305 / 352
第十四章 少年
第299話:意地の張り合い、煽り合い
しおりを挟む
「それは名案だ。クリス、ここには疲労回復に効く温泉もあるしサウナもある。今日の我々にはおあつらえ向きだぞ」
「それはありがたい」
くまんつ様のお泊まりが決まり、従業員の皆がお客様用のお部屋をササっと整えてくれた。クランツ辺境伯家の御嫡男は超VIP待遇だ。
二人は念願のかつサンドまで爆食いして十分な食休みを取った後、着替えてトレーニングを始めた。
わたしはその様子をなにげなく見学していたのだけれども、彼らの運動量は「アスリートですらそこまでやらない」とツッコみたくなるほどえげつないものだった。
食べる量も、動く量も人並み外れている。
最初こそ普通にジョギングやマシンジムをこなしていたものの、途中でフラリと外に出ていった。
何をするのかと思いきや、ゴールの場所を決めて全力疾走を数えきれないほどやり始める。勝ったの負けたのとキャッキャしていて微笑ましい。
ところがその後、徐々に雲行きが怪しくなっていった。
どちらがより多く腹筋できるか、腕立て伏せができるか、スクワットができるか……と、競争が止まらない。
お互いに「俺のほうがスゴイ」「いいや俺のほうが」と煽り合い、勝負がついたかと思いきや「もう一回だ!」「やりたきゃ土下座しろ」「お願いします!」「ふはは、情けない奴め、付き合ってやろう」と、『泣きのもう一回』を互いに発動し合って終わりがないのだ。
そうこうしているうちにアレンさんが夕方のトレーニングを始める時間になった。
それまでの泥仕合を見ていた彼は、少し離れた場所でウォーミングアップをしていた。
彼が「自分は関係ない」と一線を引いているにも関わらず、すぐに先輩二人はネチネチと絡み始めた。
「ふっ……アレンもまだまだだな。しょせんは口だけか」
「負けるのがコワイのだな、書記クン。君は臆病者だったのだな」
ヴィル先輩とくまんつ先輩の芝居がかった煽りにピキッと青筋を立て、アレンさんまで負けず嫌いを発症。
徒競走ではゴール手前で先輩二人をぶち抜くわ、反復横跳び勝負では残像が見えそうな勢いで動くわ、口を開けば「それは衰えと言うより『老い』ですね。このヘッポコじじい」と先輩を煽るわ、見事に巻き込まれていた。
わたしはと言うと、騎士団宿舎へくまんつ様のお泊まりセットを取りにいってくれた従者のザップさんをお見送りしたり、自家製スポーツドリンクを出したり、冷たいおしぼりを出したりと、部活のマネージャーと化していた。
満足いくまで動けたのか、三人はぽやぽやと浄化魔法をかけながら来客用のゴージャスな大浴場へ仲良く入っていく。
マッタリとお風呂に入ってお喋りでもしているのだろうと思っていたら、今度はサウナでも何か張り合っていたというから本当に困ったものだ。
野菜中心のヘルシーなお夕食を済ませた後は、ヴィルさんのお部屋に集まると言う。軽くお酒が飲みたいと言うので、ワゴンに飲み物を用意して運んでもらった。
てっきり男子会を開催して内緒話でもするのかと思いきや「リアも来ないか」と誘って頂いたのでお邪魔することに。
「お邪魔しまーす」と、部屋に入った瞬間、後ろにのけぞった。
男子の色気が充満していて窒息しそう……。
お風呂上がりに部屋着でくつろぐヴィルさんが色気のどしゃ降り大洪水を起こしているのは通常営業だ。
プライベートの彼は仕事中とは別の香水をつけているので、まず匂いが違う。仕事中は柑橘系の爽やかな香りだけど、プライベートはセクシーな大人の香りがする。
それに、仕事中は額が見えるようセットしている髪がお風呂の後は下りているため、カッコ良さは据え置きのまま、色っぽさと可愛さが増量される。
くまんつ様は気取らない洗いざらしのシャツ一枚と緩めのパンツ姿でリラックスしていた。彼もまた、なんだか謎の色気(?)に包まれている。
ただ、相変わらず顔面がモシャモシャで素顔がよく分からないので、本当に色気なのかは分からない。
強いて言うなら、癒しのオーラ『くまん気』だろうか(なんだそれ)
開いたシャツの襟から、バッキバキの胸筋が覗いているので、ちょっと刺激強めだ。
あんまりジロジロ見て変態だと思われても困るので、チラ見くらいにしておいた。
逞しい肉体にイイ声、謎の『くまん気』による癒しパワー、そして優しい性格。ほのかに漂うチョイワル風味。これに貴族令嬢たちはコロリとやられて群がってしまうのだろう。
業務時間外のアレンさんが神がかっているのも通常営業だ。
プライベートの彼は私服がお洒落でメガネも外しており、御守りだという小さな黄色い石が付いたピアスをしている。
いわゆるお出かけ用のビカビカお貴族様スーツ姿が素敵なのはさておき、カジュアルでもちょっと洒落たシャツを着ているため、周りの男子から「どこで買ったのか」と聞かれている様子をよく見かけた。
彼は流行の先端を闊歩しているオシャレ男子だ。
案の定、くまんつ様が彼のシャツを触って生地の感触を確かめながら、「これどこで作った?」と聞いていた。
アレンさんもお風呂上がりで前髪が下りているせいか、可愛さが追加されている。
くまんつ様の抱き枕とエコバッグ、ヴィルさんのセクシーポスターと日めくりカレンダー、アレンさんのアクリルスタンドと関節が全部動いて着せ替えができるフィギュア……。グッズ化して王都で売りさばきたい衝動がムラムラと湧き上がってくる(絶対に儲かる)
フィデルさんのクリアファイルとペンケース、それから、マークさんのサイン入りハチマキと木刀あたりも良いと思う。特に木刀は防犯におススメです。いかがですか?
騎士団グッズでうはうは儲ける妄想をしてニヨニヨしていたら、突如カカカカカッ……と、妙な音が聞こえた。
振り返ると、飲み物を用意するために運び入れた大きなワゴン付近から音がしている。
「何の音でしょう??」
ワゴンで飲み物を作ってくれていたメイドさんに声を掛けたものの、なんだか彼女の様子がおかしい。
「それはありがたい」
くまんつ様のお泊まりが決まり、従業員の皆がお客様用のお部屋をササっと整えてくれた。クランツ辺境伯家の御嫡男は超VIP待遇だ。
二人は念願のかつサンドまで爆食いして十分な食休みを取った後、着替えてトレーニングを始めた。
わたしはその様子をなにげなく見学していたのだけれども、彼らの運動量は「アスリートですらそこまでやらない」とツッコみたくなるほどえげつないものだった。
食べる量も、動く量も人並み外れている。
最初こそ普通にジョギングやマシンジムをこなしていたものの、途中でフラリと外に出ていった。
何をするのかと思いきや、ゴールの場所を決めて全力疾走を数えきれないほどやり始める。勝ったの負けたのとキャッキャしていて微笑ましい。
ところがその後、徐々に雲行きが怪しくなっていった。
どちらがより多く腹筋できるか、腕立て伏せができるか、スクワットができるか……と、競争が止まらない。
お互いに「俺のほうがスゴイ」「いいや俺のほうが」と煽り合い、勝負がついたかと思いきや「もう一回だ!」「やりたきゃ土下座しろ」「お願いします!」「ふはは、情けない奴め、付き合ってやろう」と、『泣きのもう一回』を互いに発動し合って終わりがないのだ。
そうこうしているうちにアレンさんが夕方のトレーニングを始める時間になった。
それまでの泥仕合を見ていた彼は、少し離れた場所でウォーミングアップをしていた。
彼が「自分は関係ない」と一線を引いているにも関わらず、すぐに先輩二人はネチネチと絡み始めた。
「ふっ……アレンもまだまだだな。しょせんは口だけか」
