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第2章 新たな生活の始まりと出会い
帝=変態集団ですけど何か?
しおりを挟む10億円の次の日。
「さて、ギルド行きますか… 【転移】
ドンガラガッシャンゴーンガーン!
来たけど?」
「………」
返事がないただのコーヒーを被った屍のようだ。
「仕方がない…
放置しよう」
「待て待て待て!」
あれ?生きてたんだ。
「生きてるわ!」
「心を読んだ…だと?」
「思いっきり口に出てたわ!」
しまった…気を付けないと…悪い癖だ。
「…で?用ってのは?ああ、XXXランクの件か。」
「そうそう、そういうわけ、話は通してあるから今から呼ぶわ。今回の試験官は闇帝と氷帝だから。」
ん…?
「全員じゃないのか?」
「前はそれだったんだけどあんな変態集団いっぱい集めても五月蠅いだけだから数人に絞ることにしたんだ。そんで、今回イイ感じに手が空いてるのがその二人だったわけ」
変ww態ww集ww団wwwww
それでいいのか帝wwwwの扱いwwwwwww
「そういうわけで修練所いっといてくれ」
「りょ 【転移】」
「いやだからここ転移できないはずなんだけど」
「というわけでやってきました修練所」
となんとそこには、怪しいローブ集団が!
「ま…まさか…賊か!」
「そんなわけあるか!」
と声を荒げたのはたいていが男なら陰キャ、女ならクーデレと相場で決まっているであろう黒ローブこと闇帝。
「陰キャじゃねーから!」
な…心を…
「読んだ…だと!?」
「いや口に出てましたけどね」
と割と丁寧な口調で語りかけてきたのは空色ローブのおそらく氷帝。
俺の予想では声からして金髪美人。
「っと…本題忘れるとこだった…試験やらないとさっさと終わらせて帰りたいんだよ…(帝のお二人もお忙しいでしょうし)」
「心と声が逆になってると思うぞ!?」
「全く…XXXランクの試験を受ける人でここまでの怠惰は一人も…あっ…」
なんだその『あっ…(察し』は
「誰かいるんですかー?」
気になるから一応敬語でいう。
「ああ…うん…、全帝がね…ってその敬う気のない敬語いらないからやめてほしいんだけど」
「なぜわかった!」
「いやわかるだろ、そんな気の抜けた返事してりゃ」
うるさいな闇帝
「うるさいな闇帝」
しまったまた声に出て…
「そんなの今にわかったことじゃないだろ」
「「開き直った……だと?」」
テレレレッテレー!闇帝は新スキル【ヒラキナオーリ】を会得した!
どんなやねんw
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