とりあえず転生しましたが何か?

柚野ぽんづ

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第2章 新たな生活の始まりと出会い

早速異世界的エンカウントですが何か?

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とある少女side



私はギルドの依頼としてプラチナウルフの討伐に来ていた。

なんとか討伐を成功させ、帰る途中のこと。

疲れていたせいかしっかりと前が見えていなかった。

目の前は気づけば崖。なぜこんなところに来てしまったのかと思いつつ引き返そうとしたとき突如、足場が崩れ、当然のことながら私の身体は重力に従って落ちていく。

「いやあああああああ!!!!」

すると、私よりもさらに上空から声がした。


「万有引力ゥゥゥゥゥゥゥ!!!!!!!」


上には何もないのにどこから落ちてきたんだろう。

転移でもミスったのかな。バカな人。

とかなんとか思っていたら、私はその声の主に抱えられていた。

確かに聞こえた声は男性だったが、一瞬だけ途切れつつある意識の中で見えたその顔はまるで、女性で、天使のような端正な顔立ちをした人だった。


side out






「万有引力ゥゥゥゥゥゥゥ!!!!!!!」



俺は、今まさに、重力加速度9.8m/s^2(基本的に物理法則等は地球と同じらしい)で、加速をしながら空中を落下していっている。
そして陸が近くなった。ここら一帯は大きめの渓谷地形のようだ。


あれ?


なんか崖から人が落っこちてる。


女の子がなんか落ちてってますけどー!?


こ れ は 恋愛フラグではないか!


盛 り 上 が っ て ま い り ま し た w w


俺は体を縦にして空気抵抗を減らし、落下速度を上げる。


そして泳ぐようにして女の子のとこまでたどり着き、抱えるような状態にする。


う っ は w w w w 

めっさかわいいやんけwwwww


…あ、抱えたはいいがどうやって着地しよう。





うーん、



あ、





魔法作っちゃえばいいじゃん


「【魔法創造(マジック・クリエイティング)】どんな高さから着地しても全く問題ない程度の空間を【セーフティー・ランディング・テリトリー安全極まりない着地領域】」


詠唱とかは…うん、たぶん関係ない。イメージを固めるだけってゼロに教えてもらったから。

まぁ、するとなんと、俺の身体を中心に大きな光の円が出来て、着地をしようとすると、すべての物理法則を無視したように、


ふわっ



って、着地したwwww


予想のはるか上を行ってくれた俺のイメージ力wwwww


まぁとりあえず、なんか気絶しちゃってるみたいだから女の子を創造で出した布団の上に寝かせる。
起きるまでに神の知識を使って現在地の情報を確かめる。


---

現在地:デスフォール(死の谷) ランク:OV

三極の龍である シルバードラゴンが棲むとされている

---





ん…(。´・ω・)?

三極?

それってまずいんじゃn『ギュアアアアアアアアアァァァ!!!』


おいいいいいいいいい!!


とりあえず、その声の方向を向くと








そこには、










レウス亜種がいたwwwwwwwwww



――――――

更新のろまですすみません。
書き始めたはいいんですが案外続きが書けなくって…
エブリスタのほうでかいた処女作が支離滅裂のちんぷんかんぷんになるような、
読者置いてけぼりな駄作だったので、気を付けながら書いているとどうも…ね…

話の流れは割と組み立っている(と思う)ので頑張ってスケジュールと戦いつつ暇を縫って書きます…
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