「負けるのがコワイのだな、書記クン。君は臆病者だったのだな」
ヴィル先輩とくまんつ先輩の芝居がかった煽りにピキッと青筋を立て、アレンさんまで負けず嫌いを発症。
徒競走ではゴール手前で先輩二人をぶち抜くわ、反復横跳び勝負では残像が見えそうな勢いで動くわ、口を開けば「それは衰えと言うより『老い』ですね。このヘッポコじじい」と先輩を煽るわ、見事に巻き込まれていた。
わたしはと言うと、騎士団宿舎へくまんつ様のお泊まりセットを取りにいってくれた従者のザップさんをお見送りしたり、自家製スポーツドリンクを出したり、冷たいおしぼりを出したりと、部活のマネージャーと化していた。
満足いくまで動けたのか、三人はぽやぽやと浄化魔法をかけながら来客用のゴージャスな大浴場へ仲良く入っていく。
マッタリとお風呂に入ってお喋りでもしているのだろうと思っていたら、今度はサウナでも何か張り合っていたというから本当に困ったものだ。
野菜中心のヘルシーなお夕食を済ませた後は、ヴィルさんのお部屋に集まると言う。軽くお酒が飲みたいと言うので、ワゴンに飲み物を用意して運んでもらった。
てっきり男子会を開催して内緒話でもするのかと思いきや「リアも来ないか」と誘って頂いたのでお邪魔することに。
「お邪魔しまーす」と、部屋に入った瞬間、後ろにのけぞった。
男子の色気が充満していて窒息しそう……。
お風呂上がりに部屋着でくつろぐヴィルさんが色気のどしゃ降り大洪水を起こしているのは通常営業だ。
プライベートの彼は仕事中とは別の香水をつけているので、まず匂いが違う。仕事中は柑橘系の爽やかな香りだけど、プライベートはセクシーな大人の香りがする。
それに、仕事中は額が見えるようセットしている髪がお風呂の後は下りているため、カッコ良さは据え置きのまま、色っぽさと可愛さが増量される。
くまんつ様は気取らない洗いざらしのシャツ一枚と緩めのパンツ姿でリラックスしていた。彼もまた、なんだか謎の色気(?)に包まれている。
ただ、相変わらず顔面がモシャモシャで素顔がよく分からないので、本当に色気なのかは分からない。
強いて言うなら、癒しのオーラ『くまん気』だろうか(なんだそれ)
開いたシャツの襟から、バッキバキの胸筋が覗いているので、ちょっと刺激強めだ。
あんまりジロジロ見て変態だと思われても困るので、チラ見くらいにしておいた。
逞しい肉体にイイ声、謎の『くまん気』による癒しパワー、そして優しい性格。ほのかに漂うチョイワル風味。これに貴族令嬢たちはコロリとやられて群がってしまうのだろう。
業務時間外のアレンさんが神がかっているのも通常営業だ。
プライベートの彼は私服がお洒落でメガネも外しており、御守りだという小さな黄色い石が付いたピアスをしている。
いわゆるお出かけ用のビカビカお貴族様スーツ姿が素敵なのはさておき、カジュアルでもちょっと洒落たシャツを着ているため、周りの男子から「どこで買ったのか」と聞かれている様子をよく見かけた。
彼は流行の先端を闊歩しているオシャレ男子だ。
案の定、くまんつ様が彼のシャツを触って生地の感触を確かめながら、「これどこで作った?」と聞いていた。
アレンさんもお風呂上がりで前髪が下りているせいか、可愛さが追加されている。
くまんつ様の抱き枕とエコバッグ、ヴィルさんのセクシーポスターと日めくりカレンダー、アレンさんのアクリルスタンドと関節が全部動いて着せ替えができるフィギュア……。グッズ化して王都で売りさばきたい衝動がムラムラと湧き上がってくる(絶対に儲かる)
フィデルさんのクリアファイルとペンケース、それから、マークさんのサイン入りハチマキと木刀あたりも良いと思う。特に木刀は防犯におススメです。いかがですか?
騎士団グッズでうはうは儲ける妄想をしてニヨニヨしていたら、突如カカカカカッ……と、妙な音が聞こえた。
振り返ると、飲み物を用意するために運び入れた大きなワゴン付近から音がしている。
「何の音でしょう??」
ワゴンで飲み物を作ってくれていたメイドさんに声を掛けたものの、なんだか彼女の様子がおかしい。
70
お気に入りに追加
440
あなたにおすすめの小説
美しくも残酷な世界に花嫁(仮)として召喚されたようです~酒好きアラサーは食糧難の世界で庭を育てて煩悩のままに生活する
くみたろう
ファンタジー
いつもと変わらない日常が一変するのをただの会社員である芽依はその身をもって知った。
世界が違った、価値観が違った、常識が違った、何もかもが違った。
意味がわからなかったが悲観はしなかった。
花嫁だと言われ、その甘い香りが人外者を狂わすと言われても、芽依の周りは優しさに包まれている。
そばに居るのは巨大な蟻で、いつも優しく格好良く守ってくれる。
奴隷となった大好きな二人は本心から芽依を愛して側にいてくれる。
麗しい領主やその周りの人外者達も、話を聞いてくれる。
周りは酷く残酷な世界だけれども、芽依はたまにセクハラをして齧りつきながら穏やかに心を育み生きていく。
それはこの美しく清廉で、残酷でいておぞましい御伽噺の世界の中でも慈しみ育む人外者達や異世界の人間が芽依を育て守ってくれる。
お互いの常識や考えを擦り合わせ歩み寄り、等価交換を基盤とした世界の中で、優しさを育てて自分の居場所作りに励む。
全ては幸せな気持ちで大好きなお酒を飲む為であり、素敵な酒のつまみを開発する日々を送るためだ。
【完結】『飯炊き女』と呼ばれている騎士団の寮母ですが、実は最高位の聖女です
葉桜鹿乃
恋愛
ルーシーが『飯炊き女』と、呼ばれてそろそろ3年が経とうとしている。
王宮内に兵舎がある王立騎士団【鷹の爪】の寮母を担っているルーシー。
孤児院の出で、働き口を探してここに配置された事になっているが、実はこの国の最も高貴な存在とされる『金剛の聖女』である。
王宮という国で一番安全な場所で、更には周囲に常に複数人の騎士が控えている場所に、本人と王族、宰相が話し合って所属することになったものの、存在を秘する為に扱いは『飯炊き女』である。
働くのは苦では無いし、顔を隠すための不細工な丸眼鏡にソバカスと眉を太くする化粧、粗末な服。これを襲いに来るような輩は男所帯の騎士団にも居ないし、聖女の力で存在感を常に薄めるようにしている。
何故このような擬態をしているかというと、隣国から聖女を狙って何者かが間者として侵入していると言われているためだ。
隣国は既に瘴気で汚れた土地が多くなり、作物もまともに育たないと聞いて、ルーシーはしばらく隣国に行ってもいいと思っているのだが、長く冷戦状態にある隣国に行かせるのは命が危ないのでは、と躊躇いを見せる国王たちをルーシーは説得する教養もなく……。
そんな折、ある日の月夜に、明日の雨を予見して変装をせずに水汲みをしている時に「見つけた」と言われて振り向いたそこにいたのは、騎士団の中でもルーシーに優しい一人の騎士だった。
※感想の取り扱いは近況ボードを参照してください。
※小説家になろう様でも掲載予定です。
旦那様が多すぎて困っています!? 〜逆ハー異世界ラブコメ〜
ことりとりとん
恋愛
男女比8:1の逆ハーレム異世界に転移してしまった女子大生・大森泉
転移早々旦那さんが6人もできて、しかも魔力無限チートがあると教えられて!?
のんびりまったり暮らしたいのにいつの間にか国を救うハメになりました……
イケメン山盛りの逆ハーです
前半はラブラブまったりの予定。後半で主人公が頑張ります
小説家になろう、カクヨムに転載しています
聖女としてきたはずが要らないと言われてしまったため、異世界でふわふわパンを焼こうと思います!
伊桜らな
ファンタジー
家業パン屋さんで働くメルは、パンが大好き。
いきなり聖女召喚の儀やらで異世界に呼ばれちゃったのに「いらない」と言われて追い出されてしまう。どうすればいいか分からなかったとき、公爵家当主に拾われ公爵家にお世話になる。
衣食住は確保できたって思ったのに、パンが美味しくないしめちゃくちゃ硬い!!
パン好きなメルは、厨房を使いふわふわパン作りを始める。
*表紙画は月兎なつめ様に描いて頂きました。*
ー(*)のマークはRシーンがあります。ー
少しだけ展開を変えました。申し訳ありません。
ホットランキング 1位(2021.10.17)
ファンタジーランキング1位(2021.10.17)
小説ランキング 1位(2021.10.17)
ありがとうございます。読んでくださる皆様に感謝です。
一宿一飯の恩義で竜伯爵様に抱かれたら、なぜか監禁されちゃいました!
当麻月菜
恋愛
宮坂 朱音(みやさか あかね)は、電車に跳ねられる寸前に異世界転移した。そして異世界人を保護する役目を担う竜伯爵の元でお世話になることになった。
しかしある日の晩、竜伯爵当主であり、朱音の保護者であり、ひそかに恋心を抱いているデュアロスが瀕死の状態で屋敷に戻ってきた。
彼は強い媚薬を盛られて苦しんでいたのだ。
このまま一晩ナニをしなければ、死んでしまうと知って、朱音は一宿一飯の恩義と、淡い恋心からデュアロスにその身を捧げた。
しかしそこから、なぜだかわからないけれど監禁生活が始まってしまい……。
好きだからこそ身を捧げた異世界女性と、強い覚悟を持って異世界女性を抱いた男が異世界婚をするまでの、しょーもないアレコレですれ違う二人の恋のおはなし。
※いつもコメントありがとうございます!現在、返信が遅れて申し訳ありません(o*。_。)oペコッ 甘口も辛口もどれもありがたく読ませていただいてます(*´ω`*)
※他のサイトにも重複投稿しています。
皆で異世界転移したら、私だけがハブかれてイケメンに囲まれた
愛丸 リナ
恋愛
少女は綺麗過ぎた。
整った顔、透き通るような金髪ロングと薄茶と灰色のオッドアイ……彼女はハーフだった。
最初は「可愛い」「綺麗」って言われてたよ?
でも、それは大きくなるにつれ、言われなくなってきて……いじめの対象になっちゃった。
クラス一斉に異世界へ転移した時、彼女だけは「醜女(しこめ)だから」と国外追放を言い渡されて……
たった一人で途方に暮れていた時、“彼ら”は現れた
それが後々あんな事になるなんて、その時の彼女は何も知らない
______________________________
ATTENTION
自己満小説満載
一話ずつ、出来上がり次第投稿
急亀更新急チーター更新だったり、不定期更新だったりする
文章が変な時があります
恋愛に発展するのはいつになるのかは、まだ未定
以上の事が大丈夫な方のみ、ゆっくりしていってください
【完結】誰にも相手にされない壁の華、イケメン騎士にお持ち帰りされる。
三園 七詩
恋愛
独身の貴族が集められる、今で言う婚活パーティーそこに地味で地位も下のソフィアも参加することに…しかし誰にも話しかけらない壁の華とかしたソフィア。
それなのに気がつけば裸でベッドに寝ていた…隣にはイケメン騎士でパーティーの花形の男性が隣にいる。
頭を抱えるソフィアはその前の出来事を思い出した。
短編恋愛になってます。
お腹の子と一緒に逃げたところ、結局お腹の子の父親に捕まりました。
下菊みこと
恋愛
逃げたけど逃げ切れなかったお話。
またはチャラ男だと思ってたらヤンデレだったお話。
あるいは今度こそ幸せ家族になるお話。
ご都合主義の多分ハッピーエンド?
小説家になろう様でも投稿しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる