とりあえず転生しましたが何か?

柚野ぽんづ

文字の大きさ
上 下
2 / 22
第1章 転生とそんな感じの世界

とりあえず神様に会いましたが何か?

しおりを挟む

「知らない天井だ。」

俺が目覚めたのは何もない白い空間。

「いや天井じゃないし」

そう言ってきたのは、背中に10対20枚の翼を付けた170後半くらいはある身長をしたイケメン。

「…だれ?変態さんですか?」

「神様です。」

「あなたが神か」

「いいえケフィアです」

「お、おう…」

そうじゃなくってさ、いいかげんなんかしゃべってくれ、

「さってと、まずは自己紹介だ。」

そういってイケメンは俺に自己紹介を始めた。

「俺は一応みんなが言う神様ってことになってる、創世神ともいうが唯一神…つまりすべての生みの親アトンと呼ばれるものだ。正確には名前はまだない。というか…前に捨てた。」

何言ってんだコイツ。本気で変態…いや変人だ。逃げよう。

「まて逃げるな。ってか俺から逃げられる奴なんてそうそういないが」

「そうか、じゃあ逃げてみせる!」

陸上全国1位の実力を嘗めるなよ~

と思っていた時が俺にもあった(5秒ほど前)

走り出して数秒して距離が開くが一向に追いかけてくる気配はない。

これは口ほどにもないんじゃね?と思っていると突然目の前に自称神が現れた。

「ほらね、俺からは逃げられんから」

「なん……だと…」

「さて、神と信じてもらうにはどうしたらいいかね…そうか、」

そういって男は手を何もない空間にかざすとそこにいきなり六本木ヒルズの森タワー
に負けず劣らずのビルが現れ

「破ッ」

デコピンで粉々に砕いたwwwwww

「どう?信じてくれる?」

「はぁ…、これを信じずにどうしろと?で、あなたは神。で俺がここにいるってことは勇者召喚に巻き込まれたのでどうしましょぉって話でしょ?」

「おお、そこまでわかってるのなら話が早い。実はね、ルクスデリアという世界のメディール王国というところが勇者召喚をしたんだけど、それの性能の悪いことなんと定員が1人だったから、ふうちゃんは投げ出されたってことですね。それを僕が拾ったの。」

「で、本来は地球に返したいけど、もう存在が抹消されてるから転生させようと」

「exactlly!(その通り!)」

なんか厄介ごとの予感だ…。

「ま、そんなことないさ、基本は君の友達…勇者幸助に丸投げで平気だって。」

「それもそうかwwww」

「「あはははははwwwwww」」

「えっと、転生させるにあたって能力あげなきゃならないんだけど…めんどくさいな、俺の能力コピーするわ」

「へっ?」

すると男は俺に向けて中指と親指をあわせて、

ビシツ

「ぐあああああああ!!!いでえええええ!何すんじゃこんにゃろぉ!」

「これで俺の能力コピーしたから、たいていの能力が99%行使できるよ。つまり、」

「つまり?」

「俺を除いた誰よりも最強wwwww」

「でじまwwwww」

「それじゃあ…、あまりに力がでかすぎるからちょっとこっちきな、トレーニング。」

そういって肩をたたかれたかと思うと、景色が若干代わり、相も変わらず真っ白な空間だが、さっきのようにどこまでも続いているわけではなく、目に見える範囲の有限な空間。

そこで俺は死ぬほど特訓を受けさせられた…。

まずは世界の基礎知識、次章参照。

魔力のコントロール、初級から神級まで詠唱破棄で発動できるまで飯抜き。

さらには人間には察知できないレベルでの隠密や、さまざまなタイプの武器を使いこなすことなどなど、
まじで死にかけた…。

そして1億年後(本気)

時魔法かなんかを使ってあるらしいので時間は1億年で外の1秒だってwwww

縮尺おかしいだろwwww

「さってと、修行もしたしそろそろ行きまっか」

「よろ~、ゼロ」

エイトとは名無しの神に俺がつけた名前。唯一神ということはすべての生みの親。つまりなにもなかった。すべての始まり。φ、ゼロだ。

「さてと俺の名前について知らなくていいことまで知った気がするけどいいや…。


 いってらバイト。」

そういって俺は下界に転移していった。





「はぁ、ゼロ…ね、またその名で呼ばれるとは思わなかったよ——■■■…」





一方楓太のほうは、


「ギャアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!なんで転移したのにスカイダイビングなんだああああぁぁぁぁぁ…!!!!」


落ちていた。
しおりを挟む
感想 3

あなたにおすすめの小説

悪役令息に転生したけど…俺…嫌われすぎ?

「ARIA」
BL
階段から落ちた衝撃であっけなく死んでしまった主人公はとある乙女ゲームの悪役令息に転生したが...主人公は乙女ゲームの家族から甘やかされて育ったというのを無視して存在を抹消されていた。 王道じゃないですけど王道です(何言ってんだ?)どちらかと言うとファンタジー寄り 更新頻度=適当

主人公の兄になったなんて知らない

さつき
BL
レインは知らない弟があるゲームの主人公だったという事を レインは知らないゲームでは自分が登場しなかった事を レインは知らない自分が神に愛されている事を 表紙イラストは マサキさんの「キミの世界メーカー」で作成してお借りしています⬇ https://picrew.me/image_maker/54346

僕の太客が義兄弟になるとか聞いてない

コプラ@貧乏令嬢〜コミカライズ12/26
BL
 没落名士の長男ノアゼットは日々困窮していく家族を支えるべく上級学校への進学を断念して仕送りのために王都で働き出す。しかし賢くても後見の無いノアゼットが仕送り出来るほど稼げはしなかった。  そんな時に声を掛けてきた高級娼家のマダムの引き抜きで、男娼のノアとして働き出したノアゼット。研究肌のノアはたちまち人気の男娼に躍り出る。懇意にしてくれる太客がついて仕送りは十分過ぎるほどだ。  そんな中、母親の再婚で仕送りの要らなくなったノアは、一念発起して自分の人生を始めようと決意する。順風満帆に滑り出した自分の生活に満ち足りていた頃、ノアは再婚相手の元に居る家族の元に二度目の帰省をする事になった。 そこで巻き起こる自分の過去との引き合わせに動揺するノア。ノアと太客の男との秘密の関係がまた動き出すのか?

某国の皇子、冒険者となる

くー
BL
俺が転生したのは、とある帝国という国の皇子だった。 転生してから10年、19歳になった俺は、兄の反対を無視して従者とともに城を抜け出すことにした。 俺の本当の望み、冒険者になる夢を叶えるために…… 異世界転生主人公がみんなから愛され、冒険を繰り広げ、成長していく物語です。 主人公は魔法使いとして、仲間と力をあわせて魔物や敵と戦います。 ※ BL要素は控えめです。 2020年1月30日(木)完結しました。

自己評価下の下のオレは、血筋がチートだった!?

トール
BL
一般家庭に生まれ、ごく普通の人生を歩んで16年。凡庸な容姿に特出した才もない平凡な少年ディークは、その容姿に負けない平凡な毎日を送っている。と思っていたのに、周りから見れば全然平凡じゃなかった!? 実はこの世界の創造主(神王)を母に持ち、騎士団の師団長(鬼神)を父に持つ尊い血筋!? 両親の素性を知らされていない世間知らずな少年が巻き起こすドタバタBLコメディー。 ※「異世界で神様になってたらしい私のズボラライフ」の主人公の息子の話になります。 こちらを読んでいなくても楽しめるように作っておりますが、親の話に興味がある方はぜひズボラライフも読んでいただければ、より楽しめる作品です。

例え何度戻ろうとも僕は悪役だ…

東間
BL
ゲームの世界に転生した留木原 夜は悪役の役目を全うした…愛した者の手によって殺害される事で…… だが、次目が覚めて鏡を見るとそこには悪役の幼い姿が…?! ゲームの世界で再び悪役を演じる夜は最後に何を手に? 攻略者したいNO1の悪魔系王子と無自覚天使系悪役公爵のすれ違い小説!

BL世界に転生したけど主人公の弟で悪役だったのでほっといてください

わさび
BL
前世、妹から聞いていたBL世界に転生してしまった主人公。 まだ転生したのはいいとして、何故よりにもよって悪役である弟に転生してしまったのか…!? 悪役の弟が抱えていたであろう嫉妬に抗いつつ転生生活を過ごす物語。

その瞳の先

sherry
BL
「お前だから守ってきたけど、もういらないね」 転校生が来てからすべてが変わる 影日向で支えてきた親衛隊長の物語 初投稿です。 お手柔らかに(笑)

処理中です...