171 / 352
8−7:真相と後悔(POV:ヴィル)
第164話:クリスの駐禁切符
しおりを挟む
イドレは初めこそ罪悪感を抱いていたが、王命が書かれた書類を紛失していることに気づき、罪悪感どころの騒ぎではなくなった。
バレれば己の身の一大事だ。
そもそも彼は大きな仕事を任されるような人材ではなく、急遽抜けることになった上司の代理で見合いの担当をすることになっただけだった。
王命もロクに読んでいなかったし、内容も記憶になかった。
どうにか見合いを乗り切って体裁を取り繕わなければならない。
しかし、賭博はやめられないし、それに費やす時間を減らしたくはない。
結果的に彼は、神薙法について詳しいスルトの提案を歓迎し、言われたとおりに行動した。
そうすれば今までどおり適当な理由をつけて賭博場に出勤できる。生活を変えずに済む。
イドレにとってスルトは親切な友であり、金づるでもあった。
顔を合わせるたびに一番高いチップを何枚かくれたし、昼食を奢ってもくれた。
イドレは多額の借金を返すため、勝てもしないのにセッセと掛け金の上乗せをし続けていた。
給料日前にもなると彼は馬車代にも困るほどの金欠状態で、スルトに「もう一枚チップをくれないか」とねだるようになる。
「仕方ないな。では、僕が好きそうな秘密を一つ暴露したら、これを一枚あげるよ。秘密とチップの交換だ」
彼はまんまと文官しか知り得ない王宮内の秘密情報を売るようになった。
王が大陸会議で不在になる期間を漏らしたのもイドレだ。彼はその見返りとして、スルトから昼食を奢ってもらったらしい。
彼の中では、国家の秘密とサンドウィッチ代が同じ天秤にかけられていた。
余談だが、取り調べ官からこの話を伝え聞いた宰相が「怒り狂って地下へ走って行き、イドレに飛び蹴りを食らわせた」という噂が王宮内でまことしやかに流れている。
真偽のほどは不明だが、やりかねないと思う人が多いから広まっているのだろう……。
魔法ではなく「飛び蹴り」というところが、いかにも宰相らしい(見た目に反してあの人は意外に武闘派だ)
次第にイドレは金にしか興味を示さなくなった。
金さえもらえれば理由や事情も聞かず、何でもスルトの言うことを聞くようになった。
スルトに飼い慣らされ、常識や誠実さ、そして信用を溶かしながら、その日に使うわずかな掛け金と食事を手に入れた。
そして、瞬く間にその金すらも失っていった。
☟
スルトはガラールの印影を使って精巧な偽造印を作った。
そして、まるで自分がガラールの養子になったかのように見合いの申し込み用紙を作り、押印して申し込んだ。
王の不在期間を好機と見た彼は、計画を実行することにした。
イドレを操り、まんまと見合いに潜り込んだ。
☟
事件当日、イドレは頼まれたとおり、見合いの部屋に魔法鍵を仕掛けると、一目散に王宮から逃げ出した。
彼は悪いことをしている認識はあったが、なぜ自分が魔法鍵をかける必要があったのかについては、あまり深く把握していなかった。興味もなかった。
クレイヴともう一人の手下は、王宮の外に拘束具を積んだ馬車を止め、その脇で彼らが出てくるのを今か今かと待っていた。
平民二人の興味は、美しいと噂の神薙を間近で見て触れることだった。
ここまで彼らの計画は順調だった。
☟
「──ちょっと失礼、お兄さんがたは王宮の関係者ですか?」
馬車の脇で待っていた手下の二人は、ふいに声を掛けられて飛び上がった。
騎士服を着た大男が三人並んで歩いてきている。向かって左にいたゴリラのように大きな騎士が「あ、驚かせて申し訳ない」と謝った。
「定期巡回なのですが、念のため免許証を拝見してもよろしいですかー?」
「あ、ああ、はいっ! ご苦労様です!」
やたらとデカい三人だったが、物腰は柔らかで仲も良さそうだった。
左側のゴリラ騎士は、彼らが出した馬車の操縦免許証を確認すると「一般免許ですねぇー」と言って慣れた手つきで手帳にメモを取った。
「ご協力ありがとうございます。じゃ、お返ししますねー」
ゴリラは彼らに免許証を返却しながら「ただね、お兄さんがた、ここは駐車禁止区域なんですよー」と言った。
真ん中にいた一番背の高い騎士が、胸のポケットから小さな紙とハサミのような道具を取り出し、ぷちぷちと音を立てて紙に穴を開けている。
「ツイていないな。この区画は特に罰金が高いのだぞ? 知らずに来たのか? どこから来た?」
そう言いながら、小さな穴の開いた紙を彼らに手渡した。駐禁の違反切符である。
お値段は驚きの五千シグだ。平民の平均的な月収よりずっと高い。二人は息を飲んだ。
「お兄さん達、どこかの納入業者ですか? 何を運んできたのー?」と、ゴリラが訊いた。
「あっ、あっ、えっと、いや! 違います! 業者ではないです!」
彼らの馬車の中には神薙を拘束する道具を積んでいたため、中を見られると困る。慌てて一人がゴリラを制止した。
騎士と揉めている場合ではなかった。
早くどこかへ行ってもらわないと、スルトが神薙を連れて出てきたときにバレてしまう。
そこでクレイヴは一番階級の高そうな真ん中の騎士に交渉を持ちかけた。
「友達を待っているだけなので見逃して頂けませんか?」
「友達とは? 王宮内に勤めている人物か?」
「スルト子爵のご子息と文官さんです。今、神薙様とのお見合いに行っていて、すぐに戻りますので」
彼が丁寧に説明すると、騎士は彼らを見下ろしたまま「ほぉん、そうかそうか」と歯を見せる。
「ははっ、一発で大当たりとはツイている。さすがはアホウドリだ。アホウだからすぐに捕まるうえに良く喋る」
騎士が部下に合図をすると、二人はあっという間に縄をかけられた。
ゴリラ騎士が「馬車の中に拘束具発見!」と言った。
真ん中の騎士が「伝令、行け!」と言った。
二人は何がなんだか分からないうちに運ばれて、別々の牢に入れられた。
この二人こそが『マルクスの酒場』で酒に酔い、覚えたての隠語を使って計画をベラベラ喋っていた奴らだった。
そして、違反切符を切った真ん中の大きな騎士は、言わずと知れた第三騎士団長クリストフ・クランツだ。
バレれば己の身の一大事だ。
そもそも彼は大きな仕事を任されるような人材ではなく、急遽抜けることになった上司の代理で見合いの担当をすることになっただけだった。
王命もロクに読んでいなかったし、内容も記憶になかった。
どうにか見合いを乗り切って体裁を取り繕わなければならない。
しかし、賭博はやめられないし、それに費やす時間を減らしたくはない。
結果的に彼は、神薙法について詳しいスルトの提案を歓迎し、言われたとおりに行動した。
そうすれば今までどおり適当な理由をつけて賭博場に出勤できる。生活を変えずに済む。
イドレにとってスルトは親切な友であり、金づるでもあった。
顔を合わせるたびに一番高いチップを何枚かくれたし、昼食を奢ってもくれた。
イドレは多額の借金を返すため、勝てもしないのにセッセと掛け金の上乗せをし続けていた。
給料日前にもなると彼は馬車代にも困るほどの金欠状態で、スルトに「もう一枚チップをくれないか」とねだるようになる。
「仕方ないな。では、僕が好きそうな秘密を一つ暴露したら、これを一枚あげるよ。秘密とチップの交換だ」
彼はまんまと文官しか知り得ない王宮内の秘密情報を売るようになった。
王が大陸会議で不在になる期間を漏らしたのもイドレだ。彼はその見返りとして、スルトから昼食を奢ってもらったらしい。
彼の中では、国家の秘密とサンドウィッチ代が同じ天秤にかけられていた。
余談だが、取り調べ官からこの話を伝え聞いた宰相が「怒り狂って地下へ走って行き、イドレに飛び蹴りを食らわせた」という噂が王宮内でまことしやかに流れている。
真偽のほどは不明だが、やりかねないと思う人が多いから広まっているのだろう……。
魔法ではなく「飛び蹴り」というところが、いかにも宰相らしい(見た目に反してあの人は意外に武闘派だ)
次第にイドレは金にしか興味を示さなくなった。
金さえもらえれば理由や事情も聞かず、何でもスルトの言うことを聞くようになった。
スルトに飼い慣らされ、常識や誠実さ、そして信用を溶かしながら、その日に使うわずかな掛け金と食事を手に入れた。
そして、瞬く間にその金すらも失っていった。
☟
スルトはガラールの印影を使って精巧な偽造印を作った。
そして、まるで自分がガラールの養子になったかのように見合いの申し込み用紙を作り、押印して申し込んだ。
王の不在期間を好機と見た彼は、計画を実行することにした。
イドレを操り、まんまと見合いに潜り込んだ。
☟
事件当日、イドレは頼まれたとおり、見合いの部屋に魔法鍵を仕掛けると、一目散に王宮から逃げ出した。
彼は悪いことをしている認識はあったが、なぜ自分が魔法鍵をかける必要があったのかについては、あまり深く把握していなかった。興味もなかった。
クレイヴともう一人の手下は、王宮の外に拘束具を積んだ馬車を止め、その脇で彼らが出てくるのを今か今かと待っていた。
平民二人の興味は、美しいと噂の神薙を間近で見て触れることだった。
ここまで彼らの計画は順調だった。
☟
「──ちょっと失礼、お兄さんがたは王宮の関係者ですか?」
馬車の脇で待っていた手下の二人は、ふいに声を掛けられて飛び上がった。
騎士服を着た大男が三人並んで歩いてきている。向かって左にいたゴリラのように大きな騎士が「あ、驚かせて申し訳ない」と謝った。
「定期巡回なのですが、念のため免許証を拝見してもよろしいですかー?」
「あ、ああ、はいっ! ご苦労様です!」
やたらとデカい三人だったが、物腰は柔らかで仲も良さそうだった。
左側のゴリラ騎士は、彼らが出した馬車の操縦免許証を確認すると「一般免許ですねぇー」と言って慣れた手つきで手帳にメモを取った。
「ご協力ありがとうございます。じゃ、お返ししますねー」
ゴリラは彼らに免許証を返却しながら「ただね、お兄さんがた、ここは駐車禁止区域なんですよー」と言った。
真ん中にいた一番背の高い騎士が、胸のポケットから小さな紙とハサミのような道具を取り出し、ぷちぷちと音を立てて紙に穴を開けている。
「ツイていないな。この区画は特に罰金が高いのだぞ? 知らずに来たのか? どこから来た?」
そう言いながら、小さな穴の開いた紙を彼らに手渡した。駐禁の違反切符である。
お値段は驚きの五千シグだ。平民の平均的な月収よりずっと高い。二人は息を飲んだ。
「お兄さん達、どこかの納入業者ですか? 何を運んできたのー?」と、ゴリラが訊いた。
「あっ、あっ、えっと、いや! 違います! 業者ではないです!」
彼らの馬車の中には神薙を拘束する道具を積んでいたため、中を見られると困る。慌てて一人がゴリラを制止した。
騎士と揉めている場合ではなかった。
早くどこかへ行ってもらわないと、スルトが神薙を連れて出てきたときにバレてしまう。
そこでクレイヴは一番階級の高そうな真ん中の騎士に交渉を持ちかけた。
「友達を待っているだけなので見逃して頂けませんか?」
「友達とは? 王宮内に勤めている人物か?」
「スルト子爵のご子息と文官さんです。今、神薙様とのお見合いに行っていて、すぐに戻りますので」
彼が丁寧に説明すると、騎士は彼らを見下ろしたまま「ほぉん、そうかそうか」と歯を見せる。
「ははっ、一発で大当たりとはツイている。さすがはアホウドリだ。アホウだからすぐに捕まるうえに良く喋る」
騎士が部下に合図をすると、二人はあっという間に縄をかけられた。
ゴリラ騎士が「馬車の中に拘束具発見!」と言った。
真ん中の騎士が「伝令、行け!」と言った。
二人は何がなんだか分からないうちに運ばれて、別々の牢に入れられた。
この二人こそが『マルクスの酒場』で酒に酔い、覚えたての隠語を使って計画をベラベラ喋っていた奴らだった。
そして、違反切符を切った真ん中の大きな騎士は、言わずと知れた第三騎士団長クリストフ・クランツだ。
52
お気に入りに追加
440
あなたにおすすめの小説
美しくも残酷な世界に花嫁(仮)として召喚されたようです~酒好きアラサーは食糧難の世界で庭を育てて煩悩のままに生活する
くみたろう
ファンタジー
いつもと変わらない日常が一変するのをただの会社員である芽依はその身をもって知った。
世界が違った、価値観が違った、常識が違った、何もかもが違った。
意味がわからなかったが悲観はしなかった。
花嫁だと言われ、その甘い香りが人外者を狂わすと言われても、芽依の周りは優しさに包まれている。
そばに居るのは巨大な蟻で、いつも優しく格好良く守ってくれる。
奴隷となった大好きな二人は本心から芽依を愛して側にいてくれる。
麗しい領主やその周りの人外者達も、話を聞いてくれる。
周りは酷く残酷な世界だけれども、芽依はたまにセクハラをして齧りつきながら穏やかに心を育み生きていく。
それはこの美しく清廉で、残酷でいておぞましい御伽噺の世界の中でも慈しみ育む人外者達や異世界の人間が芽依を育て守ってくれる。
お互いの常識や考えを擦り合わせ歩み寄り、等価交換を基盤とした世界の中で、優しさを育てて自分の居場所作りに励む。
全ては幸せな気持ちで大好きなお酒を飲む為であり、素敵な酒のつまみを開発する日々を送るためだ。
【完結】『飯炊き女』と呼ばれている騎士団の寮母ですが、実は最高位の聖女です
葉桜鹿乃
恋愛
ルーシーが『飯炊き女』と、呼ばれてそろそろ3年が経とうとしている。
王宮内に兵舎がある王立騎士団【鷹の爪】の寮母を担っているルーシー。
孤児院の出で、働き口を探してここに配置された事になっているが、実はこの国の最も高貴な存在とされる『金剛の聖女』である。
王宮という国で一番安全な場所で、更には周囲に常に複数人の騎士が控えている場所に、本人と王族、宰相が話し合って所属することになったものの、存在を秘する為に扱いは『飯炊き女』である。
働くのは苦では無いし、顔を隠すための不細工な丸眼鏡にソバカスと眉を太くする化粧、粗末な服。これを襲いに来るような輩は男所帯の騎士団にも居ないし、聖女の力で存在感を常に薄めるようにしている。
何故このような擬態をしているかというと、隣国から聖女を狙って何者かが間者として侵入していると言われているためだ。
隣国は既に瘴気で汚れた土地が多くなり、作物もまともに育たないと聞いて、ルーシーはしばらく隣国に行ってもいいと思っているのだが、長く冷戦状態にある隣国に行かせるのは命が危ないのでは、と躊躇いを見せる国王たちをルーシーは説得する教養もなく……。
そんな折、ある日の月夜に、明日の雨を予見して変装をせずに水汲みをしている時に「見つけた」と言われて振り向いたそこにいたのは、騎士団の中でもルーシーに優しい一人の騎士だった。
※感想の取り扱いは近況ボードを参照してください。
※小説家になろう様でも掲載予定です。
旦那様が多すぎて困っています!? 〜逆ハー異世界ラブコメ〜
ことりとりとん
恋愛
男女比8:1の逆ハーレム異世界に転移してしまった女子大生・大森泉
転移早々旦那さんが6人もできて、しかも魔力無限チートがあると教えられて!?
のんびりまったり暮らしたいのにいつの間にか国を救うハメになりました……
イケメン山盛りの逆ハーです
前半はラブラブまったりの予定。後半で主人公が頑張ります
小説家になろう、カクヨムに転載しています
聖女としてきたはずが要らないと言われてしまったため、異世界でふわふわパンを焼こうと思います!
伊桜らな
ファンタジー
家業パン屋さんで働くメルは、パンが大好き。
いきなり聖女召喚の儀やらで異世界に呼ばれちゃったのに「いらない」と言われて追い出されてしまう。どうすればいいか分からなかったとき、公爵家当主に拾われ公爵家にお世話になる。
衣食住は確保できたって思ったのに、パンが美味しくないしめちゃくちゃ硬い!!
パン好きなメルは、厨房を使いふわふわパン作りを始める。
*表紙画は月兎なつめ様に描いて頂きました。*
ー(*)のマークはRシーンがあります。ー
少しだけ展開を変えました。申し訳ありません。
ホットランキング 1位(2021.10.17)
ファンタジーランキング1位(2021.10.17)
小説ランキング 1位(2021.10.17)
ありがとうございます。読んでくださる皆様に感謝です。
一宿一飯の恩義で竜伯爵様に抱かれたら、なぜか監禁されちゃいました!
当麻月菜
恋愛
宮坂 朱音(みやさか あかね)は、電車に跳ねられる寸前に異世界転移した。そして異世界人を保護する役目を担う竜伯爵の元でお世話になることになった。
しかしある日の晩、竜伯爵当主であり、朱音の保護者であり、ひそかに恋心を抱いているデュアロスが瀕死の状態で屋敷に戻ってきた。
彼は強い媚薬を盛られて苦しんでいたのだ。
このまま一晩ナニをしなければ、死んでしまうと知って、朱音は一宿一飯の恩義と、淡い恋心からデュアロスにその身を捧げた。
しかしそこから、なぜだかわからないけれど監禁生活が始まってしまい……。
好きだからこそ身を捧げた異世界女性と、強い覚悟を持って異世界女性を抱いた男が異世界婚をするまでの、しょーもないアレコレですれ違う二人の恋のおはなし。
※いつもコメントありがとうございます!現在、返信が遅れて申し訳ありません(o*。_。)oペコッ 甘口も辛口もどれもありがたく読ませていただいてます(*´ω`*)
※他のサイトにも重複投稿しています。
皆で異世界転移したら、私だけがハブかれてイケメンに囲まれた
愛丸 リナ
恋愛
少女は綺麗過ぎた。
整った顔、透き通るような金髪ロングと薄茶と灰色のオッドアイ……彼女はハーフだった。
最初は「可愛い」「綺麗」って言われてたよ?
でも、それは大きくなるにつれ、言われなくなってきて……いじめの対象になっちゃった。
クラス一斉に異世界へ転移した時、彼女だけは「醜女(しこめ)だから」と国外追放を言い渡されて……
たった一人で途方に暮れていた時、“彼ら”は現れた
それが後々あんな事になるなんて、その時の彼女は何も知らない
______________________________
ATTENTION
自己満小説満載
一話ずつ、出来上がり次第投稿
急亀更新急チーター更新だったり、不定期更新だったりする
文章が変な時があります
恋愛に発展するのはいつになるのかは、まだ未定
以上の事が大丈夫な方のみ、ゆっくりしていってください
【完結】誰にも相手にされない壁の華、イケメン騎士にお持ち帰りされる。
三園 七詩
恋愛
独身の貴族が集められる、今で言う婚活パーティーそこに地味で地位も下のソフィアも参加することに…しかし誰にも話しかけらない壁の華とかしたソフィア。
それなのに気がつけば裸でベッドに寝ていた…隣にはイケメン騎士でパーティーの花形の男性が隣にいる。
頭を抱えるソフィアはその前の出来事を思い出した。
短編恋愛になってます。
お腹の子と一緒に逃げたところ、結局お腹の子の父親に捕まりました。
下菊みこと
恋愛
逃げたけど逃げ切れなかったお話。
またはチャラ男だと思ってたらヤンデレだったお話。
あるいは今度こそ幸せ家族になるお話。
ご都合主義の多分ハッピーエンド?
小説家になろう様でも投稿しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる