266 / 352
第十一章 婚約発表
第260話:トリュフチョコと爆弾発言
しおりを挟む
「──わたしが顔が痛いとか喉が渇いたとか言ったせいで大変なことになってしまって……陛下にまでご迷惑をお掛けして申し訳ありません」
陛下のプライベートサロンに移動してからも、エルデン伯家に関する話は続いていた。
元はと言えば、わたしの顔筋が軟弱なせいだ(多分そう)
こんなに面倒くさいことになると分かっていたら、あのタイミングで「顔が痛い」なんて弱音は吐かなかった。水なんか欲しがらず、適当に干からびておけば良かったのだ。
「何を言っておる。悪いのは奴らだ。ささ、座ってゆっくりしなさい」
陛下に勧められて座り心地の良いソファーにポスッと収まる。すぐにいつものメイドさんが飲み物などを持ってきてくれた。
「はぁ~、いい香りですねぇ……」
華やかな珈琲の香りが部屋をいっぱいにしていた。
それはウォルトの喫茶室で売っている豆の中で、わたしが最も気に入っているものだった。
「まったく、あれがヒト族の筆頭とは頭が痛い。しかし盲点だったな」
「貴族全体からすると下のほうですから、叔父上から目なんか届きませんよ」
「リアの提案どおり、あれは少し放っておいて苦労させよう。それでマトモなほうに転がれば御の字だ」
陛下とヴィルさんはエルデン伯家の扱いについて話が一段落したところで珈琲に口をつけた。
そして、陛下はお茶菓子が盛られた銀のお皿を目の前でゆっくりと回転させながら、まじまじと観察した。
「これがリアの新作か。溶かさずに食すチョコレートとは珍しい。この艶やかな球形は見た目も美しいな。この線状の飾りもチョコレートか? こちらは金箔が載っていて豪華だ。おー、これはすごい。特にこの艶が気に入った。まるで宝石のようではないか。どれどれ……」
陛下はわたしがお茶菓子に持参した、まん丸のトリュフチョコレートをポイと口に放り込むと「うおぅ、美味……ッ!」と身体を震わせた。
この国で「チョコレート」と言うと、濃い目のココアのような温かい飲料……いわゆるホットチョコレートと、溶かして生地に練り込んだ焼き菓子や、チョコレートクリームとしてケーキに塗られているのが一般的だ。とにかく溶かして混ぜたものを食べるか、溶かして飲むかのどちらかだった。
おそらくテンパリング技術(結晶を揃えて艶やかに固めるための温度調整)が確立されていないのだと思う。
市場で塊になって売られているチョコは日本だと「不良品」と呼ばれてしまいそうな品質で、脂肪分が白く浮き上がり、とてもそのまま食べる気にならない超ガッカリ系の食品だ。
だから溶かして使うしかないのだと思う。
自分へのご褒美で冬と言ったらチョコと相場が決まっているのに、それが美味しくないなんて悲劇だ。
憤った神薙様は厨房でチョコを刻みまくり、温度計とにらめっこしながらセッセと頑張った。
そもそも、わたしが製菓にドハマりしたきっかけはバレンタインのチョコレートだ。毎年ガチでやってきたので『チョコいじり』には自信がある。
型などの専門的な道具がない中でも、生チョコとトリュフなら厨房にある道具だけで簡単に作れる。パイと同じで必要なのは知識と技術と材料だけ。
ただ、日本で使っていたのがフランスで製造された製菓用チョコだったせいか、オルランディアの市販チョコを刻んで作っても味はビミョーだった。
結局、カカオバターとカカオパウダーを買ってきて、自分で砂糖とミルクを加えてチョコから手作りした。
そうしてようやく自分へのご褒美と、お世話になった皆へのお礼に最適なお菓子が完成したのだった。
サロンで合流したフォルセティ宰相にも気に入って頂けたみたいだった。
皆でひとしきりチョコ談義をした後、宰相がエルデン伯一家の扱いに話を戻した。
「明日の貴族会議で、多少は触れたほうが良いかもしれません。王宮が何も対応をしていないと思われてもいけませんし、エルデンが苦し紛れに反王派と結託して何か行動を起こしても困ります」
「それもそうだな。ヴィル、冒頭で何か適当に説明してくれるか」
「分かりました。適当にやっておきます」
陛下の超ざっくりした指示に動揺する様子もなく、ヴィルさんは指に付いたチョコをペロリと舐めながら、同じくらいざっくりした返事をした。
「オーディンス、お前も座りなさい」と、陛下が言った。
「いえ、私は職務中ですので」
「リアを守るのはここにいる全員共通の職務だ。リアが命がけで救うほど大事にしているお前を立たせておくのはおかしいだろう。お前もリアが作った菓子を食べ、リアが選んだ美味い珈琲を飲むべきだ」
陛下の言葉にアレンさんが戸惑っていると、向かいに座っていたヴィルさんがチョイチョイとわたしの隣を指差した。そこに座れと言っているのだ。
アレンさんが座ると、メイドさんが素早く珈琲とチョコを持ってきた。
「ヴィルから聞いている話では……」
陛下が話し始めたので、わたしは口直しのお水が入ったグラスを手に取って口元に運んだ。いつもと同じ豆でも、王宮で淹れてくれる珈琲は少し苦めだった。
「リアの二人目の夫はオーディンスではないかという……」
ごッふ……ッ!
ふ、噴いた。
王宮で噴いた……(ぷるぷる)
お行儀が悪くてごめんなさい。
陛下、今……誰が何を言ったと仰いました?
ヴィルさんを見ると、コリコリと音を立てながら可愛いワンコ顔でモグモグしていた。ヘーゼルナッツをまるっと入れたトリュフを食べているのだろう。
パリパリのチョココーティングにクリーミーなガナッシュ、そしてナッツの三層になっている。
ちょっと手間をかけてナッツの周りをカリカリにするためキャラメリゼもしてみた力作だ。わたしの食い意地の集大成とも言える。
それ美味しいですよね。ガナッシュには香りづけで頂き物のお酒を入れてみたのですけど、それが良く合って……って、そんなことはどうでもいいのですよ~っ!
「あ、あの、陛下? わたし、旦那様は一人と申し上げたはずですが」
「いやいやいや! オーディンスが特別なのは前々から知っておった」
「特別は、特別かも知れませんけれども……」
一番お世話になっているし、何度も助けてもらっているし、美味しいもの大好き仲間だし、岩だったりイケメンだったり、紳士だったりイジワルだったり、真面目だったり面白かったり、なんかキャラ濃いですしね?
あと、普通に西の聖女様のご子息ですから、そもそもこの国でも特別ですよね?
「仲睦まじい二人の間に割り込んだことをヴィルも気にしておる。もともと気遣いができる人間ではない。リアがこやつ一人で心許ないと思うのは当然だ。二人目にオーディンスを必要とするのは理にかなっている。そこで、ものは相談なのだが……」
「えっちょっ……待ってください」
どどどどどうしてそんな話になっているのでしょう??
陛下のプライベートサロンに移動してからも、エルデン伯家に関する話は続いていた。
元はと言えば、わたしの顔筋が軟弱なせいだ(多分そう)
こんなに面倒くさいことになると分かっていたら、あのタイミングで「顔が痛い」なんて弱音は吐かなかった。水なんか欲しがらず、適当に干からびておけば良かったのだ。
「何を言っておる。悪いのは奴らだ。ささ、座ってゆっくりしなさい」
陛下に勧められて座り心地の良いソファーにポスッと収まる。すぐにいつものメイドさんが飲み物などを持ってきてくれた。
「はぁ~、いい香りですねぇ……」
華やかな珈琲の香りが部屋をいっぱいにしていた。
それはウォルトの喫茶室で売っている豆の中で、わたしが最も気に入っているものだった。
「まったく、あれがヒト族の筆頭とは頭が痛い。しかし盲点だったな」
「貴族全体からすると下のほうですから、叔父上から目なんか届きませんよ」
「リアの提案どおり、あれは少し放っておいて苦労させよう。それでマトモなほうに転がれば御の字だ」
陛下とヴィルさんはエルデン伯家の扱いについて話が一段落したところで珈琲に口をつけた。
そして、陛下はお茶菓子が盛られた銀のお皿を目の前でゆっくりと回転させながら、まじまじと観察した。
「これがリアの新作か。溶かさずに食すチョコレートとは珍しい。この艶やかな球形は見た目も美しいな。この線状の飾りもチョコレートか? こちらは金箔が載っていて豪華だ。おー、これはすごい。特にこの艶が気に入った。まるで宝石のようではないか。どれどれ……」
陛下はわたしがお茶菓子に持参した、まん丸のトリュフチョコレートをポイと口に放り込むと「うおぅ、美味……ッ!」と身体を震わせた。
この国で「チョコレート」と言うと、濃い目のココアのような温かい飲料……いわゆるホットチョコレートと、溶かして生地に練り込んだ焼き菓子や、チョコレートクリームとしてケーキに塗られているのが一般的だ。とにかく溶かして混ぜたものを食べるか、溶かして飲むかのどちらかだった。
おそらくテンパリング技術(結晶を揃えて艶やかに固めるための温度調整)が確立されていないのだと思う。
市場で塊になって売られているチョコは日本だと「不良品」と呼ばれてしまいそうな品質で、脂肪分が白く浮き上がり、とてもそのまま食べる気にならない超ガッカリ系の食品だ。
だから溶かして使うしかないのだと思う。
自分へのご褒美で冬と言ったらチョコと相場が決まっているのに、それが美味しくないなんて悲劇だ。
憤った神薙様は厨房でチョコを刻みまくり、温度計とにらめっこしながらセッセと頑張った。
そもそも、わたしが製菓にドハマりしたきっかけはバレンタインのチョコレートだ。毎年ガチでやってきたので『チョコいじり』には自信がある。
型などの専門的な道具がない中でも、生チョコとトリュフなら厨房にある道具だけで簡単に作れる。パイと同じで必要なのは知識と技術と材料だけ。
ただ、日本で使っていたのがフランスで製造された製菓用チョコだったせいか、オルランディアの市販チョコを刻んで作っても味はビミョーだった。
結局、カカオバターとカカオパウダーを買ってきて、自分で砂糖とミルクを加えてチョコから手作りした。
そうしてようやく自分へのご褒美と、お世話になった皆へのお礼に最適なお菓子が完成したのだった。
サロンで合流したフォルセティ宰相にも気に入って頂けたみたいだった。
皆でひとしきりチョコ談義をした後、宰相がエルデン伯一家の扱いに話を戻した。
「明日の貴族会議で、多少は触れたほうが良いかもしれません。王宮が何も対応をしていないと思われてもいけませんし、エルデンが苦し紛れに反王派と結託して何か行動を起こしても困ります」
「それもそうだな。ヴィル、冒頭で何か適当に説明してくれるか」
「分かりました。適当にやっておきます」
陛下の超ざっくりした指示に動揺する様子もなく、ヴィルさんは指に付いたチョコをペロリと舐めながら、同じくらいざっくりした返事をした。
「オーディンス、お前も座りなさい」と、陛下が言った。
「いえ、私は職務中ですので」
「リアを守るのはここにいる全員共通の職務だ。リアが命がけで救うほど大事にしているお前を立たせておくのはおかしいだろう。お前もリアが作った菓子を食べ、リアが選んだ美味い珈琲を飲むべきだ」
陛下の言葉にアレンさんが戸惑っていると、向かいに座っていたヴィルさんがチョイチョイとわたしの隣を指差した。そこに座れと言っているのだ。
アレンさんが座ると、メイドさんが素早く珈琲とチョコを持ってきた。
「ヴィルから聞いている話では……」
陛下が話し始めたので、わたしは口直しのお水が入ったグラスを手に取って口元に運んだ。いつもと同じ豆でも、王宮で淹れてくれる珈琲は少し苦めだった。
「リアの二人目の夫はオーディンスではないかという……」
ごッふ……ッ!
ふ、噴いた。
王宮で噴いた……(ぷるぷる)
お行儀が悪くてごめんなさい。
陛下、今……誰が何を言ったと仰いました?
ヴィルさんを見ると、コリコリと音を立てながら可愛いワンコ顔でモグモグしていた。ヘーゼルナッツをまるっと入れたトリュフを食べているのだろう。
パリパリのチョココーティングにクリーミーなガナッシュ、そしてナッツの三層になっている。
ちょっと手間をかけてナッツの周りをカリカリにするためキャラメリゼもしてみた力作だ。わたしの食い意地の集大成とも言える。
それ美味しいですよね。ガナッシュには香りづけで頂き物のお酒を入れてみたのですけど、それが良く合って……って、そんなことはどうでもいいのですよ~っ!
「あ、あの、陛下? わたし、旦那様は一人と申し上げたはずですが」
「いやいやいや! オーディンスが特別なのは前々から知っておった」
「特別は、特別かも知れませんけれども……」
一番お世話になっているし、何度も助けてもらっているし、美味しいもの大好き仲間だし、岩だったりイケメンだったり、紳士だったりイジワルだったり、真面目だったり面白かったり、なんかキャラ濃いですしね?
あと、普通に西の聖女様のご子息ですから、そもそもこの国でも特別ですよね?
「仲睦まじい二人の間に割り込んだことをヴィルも気にしておる。もともと気遣いができる人間ではない。リアがこやつ一人で心許ないと思うのは当然だ。二人目にオーディンスを必要とするのは理にかなっている。そこで、ものは相談なのだが……」
「えっちょっ……待ってください」
どどどどどうしてそんな話になっているのでしょう??
48
お気に入りに追加
440
あなたにおすすめの小説
美しくも残酷な世界に花嫁(仮)として召喚されたようです~酒好きアラサーは食糧難の世界で庭を育てて煩悩のままに生活する
くみたろう
ファンタジー
いつもと変わらない日常が一変するのをただの会社員である芽依はその身をもって知った。
世界が違った、価値観が違った、常識が違った、何もかもが違った。
意味がわからなかったが悲観はしなかった。
花嫁だと言われ、その甘い香りが人外者を狂わすと言われても、芽依の周りは優しさに包まれている。
そばに居るのは巨大な蟻で、いつも優しく格好良く守ってくれる。
奴隷となった大好きな二人は本心から芽依を愛して側にいてくれる。
麗しい領主やその周りの人外者達も、話を聞いてくれる。
周りは酷く残酷な世界だけれども、芽依はたまにセクハラをして齧りつきながら穏やかに心を育み生きていく。
それはこの美しく清廉で、残酷でいておぞましい御伽噺の世界の中でも慈しみ育む人外者達や異世界の人間が芽依を育て守ってくれる。
お互いの常識や考えを擦り合わせ歩み寄り、等価交換を基盤とした世界の中で、優しさを育てて自分の居場所作りに励む。
全ては幸せな気持ちで大好きなお酒を飲む為であり、素敵な酒のつまみを開発する日々を送るためだ。
【完結】『飯炊き女』と呼ばれている騎士団の寮母ですが、実は最高位の聖女です
葉桜鹿乃
恋愛
ルーシーが『飯炊き女』と、呼ばれてそろそろ3年が経とうとしている。
王宮内に兵舎がある王立騎士団【鷹の爪】の寮母を担っているルーシー。
孤児院の出で、働き口を探してここに配置された事になっているが、実はこの国の最も高貴な存在とされる『金剛の聖女』である。
王宮という国で一番安全な場所で、更には周囲に常に複数人の騎士が控えている場所に、本人と王族、宰相が話し合って所属することになったものの、存在を秘する為に扱いは『飯炊き女』である。
働くのは苦では無いし、顔を隠すための不細工な丸眼鏡にソバカスと眉を太くする化粧、粗末な服。これを襲いに来るような輩は男所帯の騎士団にも居ないし、聖女の力で存在感を常に薄めるようにしている。
何故このような擬態をしているかというと、隣国から聖女を狙って何者かが間者として侵入していると言われているためだ。
隣国は既に瘴気で汚れた土地が多くなり、作物もまともに育たないと聞いて、ルーシーはしばらく隣国に行ってもいいと思っているのだが、長く冷戦状態にある隣国に行かせるのは命が危ないのでは、と躊躇いを見せる国王たちをルーシーは説得する教養もなく……。
そんな折、ある日の月夜に、明日の雨を予見して変装をせずに水汲みをしている時に「見つけた」と言われて振り向いたそこにいたのは、騎士団の中でもルーシーに優しい一人の騎士だった。
※感想の取り扱いは近況ボードを参照してください。
※小説家になろう様でも掲載予定です。
旦那様が多すぎて困っています!? 〜逆ハー異世界ラブコメ〜
ことりとりとん
恋愛
男女比8:1の逆ハーレム異世界に転移してしまった女子大生・大森泉
転移早々旦那さんが6人もできて、しかも魔力無限チートがあると教えられて!?
のんびりまったり暮らしたいのにいつの間にか国を救うハメになりました……
イケメン山盛りの逆ハーです
前半はラブラブまったりの予定。後半で主人公が頑張ります
小説家になろう、カクヨムに転載しています
聖女としてきたはずが要らないと言われてしまったため、異世界でふわふわパンを焼こうと思います!
伊桜らな
ファンタジー
家業パン屋さんで働くメルは、パンが大好き。
いきなり聖女召喚の儀やらで異世界に呼ばれちゃったのに「いらない」と言われて追い出されてしまう。どうすればいいか分からなかったとき、公爵家当主に拾われ公爵家にお世話になる。
衣食住は確保できたって思ったのに、パンが美味しくないしめちゃくちゃ硬い!!
パン好きなメルは、厨房を使いふわふわパン作りを始める。
*表紙画は月兎なつめ様に描いて頂きました。*
ー(*)のマークはRシーンがあります。ー
少しだけ展開を変えました。申し訳ありません。
ホットランキング 1位(2021.10.17)
ファンタジーランキング1位(2021.10.17)
小説ランキング 1位(2021.10.17)
ありがとうございます。読んでくださる皆様に感謝です。
一宿一飯の恩義で竜伯爵様に抱かれたら、なぜか監禁されちゃいました!
当麻月菜
恋愛
宮坂 朱音(みやさか あかね)は、電車に跳ねられる寸前に異世界転移した。そして異世界人を保護する役目を担う竜伯爵の元でお世話になることになった。
しかしある日の晩、竜伯爵当主であり、朱音の保護者であり、ひそかに恋心を抱いているデュアロスが瀕死の状態で屋敷に戻ってきた。
彼は強い媚薬を盛られて苦しんでいたのだ。
このまま一晩ナニをしなければ、死んでしまうと知って、朱音は一宿一飯の恩義と、淡い恋心からデュアロスにその身を捧げた。
しかしそこから、なぜだかわからないけれど監禁生活が始まってしまい……。
好きだからこそ身を捧げた異世界女性と、強い覚悟を持って異世界女性を抱いた男が異世界婚をするまでの、しょーもないアレコレですれ違う二人の恋のおはなし。
※いつもコメントありがとうございます!現在、返信が遅れて申し訳ありません(o*。_。)oペコッ 甘口も辛口もどれもありがたく読ませていただいてます(*´ω`*)
※他のサイトにも重複投稿しています。
皆で異世界転移したら、私だけがハブかれてイケメンに囲まれた
愛丸 リナ
恋愛
少女は綺麗過ぎた。
整った顔、透き通るような金髪ロングと薄茶と灰色のオッドアイ……彼女はハーフだった。
最初は「可愛い」「綺麗」って言われてたよ?
でも、それは大きくなるにつれ、言われなくなってきて……いじめの対象になっちゃった。
クラス一斉に異世界へ転移した時、彼女だけは「醜女(しこめ)だから」と国外追放を言い渡されて……
たった一人で途方に暮れていた時、“彼ら”は現れた
それが後々あんな事になるなんて、その時の彼女は何も知らない
______________________________
ATTENTION
自己満小説満載
一話ずつ、出来上がり次第投稿
急亀更新急チーター更新だったり、不定期更新だったりする
文章が変な時があります
恋愛に発展するのはいつになるのかは、まだ未定
以上の事が大丈夫な方のみ、ゆっくりしていってください
【完結】誰にも相手にされない壁の華、イケメン騎士にお持ち帰りされる。
三園 七詩
恋愛
独身の貴族が集められる、今で言う婚活パーティーそこに地味で地位も下のソフィアも参加することに…しかし誰にも話しかけらない壁の華とかしたソフィア。
それなのに気がつけば裸でベッドに寝ていた…隣にはイケメン騎士でパーティーの花形の男性が隣にいる。
頭を抱えるソフィアはその前の出来事を思い出した。
短編恋愛になってます。
お腹の子と一緒に逃げたところ、結局お腹の子の父親に捕まりました。
下菊みこと
恋愛
逃げたけど逃げ切れなかったお話。
またはチャラ男だと思ってたらヤンデレだったお話。
あるいは今度こそ幸せ家族になるお話。
ご都合主義の多分ハッピーエンド?
小説家になろう様でも投稿しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる