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一章 異世界転生編
初クエストがショボすぎる!?
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「はい?」
「いや、なんでも」
何かの冗談だろうか。それとも、そいういうコンセプトの飲食店なのか? 受付のお姉さんの顔はいたって真面目だ。
「あの、よくわからないんですけど、その、何をすれば?」
とりあえず、のってみることにする。
「新しく冒険者を志望されるんですね? なら、まずは冒険者カードを発行しておくと、パーティメンバーの募集やステータスの確認に何かと便利ですよ」
「はぁ。じゃあ、それで」
手ぶらでぼんやり散歩していた身ではあるが、それなりにお金は持って来ている。このまま出ていくのも失礼なので、ひとまず付き合って見ることにした。
「了解しました、ご職業は何にされますか?」
「職業? えっと、旅人です」
大学もやめているし、バイトをしているわけでもないので、そう答えるしかなかった。
「わかりました。では、少々お待ちください」
そう言って、受付のお姉さんは一度店の奥に引っ込み、小さなカードのようなものを持って戻って来た。
「お名前をおうかがいしてもよろしいですか?」
ペンを取りながら尋ねられる。どうやらカードに書き込むようだ。
「あぁ。えっと、アキヒトです」
「アキヒト様ですね? ……はい、どうぞ」
手渡されたカードを見ると、右下に筆記体らしき文字でアキヒトと書かれていた。左側には旅人Lv.1という文字。裏返すと、まさしくRPGのような各種ステータスがずらりと並んでいた。それと、右上の四角い囲いにパーティメンバーと書かれている。かなり凝った作りだった。さすがにテンションが上がる。
「よくできてるなぁ」
「それでは、早速クエストを受注されますか?」
「え? あぁ。じゃあ、はい」
その後は受付のお姉さんの話がうまいのか、トントン拍子に進んでいった。そうして、あれよあれよといううちに、なぜか見知らぬ民家の二階の部屋掃除を任されることになった。
「いや、なんでも」
何かの冗談だろうか。それとも、そいういうコンセプトの飲食店なのか? 受付のお姉さんの顔はいたって真面目だ。
「あの、よくわからないんですけど、その、何をすれば?」
とりあえず、のってみることにする。
「新しく冒険者を志望されるんですね? なら、まずは冒険者カードを発行しておくと、パーティメンバーの募集やステータスの確認に何かと便利ですよ」
「はぁ。じゃあ、それで」
手ぶらでぼんやり散歩していた身ではあるが、それなりにお金は持って来ている。このまま出ていくのも失礼なので、ひとまず付き合って見ることにした。
「了解しました、ご職業は何にされますか?」
「職業? えっと、旅人です」
大学もやめているし、バイトをしているわけでもないので、そう答えるしかなかった。
「わかりました。では、少々お待ちください」
そう言って、受付のお姉さんは一度店の奥に引っ込み、小さなカードのようなものを持って戻って来た。
「お名前をおうかがいしてもよろしいですか?」
ペンを取りながら尋ねられる。どうやらカードに書き込むようだ。
「あぁ。えっと、アキヒトです」
「アキヒト様ですね? ……はい、どうぞ」
手渡されたカードを見ると、右下に筆記体らしき文字でアキヒトと書かれていた。左側には旅人Lv.1という文字。裏返すと、まさしくRPGのような各種ステータスがずらりと並んでいた。それと、右上の四角い囲いにパーティメンバーと書かれている。かなり凝った作りだった。さすがにテンションが上がる。
「よくできてるなぁ」
「それでは、早速クエストを受注されますか?」
「え? あぁ。じゃあ、はい」
その後は受付のお姉さんの話がうまいのか、トントン拍子に進んでいった。そうして、あれよあれよといううちに、なぜか見知らぬ民家の二階の部屋掃除を任されることになった。
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