。
気が付くと、クリスティーナのことをずっと考えている自分がいた。
だから、あの日「聡くん、お願いがあるんだけど」と彼女から話しかけられた時は、嬉しくて堪らなかった。
彼女に頼られていると思うだけで、気分が高揚した。
「ティーナと呼んでいいよ」と、いたずらっ子のような笑顔で言われて、胸が熱くなった。
二人で閉じ込められた今、クリスティーナへの想いは強まるばかりだ。
聡は、クリスティーナが性転換真っ最中であることを知らない。
あくまでクラスに三人いる、とびっきり可愛い女の子の一人という認識だ。
媚薬の効果で、聡の性欲は際限なく高まっていく。
この穢れのない美少女を犯したい。白い精液で汚したい。暴発しそうなペニスはそう訴える。
「負けない。オレは、ティーナに卑怯なことなんて絶対にしない。だってオレは、ティーナのことが……」
「さとし……くん。苦しい……の。胸が……」
クリスティーナは、Aカップのブラを無理して着けている。
女になっていく体への彼女のささやかな抵抗だったが、そろそろきつくなってきていた。
「胸が苦しいのか? どうすればいい?」
「外してほしいの……ブラを……お願い……後ろのホックを……さとし……くん」
それを聞いて、聡は真っ赤になる。女性の下着に触ったことはない。
しかも、お願いしてきているのは他ならぬクリスティーナだ。
ただの女の子ではない。
表面では冷静そうに装っていても、気持ちは余裕がなくなってきている。
ジッとしていても、クリスティーナを犯したいという欲望は膨れ上がる一方なのだ。
意中の少女が、自分に全てを預けて無防備になっている。
ちょっとでも理性を失えば、動物的に彼女を犯してしまいかねない。
でもイリスの思い通りには絶対にしたくない。
「ティーナ。オレなんかが本当に触って……」
「いいの……さとしくん……だから……信じているから……だから、外して」
ここまでお願いされたら、言うことを聞かざるを得ない。
クリスティーナのためだ。決して自分の欲望を満たすためではない。
そう、自分に言い聞かせる。
聡の手がぎこちなくワンピースのすそを通って、ブラのフックに触れる。
(すっごくやわらかい)
聡はクリスティーナの暖かい柔肌に触れて、そのデリケートな感触に思わず息をのむ。
喉元が熱くなり、呼吸が浅くなる。
この儚く美しい妖精の生の体に触れているという実感が、手を通して伝わってくる。
ブラのホックを外すと、クリスティーナは体をよじった。
彼女の濡れた唇から、吐息が漏れる。
「あぁん……」
「痛かったか? ごめんな」
「ちがうの……やさしくして……くれて……うれしい……の」
そう言って、クリスティーナは聡の頬っぺたにキスをした。
聡の体はかーっと熱くなる。
理性の限界に近いことを知ってか知らずか、クリスティーナは聡に抱き着いてくる。
シャンプーの香りが鼻孔に充満する。
聡がギュッとクリスティーナを抱き返す。が、必死にそれ以上進むことを耐えている。
そんな理性のダムを突き崩すように、クリスティーナは聡の耳元で囁く。
彼女の顔は既にのぼせて真っ赤になっている。しどろもどろになりながら、言葉を紡いでいく。
「さとし……くん……あたし……熱いの……とってもせつないの……あそこが……へんなの……ほしいの……あんっ……おねがい……」
そしてクリスティーナは、体を聡に完全に預けて、禁断の一言を口にする。
「おか……して」
その声の色っぽさと、媚薬と意中の美少女からの度重なる誘惑に、聡の理性は焼け切れてしまう。
聡は、言葉にならないうめき声をあげる。
そして野生のオスさながらに、クリスティーナと重なり合うようにベッドに倒れ込んだ。
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