亡国の悪魔は今日も嗤う

 人と、人ならざるものと、それから魔法が混在する世界にて。
 世界の悪と混沌を象徴する悪魔が、今日も今日とて己の食欲と暇つぶしのために美味しそうな人間を美味しく食べていくお話。

「ワシを満足させられる人間などそうはおらん。光栄に思うがよいわ」

「なら美食家なお悪魔サマはいつか飢え死にしそうだね」


 ──というわけではなく。

 正義のヒーロでもない、悲劇のヒロインでもない、とある国で生まれたとある酔狂な人間が、弱肉強食の世界でただ弱肉強食していくお話。
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