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お盆
はなれるまえに、ご
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俺の胸に媚薬オイルを塗り込み、媚薬ローションを染み込ませたタオルで胸を擦った後、雪兎は不愉快そうに自分の手を見つめた。
「触覚が鋭敏になってる……のかな? 皮膚が薄くなったみたいな……なんか、変な感じがする」
雪兎は俺の胸を隠すように置かれたタオルの端で手を拭い、更に不快そうに眉を歪めた。
「痛っ……」
苛立ちをぶつけるようにタオルを掴み、投げ捨て、顕になった俺の胸を鷲掴みにする。
「あぁんっ! んっ、ゆき、さまっ……痛い、ん……ですかっ?」
「……僕もちょっと敏感になっちゃったみたい。タオルは触ると痛いから、ローションタオルはもう終わりね」
そう伝えてくれる雪兎の視線は俺の目ではなく胸を見つめている。自分の白く細い指が褐色のたくましい肉の形を歪めているのが面白いのだろう。
「こんな感覚だったんだね、ガスも吸ってるから僕より敏感で興奮してるはずだけど……胸、痛くなかった?」
「……後ろ見れば、分かりません?」
「ポチの口から聞きたいな」
「…………気持ちよくて、痛いのもありましたけど、痛いのも気持ちいいから……全部気持ちよくて、胸が敏感過ぎて自分のじゃないみたいで、でも擦られてる感覚は自分に来てて……なんか、おかしくなりそうでした」
「……いいね、要領を得ない。だからこそ分かりやすいよ」
くすっと笑った雪兎は俺の胸に爪を立てる。
「ぃああっ!?」
薄い爪は俺の分厚い皮膚を僅かに凹ませ、鋭利な刃物を使われたかのような過剰な痛みを俺に与えた。
「ひっ……ぃやぁああぁあああっ!?」
十枚の爪が胸に突き刺さったまま真下に数センチ移動する──つまり、胸を引っ掻かれた。胸の皮を無理矢理剥がれたかのように錯覚し、激痛で悶え狂った。
「……すっごい仰け反ったね、僕ちょっと浮いちゃったよ。ちょっと引っ掻いただけでこうなら、ここにしたらポチどうなっちゃうかな?」
追加のオイルを絡めた雪兎の指先が乳首に近付いてくる一瞬が数分のように思えた。
「ひあっあゔぅんっ!」
「僕の腰もうドロドロなんだけど……」
乳首をぎゅっとつねられ、ただそれだけで絶頂を迎えて雪兎の腰を精液で汚した。首を後ろへ回していた雪兎は慈しむような優しい笑顔を浮かべ、俺の顔に視線を戻した。
「ゆ、ゆきさ……まぁあっ!? ぁひっ! ひっ、ゃああっ!? ちくびっ、ぃ、ひぃっ! イった、もぉそこイきましたぁっ!」
「ポチ、そろそろ媚薬効いた身体に慣れてきたよね? さっきまでと違ってちゃんと喋れてるもんね」
雪兎は俺の右乳首をきゅっとつまみ、くにくにと弄び、指で弾いてぷるぷると揺らした。左乳首の方は力と速さを変えてカリカリと引っ掻き続けた。
「ぁぁああぁああっ!? イぐっ、イくぅゔっ! ふっ、ゔぅゔっ! んぁあぁああっ! ちくびっ、ちくびぃいいっ!? にゃにっ、なんっ、ぁああっ! なんれっ、こんにゃっ、あぁあああーっ! イぐっ、むりィぐぅうっ! イぐの止まんにゃっ、ぁ、あぁあああっ!」
「やばい……いつまでも胸だけやっちゃいそう。っていうか、とりあえず胸がいい」
びたんっ、と胸の真ん中に雪兎の陰茎が叩きつけられる。いくら鍛えて厚みが出ているとはいえ、女性のたわわな胸のように挟むことなんて出来ないのに、雪兎は胸の側面を押して肉を寄せ、胸筋の谷間を深くした。
「はっ……はぁっ……これ、オイルの匂い嗅ぐのもあんまりよくないのかも」
「あっ、ぁ、あぁあっ……! ゆきさまのっ、ゆきしゃまのこしゅれてるっ! かたいのぉっ……ぁ、あっ、ぁああっ……」
普段の高貴さを捨て去って、初めて自慰を覚えた子供のように俺の胸に陰茎を擦り付ける。そんな雪兎の表情はとろんと蕩けて愛らしく、俺の胸を犯す凶悪な陰茎と頭の中で上手く繋がらなかった。
「んっ、んぁっ! あっ、はっ……ぁああっ……!」
「今日は、もっ……勃たなくなるまで、ポチの中に入れとくって、決めたのにっ、胸で……出しちゃっ、たぁ……」
勢いよく放たれた精液は俺の顔にかかり、雪兎はタオルで目元だけを拭って目を開けさせてくれた。
「気持ちよかった……こっちにも媚薬ついちゃったなぁ。多少はついてもいいって思ってたけどさ、思ってたけど……思ってたより、効く」
熱い吐息を漏らした雪兎はローションボトルを手に取り、白濁液にまみれた俺の顔を見つめた。
「ねぇ……入れたいよ、ポチ。もう入れてもいいかな」
雪兎の手は俺の下腹に置かれている。
「触覚が鋭敏になってる……のかな? 皮膚が薄くなったみたいな……なんか、変な感じがする」
雪兎は俺の胸を隠すように置かれたタオルの端で手を拭い、更に不快そうに眉を歪めた。
「痛っ……」
苛立ちをぶつけるようにタオルを掴み、投げ捨て、顕になった俺の胸を鷲掴みにする。
「あぁんっ! んっ、ゆき、さまっ……痛い、ん……ですかっ?」
「……僕もちょっと敏感になっちゃったみたい。タオルは触ると痛いから、ローションタオルはもう終わりね」
そう伝えてくれる雪兎の視線は俺の目ではなく胸を見つめている。自分の白く細い指が褐色のたくましい肉の形を歪めているのが面白いのだろう。
「こんな感覚だったんだね、ガスも吸ってるから僕より敏感で興奮してるはずだけど……胸、痛くなかった?」
「……後ろ見れば、分かりません?」
「ポチの口から聞きたいな」
「…………気持ちよくて、痛いのもありましたけど、痛いのも気持ちいいから……全部気持ちよくて、胸が敏感過ぎて自分のじゃないみたいで、でも擦られてる感覚は自分に来てて……なんか、おかしくなりそうでした」
「……いいね、要領を得ない。だからこそ分かりやすいよ」
くすっと笑った雪兎は俺の胸に爪を立てる。
「ぃああっ!?」
薄い爪は俺の分厚い皮膚を僅かに凹ませ、鋭利な刃物を使われたかのような過剰な痛みを俺に与えた。
「ひっ……ぃやぁああぁあああっ!?」
十枚の爪が胸に突き刺さったまま真下に数センチ移動する──つまり、胸を引っ掻かれた。胸の皮を無理矢理剥がれたかのように錯覚し、激痛で悶え狂った。
「……すっごい仰け反ったね、僕ちょっと浮いちゃったよ。ちょっと引っ掻いただけでこうなら、ここにしたらポチどうなっちゃうかな?」
追加のオイルを絡めた雪兎の指先が乳首に近付いてくる一瞬が数分のように思えた。
「ひあっあゔぅんっ!」
「僕の腰もうドロドロなんだけど……」
乳首をぎゅっとつねられ、ただそれだけで絶頂を迎えて雪兎の腰を精液で汚した。首を後ろへ回していた雪兎は慈しむような優しい笑顔を浮かべ、俺の顔に視線を戻した。
「ゆ、ゆきさ……まぁあっ!? ぁひっ! ひっ、ゃああっ!? ちくびっ、ぃ、ひぃっ! イった、もぉそこイきましたぁっ!」
「ポチ、そろそろ媚薬効いた身体に慣れてきたよね? さっきまでと違ってちゃんと喋れてるもんね」
雪兎は俺の右乳首をきゅっとつまみ、くにくにと弄び、指で弾いてぷるぷると揺らした。左乳首の方は力と速さを変えてカリカリと引っ掻き続けた。
「ぁぁああぁああっ!? イぐっ、イくぅゔっ! ふっ、ゔぅゔっ! んぁあぁああっ! ちくびっ、ちくびぃいいっ!? にゃにっ、なんっ、ぁああっ! なんれっ、こんにゃっ、あぁあああーっ! イぐっ、むりィぐぅうっ! イぐの止まんにゃっ、ぁ、あぁあああっ!」
「やばい……いつまでも胸だけやっちゃいそう。っていうか、とりあえず胸がいい」
びたんっ、と胸の真ん中に雪兎の陰茎が叩きつけられる。いくら鍛えて厚みが出ているとはいえ、女性のたわわな胸のように挟むことなんて出来ないのに、雪兎は胸の側面を押して肉を寄せ、胸筋の谷間を深くした。
「はっ……はぁっ……これ、オイルの匂い嗅ぐのもあんまりよくないのかも」
「あっ、ぁ、あぁあっ……! ゆきさまのっ、ゆきしゃまのこしゅれてるっ! かたいのぉっ……ぁ、あっ、ぁああっ……」
普段の高貴さを捨て去って、初めて自慰を覚えた子供のように俺の胸に陰茎を擦り付ける。そんな雪兎の表情はとろんと蕩けて愛らしく、俺の胸を犯す凶悪な陰茎と頭の中で上手く繋がらなかった。
「んっ、んぁっ! あっ、はっ……ぁああっ……!」
「今日は、もっ……勃たなくなるまで、ポチの中に入れとくって、決めたのにっ、胸で……出しちゃっ、たぁ……」
勢いよく放たれた精液は俺の顔にかかり、雪兎はタオルで目元だけを拭って目を開けさせてくれた。
「気持ちよかった……こっちにも媚薬ついちゃったなぁ。多少はついてもいいって思ってたけどさ、思ってたけど……思ってたより、効く」
熱い吐息を漏らした雪兎はローションボトルを手に取り、白濁液にまみれた俺の顔を見つめた。
「ねぇ……入れたいよ、ポチ。もう入れてもいいかな」
雪兎の手は俺の下腹に置かれている。
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