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第2章 新たな生活の始まりと出会い
うわぁ…勇者(屑)ですけど何か?
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「大丈夫ですか!闇帝!」
その声の主は……
「えっ、誰?」
金色のローブを着た明らかに怪しい男。
「貴様!この僕を知らないだと?」
なんですか?あなたどこの◯フォイ?
「ええ知りませんとも、お前な『自分の常識他人の非常識』だってこと覚えといたほうがいいよ?なんで俺がお前のこと知ってなきゃならないわけ?ねぇねぇなんで?明確にクレイジーモンキーでもわかるように説明してくれないかな?ねぇ?ちょっとなんか反応してくれないかな、なに?死んでんの?よしじゃぁこの死体を聖炎で燃やさなきゃ【セイクリッド・フレ
「なんなんだお前は!」
お前こそなんだ、と小一時間ほど問い詰めたい。
「え?俺?俺はねー、ただのしがないちょっと強いだけの冒険者さ!」
「お前でちょっとだったらたいていの冒険者が激弱だよ」
んんー?なんだい闇帝?
という視線を右手に【終焉魔法:フレア・エンド】を構えながらニッコリと笑う。
「ひっ…すみませんでした許してください。」
うんうん、素直なヤツは嫌いじゃないよ。
「おい!だからお前は誰なんだ!」
「じゃあ逆に聞くけど
お 前 誰 だ よ 」
「貴様!僕のことを知らないだと!」
あーもういいからさ、そういうの
「さっさと名前と自分に関することを言えっつってんだよ。それを自己紹介っていうのも知らねーのか?あ?誰もが自分のことを知ってると思ってるとかどこにいるってんd…あっ!?目の前にいたやだぁ、もう…」
「僕はこの国の勇者 エルエルダルト・オランジーナだ!」
お、おらんじーな?オレンジの炭酸飲料ですか?
ってかこの国の勇者ってコウスケじゃなかったのか?
「…へぇ…?」
「なっなんだその返事は!僕は勇者なんだぞ!?」
いやいやいや
「勇者だから、何?」
…
「「ブフォッ」」
「なっ…貴様ァ!勇者を侮辱したうえさらには闇帝を傷つけた罪は重いぞ!くらえ【ライトバインド】【ホーリーバレット】!」
いや試験だし、勝手に侮辱されただけだし。
しかもナニコレ?スッカスカやんこの魔法。
俺は、右手を前に構えて魔法をかき消す。
「なっ…何をした!僕の魔法が!」
なっ…ばっかりだなこの勇者ウケる。
「お前の魔法がスカスカだからかき消しただけー、さっさとけぇれぇー、【ゲート】」
勇者の足元に王城の上空100mの位置につながるゲートを展開する。
「没ッシュート!」
「は?何を言ってええええええええええええぇぇぇぇぇぇぇ………」
勇者は死んだ。
スイーツ(笑)
「はぁ…あの勇者さっさと死んでくれませんかね…めんどくさい…」
「とかいっても?」
「「一応国の勇者だから手が出せない…はぁ…」」
ものすごく大変そうですね。あいつが死ぬまでは帝とかやりたくないw
「ところで、試験って?」
あの勇者のせいで忘れてたけどね
「いやこれに関してはすぐには出ないんです。この魔道具で記録したのを会議で提出して、国からの正式な通達がギルドに行って、王からランクをいただかないといけないんです。さすがに大貴族と同等の権力と発言力を有しますからね。」
なるほど…小説みたいにマスターが『よし認めよう』な感じにはいかないんだ。
「まあいいや。俺は帰るよ。」
「そうですね、私も帰りましょう。」
「「【転移】」」
そういってほとんど同時に本当はできないはずの転移でその場から去っていった二人。
「俺空気…おいて行かれた…俺(転移防死結界無視して)転移できないのに…」
ドンマイ闇帝☆
***お知らせ***
表紙画像を変更しました~
本当はプロ画のために書き始めたのが思いのほか力はいっちゃって
僕の中ではかなりいい出来になってしまったので表紙にしちゃいました~
え、髪の色が変わってる?
s、しょ、小説の中には書いてないけど、だけど、あ、あの、あれ、シードと、かぶったから変えたんだよ…きっと、、、
嘘です。間違えました。でもそういうことでお願いします。
その声の主は……
「えっ、誰?」
金色のローブを着た明らかに怪しい男。
「貴様!この僕を知らないだと?」
なんですか?あなたどこの◯フォイ?
「ええ知りませんとも、お前な『自分の常識他人の非常識』だってこと覚えといたほうがいいよ?なんで俺がお前のこと知ってなきゃならないわけ?ねぇねぇなんで?明確にクレイジーモンキーでもわかるように説明してくれないかな?ねぇ?ちょっとなんか反応してくれないかな、なに?死んでんの?よしじゃぁこの死体を聖炎で燃やさなきゃ【セイクリッド・フレ
「なんなんだお前は!」
お前こそなんだ、と小一時間ほど問い詰めたい。
「え?俺?俺はねー、ただのしがないちょっと強いだけの冒険者さ!」
「お前でちょっとだったらたいていの冒険者が激弱だよ」
んんー?なんだい闇帝?
という視線を右手に【終焉魔法:フレア・エンド】を構えながらニッコリと笑う。
「ひっ…すみませんでした許してください。」
うんうん、素直なヤツは嫌いじゃないよ。
「おい!だからお前は誰なんだ!」
「じゃあ逆に聞くけど
お 前 誰 だ よ 」
「貴様!僕のことを知らないだと!」
あーもういいからさ、そういうの
「さっさと名前と自分に関することを言えっつってんだよ。それを自己紹介っていうのも知らねーのか?あ?誰もが自分のことを知ってると思ってるとかどこにいるってんd…あっ!?目の前にいたやだぁ、もう…」
「僕はこの国の勇者 エルエルダルト・オランジーナだ!」
お、おらんじーな?オレンジの炭酸飲料ですか?
ってかこの国の勇者ってコウスケじゃなかったのか?
「…へぇ…?」
「なっなんだその返事は!僕は勇者なんだぞ!?」
いやいやいや
「勇者だから、何?」
…
「「ブフォッ」」
「なっ…貴様ァ!勇者を侮辱したうえさらには闇帝を傷つけた罪は重いぞ!くらえ【ライトバインド】【ホーリーバレット】!」
いや試験だし、勝手に侮辱されただけだし。
しかもナニコレ?スッカスカやんこの魔法。
俺は、右手を前に構えて魔法をかき消す。
「なっ…何をした!僕の魔法が!」
なっ…ばっかりだなこの勇者ウケる。
「お前の魔法がスカスカだからかき消しただけー、さっさとけぇれぇー、【ゲート】」
勇者の足元に王城の上空100mの位置につながるゲートを展開する。
「没ッシュート!」
「は?何を言ってええええええええええええぇぇぇぇぇぇぇ………」
勇者は死んだ。
スイーツ(笑)
「はぁ…あの勇者さっさと死んでくれませんかね…めんどくさい…」
「とかいっても?」
「「一応国の勇者だから手が出せない…はぁ…」」
ものすごく大変そうですね。あいつが死ぬまでは帝とかやりたくないw
「ところで、試験って?」
あの勇者のせいで忘れてたけどね
「いやこれに関してはすぐには出ないんです。この魔道具で記録したのを会議で提出して、国からの正式な通達がギルドに行って、王からランクをいただかないといけないんです。さすがに大貴族と同等の権力と発言力を有しますからね。」
なるほど…小説みたいにマスターが『よし認めよう』な感じにはいかないんだ。
「まあいいや。俺は帰るよ。」
「そうですね、私も帰りましょう。」
「「【転移】」」
そういってほとんど同時に本当はできないはずの転移でその場から去っていった二人。
「俺空気…おいて行かれた…俺(転移防死結界無視して)転移できないのに…」
ドンマイ闇帝☆
***お知らせ***
表紙画像を変更しました~
本当はプロ画のために書き始めたのが思いのほか力はいっちゃって
僕の中ではかなりいい出来になってしまったので表紙にしちゃいました~
え、髪の色が変わってる?
s、しょ、小説の中には書いてないけど、だけど、あ、あの、あれ、シードと、かぶったから変えたんだよ…きっと、、、
嘘です。間違えました。でもそういうことでお願いします。
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