とりあえず転生しましたが何か?

柚野ぽんづ

文字の大きさ
上 下
14 / 22
第2章 新たな生活の始まりと出会い

帝=変態集団ですけど何か?

しおりを挟む


10億円の次の日。


「さて、ギルド行きますか… 【転移】



 ドンガラガッシャンゴーンガーン!



 来たけど?」


「………」


返事がないただのコーヒーを被った屍のようだ。


「仕方がない…













  放置しよう」


「待て待て待て!」


あれ?生きてたんだ。


「生きてるわ!」


「心を読んだ…だと?」


「思いっきり口に出てたわ!」


しまった…気を付けないと…悪い癖だ。


「…で?用ってのは?ああ、XXXランクの件か。」


「そうそう、そういうわけ、話は通してあるから今から呼ぶわ。今回の試験官は闇帝と氷帝だから。」


ん…?


「全員じゃないのか?」


「前はそれだったんだけどあんな変態集団いっぱい集めても五月蠅いだけだから数人に絞ることにしたんだ。そんで、今回イイ感じに手が空いてるのがその二人だったわけ」


変ww態ww集ww団wwwww


それでいいのか帝wwwwの扱いwwwwwww


「そういうわけで修練所いっといてくれ」


「りょ 【転移】」


「いやだからここ転移できないはずなんだけど」



「というわけでやってきました修練所」



となんとそこには、怪しいローブ集団が!


「ま…まさか…賊か!」


「そんなわけあるか!」


と声を荒げたのはたいていが男なら陰キャ、女ならクーデレと相場で決まっているであろう黒ローブこと闇帝。


「陰キャじゃねーから!」


な…心を…


「読んだ…だと!?」


「いや口に出てましたけどね」


と割と丁寧な口調で語りかけてきたのは空色ローブのおそらく氷帝。


俺の予想では声からして金髪美人。


「っと…本題忘れるとこだった…試験やらないとさっさと終わらせて帰りたいんだよ…(帝のお二人もお忙しいでしょうし)」


「心と声が逆になってると思うぞ!?」


「全く…XXXランクの試験を受ける人でここまでの怠惰は一人も…あっ…」


なんだその『あっ…(察し』は


「誰かいるんですかー?」


気になるから一応敬語でいう。


「ああ…うん…、全帝がね…ってその敬う気のない敬語いらないからやめてほしいんだけど」


「なぜわかった!」


「いやわかるだろ、そんな気の抜けた返事してりゃ」


うるさいな闇帝


「うるさいな闇帝」


しまったまた声に出て…


「そんなの今にわかったことじゃないだろ」


「「開き直った……だと?」」


テレレレッテレー!闇帝は新スキル【ヒラキナオーリ】を会得した!


どんなやねんw

しおりを挟む
感想 3

あなたにおすすめの小説

悪役令息に転生したけど…俺…嫌われすぎ?

「ARIA」
BL
階段から落ちた衝撃であっけなく死んでしまった主人公はとある乙女ゲームの悪役令息に転生したが...主人公は乙女ゲームの家族から甘やかされて育ったというのを無視して存在を抹消されていた。 王道じゃないですけど王道です(何言ってんだ?)どちらかと言うとファンタジー寄り 更新頻度=適当

主人公の兄になったなんて知らない

さつき
BL
レインは知らない弟があるゲームの主人公だったという事を レインは知らないゲームでは自分が登場しなかった事を レインは知らない自分が神に愛されている事を 表紙イラストは マサキさんの「キミの世界メーカー」で作成してお借りしています⬇ https://picrew.me/image_maker/54346

某国の皇子、冒険者となる

くー
BL
俺が転生したのは、とある帝国という国の皇子だった。 転生してから10年、19歳になった俺は、兄の反対を無視して従者とともに城を抜け出すことにした。 俺の本当の望み、冒険者になる夢を叶えるために…… 異世界転生主人公がみんなから愛され、冒険を繰り広げ、成長していく物語です。 主人公は魔法使いとして、仲間と力をあわせて魔物や敵と戦います。 ※ BL要素は控えめです。 2020年1月30日(木)完結しました。

自己評価下の下のオレは、血筋がチートだった!?

トール
BL
一般家庭に生まれ、ごく普通の人生を歩んで16年。凡庸な容姿に特出した才もない平凡な少年ディークは、その容姿に負けない平凡な毎日を送っている。と思っていたのに、周りから見れば全然平凡じゃなかった!? 実はこの世界の創造主(神王)を母に持ち、騎士団の師団長(鬼神)を父に持つ尊い血筋!? 両親の素性を知らされていない世間知らずな少年が巻き起こすドタバタBLコメディー。 ※「異世界で神様になってたらしい私のズボラライフ」の主人公の息子の話になります。 こちらを読んでいなくても楽しめるように作っておりますが、親の話に興味がある方はぜひズボラライフも読んでいただければ、より楽しめる作品です。

例え何度戻ろうとも僕は悪役だ…

東間
BL
ゲームの世界に転生した留木原 夜は悪役の役目を全うした…愛した者の手によって殺害される事で…… だが、次目が覚めて鏡を見るとそこには悪役の幼い姿が…?! ゲームの世界で再び悪役を演じる夜は最後に何を手に? 攻略者したいNO1の悪魔系王子と無自覚天使系悪役公爵のすれ違い小説!

BL世界に転生したけど主人公の弟で悪役だったのでほっといてください

わさび
BL
前世、妹から聞いていたBL世界に転生してしまった主人公。 まだ転生したのはいいとして、何故よりにもよって悪役である弟に転生してしまったのか…!? 悪役の弟が抱えていたであろう嫉妬に抗いつつ転生生活を過ごす物語。

転生したけど赤ちゃんの頃から運命に囲われてて鬱陶しい

翡翠飾
BL
普通に高校生として学校に通っていたはずだが、気が付いたら雨の中道端で動けなくなっていた。寒くて死にかけていたら、通りかかった馬車から降りてきた12歳くらいの美少年に拾われ、何やら大きい屋敷に連れていかれる。 それから温かいご飯食べさせてもらったり、お風呂に入れてもらったり、柔らかいベッドで寝かせてもらったり、撫でてもらったり、ボールとかもらったり、それを投げてもらったり───ん? 「え、俺何か、犬になってない?」 豹獣人の番大好き大公子(12)×ポメラニアン獣人転生者(1)の話。 ※どんどん年齢は上がっていきます。 ※設定が多く感じたのでオメガバースを無くしました。

男装の麗人と呼ばれる俺は正真正銘の男なのだが~双子の姉のせいでややこしい事態になっている~

さいはて旅行社
BL
双子の姉が失踪した。 そのせいで、弟である俺が騎士学校を休学して、姉の通っている貴族学校に姉として通うことになってしまった。 姉は男子の制服を着ていたため、服装に違和感はない。 だが、姉は男装の麗人として女子生徒に恐ろしいほど大人気だった。 その女子生徒たちは今、何も知らずに俺を囲んでいる。 女性に囲まれて嬉しい、わけもなく、彼女たちの理想の王子様像を演技しなければならない上に、男性が女子寮の部屋に一歩入っただけでも騒ぎになる貴族学校。 もしこの事実がバレたら退学ぐらいで済むわけがない。。。 周辺国家の情勢がキナ臭くなっていくなかで、俺は双子の姉が戻って来るまで、協力してくれる仲間たちに笑われながらでも、無事にバレずに女子生徒たちの理想の王子様像を演じ切れるのか? 侯爵家の命令でそんなことまでやらないといけない自分を救ってくれるヒロインでもヒーローでも現れるのか?

処理中です...